前編はコチラ 中編はコチラ
あきる野鍾乳洞めぐりで大岳林道の起点までやって来た、とりさんとブルバちゃん。
それでは本日の最後上りである大岳林道を進む事にしよう。
「林道大岳線」
距離は約2.5キロで平均勾配は8%前後。
大岳鍾乳洞はここから1.7キロほど先にあるが
その先にも林道は続いているので終点まで行く事にする。
中編でも紹介した地図をもう一度。
大岳林道は一部ダート区間があるので今回はノンストップにこだわらない。
なので、定期的に立ち止まって写真を撮りながら進む。
スタートしてすぐに「林道大岳線」の看板がある。
スタートからの勾配は緩い。
木々に遮られやや薄暗い道を上って行く。
ご覧のように、きれいな舗装状態ではないので足元には気をつけて進もう。
なおも、ゆるゆると上る。
三ツ合林道は坂の勾配を楽しむために上ったが
大岳林道は割りと緩い勾配なので雰囲気を楽しむために来ている。
すぐ左手に沢が流れている。
この沢のおかげで、マイナスイオンたっぷりの清涼な空気が漂っている。
大岳林道の最大の魅力は、この沢と平行して走れる事だ。
ご覧のように沢と道との標高差が少ないので、すぐ身近に沢を感じる事が出来る。
水量も非常に豊富なので、絶える事なく激しい水流が耳朶を打つ。
この水の流れる音色に耳を傾けていると、心の底から気分が落ち着いてくる・・・。
美しい沢とその音色を堪能しながら進む。
沢と道の標高差が低いと、その道の魅力をより一層引き立ててくれる。
900mほど進むと未舗装になる。
ここから約500mほどは未舗装区間なので
クリートカバーを着用して歩いて進む事にする。
未舗装ではあるが路面の状態は良い。
その気になればロードでも乗れない事もなさそうだが
不毛なパンクは避けたいので、のんびりと自転車を押して進む。
今度は右手に沢が流れている。
相変わらず標高差も少なく水量も豊富だ。
人工的な滝。
漂う空気も清涼だし、この激しい水の音は癒される。
ロードバイク乗りにとってダートは快適とは言えないが
押して歩いているからこそ、この雰囲気をより堪能出来ると思えば悪くない。
巨大な採石場が現れる。
採石場の前からトンネルになる。
トンネル内部を進む。
ここは、いつもぬかるんでいるんで、強引に乗車するのはあまりオススメ出来ない。
トンネルを抜けると景色が開ける!
あー。やっぱ山は癒されるなぁ・・・。
トンネルを抜けた先で再び舗装された道になる。
約500mのダート区間も終わったので、ここからは自転車に乗れる。
再び人工的な滝がある。
ここはキャンプ場向けに河原が設けられているので気軽に沢に降りられる。
とりあえず、今は先を急ぎたいので帰りに立ち寄る事にしよう。
起点から約1.7キロで大岳鍾乳洞がある。
大岳鍾乳洞は以前立ち寄った事があるが、かなり楽しい鍾乳洞だった。
受付のおばあちゃんがとても優しそうな雰囲気が漂っており
おばあちゃんに会うために再訪する人も沢山いるようだ。
だが、前述の通り観光用のランニングシューズを持参していないので今回は諦める。
大岳鍾乳洞の先にも道は続いている。
ここから先は自分にとっても未走行ゾーンだ。
大岳鍾乳洞までの勾配は緩かったが、一転して勾配が険しくなった。
非常に良い味を出している滝を発見。
やっぱ人工的な滝よりも、こういう自然の滝は素晴らしいね!
大岳鍾乳洞からそんなに離れていないので
鍾乳洞目当ての人も、この滝は見ておいて欲しい。
スタートからほとんどの区間で沢を横目に走れる。
ダート区間はあるが、そこを押して歩いてでも走りに来る価値があるのは
長い時間に渡って沢と平行して走れるという魅力があるからだ。
さらに勾配が険しくなった。
鍾乳洞までのイージーモードから完全にハードモードになって来た。
脇の草が道を侵食しつつある。
ほとんどの車は鍾乳洞までしか行かないので、このような荒れた道になる。
人の気配は完全に消えたので、野生動物遭遇のリスクが上がりそうだな。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
いつの間にか完全に息を切らしながら上っている。
今回はノンストップ縛りを捨てて定期的に立ち止まって写真を撮っている。
だけど、上る時は一度止まってしまうとリズムが崩れてしまう。
こんなにハードな上りになるのなら、下りで撮影モードで行けば良かったと思う。
おっ!この先で道が行き止まりになっているぞ。
ここが大岳林道の終点だ。
左脇には沢が流れている。
起点から終点まで沢を堪能できて大満足だ。
「関東ふれあいの道」の案内看板。
「滝の道」との表記がある通り、この先に大滝があるのだ。
「クマーーーッ!!」
だが、クマさんが潜んでいるらしいので気をつけろ!
