The Blog Must Go On

インターネット、そこはテクノロジーのフロンティア。 これは、コミュニケーションアーキテクトたる“macume”が、新時代のメディアBlogの下に、21世紀において執筆を継続し、未知のネット世界を探索して新しい情報や人との出会いを求め、永劫進化するワールドワイドウェブに自由に公開した日誌である。

2010年09月

重層的で多岐にわたる問題提起ーーBRIDGE2010 Septemberに参加して(5)

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私的公開日誌@ウェブ暦:100930.01

明治維新以降このかた、日本は欧米に追いつき追い越せとばかりに20世紀を邁進してきた。しかし、その結果はといえば、西欧でもなくアジアでもないという「どちらでもないいびつな社会(国家)」になってしまった。

欧米とは言っても、オランダ、ドイツ、スウェーデンなどのように、充実したワークライフバランスや社会のセイフティーネットもほとんどなく未だ国民が幸せを感じる社会ともほど遠い国だし、米国のように個人の自由な発想や感性を尊重しチャンスと活気はあるが苛烈な競争社会でその才でしのぎを削るような国ともほど遠い。

隣国の韓国や中国などは、かつては発展途上国などと侮っていたが、今ではアジアを牽引する国にまで成長しているし、活気があり存在価値を高めつつある他のアジア諸国(インド、ベトナム等)と比べても、逆に徐々に存在価値を薄めつつある
特に中国からは「意志決定のとろい日本人」となじられている始末だ。


ところで、前回は職業あるいは就職するということについて考えてみた。現在多くの若者が就職難に直面しているが、私が若い人に何某か語るとしたら、以下のように伝える。


「とにかく、社会に出て先ず働いてキャリアを積むことから始めることだ。考えてもみなさい。大学卒業時、好きな職種や企業に就ける人の方がむしろ少ないことを。しかし、最初から好きな職種や職業ではなくとも、可能な限り周辺の近い職種や職業を選ぶこと。
そうすれば、業界内の事もわかるし、そこで必要な情報・知識・人脈が得られる。それが遠回りなようで、実は近道である。」


ベストな解答とは思っていないが、自分なりの考え方を伝えるようにしている。

米大リーグに象徴されるプロ(職業)意識を見習おうではないか。

彼らはドラフト時には選択の自由はない。プロ野球を仕事にしようと決めているのであれば、指名されればどの球団にも入団することが基本だ。
たとえ、LA育ちで、三代続く地元ドジャーズファンでもボストンから指名されれば入団する。
それには、少しでも早くプロで経験を積み、その球団で活躍をすれば「他の複数の球団が札束を積んで俺を迎えに来てくれる。その中で一番行きたい球団に入れば良い。それがドジャーズだったら最高だ。」というのが彼らの考え方である。

もちろん、日本のプロ野球の比どころではない競争と厳しさが待ちかまえている。メジャー(一 軍)傘下には、トリプルA、ダブルA、シングルAと三軍もあり、その一番下からはい上がっていくのはむろんのことだ。

翻って日本では、最初から巨人(大手有名企業の象徴)でなきゃ行かないなんて、大人が小学生並のだだをこねる始末。高卒で希望球団に指名されたら行くが、そうでなければ大学や社会人に進んで逆指名(我が儘)が適用されるようになってからプロに行くなんてい言い出す人までいる。もちろん、それも個人の自由である。

ところで、私は、うろ覚えなのだ夏目漱石の職業観に出会ったときに得心をした気がした。

漱石によれば、一番好きなことは道楽(趣味)にして、二番目に好きなことを職業にするのが一番幸せである、というようなことを言っていた。
例えば、映画が好きで映画評論家として生活しようとすれば、独自の批評眼や手法を持たなければ難しだろう。
また、好きな映画だけを見ていればすむというわけにはいかず、好みでない映画を見て某かの文章を書いて原稿料をもらうという生活のためにはやむを得ない状況もある。

しかし、道楽 (趣味)で楽しむのであれば、好みの映画だけを見るだけなのでこれほど楽しい時はないだろう。道楽を仕事にすればむしろ辛いだけだというのが漱石的な職業(仕事)観らしい。

逆に、まったく好きでもないことを生活のためとして続けていくのは、これまた苦痛で長続きせず成長もしない不幸な人生だという印象を拭えないだろう。

そこで、二番目であれば好きでもあり、生活のためでもあるのでちょうど良いバランスで理想的なのかもしれない。


▼リクルートの就職支援活動改革
http://mmkanagawa.exblog.jp/11993320

▼ 高祖先生、学術会議提言の意味を説く
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-a2e2.html?


