2005年01月31日

下痢

下痢に対する現代医学の見解


Kozawa Hiroki 小澤博樹(こざわ・ひろき)
1949年、愛知県碧南市生まれ。医師。
食養家桜沢如一氏の提唱した玄米菜食による食養生に共感し、日常診療に応用している。
著書に『食養生』(総合ユニコム社)、『医者ができること、してはいけないこと』『ハナビラタケの可能性』『健康になる家、癒す家』(三五館)など多数。


現代医学では下痢を図表に示すように分類している。下痢の原因が、消化器自体にあるか、全身的な病気や他の臓器に病気がありその影響によるものか、病原微生物の感染によるものか、あるいはストレスによるものかを種々の検査、たとえば細菌培養検査、胃腸のレントゲン検査、内視鏡検査などによって診断名を付けている。しかし、いくらりっぱな診断名や病名が付けられたとしても、それらに対処する方法論がまちがっていれば、なんの意味もないし、患者側にとっては大きなデメリットとしかならない。

下痢の分類

細菌感染による腸炎や下痢には抗生物質、潰瘍性大腸炎やクローン病、アレルギー性下痢にはステロイド剤、ストレスによるものや過敏性腸症には向精神薬、その他原因不明の下痢には止痢剤の投与といった具合に、その治療は、まったくの対症療法にしかすぎず根治的な治療法ではない。

下痢に限らず、すべての病気を癒すには、その患者の体質や症状を陰陽論で判断し、これに対処していく以外に真の治癒を導き出すことはできない。したがって、現代医学的な検査や診断名はそれほど重要なことではない。

陽性の下痢・陰性の下痢

下痢には陽性の下痢と陰性の下痢があり、陽性の下痢に対しては陰性の、陰性の下痢に対しては陽性の手当て法を活用する。

塩分過多、カロリー過多の食生活により、腸蠕動が亢進し、腸が水分を吸収しきれずに下痢を起こす。これが陽性の下痢である。また、同時期に発熱するが、40℃の高熟となっても患者の意識はしっかりしており、全身が熟く、赤い。玄米を食べ過ぎた場合にも起こる。下痢便の色は黄色、茶色、茶褐色。

陽性の下痢の手当て法は、無農薬有機農法産のリンゴを使う。腸の熱をとるために、リンゴ2分の1をそのまま食べさせ、残り2分の1のリンゴは腎臓の熟をとるためにジュースにして飲用させる。発熱に対しては豆腐パスターを前額部に、青菜を後頭部にはり臥床させておく。

冷たいジュースや砂糖菓子、果物、アイスクリームなど、陰性の食物を過食すると陰性の下痢になる。この時期に発熱した場合、高熱ではなくても患者は、ぐったりとし、うわごとをいう場合もある。発熱していても四肢は冷たい。下痢便の色は緑色、白色で粘液がまじる場合もある。

大腸癌や赤痢、腸結核などによる陰性の下痢に血液がまじる場合は、梅干の黒焼きと葛湯を使い止血する。

陰性の下痢に対する一般的な手当て法は、腹部や四肢を生妾湿布、里芋パスター、焼き塩を用いて温めることである。葛湯に梅干しの黒焼きをまぜたもの、梅醤番茶を飲用させる。

陰性の下痢に発熱が伴う場合も、額に豆腐パスター、後頭部に青菜をはり、下熟する。

このように陰性の下痢か陽性の下痢かによって、その対処方法が異なるため、まず下痢の陰陽を見極めてから治療にあたることが重要である。

症状が軽減し回復してきたら、玄米スープ、玄米クリームから始め、徐々に玄米粥玄米へと移行させていけばよい。


下痢の対処法


下痢を改善する具体的食事療法


細川順讃
医療コンサルタント。1948年生まれ。
東西医学、心身医学、食養法、民間医療等を統合し、総合的健康法・治療法の実践的研究を25年間行なう。
自分自身を自在にコントロールするセルフコントロールと食養をベースに統合的・根本的な指導をする。現在は生活改善指導の講演会や健康セミナーで活躍中。
著書に『気と食・驚異のバランスパワー』『梅醤たんぽぽ茶健康法』(共著)などがある。

