マッキータウンぶろぐ 〜東京近郊自転車コースガイド〜

東京都水道局の東京ご当地マンホール第5弾。

今回は東久留米市のマンホールめぐりを行おう。東久留米市は水にゆかりのある街で、平成の名湧水百選にも選出されている落合川と南沢緑地湧水群がある。

過去記事:黒目川・落合川CRで南沢湧水地へ

市内には約80カ所に湧水点が存在し、水を大事にした街づくりの一環として「湧水の妖精るるめちゃん」というPRキャラがいる。市内には「るるめちゃん」のマンホールが4つ設けられているので、それらをコンプリートしよう。



IMG_6384
今回のマップ。るるめちゃんマンホールは東久留米駅西口と東口に1個づつ。そこから都道125号線沿いにある神宝小学校前にもう1つ。駅からは微妙に離れた滝山中央通りの東久留米第十小学校前と計4つ存在している。

3つは駅周辺に集中しているけど、第十小学校前の1つだけが何故か微妙に離れた場所に設けられている。徒歩だと結構距離があるので、コンプするならバスなどの公共交通機関が無難だと思われる。なので、自転車にとっては非常に向いているロケーションなのである。



IMG_7428
まずは小金井街道で東久留米を目指して進んでいくわけだが、その途中に武蔵小金井駅がある。その北口にもご当地マンホールが存在しているので併せて紹介しておこう。ちなみに、西東京市民はムサコといえば武蔵小金井を思い浮かべ、川崎市民はムサコといえば武蔵小杉を思い浮かべるのだとか



FullSizeRender
「ようこそ 水と緑の小金井へ」

正直、小金井市に水と緑のイメージはないんだけど、玉川上水とか小金井公園があるので行政としては水と緑をアピールしたいのであろう。ちなみに、武蔵小金井駅は南口に商業施設が集まり賑わっているが、マンホールがあるのは北口になる。下調べが不十分で見つけるのに手間取ってしまった。



IMG_7429
武蔵小金井駅を後にしてなおも小金井街道を進む。左側に見えるマックが目印の滝山東交差点を左折して滝山中央通りに入る。今回は便宜上、東久留米駅から離れた第十小学校前のマンホールからアプローチをする。



IMG_7434
滝山中央通りを2キロほど(体感値ですが・・・)進むと東久留米第十小学校がある。

校門前の車止めにもるるめちゃんがいるので、ここにマンホールがあるはずなのだが辺りを探しても見つからない・・・。武蔵小金井駅前のマンホールといい、今回のマンホールは設置場所にクセがありすんなりと見つかってくれない。



IMG_7432
車道を挟んだ反対側の歩道でマンホールを発見。ホームページには第十小学校前としか書かれていなかったけど、これは探さないと気付かないレベル。というか、小学校前でウロウロしていると地元住民から不審者扱いされかねない。



IMG_7431
湧水の妖精るるめちゃん(1つ目)。のっけから苦戦はしたけど、来た道を戻り小金井街道に戻り東久留米駅を目指す。



IMG_7437
バビュンと東久留米駅西口までやって来た。写真にも青いマンホールが写っているけど(分かるかな?)、ここにもるるめちゃんマンホールがある。



IMG_7435
湧水の妖精るるめちゃん(2つ目)。時間の関係で影が入り込んでしまうが、こればかりはしかたない。3月のライオンやちはやふるマンホールだっら悔しいけど、るるめちゃんなのでここはすんなりと妥協する。



IMG_7438
どういうご縁なのかは分かりませんが、西口にはブラックジャック像がある。手塚治虫作品と東久留米がどう結びつくのは分からんが、あまり興味がないのでそこらへんは全く調べておりません!