(続く)

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【お すすめブログ】
(1)「精 神の淫売」としての政治という情況ーーニーチェの箴言に寄せて
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/977751.html

(2)政治的理念も実務実績もない議員が跋扈するこの国の行方
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/976183.html

就職する側と採用する側ともに“不変”とは…ーーBRIDGE2010 Septemberに参加して(4)

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私的公開日誌@ウェブ暦:1009128.01

現在、私たちは、老若男女に関わらず就職難の時代に生きている。

かつて、就職に関する本といえば、その業界を知るためのガイド本か面接ノウハウ本など面接突破術などが主流だった。しかし、今日の景況環境では事情は些か異なっている
『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』(光文社新書)、『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか』(東洋経済新報社)に代表されるような、“就職する"(日本では厳密には就社)ということを根本的に問いかけるような内容が増えている。

現在のだらしなく恥ずかしい政府でも雇用対策は、優先事項の政策に掲げられている。しかし、前回のブログで採用(企業)側の本音を書いたので、 今回は就職する側について少し考えてみたい。

私自身は大学に入学する時も特に世間的に有名な大学に入学したいとは思っていなかったし、卒業時の就職活動でも特に大手企業に就職したいと考えたこともないので、何がなんでも大手企業を就社をしたいという人の気持ちや意識が実はよくわかっていない(ちなみに、「古本屋に毎日寄れるぞ」という理由から、早稲田と明治大学 には入学したいと思った )。

ただ、とにかく大手企業に就職したいとう人は小さいときから偏差値の高い学校を出て、有名企業に入るようにブロイラー式に育てられている、あるいは親や学校が敷いたレールの上を外れずに進むということは自明の理で、そうした育成方針に何の疑いを抱くことはないのかもしれない(そういう方針が日本の教育だ)。

ところで、何年も前のことなので、詳細は覚えていないが、確かNHKで米国の大学生の就職実態について放送していた。その時、主に一人の大学生が起業に向けて奔走しているところから起業するまでを追った番組だった。


■学生の職に就くことに対する意識の差

その時の印象は、米国では、大学時代にそれも優秀な学生ほど起業すること。起業した人が最も尊ばれるという事情が羨ましかった。また、自分のしたいことが見つかると、迷わずに中退を選ぶというもの日本のようにせっかく厳しい受験競争を勝ち抜いたのだから卒業してからというのとは違っていた。

翻って我が国では、優秀な学生ほど就職、しかも大手企業に入りたがる。
前回のブログにも書いたのだが、バブルの時代、猫の手も借りたいほどの売り手市場であったことから、今まで採用時にチャンスのない大学出身者にもにも有名企業に就職できる可能性があるかもしれないと、とにかく大手企業に殺到する。
逆に、今のような不景気が長引くと“寄らば大樹"で、またまたとにかく大手企業に就職しようと走り回る(それに加えて公務員)。

これでは、中小企業はいつの時代も採用で苦労する訳だ。私はベンチャー企業で10年近い仕事を通じてわかったのだが、当時でも誰もが知っているようなIT系企業ですら、学生集めには苦労すると担当者はこぼしていた(今日では違っているだろう)。

それにしても、いい大人の入社式に小中学生の父兄参観日並に両親揃って出席し、入社する人たちより数が多いので、武道館のような大ホールで入社式をする様子を見た時、これではいつまでたっても自立などできる訳ないと実感した。

もちろん、親としてはそのために育ててきたのだろうし、子供にとっても大手企業に入社したことは、親への晴れ姿を見せる最大の機会の1つでもあるからだろう。

今日、かつてのような西欧に追いつき追い越せで猪突猛進してきた日本とは異なり、今日のように低成長時代で世界経済の競争にさらされ、終身雇用、年功序列も崩壊し、大手企業といえども安泰ではないこの時代になってすら、依然としてそうした時代や状況の変化に関わらず、大手を目指すという悲愴なくらい“一本気な"考え方が基本的に変わらないことにむしろ驚きを禁じ得ない