身体全体と密接にかかわる腸

人が生きていくためのエネルギーは、大部分食物から取り入れています。取り入れた食物を、口と胃で処理した後、腸で最終処理をして体内へ吸収します。吸収した栄養素は、肝臓に運ばれてさまざまに加工されてから血管に入り「全身に供給されます。

腸は、エネルギー摂取の過程において重要な働きを担っていますが、それだけに限らず多の機能を持っています。

人体の組織を養っている血液の生成にも、腸が大きく関与しています。腸の機能いかんで、血液の質が大きく左右されます。食事がどれはどよくても、腸の機能が悪ければ良質な血液をつくることができません。健全な腸の中へ良質な食物を送り込んだとき、はじめて質のよいきれいな血液がつくられます。

また、腸内には、100種100兆個約1〜2kgの腸内菌が繁殖しており、悪玉菌による腸内異常発酵を防いでいます。これらの腸内菌は、多種多量の栄養素の生産もしています。腸内の有用菌(善玉菌)がつくりだす栄養成分は、不完全な食生活を補ってくれます。

腸は、他の器官とも密接な関わりがあり、特に、肝臓、肺、鼻、気管支、皮膚には大きく影響を与えます。これらの器官に障害がある場合は、腸を無視して治すことは困難です。

腸と頭脳が深い関係をもつことは、昔からいわれてきましたが、近年になってそれが事実であることが解明されました。腸の血液循環が悪くうっ血があると、脳の循環も悪くなります。腸内に老廃物が蓄積し、毒素が常に発生している状態が長年続くと、性格が自己本位で陰湿な傾向が現れてきます。

このように、腸の異常は、多くの病気につながっていきます。

食物は、口から取り入れ予備消化をして胃に送り込まれると、ここで2〜4時間かけて最初の消化が行われます。胃液によってある程度分解された食物は、腸へ移行してゆっくり消化されます。腸の消化過程で最終段階の大腸では、内容物の水分が吸収されほどよい硬さになって、便として排出されます。ここまでの過程で、20〜40時間を要します。この行程が早く進みすぎると、水分が十分吸収されずに軟らかいまま排出されます。便に含まれる水分は、通常80〜90%です。90%以上になると、下痢といわれます。

急性の下痢

急に下痢が起こって2〜3週間で治まるタイプは、急性下痢とされ、さまざまなケースがあります。

  1. 消化不良によるもの
  2. 腸内異常発酵
  3. 吸収されない不要物質や有害物質、還元糖、砒素、水銀、薬物、きのこ毒、ふぐ毒
  4. 足、腰、腹を、冷やした場合
  5. 自律神経の異常緊張、ストレス、生活習慣の不良など
  6. 腸粘膜の炎症
  7. 病原体の感染、細菌、ウィルス、寄生虫

慢性の下痢

下痢が2〜3週間以上続くケースは、慢性とされ、次のようなタイプがあります。

  1. 感染
    腸結核、アメーバ赤痢など
  2. 寄生虫
    回虫、ぎょう虫など
  3. 炎症性腸疾患
    潰瘍性大腸炎、クローン病など
  4. 大腸癌、大腸ポリポーシス
  5. 胃、膵臓、肝臓、胆のう、甲状腺機能亢進症等によるもの
  6. 日律神経の異常亢進

診察が必要なケース

次のようなケースは、病院で診察を受けることが必要です。

  1. 発熱、腹痛、吐気、嘔吐、腹鳴、全身倦怠の症状を伴う激しい下痢
  2. 食中毒の心当たりがある場合
  3. 海外旅行から帰った直後

下痢の治寮法

下痢が発症したら絶食が原則激しい下痢が続いたら安静にするいずれの場合も脱水を避けるため、水に0.5〜1%入れて少しずつ飲む。水温は20〜30度

◎急性下痢1,2,3,の場合

しばらく絶食し梅干を食べ、梅醤番茶を少しずつ飲む
症状が強い場合は、梅肉エキスを2〜3g飲む(1日2〜5回)特に激しい場合は、梅干黒焼を、1〜3g飲む(1日2〜5回)