IMG_7445
回り込んで東久留米駅東口。ここにもマンホールがあるはずなんだけど、ここもすんなりと見つかってくれない・・・。そもそも、東久留米駅には北口もあり最初はそこをひたすら探し回ってしまった。



IMG_7444
バス乗り場とエスカレーターの前で発見。下調べの不十分さは否めないけど、こんなマニアックなマンホールを詳細に紹介しているもの好きなサイトも少ないのですよ・・・。



IMG_7440
湧水の妖精るるめちゃん(3つ目)。かわいらしいるるめちゃんではあるが、コイツらやけに一癖ある。



IMG_7446
4つ目のマンホールを目指して、東久留米駅東口から伸びる都道125号線を神宝小学校前まで進んで行く。



IMG_7448
神宝小学校前。写真に緑のマンホールが写っているけど、ここのマンホール探しが一番苦戦した。校門前なら分かりやすいけど、校門端(肛門恥ではない)のブロックで死角になっているところに存在している。都道125号線からだと見えないので、小学校の裏に回り込んだり、歩道側を入念に調べたりでようやく見つかった。



FullSizeRender
湧水の妖精るるめちゃん(4つ目)。コイツらホント一癖ありやがる・・・。

こんな感じでかなりストレスは溜まったけど、無事に東久留米と武蔵小金井のご当地マンホールをコンプリート。ちきしょう、るるめぇ・・・(独り言)



IMG_7449
帰りは落合川と周辺の湧水に寄り道をすることにした。落合川は住宅地の中を流れる川にも関わらずに本当に水質が素晴らしい。この街がいかに水を大切にしているかがよく伝わってくる光景だ。



IMG_7452
落合川沿いにある竹林公園の湧水。東京の名湧水57選に選出されている。人も少なく水質もよいので、のんびりとした雰囲気を味わえる。るるめはクセ者だったけど、この街の湧き水は癒されるよ・・・。



IMG_7453
こちらは南沢緑地湧水。竹林公園と違って南沢湧水は人が多いけど、周辺には雑木林が広がっており住宅街の中のオアシスになっている。かつてNHK BS1のこころ旅で火野正平がとうちゃこした場所でもある。

ご当地マンホールと周辺の湧水を堪能して無事にミッションは完了。せっかく自転車で訪れたのであれば、メインデッシュはマンホールではなく湧水や清涼な川を堪能することであろう。そんなわけで、訪れる機会があったら併せて訪問してみてくださいな。

る、るるめぇ・・・!(まだ言うか)


ロードバイクのハウツー本「ロードバイク入門の入門」と メンテナンス本の「ロードバイク基礎メンテナンス」です。ロードバイクデビューに興味がある方は是非!


今回は東京ご当地マンホールめぐりの「ちはやふる」編。

東京都下水道局はご当地マンホールを設置している。これまで渋谷区千駄ヶ谷の3月のライオン編、世田谷区のウルトラマン編、稲城市のガンダム編などご当地マンホールを当ブログでも紹介した。今回は府中市のちはやふるマンホールめぐりを行ったので、その様子をお伝えします。

ちはやふるとは末次由紀原作で、競技かるたを題材にした漫画である。少女漫画でありながらスポコン要素(?)もあり、世間ではかなりマイナーな競技かるたにかける青春を熱く描いている。競技面にフォーカスするだけでなく、小倉百人一首を中心とした歌への想いも伝わってくる作品だ。コミックスは2022年2月時点で48巻、3期に渡るアニメーションも放映されている。


IMG_5752
今回のマップ。

京王線の分倍河原駅を起点に都道229号線(旧甲州街道)周辺に設置されているマンホールをめぐっていき、府中駅のけやき並木通りでゴールとなる。ちはやふるの舞台は府中・分倍河原周辺ということもあり、漫画やアニメでは実在の風景も多く登場する。なので、それらも併せて紹介していこう。



IMG_6104
スタートは京王線分倍河原駅。主人公の綾瀬千早と幼馴染の真島太一が住んでおり、通学などの場面で頻繁にこの駅が登場する。



IMG_6094
改札の様子。アニメでは高校生になった千早が太一とこの階段を降りてくるシーンがある。アニメで作品の魅力にハマり、コミックスも集めているとり氏からする、とても感慨深い気持ちである。



IMG_6088
分倍川駅の改札前のマクドナルド。このマックもアニメで度々登場する。



IMG_6108
駅前商店街を進んでいく。この先の突き当りが片町文化センターで、千早が所属している府中白波会の練習場になっている。



IMG_6192
府中市立片町文化センター。小学生の千早が同級生の新の影響でかるたと出会う。その後、千早・新・太一の三人で府中白波会の練習見学に訪れることで、かるたの魅力に引き込まれていく。物語の始まりといえる象徴的な場所だ。