企業側から見れば、そうした企業に依存した学生は頼りなく思えるだろう。しかし、採用する側も就職する側も意識の不変という点では「同じ穴の狢」なのだ。こうした両者の意識が改まらない限り、採用のミスマッチは永遠に絶えることはないだろう。

最近、企業側が学生の質云々しているが、それを口にしている企業も御同様であることに気がついていない。就社しても、会社の新人教育は中高生並に基本的なことから教えねばならず、最近ではその手間にうんざりしてアウトソーシングしているほどだ。

さらに、実際の業務に就いても、周囲や会社の方針や視点から逸脱したり離れて意見や主張をすることは躊躇われる職場の雰囲気(全体主義的社風)では、飛躍的なイノベーションなどは難しかろうというものだ。

斯様に、日本では幼少時代から成人に至るまで、社会や組織に馴染ませ同質化するという発想とそれに基づいて教育するという考え方は現在でも不変なのである。これでは、 活力ある日本、真にイノベーションする製品やサービスなどは臨むべくもない。

日本人は新し物好きで、革新的な商品やサービスが好きだと言われるが、確かに頷ける点はある。

最近のソーシャル系Webサービスでも、米国についで利用者が多いのは日本人である。このことは、過日のソーシャルイベント「WISH2010」のオープニングセッションでも、デジタルガレージグループCEO室の枝氏が「実はアーリーアダプターなど目新しいウェブサービスに飛びつく日本人の割合は多い」と発言していた。

しかし、与えられれば素早く飛びつくのだが、決して自分たちからは発想せず、相も変わらず黒船(米国産Webサービス)にしてやられるのが、今日の我が国の姿である。


▼秋なのに「就職が決まらない」大学生だらけ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1136

▼ 新卒の就職が難しい本当の理由
http://www.insightnow.jp/article/5317

▼就活で成功するために必要なたった一つのこと −アップル本社社員にインタビュー?

▼愛社されている企業、愛社されていない企業 主要133社ランキング
http://careerconnection.jp/review/weekly20100921.html


(続く)

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【お すすめブログ】
(1)日本 に活力がない3つの理由ーーあまねく社会に蔓延する3つの要因
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1219337.html

(2)NHK スペシャル「“35歳”を救え あすの日本 未来からの提言」を見て思う
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/828631.html

(3) 【緊急投稿】「今年の新入社員は○○型」という発表のくだらなさについて
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/791101.html
 
(4)い まや大学講師も「使い捨て」の時代ーー京都大、非常勤職員100人を22年度再契約せず
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/833326.html

(5)本 当? 「最も革新的な国は日本」 -- 米大学調査
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/550061.html

週刊ソーシャルWeb通信9/27急に寒い号

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私的公開日誌@ウェブ暦:100927.01

つい先日まで暑いと思ったら、本日は一ヶ月先の10月下旬の気温とか。寒いわけだ。

さて、先週か ら、ようやく元通りに活発なソーシャルアクティビティが復活したが、やはりソーシャルWebは楽しいなぁと実感する。

情報収集とはいってもRSSの時とは違い、その情報に一言自分の意見や感想などの短いコメントを添えて投稿できる点がソーシャル Webのメリットである。

もちろんリツイート時、既にすぐれたコメントとが付いていたり140字を超えるようなものは、そのままリツイートするのであるが。

とにかく、それだけでも従前のように「読むだけ」から、世界や社会の動き、市場のトレンド、最新情報まで収集可能で、コメントを付すことで些かでも表現するという行為に転じ、思考したりする頭脳の訓練にもなる。良いことだらけだ。