◎急性下痢4,の場合

に梅醤を入れ、濃い目に練って食べる。
梅醤番茶を、少しずつ飲む
座浴を実行

◎急性下痢5,の場合

葛練りを食べる
梅干とナツメエキスをとる
座浴・腹式深呼吸を行う改善したら、玄米に麻の実、黒ゴマ黒米を入れて炊いたものを食べる

◎急性下痢6,7,の場合は、病院に行く

◎慢性下痢の場合は、原因疾患となっている病気の治療が必要

対症療法としては、、梅肉エキス、梅干黒焼が、有効

◎急性・慢性いずれの場合も、下痢が止まったら2〜7日間次の食事をとる

《朝食・昼食》
のみ
味件は味噌醤油梅干、梅醤、コーレン、ヤンノーなど

《夕食》
玄米粥、または、玄米ご飯味噌汁梅干

◎体調が安定してきたら、次のように食事をとる

極力少食にする
食材の種類を少なく、シンプルにする主食の割合を、70〜90%にする
徹底した咀嚼。1口100〜300回噛む
冷たいものを避ける
水分は、少量にする

《主食》
玄米ご飯黒ゴマ黒米、粟、麻の実、塩を入れて炊く。発芽玄米がベスト

《副食》
野菜はゴボウ、レンコン、ニンジン、カボチャ、タマネギ、自然薯ニラ、ユリ根、ネギ、アサツキ、ラッキョウ、ツクネイモ、サトイモ、キクラゲ、タンポポ
海藻はフノリ、コンブ、ワカメ、ヒジキ、ノリ、アオノリ、アオサ、アラメ、モズク

《調味料》
味噌醤油

《注意》
朝食は、のみ

下痢を改善する献立


下痢を改善する食事料理レシピ


小林裕子
リマクッキングスクール師範科講師。
リマ姉妹校講師(小平・盛岡)
マクロビオティックインターナショナルティーチャー。
昭和薬科大学・カンザス大学・リマクッキングスクール師範科・久司学院キャリアトレーニングレベル4卒業。
現在永久コースのレベル5に在籍。
世界の現役先生方と共に研鎖中。
レベル4修了者はアジア地域において現在唯一人である。
愛称ローラ。
明るく楽しいマクロピオティック、そして分かりやすい理論を、がモットーで、社会、人類を救う一つの確実な方法がマクロビオティックであるという信念のもと東奔西走し、セミナー、講演、料理教室、食事指導、執筆に力を注いでいる。
28歳のとき幼児能力開発の運営会社を設立し、30年間の途中でマクロビオティックに出会い、現在は後任に任せて自らはマクロビオティック啓蒙に専念している。
特に青少年、女性の食改善に関心を持つ。自宅をはじめ国内各地に料理教室を持つ。
『子育ては女を変える』『セルフメディケーション』『食養大全』共著、日本CI協会発行『月刊マクロビオティック』誌をはじめ、その他諸雑誌執筆中。


さまざまな下痢を見極める

下痢は、私たちにとってさほど珍しい症状ではありません。マクロビアンの場合は、飲食後に体が不要だと察知すると胃腸が反応して早めに下痢という症状で排泄しようとします。特に、動物性食品(乳製品や、魚も含む)を飲食した際に多いようです。どのような食生活であってもおよそ次のケースが考えられます。

【1】心配のない下痢について

  • 寝冷え・風邪・不消化なものをよく噛まずに食べた・冷たいビール、ジュース、牛乳を飲んだなど、大人であれば下痢の原因を簡単に認識しやすい下痢。
  • 胃の弱い人に多い胃アトニーや、過敏性大腸・精神的ストレスから下痢を起こす場合など、いずれも胃腸の弱い人がストレスを引き金に、自分のウィークポイントにダメージを受けた結果からくる下痢。

これらのあまり心配のない下痢に対しては精神的・肉体的(内臓)ストレスを避けて、より自然な無理のない生活を。場合によっては安静を保って1日絶食して胃腸を休め、冷えないようにしていると自然に回復してくることが多いようです。何か環境に変化があるとすぐに下痢するといった、まるで条件反射のようになっている場合は、生活法をしっかり見返す必要がありましょう。なぜならその人にとって、その状況は無理があり、不自然であるというサインに違いないからです。

【2】配慮がいる下痢について

  • 慢性腸炎・潰瘍性・胃や腸のがん・肝臓や胆のう、膵臓の病気・寄生虫による病気・尿路や性器の病気・神経や精神性の病気・ホルモンに起因する病気・胃腸の手術をした後の後遺症・食品によるアレルギー・食中毒や伝染病などが原因の下痢。