IMG_6111
片町文化センターの突き当りで左折して、歩道を少し進むと最初のマンホールがある。



FullSizeRender
新と太一。

左のメガネ君が新(あらた)で右のイケメンが太一。ともに千早に想いを寄せる新と太一は作品の中でもライバルとして描かてている。福井県出身でかるたの永世名人を祖父に持つ天才新と、粘り強い努力でA級昇格や名人戦予選東日本代表を手にする太一。何かとこの二人は対照的な存在であるが、共通の一面も存在している。



IMG_6130
マンホール前の踏切はアニメ2期のオープニングで登場する。踏切の先の蕎麦屋の看板もデザインそのままで登場する。



IMG_6131
アニメ2期のオープニングでは電車が通過するシーンがあるので、それに合わせてパシャリ。

電車が通過した後に千早・新・太一の三人が顔を合わせるシーンがある。ちはやふるの原作を読んでいなかったりアニメを観ていない人には「??」という感じだろうが、ファンからするとこの場所を見れただけで来た甲斐があったと感じるわけですよ!(力説)



IMG_6121
片町文化センター入口。漫画でもアニメでも、ここを出入りする千早達の姿が何度も描かれている。



IMG_6126
片町文化センター横の都道229号線沿いにもマンホールがある。



IMG_6128
小学生時代の千早・新・太一の三人。三人の物語の原点ともいえるこの場所に、このマンホールを設置するというあたりに府中市のご当地マンホールにかける本気さを感じる。



IMG_6135
先ほどのマンホールがある都道229号線から、片町文化センターを挟んで反対側の道路で撮影した写真。

正確な情報ではないかもしれないけど、アニメ3期のオープニングでこことよく似たシーンが登場する。作品の中でも片町文化センターを後にした三人が家路に向かうシーンで似た場所があるので、地理的に見てもこの場所なような気はするのだが真偽は不明だ。



IMG_6159
都道229号線(旧甲州街道)に戻り、府中駅方面に数百メーターほど進むと右手に尾根緑道がある。この場所に3つ目のマンホールが設置されている。



IMG_6138
高校生になった千早。場所柄やマンホールの素材も影響しているのだろうが、傷や汚れでかなり傷んでいる。こまめにお掃除をすれば少しは変わってくるんだろうけど、地元民でもないのでそうもいかないのよねぇ・・・。



IMG_6161
肉まんくんと机くん。

尾根緑道沿いには計4つのマンホールが設置されている。肉まんくんと机くんは千早の高校の同級生でかるた部の部員だ。肉まんくんは見た目の通りの体格だがA級選手、机くんは名前の通り初期はガリ勉キャラだった。机くんは千早の誘いでかるた部に入部して、そこから少しづつ変わっていく。



IMG_6166
かなちゃん(大江奏)。同じく千早に勧誘されたのがきっかけで、かるたを始めた瑞沢高校かるた部員。実家は呉服店を経営しており、競技かるたではなく百人一首の歌の部分に深く共感をしていたことがきっかけで入部をする。



IMG_6170
さらに尾根緑道を進んでいくと、緑道4つ目のマンホール。



IMG_6168
イケメン・マンホールの太一。

先ほどから太一の名前は度々登場しているが、小学生時代から千早の同級生でありずっと想いを寄せている。瑞沢高校ではかるた部の部長として部を牽引する。しかし、幼少期からの想い人である千早は新たに想いを寄せており、何かと浮かばれない運命のイケメンなのである。



IMG_6172
ちはやふるは広瀬すず主演で実写映画にもなっており、映画では尾根緑道で多くのロケが行われている。アニメでも小学生時代の千早が府中白波会の原田先生と歩くシーンで描かれている。尾根緑道沿いのマンホールはこれですべてなので、再び都道229号線に戻り一気に京王線府中駅前のけやき並木まで移動しよう。