しかし、今号は文字数が多すぎて制限字数を超えてしまったので、残念ながらTumblrの目次などかなり割愛した。


(1)Twitter
http://twitter.com/macume
<9月21日(火)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
ソーシャルメディアが企業の情報発信や消費者とのコミュニケーションに役割や意義を持っているのかを、まったく理解していない件。→ RT @marketingnews_j: ツイッターひとつ活用できないダメダメ企業続出の理由 - 日刊サイゾー http://bit.ly/9yslzn
XPでしか動かない社内アプリケーションがあるそうだ。代替案にLinuxをインストールを推奨している。 Macユーザーの私にはわからないWindowsの世界。→ 企業には難しい、Windows XPとのお別れ (1/2) - ITmedia News http://goo.gl/XQNB
「動画ライブ」「動画オンデマンド」「画像」「スライドショー」「つぶやき」の各々の投稿・公開に対応する 国内唯一のサービスか。→ コズミック、 Twitterクライアントサービスにライブ動画配信機能を http://goo.gl/dsF3
ソーシャルメディア導入・利用にも通じる話。短期的収益(近視眼的なイージーマネー)が、長期的な意義や価値に眼を向けることを実際上妨げるという教訓的な話。→ 検索バブルはいかにしてサービスの成長を妨げてしまったのか http://goo.gl/dt3P
■(RT) YoshitoHori 「日中記者交換協定」の存在を、昨日初めて知った。 これがあるから、 日本メディアが、中国に対して批判的な論調を控えているのかと妙に納得した。これと同様の協定は、欧米とも締結しているのでしょうか。わかる方がいたら教えてください。しかし、尖閣に対する中国の対抗措置は、すさまじいですね。
■(RT) YoshitoHori 本日、中小企業基盤整備機構の説明を受けた。 僕は、機構が実施している、「成長支援マッチング・ファンド出資」なるスキームが最も賢い方法だと思っている。なぜならば、?日本のリスクキャピタルの不 足分を埋め合わせ、しかも?民間からと同額の出資しか実施しないので、市場原理を歪めないからだ。
■(RT) YoshitoHori 続)日本の成長のボトルネックの一つは、リスクキャピタルが不足していることだ。なぜ不足しているかと言うと、欧米ほど年金や大学基金に資金が無いので、日本のVCへの資金の出し手が少なく、結果として、欧米に比べ日本で独立系VCが育たないからだ。そこを埋め合わせるのが、このスキームだ。
■(RT) SeaSkyWind  マーケティング組織改革 http://bit.ly/99cnp8 >「顧客の深耕」を優先させるべき、という主張は同意。これほど流動的な市場で、「単なる浅い経験」に頼るのは命取りだと思う。

<9 月23日(木)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■(RT) IHayato  これは良いなぁ。メール処理は生産性に大きく関わりますよね。 3行メールを普及させて電子メール処理地獄から抜けだそう! http://bit.ly/bzpqoU
早くもフロッピーを知らない世代の話。→ RT @NobuKawai: 中学生の息子にフロッピーって何と聞かれて説明したら、SDカードみたいなものね、と納得していた。RT @nobi: 1日に「フロッピーディスク」という言葉をこんなにたくさん見聞きするなんて何年ぶりだろう。
著名人の離脱現象の報道。 → 有名人のTwitter離れ増える メリットあるが炎上も - ITmedia News http://goo.gl/mSk3
iPad/iPhone /Android向けのコンテンツ作成・配信・閲覧プラットフォーム登場。→ インフォテリア、スマートフォン向けコンテンツ配信システム http://goo.gl/mXDf
■(RT) tabbata 愛され ていない企業トップ15。1位はUSENで2位はヤマダ電機、3位は大塚家具、4位はレオパレス21、5位は日本システムウエアです。満足度の低さではUSENが突出 http://news.livedoor.com/article/detail/5025073/
■(RT) sasakill 最近、 livedoor 検索(Naver)を使う癖がついてきた。何度か検索していい結果が返ってきて、信頼残高が徐々にたまってきた感じ。
ストレージ製品という地味な世界で、ストレージ界のApple社になることを目指している企業。→ アップルっぽい(?)ストレージが日本に本格上陸 − @IT http://goo.gl/lcjM
誰にでも身に覚えのある話。 私も随分と週末をつぶしました。→ 【鼎談編 その2】「月曜までにやっといて」を金曜夕方に言う人 http://goo.gl/QaV2
どの分野でもニッチ分野にセグメントされたマーケットの出現や注目は、市場の成就化の兆候と決まっている。 SNSも例外ではない。→ ニッチ向けSNSサイトの人気が急上昇:日経ビジネスオンライン http://goo.gl/YKd2
■(RT) SatoRichman 金曜日配信予定の #AppleCLIPは、あのキーボード奏者の向谷実さん!Mac昔話〜発車メロディ〜USTで実況レコーディングされた中西圭三さん他の皆さんとのコラボ作品の話など、話が弾みすぎました(^_^;)。
■(RT) crema watching: iPad、グーグル、ツイッターでヒトは本当に馬鹿になりつつあるのか 〜米国の著名テクノロジー思想家 ニコラス・カーが語る“ネット脳”の恐ろしさ|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン http://is.gd/fmYTm
■(RT) SatoRichman #AppleCLIP ゲストの柴田文彦さんが訳された『リボルーションインザバレー』。世界中のPCに強い影響を与えたMacが生まれた数 年間の奇跡と感動の記録。素晴らし い!
■(RT) SatoRichman 矢野経がソーシャルメディアの活用実態調査。 Twitterの活用目的は「有名人・著名人の書き込みを読む」が53.0%など「情報受信」的目的が上位を占めた http://bit.ly/c2XFTR #TWclip
■(RT) tabbata 電子版を出すと、紙が売れなくなるなんていう議論があります。私自身、iPad版を発売する前から「そんなことはない!」と言っていたのですが、販売してみてどうなったか。思った通り、全く影響がありませんでした。RT @kensukey http://is.gd/fonSv
■(RT) tabbata 笑RT @kensukey 『日テレ高収入維持のためストってストの意味を履き違えてない?』:吐き違えてはないと思うが、経営陣はいっそのことストをした中で使えないやつはクビにしてしまえばいいと思う。せめてクビにされてもしょうがない覚悟でやるべしhttp://is.gd/fomXj
■(RT) SeaSkyWind 米顧客満足度調査、Appleが7年連続でパソコン分野のトップに (ニュース) http://bit.ly/cAOJHt >AppleとWindowsの両方を使う私としては、この結果には納得が行く。年々差が広がっているように思う。