可能な限り生活法を変えても、なお繰り返し起こるようなときは専門家に相談されることをおすすめします。検査だけでも医師にしてもらったほうがよい場合もあるでしょう。たとえば、運悪く集団食中毒や赤痢など普通では考えてもみない災難に巻き込まれることや、海外から帰国後の1週間以内に起こる悪性伝染病など、手遅れになって慌てるよりも対応の手当てが的確になるからです。

さらにいつまでも続く辛い下痢の場合、既述のような深刻な病気が潜んでいることもありますので検査だけでもしてもらうのも1つの方法でしょう。

食生活でのポイント

ひどい下痢がおさまるまでは絶食がよく、お腹がシビレるように辛いときは、こんにゃく湿布で温めたり手のひらを当てて温めたりすると楽になります。ダルさがひどくなってきたら、濃いめの梅醤番茶を少しずつつくってチビリチビリと(下腹部の様子をうかがいながら)飲んでみましょう。治まっても柔らかめのものからいただくように、油を使わない調理法、やや濃いめの味つけ、胃腸を整える食材や調味料を用いることにしましょう。

腸内環境調整に役立つ本葛粉良質の味噌醤油自然海塩を中心に調味し、玄米甘酒以外の甘味および味醂や酢(梅酢は可)は用いないほうが賢明です。

いただく際は、お粥や玄米クリームであっても50〜100回噛みゆったりした心境で食事に臨みましょう。普通食に戻してからも数週間は基本食を中心に少食を心がけます。

食材の選び方

まず玄米は無農薬・無化学肥料の有機栽培されたものを求めましょう。いまは1〜2kg入の袋詰めも自然食品店に置いてありますので、入手しやすくなりました。きびや粟・生鮮野菜類も同様に有機栽培ざれたものがよいです。下痢症状の際、頻繁に使用される葛粉は、本物の本葛粉をお選びください(じゃが芋が原料の片栗粉はトロみがつき、同じようにみえても全く作用が異なります。症状の改善が遅れますから要注意です)。

下痢は消化器、特に胃腸障害なので穀類として玄米類、きび類、粟類のツブツブ食(粉にしない)がおすすめです。野菜類としては球形野菜(かぼちゃ、玉ねぎ、かぶ、締まった小さめのキャベツ、人参)、緑色葉菜の葉先(茎を用いる際は線維をよく刻む)を。根菜は最初のうちに線維を摺り切るイメージでおろすのがよいでしょう。

調味料は、無添加の古式醸造醤油や3年仕込み味噌、自然海塩を用います。だし汁は普通食に戻すまで昆布だしのみにしましょう。植物油であっても油は使いません。酢も同様、酸味が欲しい場合は、梅干しや練り梅(梅干しぺースト)はいかがでしょう。

調理のポイント

を用いる飲み物や、葛料理が多くなりますのでの扱い方のポイントを抑えておきましょう。

は粉に潰してもその粉末の粒子は固く陽性なエネルギーの性質を持ちます。陰性な水に浸しておき、加熱するのが普通です。中弱火から中火にかけて、鍋底からよくかき混ぜながらトロトロにしましょう。フツフツと沸騰してきたらすぐ火を止めずに、しばらく(1〜2分間)は練り続けます。そうすることで腸壁を傷つけずに保護し、温める働きを十分果たせます。

穀類はやや柔らかめに煮炊きし、冷たくなったら再び温めてからいただくようにして、消化吸収しやすいように心配りをします。

野菜類は熱が十分入るような切り方を心がけます。ピューレ状にする場合、決して電気調理器具を用いずに、すり鉢やフドミルで手作りしましょう。些細なことのようですが、これ以上体調が陰性に傾くのを防ぐためです。

味付けはやや陽性よりに(食後のどが渇かない程度)します。症状が改善されてきたら、中庸に戻しましょう。

【1】梅醤葛

◎材料(1回分)
梅干し・・・大1個(練り梅の場合は小さじ1)
醤油・・・大さじ1
生妻汁・・・小さじ1/10〜1/5
三年番茶・・・1カップ

【A】
本葛粉・・・大さじ2
水・・・大さじ2
浸水しておく

◎作り方

  1. 梅醤番茶を小鍋につくる。梅干しを刻むか箸でよくつぶしたもの、あるいはペースト状のものを加えて生姜汁と醤油を加えてよく練り合わせる。そこへ熱い三年番茶を加える。
  2. 1,を火にかけ浸水しておいた[A]の「水溶き葛」を加えて、箸で手早くよくまぜる。透明になりフツフツなって1〜2分かき混ぜ、よく火を通し、器に移す。
  3. 温かいうちにいただく。