IMG_6191
東京五輪自転車ロードレースのコースにもなった大國魂神社前。ここから府中駅の先までは、けやき並木通りになっている。



IMG_6190
けやき並木通りの歩道に最後のマンホールがある。



IMG_6183
場所探しに苦労したけど、マンホールの向かい側には道路を挟んで三菱UFJ銀行があるので目印になるかもしれない。



IMG_6176
高校生の千早と太一。千早のバッグをよく見ると愛用のダディ・ベアぬいぐるみに加えて、府中市のご当地マスコットの古都見ちゃんが紛れ込んでいる。



IMG_6181
ちはやふるマンホールの近くには古都見ちゃんマンホールもある。無論、作品に古都見ちゃんは登場しないけど、さりげなくご当地キャラを被せてくるところがニクイ演出である。



IMG_6178
オマケにラグビーW杯の記念マンホールもある。日本で開催されたラグビーW杯も2019年開催なので気づけばずいぶんと前になってしまった。当時はまだコロナも起きておらずに平和な時代であった・・・。



IMG_6174
2020年に開催予定でコロナで1年延期になった東京五輪自転車ロードレースの記念マンホール。古都見ちゃんだけでなく、ふちゅこまもいたりと府中市はマスコットキャラクターがお好きなようで。

実はこのロケハンに行ったのは2020年7月のことだった。当時はちょうど東京五輪が延期になり、そもそも開催自体が危ぶまれていた頃だった。それから約1年後の2021年に無事に五輪は開催されて、自転車ロードレースでは選手たちは大國魂神社を通過した。

そこからまた時間が経って、面倒で先延ばしにしていた今回のブログも無事に公開されるに至ったわけです。コロナはいつになったら収まるのか不透明ですが、ちはやふるが好きな人は今回のマンホールめぐりはきっと満足できるのでお試しあれ。

そして、ちはやふるは文句なしに面白いので未読の方は是非お読みください!





先日、ドラクエウォークのおみやげ収集で横浜のランドマークタワーを訪れた。

「せっかくだから周辺で他に見どころないかな」と思い地図を見ていたら、みなとみらいの端っこ部分の埠頭エリアに横浜港シンボルタワーというのを見つけた。埠頭は自転車の乗り入れが禁止のところもあるが、調べてみたところ自転車でも行けることが分かった。せっかくなので訪れてみることにした。


IMG_7641
横浜港シンボルタワーの位置はこちら。みなとみらいは過去に何度も訪れているけど、埠頭エリアには入ったことがないのでタワーの存在自体を把握していなかった。まさに灯台下暗しである。



IMG_7596
みなとみらいのランドマークタワーと日本丸。ドラクエウォークのお土産収集を終えたので、ここから山下公園&マリンタワーに向かう。



IMG_7651
サクッと山下公園と氷川丸に到着。

ランドマーク前から山下公園までは汽車道(プロムナード)があり、以前は赤レンガの先から山下公園までの区間は自転車の走行も可能だった。ただ現在では全区間で自転車は押し歩きになったようなので車道を利用した。ついでに山下公園内も自転車は押し歩きになっていた。



IMG_7650
山下公園の前にはマリンタワー。港町ヨコハマだけあって、やたらとタワーやら船がある街だ。

マリンタワー前からは小港橋交差点までは道路沿いに進めばよいわけだが、この先の山下橋交差点にあるドン・キホーテの脇から港の見える丘公園に寄り道をすることにした。今回はレポートを書く予定ではなかったため、コースガイドの部分はだいぶ端折っております。



IMG_7608
港の見える丘公園。

ここは、かつてNHK BS1のにっぽん縦断こころ旅で火野正平が訪れた場所だ。以前に趣味でこころ旅のロケ地巡りをしていたので、その習性でつい立ち寄ってしまった。ちなみに公園内は自転車は押し歩きになっている。港町ヨコハマは自転車にはあまり優しくない街のようだ・・・。



IMG_7603
押して進めば自転車も連れていけるので記念撮影。観光名所として名高い場所だけど、所詮は丘なので眺望はいまひとつというところですな。



IMG_7606
これから向かう埠頭・ジャンクションエリアの様子。見るからに自転車では走りにくそうな感じが漂っているので、これまでは足を踏み入れることがなかった。



