今回のライドは奥多摩の東京都水道局小河内線(水根貨物線)めぐり。

奥多摩にはかつて奥多摩湖(小河内ダム)を建設するために

資材運搬用に使用された水根貨物線跡がある。

今回はその廃線跡をロードバイクを使って探索する。



mizunesen
今回のコース。

奥多摩駅を起点にして水根貨物線の廃線遺構を探索する。

コースはあくまでもロードバイクでの走行ルートなので水根線の軌道とは違うので注意。

所々で水根線の高架跡が見れるので、それを元にコースのプランニングを練った。


なお、大きな見所の具体的な場所についてはコメントを打っておいたのだが

上の地図では表記されないようなのでコチラをクリックして参照してくだされ。



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まずは多摩サイを行く。



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新奥多摩街道の青梅マラソンスタート地点。

上の地図では省略したけど、この先で青梅街道に入り奥多摩を目指す。



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御岳のコンビニで休憩中。

1回のライドに1枚はブルバちゃんを入れる縛りがあるのでそれを実行。



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青梅街道の青梅マラソン30キロ折り返し点。


この日の東京の最高気温は8度。

特に青梅を過ぎたあたりから目に見えて気温が下がってくるので寒い。

基本、東京の気温と奥多摩の気温は違う。



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白丸ダムが見えた。

寄っていけば1回分のツーレポになるが面倒なのでスルー。



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新氷川トンネルは長いので脇道の側道に逃げる。



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奥多摩駅に着いた!


ここが本日の起点なワケだが、いかんせんここまでが遠いよ。

さて。ここを起点にして水根貨物線の廃線遺構を見に行くのだが

まずはじめに簡単に水根貨物線の歴史などを紹介しておこうと思う。


東京都水道局小河内線(水根貨物線)は1952年に

小河内ダムの建設資材運搬用の貨物線として東京都水道局が敷設。

総距離が6.7キロで23箇所ものトンネルからなっている。

1957年に資材の輸送完了とともにわずか5年半で役割を終えた。


だが現在も大半の区間で線路やトンネル、鉄橋などの廃線遺構が残されている。

ハイカーの中には線路沿いを歩いて探索している人もいるようだが

ちょっと調べれば分かるが、これはかなりのリスクが伴い危険だ。

なので今回は舗装路しか走れないロードバイクを使って安全に探索するのが狙い。



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まずは駅前を日原方面に向かい進む。



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まもなく橋が現れるのでここを右折する。



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さらに道沿いを進むとまた橋が現れる。

この橋の上が最初の見所だ。



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橋の上から奥多摩工業側に線路が見える。



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反対側(日原街道側)にも水根線の高架が見える。

遠目にもかなり立派な高架なんだけど、あれは廃線遺構なんだよね。

どうせなら、あの高架の下まで行ってみましょう。



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地味で気づきにくいが、さっきの橋を渡ってすぐに

崖の上にトンネルが見えたりする。

自分も帰りに気づいたくらいなんで、意識してないと見逃してしまいそうだ。



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高架の下までやってきた。


間近で見ると現役で稼動してても不思議じゃないくらい立派だ。

どうせなら上がって線路上がどうなってるか見てみたいんだけど

斜面のすぐ傍に民家があるので傍目には不審者に映ってしまいそうだ。

それに今回は「自転車での探索」というのがテーマなので

自転車を担いで上ることが難しい場所は極力回避する方向で行こう。


ここが最初の見所なので、次は青梅街道に戻ることにしよう。



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奥多摩湖に続く青梅街道(411号)に戻ってきた。


ここは駅近くのデイリーヤマザキの前。

先の信号を右折すると以前紹介した奥多摩消防ヘリポートへの上り坂だ。

この急坂というか激坂を登っていくと水根線廃線遺構があるのだが

ヘタレとりさんは今回は迷わずにスルーを決め込もうと思う。



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これがかつて撮った写真。

健脚な方は寄り道してみてはいかがだろうか。



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青梅街道を進むと間もなく橋詰トンネルが現れる。

奥多摩湖に続く道はここからトンネル地獄なので注意しよう。

水根線は現在の青梅街道沿いに伸びていたので避ける事はできないのだ。



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橋詰トンネルを抜けて、すぐに左折すると栃寄林道の起点。

いつかはチャレンジしたい東京屈指の激坂林道だが今回はスルー。



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間もなく2つ目の白髭トンネル。

だが、まずはトンネルは通過せずに手前の脇道を右折しよう。

右折した先に前編のハイライトである境の大鉄橋があるのだ。



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右折後は坂を登る。

距離は短いし舗装されているので何の問題もない。

それよりも、奥の山の花粉様たわわっぷりの方がヤヴァイぞ。



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ほどなくすると境の大鉄橋が現れる!


「うっはー。これが廃線遺構だなんてすごいなぁ・・・」

思わず溜息が漏れるほどの圧巻な光景だ。

境の大鉄橋は奥多摩駅からも近いし舗装もされている道沿いにある。

その割りにはあまり知名度がないんだよねぇ・・・。

奥多摩を訪れたサイクリストの皆さんも是非一度立ち寄ってみて欲しい。



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ズームしてみる。

こうすると枕木がハッキリと確認できるね。

ちなみに奥の段々畑は奥多摩わさびの畑らしい。



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別角度から。

うーん。やっぱ絵になるなぁ・・・。


地図を見ると未確認情報ながら、もう一箇所高架を見れそうな場所がある。

距離もそんなに離れてないのでちょっと行ってみようと思う。

とりあえず、境の大鉄橋から道沿いに進んでいく。



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「おっ!やっぱ見れた」


数百mほど進むと、むかしみちの公衆トイレ前からも高架が見えた。

ネットの地図を拡大すると水根線の高架跡も表示されたりするんで

それを元にして見えそうな場所から探索するのも楽しいものだ。


この先の舗装路沿いには廃線遺構が見れそうな場所はないので

いったん来た道を戻り白髭トンネル前まで戻ることにする。



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境の大鉄橋の手前に、むかしみちのコースがある。


ここを行けば白髭トンネルは回避できるのだが

未舗装だし車両通行禁止の看板があるので諦める。

むかしみちルートを行けば基本、この先にあるトンネル郡は回避できるのだが

オフロード仕様のバイクでないと走行は難しいと思う。



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再び白髭トンネル前まで戻ってきた。


それではこのトンネルを抜けて、奥多摩湖方面を目指すわけだが

長くなってしまったので前編はこの辺でお開きにしよう。

この先の青梅街道沿いにはしつこいくらいに廃線遺構が残っている。

一部には安全に軌道に上がれる場所もあるので後編で紹介しよう。


それでは次回更新もお楽しみに!



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