【2】葛練り(味噌味)

◎材料(1回分)
本葛粉・・・大さじ3
水・・・1カップ
自然海塩・・・1つまみ
豆味噌・・・小さじ1(同量の水でといておく)

◎作り方

  1. 小鍋に水と葛粉を入れてよく溶かし、塩を加えて中強火にかけ手早くかき混ぜる。葛が透明になりフツフツと煮えてきたらそのまま1〜2分練り続けて火を止める。
  2. 熱いうちに器に移し、味噌をのせていただく。

葛練り

〈ヤンノー入りの場合〉

  1. 1,の時点で〔ヤンノー小さじ1〕+〔水2カップ〕+〔自然海塩1つまみ〕を小鍋に入れて火にかけ、時々かきまぜながら水分が半分になったところで、同量の水で溶いた葛粉を加えて練り上げる。
  2. 器に移して熱いうちにいただく。塩味が不足の場合は焼き塩で調節する。

【3】蓮根ボールの皮なしシューマイ

◎材料(4人分)

【A】
蓮根・・・250g(すりおろし小さな金ザルに移して軽く水を切る)
本葛粉・・・3/4カップ〜(パウダー状に摺って使う)
自然海塩・・・小さじ1
人参の細かいみじん切り・・・大さじ1(塩を軽くまぶしておく)
ねぎのすりおろし・・・大さじ2(水分が多い時は軽く絞る)
キャベツの葉・・・2枚(中心の芯は校カットで除いて細かいみじん切りして具材と混ぜ合わせる。葉を2つに切って計4枚にする)
花形人参・・・16枚
刻み人参葉・・・小さじ1

◎作り方

  1. ボウルに[A]とキャベツの芯の刻んだものを加えてよく練り合わせ水分が多い場合は葛粉で調整し、大さじ1ですくってとり、たて長に形つくりながら、蒸し器の底にキャベツを敷いた上にのボールを置く。それぞれの上に花形人参をのせ蒸気の上がった鍋にのせて20分蒸す。
  2. 器にキャベツを敷いて2,のシューマイをのせ、砂のように細かく刻んだ人参はを散らして、上質の古式醸造醤油を好みでかけていただく。

蓮根ボールの皮なしシューマイ


下痢を治し改善する民間療法


細川順讃

梅肉エキスは、強力な殺菌作用、収飲作用(収縮)、整腸作用があり、どんなタイプの下痢にも対応できます。

単純な消化不良の下痢、菌やウィルスが原因、神経性、アレルギー性など、あらゆる場合に有効です。安全・確実に治めていきます。

飲み方

  1. そのまま水で飲む。寒い季節の場合は、水を湯煎で20度前後に温める
  2. 水または、湯に溶いて飲む
  3. オブラートに包んで飲む
  4. 葛に混ぜて食べる
  5. 粒タイプのものを飲む。(外出時などやむを得ない場合)
  6. 湯に溶き、少量の米飴を入れる(子供が、酸味を拒む場合)

飲用量

1回1〜3g・1日1〜5回
症状の強さによって、量の加減をする
治まってきたらすぐに量を減らし、1日1回にする
激しい下痢で、梅肉エキスを飲んでも変化がない場合は、23時間おきに飲む

作り方

  • 青梅をすりおろして汁を絞り、これを天日に干して水分を蒸発させる
  • ドロドロのペースト状になれば、出来上がり1目でつくる場合は、鍋で煮詰める
  • 使用する道具は金属を避け、セラミック、陶器、ガラス等を使用
  • かき混ぜるへらは、竹、木を使用