IMG_7611
港の見える丘公園の向かいには外人墓地がある。ここも知名度が高い場所だけど、どうして墓なんぞが観光名所になるのかは疑問が残る。



IMG_7648
港の見える丘公園を後にしてワシン坂を下り終わると港橋交差点の近くに出る。

これは帰りに撮影した写真なんだけど、マリンタワー方面から車道沿いにまっすぐに来た場合はここで左折をする。港の見える丘公園からワシン坂を下った場合は3時から9時の方向に直進をする。あとは基本的には道沿いに進んでいけば横浜港シンボルタワーに到達できる。



IMG_7612
港橋交差点で大通りから逸れて、しばし進むと神奈川臨海鉄道の本牧埠頭駅が現れる。貨物線の駅というのは駅でありながら駅っぽくない独特のオーラがマニアには堪らないわけですよ・・・。



IMG_7614
本牧埠頭駅の様子。貨物線駅は駅とは名ばかりでホームが存在しないケースが多々あるわけだが、ここはきちんとホームが存在しておりとても味わい深い雰囲気が漂っている。



IMG_7616
ちなみに踏切より先は関係者以外は立入禁止となっている。この踏切は歩道沿いにあるんだけど、どうしてこんな場所に踏切があるのか疑問である。こういうところがとても香ばしくてマニアは・・・


(*´Д`)ハァハァ モットクダサイ!!


・・・となってしまう。



IMG_7617
車道を挟んだ向かい側はこんな感じになっている。一般的には踏切は車道にあるものだが、ここは車道ではなく歩道に踏切が設置されている。



IMG_7619
本牧埠頭駅からさらに進むとタンクエリアに差し掛かる。

「・・・お、男の子ってこういうのがスキなんでしょ?」

ちなみに、とり氏はこういうのは特にお好きではない。



IMG_7621
港橋交差点から先は基本的に道沿いに進むわけだが、この大型トラックの荷台を外したミサイル発射台群の場所で三叉路になっているので右に進む。



IMG_7645
発射台の三叉路を右折すると左手に謎のゲートが現れる。埠頭エリアというのは色々と謎なシステムが多い。



IMG_7646
「ここより1Km先 シンボルタワー」の看板。シンボルタワーまではバスが運行しており、このゲートを通過していった。自転車の場合はゲートをくぐっていいのか分からなかったが、歩道スペースがあるのでそちらを進むことにした。



IMG_7623
ゲートの部分がバスの海づり桟橋。

この日は土曜日だったので大型車の通行は少なかったが、平日の埠頭は自転車で走るには危険性も伴う。自転車は原則として車道走行だけど道路状況によっては適度に歩道を使うのも手かもしれない。



IMG_7626
正面に横浜港シンボルタワーが見えた。地図を見ると右側は海なんだけど、堤防がずっと続いており海は全く垣間見れない。なんだか進撃の巨人とかベルリンの壁とかそんな独特な雰囲気だ。



IMG_7627
左手はコンテナ天国。男の子ってこういうのが・・・(略)



IMG_7632
横浜港シンボルタワーに到着!

横浜港シンボルタワーは高さ58.5mで昭和61年7月に完成した。周辺の船舶が安全に通行するために、信号や情報を送っているそうな。シンボルを名乗りながら、一般の知名度はまるで皆無である。逆をいえば人ごみの多いみなとみらいエリアにおいて、土日でも人影がまばらな穴場という見方もできる。



IMG_7637
別角度からパシャリ。タワーの中腹にドーナッツ状の展望エリアがある。

一般的な観光客はタワーを上るのだろうが、自転車乗りというのはそういうのを面倒くさがって行わない変態集団である。多分に漏れずにワタクシも「ワイヤーロックしてクリートで行くにはめんどい」という理由で上るのはパスをした。



IMG_7638
・・・うむ。この巻き具合が素晴らしい!

