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私的公開日誌@ウェブ暦:110722.01 


全2回は、前書きが長くなってしまったが、今回からようやくクラウドサービス「名刺BOX」について書いていく


今回「名刺BOX」を開始したインフォコム株式会社は、元々は日商岩井インフォコム株式会社と株式会社帝人システムテクノロジーが合併し、2001年4月に現在の新生インフォコムとして誕生した、ある意味で大手企業である。


本来が、B to B、研究機関/官公庁/文教向け、医科向けなど、手堅いソリューションビジネスを手がけている一方で、携帯電話向け電子書籍配、ゲーム、美容・健康情報、Eコマースなどの消費者向けビジネスも展開している。

 

■「名刺BOX」について


「名刺BOX」は、その消費者を対象として今年4月にサービスが開始されたばかりで、インフォコムの新事業である。


インフォコムとして、もちろん新規参入であるが、 このサービス事業の分野は先行企業が既にあり競合が多い。


最も知られているのは、「Tech Venture 2009」審査員特別賞および準グランプリを受賞し、その後はエンタープライズ分野では着々と実績を積み上げ、名刺SaaS“Link Knowledge”(リンクナレッジ)の名称で知られる株式会社三三がその代表格であろう。


その他では、名刺管理サービス「メイシー」、ソーシャル名刺管理サービス「Shakehands(シェイクハンズ)」、スマートフォンで名刺管理の「名刺バンク」などがある。

 

紙の名刺のデジタル管理市場は、現在は成長市場だろう。主に、企業分野を対象にしたサービスが主流である。

「名刺BOX」も新規参入した。成長市場への参入は、その波に乗る企業が必ずしも成功を約束されているわけではない
これは歴史の必然、というと大袈裟だが市場の必然くらいではある。
成長の余地があると判断される新市場は、あっという間に新規参入が相次いで競合環境は激化し、すぐに消耗戦や淘汰の嵐に巻き込まれる

さて、「名刺BOX」の説明を聞いているうちに、これは個人向けサービスとして提供開始されたことはすぐに了解できた。だからこそ、エンタープライズ向けフォーラムやセミナーなどではなく、個人ブロガーを招いてのワークショップの開催となった。

しかし、タッチ&トライの時はじめて知ったのであるが、一般消費者を対象としていながら、「名刺BOX」はMac OSに未対応なのは疑問だ。

しかも、WindowsもXPからVistaまでで、発売後既に2年経っているにもかかわらずWindows7に未対応というのには少し驚いた。

2005年頃までであれば、Windows版だけでもよいだろう。

しかし、iPod/iPodtouch、iPhone、iPadと立て続けに革新的なヒット商品の連打で、今やコンシューマー市場でのApple人気とMacユーザ数は劇的に増えている

そうした市場や消費者の動向を勘案すれば、Mac OSにスタート時から未対応なのは、私自身がMacネイティブユーザーだから言うわけではなく、マーケティング的には「どうよ?」と思ってしまう。

逆に、最初はMacOSにのみ対応であれば、むしろいい意味での話題性も喚起でき、ある程度のコンシューマーを集めることもできただろう。ただし、この場合、 iOS(iPhone、iPad)に対応しているのはもちろんのことである。

これからのビジネス展望を考えれば、コンシューマ向けサービスで、PC+スキャンという従前の方法や発想に立脚したサービスではなく、スマートフォンやiPadなどの「スマートデバイス・ファースト」で臨むべきだろうと感じてしまうのは、はたして私だけなのだろうか?

何故なら、今日、私たちがPCと呼んでいるものは、近い将来には特殊な人が持つようなものとなり、ほとんど人はスマートデバイス(iPhone、iPad、Androidなど)で済ませることが可能な世界が到来するからである。


現在、私たちが利用しているいわゆるPCは、そう遠からず消えることも「PCがなくなる日ーーコンシューマー向けPCはなくなる」という、2年ほど前の記事にも書いている。
もし、ご興味のある方はご笑覧願えればと思う。


そうした紙の名刺、PCが消える時代は、私たちが想像するより早く訪れるような気がする。


私が感じるに、れまでの名刺をデジタル化するサービスだと考えればわかりやすい。ちょうど、既に所有している書籍を電子書籍化するのと同じ発想によるサービスである。


どのみち、数年でソーシャルサイト(Facebook、LinledInなど)、スマートフォンやPad類、あるいはオンラインProfleなどで情報を取得したり管理するようになるのだ。


特にコンシューマーの場合は、急速で顕著だろう。


従って、それまでの“つなぎ”として利用することも選択肢としてはあるだろう。ちょうど、PCが普及するまでのワープロ専用機のようなものだろうか。そう考えても、いずれはその使命を終えることに変わりはないのであるが。


今回のブロガーミーティングに参加して、せっかくの新事業、サービスに対して私のような視点や意見を述べるのは無粋かもしれない。


ここで述べていることは、あくまでも私個人の考え方や見解であって、参加者の大多数を代弁するなどとは思っていない。


なお、本題の「名刺BOX」のサービスやタッチ&トライの感想、実際の使い方、使い心地などの感想や体験談について知りたい方は、私のブログなどより具体的で詳しい内容の記事は既に沢山あるので、下記の参加ブロガー記事一覧をご参照いただいた方が良いと思う。


また、WindowsのXPまたはVistaのユーザーに限定されるが、8月31日(水)までは同サイトでキャンペーンを実施している。


ご興味のある方は、良いチャンスでもあるので、下記のサイトにてご確認をいただければと思う。


 ▼インフォコムグループサイト
http://www.infocom.co.jp/index.html


▼名刺BOXサイト
http://promo.meishibox.jp/index.html


▼「ブロガーが使ってみた名刺BOX」記事一覧
http://promo.meishibox.jp/voice2/index.html

 


(続く)


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(1)PCがなくなる日ーーコ ンシューマー向けPCはなくなる

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