大滝まで行く人はクマ鈴はちゃんと持参しておきましょう。
この道を進んで行けば大滝に行ける。
今回はロードシューズしかないので大滝まで行くのは
ちょっと無理があるが気になるんで少しだけ進んでみる。
橋の下に水量豊富な沢が流れる。
橋で立ち止まって、激しく耳朶を打つ水流を堪能する。
橋から先は完全に登山道のようだ。
ロードシューズではこれ以上深追いは出来ないので、ここで折り返す事にしよう。
やはりランニングシューズを持参しなかったのは失敗だったなぁ。
大岳鍾乳洞の手前にあった河原まで下って来た。
ここは気軽に沢に降りられるので立ち寄りたかった。
ロー・アングルからパシャリ。
このポジションからのショットだと雰囲気が伝わるでしょ?
ご覧のように、水に浸ってますので(笑)
きれいな沢はこうして肌に触れてこそ、より一層価値が生まれるのだ。
最近はこうした、ちょっとした水遊びがマイブームになっている。
読者の皆さんも積極的に沢に降りてヘンタイ紳士の仲間入りを
その肌で自然を体感してみる事をオススメする。きっと世界が変わると思う。
さて。これで本日のミッションは全て完了したので帰路に着こう。
上りで写真を撮っているので下りは余計な事を考えずに気分良く下れた。
201号線自体が行きで緩やかな上り続きだったので帰りは快適そのものだった。
この日の走行距離は93.91キロ
通算走行距離は13892キロ
三ツ合線は激坂要素があるので良い感じにモガけるし
大岳線はダート区間はあるが、そこを押して進むだけの価値がある景観がある。
なので、この2つはセットで訪れる事をオススメする。
アクセスの201号線自体が養沢川を横目に走れるので、全般を通して水気がある。
とりさん的にも、ここはイチオシなコースなので是非一度走りに来て欲しいと思う。
特に暑い夏場には指折りの絶好のサイクリングスポットと言える。
過去のツーレポの集大成「マッキータウンぶっく」シリーズ。
1はツーリング&ポタリング、2はヒルクライム&激坂重視の構成です。
3ではブログでは未公開のツーレポも収録してます!
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それでは本日の最後上りである大岳林道を進む事にしよう。
「林道大岳線」
距離は約2.5キロで平均勾配は8%前後。
大岳鍾乳洞はここから1.7キロほど先にあるが
その先にも林道は続いているので終点まで行く事にする。
中編でも紹介した地図をもう一度。
大岳林道は一部ダート区間があるので今回はノンストップにこだわらない。
なので、定期的に立ち止まって写真を撮りながら進む。
スタートしてすぐに「林道大岳線」の看板がある。
スタートからの勾配は緩い。
木々に遮られやや薄暗い道を上って行く。
ご覧のように、きれいな舗装状態ではないので足元には気をつけて進もう。
なおも、ゆるゆると上る。
三ツ合林道は坂の勾配を楽しむために上ったが
大岳林道は割りと緩い勾配なので雰囲気を楽しむために来ている。
すぐ左手に沢が流れている。
この沢のおかげで、マイナスイオンたっぷりの清涼な空気が漂っている。
大岳林道の最大の魅力は、この沢と平行して走れる事だ。
ご覧のように沢と道との標高差が少ないので、すぐ身近に沢を感じる事が出来る。
水量も非常に豊富なので、絶える事なく激しい水流が耳朶を打つ。
この水の流れる音色に耳を傾けていると、心の底から気分が落ち着いてくる・・・。
美しい沢とその音色を堪能しながら進む。
沢と道の標高差が低いと、その道の魅力をより一層引き立ててくれる。
900mほど進むと未舗装になる。
ここから約500mほどは未舗装区間なので
クリートカバーを着用して歩いて進む事にする。
未舗装ではあるが路面の状態は良い。
その気になればロードでも乗れない事もなさそうだが
不毛なパンクは避けたいので、のんびりと自転車を押して進む。
今度は右手に沢が流れている。
相変わらず標高差も少なく水量も豊富だ。
人工的な滝。
漂う空気も清涼だし、この激しい水の音は癒される。
ロードバイク乗りにとってダートは快適とは言えないが
押して歩いているからこそ、この雰囲気をより堪能出来ると思えば悪くない。
巨大な採石場が現れる。
採石場の前からトンネルになる。
トンネル内部を進む。
ここは、いつもぬかるんでいるんで、強引に乗車するのはあまりオススメ出来ない。
トンネルを抜けると景色が開ける!
あー。やっぱ山は癒されるなぁ・・・。
トンネルを抜けた先で再び舗装された道になる。
約500mのダート区間も終わったので、ここからは自転車に乗れる。
再び人工的な滝がある。
ここはキャンプ場向けに河原が設けられているので気軽に沢に降りられる。
とりあえず、今は先を急ぎたいので帰りに立ち寄る事にしよう。
起点から約1.7キロで大岳鍾乳洞がある。
大岳鍾乳洞は以前立ち寄った事があるが、かなり楽しい鍾乳洞だった。
受付のおばあちゃんがとても優しそうな雰囲気が漂っており
おばあちゃんに会うために再訪する人も沢山いるようだ。
だが、前述の通り観光用のランニングシューズを持参していないので今回は諦める。
大岳鍾乳洞の先にも道は続いている。
ここから先は自分にとっても未走行ゾーンだ。
大岳鍾乳洞までの勾配は緩かったが、一転して勾配が険しくなった。
非常に良い味を出している滝を発見。
やっぱ人工的な滝よりも、こういう自然の滝は素晴らしいね!
