先日も不動産オークションのことを書きましたが、トゥイークさんのブログ「プロパティマネージャー自ら不動産投資に挑戦」でも2回に渡って紹介されていましたし、また佐嘉田英樹さんの「不動産コンサルタントのつぶやき」でも取り上げられていましたので、改めて書きたいと思います。


不動産オークションと言えば、アイディーユーの「マザーズオークション」です。





オークションを活用することの効用について、トゥイークさんは以下のとおり指摘されています。

(引用ここから)

「(1)多数の買主が参加することで売却時の機会損失が回避され、(2)競争原理に基づいた合理的な価格で売却できる」
「売主は、もっと高く売れないかという疑念がなくなる。」
「買主は、情報がまわってこないという悩みが解消される。」


(ここまで引用)

僕もそのとおりだと思います。
不動産取引は、これまで「情報発信・入手」も「交渉」も仲介業者に依存するしかなかったわけですが、それは仲介業者の能力によって成果に差が生じることも意味していました。
しかし、オークションの出現によって、情報も交渉(購入者決定)過程もオープンとなり、売主にとっても買主にとっても、透明性で公正かつ健全な不動産取引が実現すると思います。

昨年、僕の担当していた5物件をマザーズオークションに出展しました。
出展したのはすべて区分所有物件で、1件は住居、4件は店舗でした。
区分所有店舗は売りにくいという先入観があったのですが、結果としてすべての物件に入札があり、売却することができました。

アセットマネージャーが売却の意思決定をする際には、売却価格が適正(もっと高く売れるのではないかという疑念を抱かれない金額)であるかどうか検証します。
その点、オークションで複数の入札者があり、競り上がった末に最終的な買い手が決定したというプロセスがあれば、それはまさにマーケットで決定された価格であるとういうことで受け入れやすいものです。
(もちろん、出展の際に設定する最低入札価格が適正であるという前提があります。)

ところが、オークションで1人しか入札者がなく、最低入札価格にて落札者が決定した場合というのは悩ましいものです。
実際、僕が出展した5物件のうち、3件は複数の入札がありましたが、2件については最低入札価格で入札した方だけしか入札がありませんでした。
1人しか入札がなかったというのは、物件の魅力が無かったためとも言えますが、一方でターゲットとなるべき顧客がオークションに参加していなかった可能性もあると思います。
この点は、参加者の裾野が広がることによって解消されるでしょう。
(マザーズオークションには相当数の投資家が参加されていますが、それでも投資家全体から見ればまだまだ開拓の余地はあると思います。)

一方でネットオークションならではの利点もありました。
複数の札が入った物件では、地元の不動産業者と物件から少し離れたエリアの投資家が競り合いました。
大手業者であればある程度カバーできているとは思いますが、仲介業者に依頼した場合、なかなか物件が所在するエリア外の顧客から購入の申込みを得ることは難しいというのが現状です。
反対に、地方の投資家が東京の物件を探す場合も、地元の仲介業者に依頼しても良い情報は得にくいですし、かといって東京の業者と頻繁に連絡を取るのも現実的には難しいでしょう。
その点、エリアに関係なく買い手を募ることができ、またどこに住んでいても全国各地の物件の情報が得られるというのは、ネットオークションの大きな利点でしょう。

トゥイークさんの記事にもあるとおり、アイディーユーではこのオークションを充実させるための様々な取り組みをしています。
これからますます有用性が高まるでしょうね。







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