《アドバイス▼天日蒸発が、最も効果が高い》

梅肉エキス

梅干の黒焼き

激しい下痢で梅肉エキスが効かない場合は、梅干の黒焼きを飲みます。

梅干の黒焼きは、炭素とナトリウムを主体に強陽性の成分のみが含まれているため、腸壁の細胞を強く収赦させて下痢を治めていきます。また、病原菌の繁殖を抑えます。

飲み方

水でそのまま飲む▼1回1〜3g▼1日1〜3回
《アドバイス▼寒い季節の場合は、水を湯煎して20度前後に温める》

作り方

  1. 素焼きのつぼに梅干を入れ、ふたをして粘土などで目張りをし密閉する
  2. つぼを、3〜5時間加熱する
  3. 火からおろして放置し、自然に冷ます
  4. 完全に冷めてから梅干を取出して、乳鉢でよくすりつぶし微粉末にする
  5. ビンに入れ、密閉して保存する

梅干の黒焼き

ヨモギ

ヨモギは、収斂作用と腸内を浄化する働きがあります。また、胃、肝臓、腎臓、心臓、血圧、血液浄化等、広範囲に優れた効果があります。

ヨモギは、軽い下痢の場合に有効です。

飲み方

  1. 生の葉を、すり鉢ですりつぶし、布で絞って飲む▼1回10〜20cc▼1日1〜3回
  2. 乾燥勝家の場合は水で飲む▼1回2〜3g▼1日1〜3回

ヨモギ

田七人参

田七人参は、出血を止めるほどの強力な収斂作用があります。出血を伴う下痢の場合は梅干黒焼や梅肉エキスなどと併用するとより効果が上がります。

田七人参は、血液浄化、肝臓、心臓、免疫力、抗酸化等の効果にも優れています。

飲み方

  1. 粉末またはカプセルを、水で飲む
  2. 粉末を、湯に溶いて飲む▼1回1〜3g▼1日1〜3回

葛は、腸組織の機能を高め、腸内環境を整え、下痢を治めます。また、肝臓、腎臓、循環器、呼吸器、免疫、ホルモン系、自律神経系など、全身の機能を高める効果があります。

軽い下痢のときは、葛のみで治まります。強い症状がある場合は、梅肉エキス、梅干黒焼、田七人参などを併用すると、さらに効果が増します。

食べ方

  1. セラミック鍋か、土鍋に葛を入れる
  2. 塩、味噌、醤油、梅醤、梅干などのいずれか、または複数入れる
  3. 水を、葛の1〜30倍量入れる
  4. 中火で、5〜10分加熱する
  5. 温かいうちに、食べる

バランスα・ミネラル73

「バランスα」は玄米の成分を発酵させたエキスです。発酵のプロセスで生成された成分には強力な整腸作用があります。

「ミネラル73」は、天然の総合ミネラルです。特に、カルシウムを多く含み、他のミネラルのバランスがよいものです。

「バランスα」整腸作用と「ミネラル73」のカルシウムの収斂作用を併用すると、相乗作用でさらに効果的です。

摂取法

  1. バランスαにミネラルを入れて混ぜる▼バランスα200cc・ミネラル10g
  2. 1〜3時間放置した後、飲む▼1回30〜50cc▼1日25回

温罨法

炭、塩(焼塩)、砂、小石など、遠赤外線を放射するもので患部を温めると、組織細胞の代謝が高まって機能が増進します。

下痢の場合は、骨盤の後ろを温めることによって、腸、腎臓などの機能が上がり、自律神経が安定し、全身の血行がよくなります。

やり方

  1. 綿で袋をつくり、材料を入れて閉じ、パッドにする

  2. パッドを温める・・・50〜55度

    《次のいずれかの方法で温める》

    〈コタツの中に入れる▼1〜2時間〉

    足温器の上に置き、その上にバスタオルをかけて保温する▼20〜30分
    あんかの上に置き、その上にバスタオルをかけて保温する▼1〜2時間

    〈パッドの上にカイロを貼る〉

  3. パッドを、腰(骨盤の後ろ)に当て、上からバスタオル等をかけて、保温する▼1回1〜2時間▼1日2〜4回

温罨法

可視光線治療器

炭素原子が包含しているエネルギーを、光に変えて放射する装置です。下痢を早く治めるには、光線治療が最も有効です。

やり方

次の場所に光線を当てる

  • 足裏▼10〜30分
  • 腰(骨盤の後ろ)▼30〜60分
  • 腹部▼10〜20分(1日2〜3回・症状が激しい場合は、3時間おきに照射・足裏、腰に当てる時間を長くする〉


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