<9 月24日(金)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
他山の石 or 対岸の火事的な話。→ 最大手米ビデオレンタル大手Blockbusterが破たん ネットに押され - ITmedia News http://goo.gl/HWut
戦後、日本の“殺生与奪"を米国に握られ、今では中国まで加わった。覇権を目指さないとはお笑いぐさな発言。→  asahi.com(朝日新聞社):温首相「主権や領土、妥協しない」 国連 http://goo.gl/xprY
 iPhoneの本当のライバルになりそうなのは?→ Facebook Phoneよりこれ。Mozilla SeabirdはOpen Webのコンセプト電話機 http://goo.gl/7upK
■(RT) fujisiro 日経ネットマーケティング最新号の特集「Yahoo! ニュースがカネで買える」の大見出し。金で買えるのは果たしてニュースと呼ぶのだろうか?金でニュースを売っていいのだろうか? http://ow.ly/2J8Ql
日本のメーカーなど及びもしない台湾の世界的メーカーとなったHTC。→ AppleがHTCを懸念するべき10の理由 (1/2) - ITmedia News http://goo.gl/URiP
CFOのように大量のスプレッドシートを作成する人以外は、PadでOK?→ 【コラム】タブレット型PC、旅行先でノート型PCの代用 http://jp.wsj.com/IT/node_108020

<9 月25日(土)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■(RT) SatoRichman 土曜日はPodcastでノンビリと#AppleCLIP 新次元の音楽シーンへ出発進行! 向谷実さん登場! http://j.mp/d82t5S
■(RT) SeaSkyWind 「近未来の書籍」を示す動画4編 http://bit.ly/damJ3e >表現力が増していくことのインパクトがまだ日本では正しく認識されていないのでは、と感じさせてくれる記事。
私もiPadの登場で、ネットブック は“終焉”だろうと思ったが、サドンデスになったしまった。→ RT @SeaSkyWind: <ネットブック>ネットブックの死!! http://bit.ly/dnTuVI >やっぱり米国ではiPadがネットブックを食ってるな。まあ、わかるけど。
■(RT) BeatComm Twitterのサイトリニューアル--2つのペインがもたらす新たな体験 japan.cnet.com/news/commentar… via @cnet_japan
■(RT) hkunimitsu 「船長釈放は屈辱的退却」米紙が酷評 http://ow.ly/2JI2W それはそうだろ。日本の責任でアジアの危険性を高めてしまったよ