ツウ(変態)というのはタワーからの眺めより、こういうマニアックな部分に萌えてしまうわけですよ。この良さが分かったらキミもヘンタイの森の住民である。こんな具合に本当にタワーに上らずに撤収をした。

今回は大型車が多く道路状況が複雑な埠頭エリアということに加えて、冬場でスマホでの写真撮影は手間がかかるという理由であまり写真は撮らなかった。だけど、訪問したみたら知名度が低いわりに自転車で訪れるには絶好の穴場だった。

「きちんと写真を撮ってコースガイドを書けばよかったなぁ・・・」と少し後悔をしている。暖かくなって指切りグローブになったころにでも再訪問しようと思う。

そんなわけで、機会があったらお試しあれ。


過去のツーレポをまとめた「マッキータウンぶっく1〜2」 1はツーリング&ポタリング、2はヒルクライム&激坂という構成です。1は現在ブログで非公開の、しまなみ&とびしま海道と日本横断ライドも収録!

どうも。とりどす。

年末から年明けにかけて約1年半休止していたチャリ活を再開しました。その後も週1ペースではありますが地道に乗ってはいます。ただ、過去に行った場所ばかりなので改めてレポートを書くほどのものはございません。


IMG_7653
それはそうと、去年の夏ごろからスマホゲームのドラクエウォークをやっております。名前は聞いたことがあるかと思いますが、ポケモンGOのドラクエ版みたいなものです。

メインストーリーは現在(2022年1月末時点)公開されているものは全てクリア。目的もなくただ地道なレベル上げをするのも飽きてきたこの頃・・・。メインストーリーとは関係なくゲーム内のイベントで都道府県別のおみやげと100名城めぐりというのがあります。

おみやげは47の各都道府県にそれぞれ4つのスポットが設定されており、そこを訪れるとアイテムが手に入るシステム。100名城も同じで訪問するとアイテムがもらえます。ゲームの進行や強さには影響しないのに加えて、交通料を払って訪れるのは実質課金に等しいのでこれまでは放置しておりました。

だけど、自転車だったら無料で訪問できるので、年明けから東京近郊のおみやげと100名城めぐりをしております。そもそもチャリ活を再開したのはいいけど、行きたい場所は特にないので走るきっかけを作るためという苦肉の策ではあります(苦笑)



IMG_7475
最初に訪れたのは多摩湖サイクリングロード沿いにある西武ドーム(正式名称はメットライフなんちゃら)。年明け後に初代と三代目の多摩湖駅を見に行った時に「そういえばすぐ近くでアイテム拾えるな」と思い立ち寄ることにした。



IMG_7582
白いまんじゅうをゲット。繰り返しになりますが手に入れたからといって強さやストーリーには何の影響もありません。まぁ、要は自己満足的なものですね。



IMG_7501
その次に訪れたのは東京タワー。過去のライドでも何度も着た場所なので特に感動もありませぬ・・・。



IMG_7504
こんな感じでゲーム内でも東京タワーが存在している。



IMG_7583
おみやげはメイドスライム。萌え萌えキュンなら秋葉原にすれば良いのではないかという気もする。



IMG_7506
せっかく東京タワーまで来たので、日比谷通りを何キロか走って江戸城(皇居)にも立ち寄る。ここも数え切れないほどきているので感慨深さは皆無だ。



IMG_7505
登城達成。江戸城は100名城なので、訪問した城の数やモンスターを倒すことで限定アイテムが手に入る。ちなみに、これもゲームの進行などには何の影響もしない自己満足アイテムである。



IMG_7544
翌週のライドでは八王子城跡を訪問した。ここも過去に自転車で訪れている場所だ。その時は城跡の散策をしたり、山を登って標高445mにある本丸跡地まで行ったわけだが、今回は面倒くさいので迷うことなくパスをした。



IMG_7547
江戸城が約4万人の登城者だったのに対し八王子城は約7千人。東京といっても郊外で最寄りの高尾駅から微妙に遠くバスを利用する必要があるので、これでも多い方なのかもしれない。



IMG_7546
ドラゴンクエストウォークののぼりが立っている。これ目的で来るもの好きな人も7千人くらいはいるのでしょうな。



IMG_7575
翌週は若者の街・渋谷におじさんがやって来た。この界隈はとにかく人手や交通量が多く自転車は極めて走りにくい環境なので、実はライドで訪れたのは初めてだったりする。