大岳鍾乳洞からそんなに離れていないので
鍾乳洞目当ての人も、この滝は見ておいて欲しい。
スタートからほとんどの区間で沢を横目に走れる。
ダート区間はあるが、そこを押して歩いてでも走りに来る価値があるのは
長い時間に渡って沢と平行して走れるという魅力があるからだ。
さらに勾配が険しくなった。
鍾乳洞までのイージーモードから完全にハードモードになって来た。
脇の草が道を侵食しつつある。
ほとんどの車は鍾乳洞までしか行かないので、このような荒れた道になる。
人の気配は完全に消えたので、野生動物遭遇のリスクが上がりそうだな。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
いつの間にか完全に息を切らしながら上っている。
今回はノンストップ縛りを捨てて定期的に立ち止まって写真を撮っている。
だけど、上る時は一度止まってしまうとリズムが崩れてしまう。
こんなにハードな上りになるのなら、下りで撮影モードで行けば良かったと思う。
おっ!この先で道が行き止まりになっているぞ。
ここが大岳林道の終点だ。
左脇には沢が流れている。
起点から終点まで沢を堪能できて大満足だ。
「関東ふれあいの道」の案内看板。
「滝の道」との表記がある通り、この先に大滝があるのだ。
「クマーーーッ!!」
だが、クマさんが潜んでいるらしいので気をつけろ!
大滝まで行く人はクマ鈴はちゃんと持参しておきましょう。
この道を進んで行けば大滝に行ける。
今回はロードシューズしかないので大滝まで行くのは
ちょっと無理があるが気になるんで少しだけ進んでみる。
橋の下に水量豊富な沢が流れる。
橋で立ち止まって、激しく耳朶を打つ水流を堪能する。
橋から先は完全に登山道のようだ。
ロードシューズではこれ以上深追いは出来ないので、ここで折り返す事にしよう。
やはりランニングシューズを持参しなかったのは失敗だったなぁ。
大岳鍾乳洞の手前にあった河原まで下って来た。
ここは気軽に沢に降りられるので立ち寄りたかった。
ロー・アングルからパシャリ。
このポジションからのショットだと雰囲気が伝わるでしょ?
ご覧のように、水に浸ってますので(笑)
きれいな沢はこうして肌に触れてこそ、より一層価値が生まれるのだ。
最近はこうした、ちょっとした水遊びがマイブームになっている。
読者の皆さんも積極的に沢に降りて
その肌で自然を体感してみる事をオススメする。きっと世界が変わると思う。
さて。これで本日のミッションは全て完了したので帰路に着こう。
上りで写真を撮っているので下りは余計な事を考えずに気分良く下れた。
201号線自体が行きで緩やかな上り続きだったので帰りは快適そのものだった。
この日の走行距離は93.91キロ
通算走行距離は13892キロ
三ツ合線は激坂要素があるので良い感じにモガけるし
大岳線はダート区間はあるが、そこを押して進むだけの価値がある景観がある。
なので、この2つはセットで訪れる事をオススメする。
アクセスの201号線自体が養沢川を横目に走れるので、全般を通して水気がある。
とりさん的にも、ここはイチオシなコースなので是非一度走りに来て欲しいと思う。
特に暑い夏場には指折りの絶好のサイクリングスポットと言える。
1はツーリング&ポタリング、2はヒルクライム&激坂重視の構成です。
3ではブログでは未公開のツーレポも収録してます!
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コメント
コメント一覧 (4)
やはり大岳線は良いですね。
私もあきる野では一番好きな林道です。
以前よりも明確に「沢が好き」という事を自覚したからなのか
見える世界が以前とは全く違って見えました。
鍾乳洞の先は人の気配が完全に消えたんで
なにかしらの動物が出てきそうでちょっと怖かったですね。
この時は熊鈴持ってこなかったんでベル連打でした(笑)
先日 あきる野市 金剛の滝とセットで養沢大滝に行きました 熊はいませんでしたが
木製の橋に 蛇が、、、orz.
次回は 檜原村の天狗滝と 白樺山荘の坂へもがきにでも、返り討ち覚悟で、、。
ちなみに、そのうちの1回はあきる野鍾乳洞ライドの時でした。
ヘビは何度見ても気持ち悪いですよね〜。筆者がとりさんだけに天敵です(笑)
白樺山荘の坂は、激坂ハンターの間で知られる湯久保の激坂ですね!
自分も行きたいですが、今は誠心誠意ダイエットに励んでます(笑)
天狗滝も行ってみたいですけど、ダートなんでキビしいです。