(2)Tumblr
http://macume.tumblr.com/
 
Apple で暮らしが変わるーーリアル・デザイン 2010年11月号
なにかと紹介することが多いエイ出版社の雑誌。「リアル・デザイン」もお気に入りの雑誌である。

今号は、Appleのでデザインについての特集。ここのところ様々な雑誌でデザインに関する特集や記事が目立つ。
Appleとデザインは不可分な関係。「Apple製品で ライフスタイルをデザインしようということで、その機能美とデザインにフォーカスしているらしい。
▼リアル・デザイン 2010年11月号 No.53
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=14357
【おすすめTumblog】
(1) 人間工学・エルゴノミックスについてご存じですか?ーーREAL DESIGN2010年9月号(No.51)
http://macume.tumblr.com/post/834385387/real
(2)ビジネスマンにも必要なデザイン感性ーー特集「Q&Aで学ぶ、デザインの教科書。」
http://macume.tumblr.com/post/651949087/q-a
(3)デザインについて“知りたい”すべての人ーー特集は「デザインの学び方」
http://macume.tumblr.com/post/779871570


Discover Japan 2010年10月号 Vol.12ーー特別記事は「冷泉家」特集
またまたエイ出版の雑誌を紹介。同社が発刊している雑誌の中でも、日本の文化やライフスタイルに焦点を絞ったのが『Discover Japan』
テレビ東京では『和風総本家』なる番組も人気で、現今ではかつてのように西欧に向いていた目が、日本文化に向いているのは良きことかなとも思うが、それだけ内向きと言えなくもない

さて、今号では「京都の100」という特集。特別記事は「京都千年の歴史を伝える、冷泉家とは何か?」というもの。
冷泉家(れいぜいけ)とは、京都御所の北側にある現存する唯一の公家屋敷。同家は、和歌の宗家としての伝統を800年の長きにわたり今日に伝えている。
冷泉家の邸宅は1982年(昭和57)年に重要文化財に指定された。
その他、「京都のお取り寄せ百選」などは理解できるが、袋とじ付録が「舞妓はん全員集合」というのもどうなんでしょう。
▼「Discover Japan」Top


今 週は今のアキバのメタモフォーゼ大特集ーー週刊ダイヤモンド
今週発売の週刊ダイヤモンド9/25号では、「アキバ変態(メタモフォーゼ)」と題して今 の秋葉原にフォーカスしている。
私も随分と秋葉原には出かけていないが、最近訪れた人によるとかなり変わったとの話。
かつての電気街だけという街から、それらを孕みながらオタク的ダイヴァーシティのイメージへと進化をとげつつあるようだ。最近では、メディアでも取り上げられる回数の多い、最新スポットとして最も注目されている昨今である。
第2特集は「コンサル活用の光と影」
それにしても、見出しタイトルは「「アキバ メタモルフォーゼ(変態)」の方が良かったような。
▼週刊ダイヤモンド9月25日号


ビジネスiPad ーー Twitterムックに続くヒットとなるか?
今年4月、同社では『ツイッター 会社と仕事はこう変わるを刊行してヒットさせたのは記憶に新しい。
ビジネスユーザー にフォーカスし、ツイッター導入ノウハウや最新の成功事例を紹介し、かつ手に取りやすいムックスタイルがヒットした要因だろう。
今度はiPadだ。日本では、出版業界の近視眼で電子書籍にばかり目を奪われ騒がれているが、米国ではそれ以上に業務用 端末としてPCに代わるデバイスとしての導入や活用が増えている。

しかし、 iPadについては、協議会やコンソーシアムばかり立ち上げ、 自分たちの既得権益を保守しようとしている電子書籍などより、業務分野 (B to B=ビジネス、学校の教科書、病院のカルテ等)で利用の方が、どんどん先に進展するだろうというのが私の考えだ。
私は、電子書籍などより、多様な分野でPad機器が急速に普及する(iPadに限らない)ことの方が重要な 意味をもっていると思うし、電子書籍などより活用する例は増えるだろうと以前から確信をもっている。