IMG_7577
渋谷は109でクエストを開放できる。



IMG_7584
忠犬の像をゲット。忠犬の像だったらハチ公前を入手場所にすればいいのに、何か色々な利権とかがあるのかもしれない・・・。



IMG_7573
ついでなので本物のお犬様にも会いに行った。



IMG_7571
石像つながりでモヤイさんにもご挨拶。分かってはいたけどコロナのご時世でもすざましい人ごみに加えてきわめて複雑極まりない道路事情。若者には楽しい街なのかもしれないが、おっさん自転車乗りにはただストレスが溜まるだけでしたわ。



IMG_7595
翌週はみなとみらいのランドマークタワー。この場所も過去に何度も・・・(以下略)



IMG_7598
渋谷ほどではないけど、みなとみらいも人が多く道路事情が複雑なので、クエスト開放してさっさと片づけた。



IMG_7600
ランドマークでゲットできるのはチャイナスライム。「チャイナというなら中華街にすればいいのに・・・」とか無粋なことをいうのはやめましょう。

こんな感じで東京近郊のおみやげ4つと百名城2つをクリア。東京だと浅草の雷門や神奈川の鎌倉大仏が残っているけど、こちらはまた後日気が向いたときに収集しよう。他には横須賀の三笠公園や小田原城もスポットになっており、過去に自転車で行ったことがある。だけど、どちらも往復で150キロくらいかかったので再訪問するかどうかは微妙なところである(というか多分行かない)

東京は高尾山もおみやげスポットなんだけど、高尾山口ではなく山頂までいかないとクエスト開放できない鬼畜っぷりなのでまず行くことはないだろう。ワタクシの場合はアイテムを収集する目的ではなく、あくまでも自転車に乗るのが目的なのであります。

ドラクエウォークは最初は面白かったけど、とにかくガチャが渋いのが有名でレベル上げも地味で退屈。なのでポケモンGOと同じでそろそろやらなくなると思う。だけど、無課金でもそこそこ遊べるので興味があればプレイされてみてはいかがでしょうか。



今回は西武多摩湖線で42年ぶりに復活した多摩湖駅を見に行ったので、その様子をお伝えします。

2021年3月に西武多摩湖線の西武遊園地駅が多摩湖駅に改称された。多摩湖駅という名称は歴史が深く、実は今回の駅名変更は三代目の多摩湖駅となる。

ざっくりと歴史を紹介すると1951年(昭和21年)に初代の多摩湖駅は誕生した。その後、西武多摩湖線が延伸されたため初代多摩湖駅は姿を消して現在地に移転をすることになった。1979年(昭和54年)に移転先の二代目多摩湖駅は西武遊園地駅に改称されたことにより、多摩湖駅という名称は西武線から消えることになった。

そして、2021年3月に西武遊園地駅が再び多摩湖駅に変更されたことにより、49年ぶりに三代目の多摩湖駅として復活をすることになったのだ。今回は三代目の多摩湖駅とかつて初代多摩湖駅があった跡地を見に行くことにした。



IMG_7455
スタート地点は多摩湖自転車道の市街地区間の終点。この先の横断歩道を進んだ先から上り坂になり、その先からが多摩湖自転車道の多摩湖周回コースになる。今回は横断歩道は渡らずに交差点を右折する。



IMG_7456
交差点を右折するとすぐに西武線の高架が現れる。



IMG_7482
高架に隣接しているのが武蔵大和駅だ。縦長駅舎というのもなかなか珍しい。



IMG_7457
武蔵大和駅の先で三叉路になるので左折をする。ちなみに、左折後はしばし上り坂が続く。多摩湖自転車道を走ったことがある人なら分かると思うけど、多摩湖は丘の上にあるので別のルートでも必然的に坂を上る必要があるわけですね。



IMG_7458
上りのピークを過ぎると下り坂になり、下り終わったところで再び三叉路になる。ここを左折をして高架の下をくぐる。



IMG_7460
高架をくぐってすぐ左側にある盛り土の部分が初代多摩湖駅の跡地だ。



IMG_7461
盛り土の上には当時の遺構である車両止めが現存している。

この場所は過去に来たことがあるけど、ここに駅があったことは全く周知していなかった。そもそも多摩湖駅という名称に三代にわたる歴史があることもつい最近知ったばかりなんだよね。2021年3月に西武遊園地駅が多摩湖駅になったというニュースを目にして、見に行きたいと思っていて下調べをしているときに初代多摩湖駅跡地の存在を知ることになった。町の歴史というのは紐解いてみると思わぬ事実が眠っていて実に奥が深い・・・。