さて、今ムックもビジネスユーザーに絞り込み、業務分野における生産活動に特化した特集でビジネス用端末としての有用性を紹介しているようだ。
これからは、電子書籍などより、こうした様々な業務分野での活用本が増えるだろう。
なお、サイト左にある「>>目次を詳しくしく見る」をクリックすると、pdf目次資料をダウンロードでき る。

▼ 「ビジネスiPad」(日経BPムック)
http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/books/ 

▼「ノートPCや3D TVをiPadが喰う」:米国販売店
http://wiredvision.jp/news/201009/2010092120.html
▼ もしや Windowsの終焉? iPadのせいでPCが恐ろしく売れなくなってきた…
http://www.gizmodo.jp/2010/09/windowsipadpc.html


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同質化から飛躍的なアイデアは生まれないーーBRIDGE2010 Septemberに参加して(3)

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私的公開日誌@ウェブ暦:1009121.01

さて、ここまで最初のサイボウズ創業者の高須賀宣さんのレクチャーを基に、飛躍的なイノベーションは同じ枠組み内で考えるのではなく、全く別の次元や象限で考えることが良いイノベーションやアイデアを出すためにキーになる、ということについて綴ってきた。
しかし、それだけに限定せず、その背景や深層と思われることまで、私の経験したことや実感に基づいたことを書いてきた。

何故、今の日本からは飛躍的なイノベーション製品が出現しないのだろうか。

今回はこれについて考えてみたい。

たまたま先週「大西宏のマーケティング・エッセンス」の「「アップル」対「グーグル」。「マイクロソフト」の姿はどこに?」というブログに接する機会があり、その記事の結語で以下のように述べられている。


「「アップルTV」にしても「グーグルTV」に しても、日本の方が市場に導入しやすいと思うのですが、こういったイノベーションも、すべて海外での出来事で、日本は周回遅れでしかはいってきません。かつては、日本発というのが多かった時代もありましたが、ほんとうに残念なことです。」



■成功神話に囚われ続ける日本人

今や国際的に通用する言葉「kaizen」は日本が得意とするところである。
日本は、ものづくりにおける匠の技にこのkaizenが加わり、製造業(特に工業製品)分野においては高品質で高機能な製品によって世界市場をリードしてきた。それが日本を一大ものづくり大国に押し上げ、工業製品分野ではブランドを生みつつづけてきた源泉でもあった。

しかし、むしろそれが今日では製造業におけるいわゆる“成功神話の足枷"(プロジェクトX的な話)となっている。

iPhoneが日本で発売された時、国内の携帯電話を製造しているメーカーの技術者他ちが集まった場で、iPhone自体は技術的にはたいした ことはなく、日本であればもっとすぐれた技術を詰め込んだ製品を作れると一様に語ったのはあまりにも有名だ。
また、iPadが発売された時にも、同様にもっとすぐれたデバイスを作れるとも繰り返した

こうした工業製品時代のような技術偏重の考え方をして、日本製品の方が開発力や技術的には優位性があると自惚れている限り、世界が驚くような飛躍的な製品が再び日本企業から作られることはないような気がするのは、多分私だけではないだろう。

これとそっくり同じ構図はマーケティング業界にもあった。実は工業製品の分野にだけに限ったことではないのだ。

90年代半ば、ドン・ペパーズの提唱した “one to one marketingがもてはやされた頃の話である。
同マーケティングに対し、日本人にとっては目新しさはない。日本では昔からご用聞きというone to one marketing的発想があり、それに比べれば米国の最新手法など特段の新奇性はないという人がマーケティング業界にも多くいたのには驚くと同時にあきれた。

私は「なるほど」、ではそこまで言うのであれば、その素晴らしい現代版ご用聞き発想を1つの考え方として提示し、メソッドを築き、手法を実践して世に問い、さすが日本人のマーケティングは大したものだと世界から賞賛を得たのかといえば、決してそのようなことはなかった事実を如何に考えるのかと。

ま、一時が万事なのだ。


■同質化を社会全体で推し進める教育

さて、日本では同質化が好まれ異質なものを排除する傾向にあることは前回のブログでも語った。
何故そうなのか。それは教育に原因があると思っている。日本の教育こそはその根源的な原因だと私は思っている。