IMG_7462
高架の先の多摩湖線の様子をパシャリ(スマホだからピロリンか?)。1961年(昭和36年)に多摩湖線は延伸されたことにより、多摩湖駅は移転をして初代は役割を終えて姿を消した。



IMG_7463
左手には狭山公園の入口がある。三代目の多摩湖駅(前・西武遊園地駅)に行くには車道沿いの上り坂の途中にある小さなT字路を右折する。



IMG_7471
上り坂の途中の小さなT字路を右折して、多摩湖線の効果を過ぎた先に三代目の多摩湖駅南口が姿を現す。



IMG_7466
49年ぶりに復活を遂げた三代目多摩湖駅。

多摩湖駅は南口と北口が存在しているが、北口は自転車だとアクセスがしにくくコンクリート造りで味気ない。南口は昔ながらの駅舎でこういう雰囲気の方が好きなんですわ。



IMG_7465
真新しい多摩湖駅の駅看板。やっぱ自転車乗りにとっては西武遊園地駅よりも多摩湖駅の方がしっくりとくる。



IMG_7468
切符売り場にある料金表にも多摩湖駅の表記がある。西武線は全駅で駅名変更に対応するための仕事に追われたのであろう。



IMG_7470
来た道を戻るために高架の下をくぐる。高架の先に見えるのが狭山公園で、あの土手の上に多摩湖の遊歩道区間がある。南口は多摩湖へのアクセスが抜群なので、やはり多摩湖駅の方が自然だと思う。



IMG_7481
多摩湖駅ホームの様子。南口からはホームが見れる場所がないので先ほどの上り坂の車道沿いに回り込んで全景を捉えた。



IMG_7480
こちらが多摩湖駅北口。

写真でもわかる通り、車道沿いにある鉄柵の外から写真を撮った。御覧のように階段になっているため、自転車で改札口に行くには手前に駐輪する必要がある。それが面倒くさいので鉄柵の外から撮影したわけです。



IMG_7478
隙間の部分からスマホのカメラでパシャリ(ピロリン♪)

北口は西武遊園地への直通の通路があるんだけど、西武遊園地のリニューアルでかつての入場ゲートは閉鎖された。2021年3月の駅名変更で一つ先の遊園地西駅が西武園ゆうえんち駅と改称されて、現在ではそちらがメインゲートとなった。



IMG_7473
せっかくなので、遊園地西駅から改称された西武園ゆうえんち駅も見に行くことにした。一駅先とはいえ多摩湖駅から歩いてでもすぐの距離だ。



IMG_7474
「自転車は降りて通行してください」

・・・自転車乗りにとってはお決まりのパターンとなっていた。降りて通行するのも駐輪するのもとても面倒なので、駅は見に行かずに撤退することを3秒で決断。今回の目的は多摩湖駅なので、それさえ見れればこちらには興味はありませぬ。



IMG_7472
最後は多摩湖に立ち寄った。ここまで来たんだから西武園ゆうえんち駅は見なくとも多摩湖は見ておかないとね。ついでに多摩湖自転車道の周回コースを1周しておいたけど、相変わらずの走りにくさでしたわ。

この日は最初に東久留米の湧水と東京ご当地マンホールをコンプしてから多摩湖駅に向かった。この後は中島飛行機引き込み線跡を見に行ってから帰路に就いた。西東京の狭い範囲をグルグルしわけだけど、あちらこちら移動したので90キロほどは走ることができた。

そんなわけで、初代と三代目多摩湖駅に興味がありましたら訪れてみてくださいな。


ロードバイクのハウツー本「ロードバイク入門の入門」と メンテナンス本の「ロードバイク基礎メンテナンス」です。ロードバイクデビューに興味がある方は是非!

このページのトップヘ