私たちは小さな頃から同質化教育されている。例えば、絵を描く時間に他者とは異なる視点や絵を描くと、先生にその視点や見方はおかしいと直される。

他者とは異なる独自の視点を持つことを「是」と はされずに「否」と小さなころから教え込まれる。西欧(特に米国)では、むしろ異質な視点や発想をもつことが歓迎され、違う視点や着想で絵を描くことがその人の個性として尊重される。

余談だが、私は「お宅のお子さんは少し変わっている」と先生からは言われたと、母から何度か聞かされた。

また、思考力を養う(自分で課題を発見して解決 策を見いだす)より単に記憶力を鍛えることが、成績優良で賢い生徒だという価値基準が優先されることも同質化を促す要因だろう。

これは善し悪しも問題ではなく、教育するうえでの考え方の問題である。

これは実社会に出ても同じである。かの聖徳太子の有名な金言「和を以て貴しと為す」という言葉が好きな日本人は、異質なことで争いが起きることを避けるため、最初から異質なものを排除するということを選択してきた。

これは以前、ある企業の人事採用担当者から直接に伺った話であるが、企業がユニークな人材、個性的な人材と言いながら、何故同質な人材を採用するのかと質問した。

その採用担当者は以下のような実態を聞かせてく れた

もし、誰でも知っている世間的に有名な大学(例:東大、慶應、早稲田など)出身者だけを採用しておけば、その人材に問題があったとしても会社側は許してくれる。
しかし、もし、逆に自分が採用を担当した新卒で知名度のない大学出身者社員が「和を以て貴しと為」さない人材だった場合、採用を担当した自分が会社から責めを負うことになる。
だから、それを避ける(責任回避)ためにはどうしても無難な人材採用するしかないのだという採用側の“都合"を吐露した。

マーケティングにおいても、企業は口では差異化と言いながら、二匹目のドジョウ(似たような)を狙ったような製品やサービスを開発したり発売するのだから、すべからく一事が万事である。

だがしかし、繰り返すが、これは善し悪しの問題ではなく、考え方なのだ。

高度経済成長の時には、むしろこうした同質化はうまく作用していた。
しかし、今のような低迷をしている時代、従前通り規格化された優等生を量産することで横並びを尊重した教育や人材育成では駄目なのだが、上記のような状況だとそれも改まることはないような気がする。

今のような状況だからこそ、同質な人間の集合知より異質な人間のビジョンや個性によるブレイクスルーが真に必要だとは思うのだが。それも難しいのが我が国の組織社会である。

要するに、人を見る目があるとかないとかを云々する以前の問題だ。

今日、Apple社が次々と革新的な製品をリリースしていけるのは、良くも悪くもジョブスのような強烈な個性があるからこそである。
もとより、強烈な個性があるからとて誰でもがスティーブ・ジョブスにはなれないのはあたり前なことでもあるのだが。

今回は、イノベーションの参考になればと思い、Apple社やスティーブ・ジョブスについての過去のブログ記事を下記【おすすめブログ】に集めたので、ご笑覧を頂ければ幸いである。

次回は、採る側と採られる側の問題、ベンチャー企業の問題などについて考えてみたい。


(続く)


▼「アップル」対「グーグル」。「マイクロソフ ト」の姿はどこに?
http://news.livedoor.com/article/detail/5016880/

▼思考力を鍛えるための方法
http://cyblog.jp/modules/weblogs/4509

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【お すすめブログ】
(1)Appleのモノ作りの独創性、革新性の秘密についてーーフィル・シラーが語ったこと
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1005152.html

(2)iPad への大いなる誤解ーー完成品ではなく、Padの“未完成品のはじまり”
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1094949.html

(3)「ネットブックはがらくたのようなハード」と否定。Appleは常に期待を裏切る。
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/818662.html
 
(4)一足早いApple「iPad」についてーー「タブレットPC」という呼び方はや めよう
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/970404.html

(5)Apple&ジョブス「必読この5冊」
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/712780.html

週刊ソーシャルWeb通信9/21近づく秋号

socialweb_cover
私的公開日誌@ウェブ暦:100921.01

先週は、久しぶりに活発なソーシャルアクティビティ(以下、SA)が回復

ブログBRIDGE2010 September」についてもようやく記事を2本(プロローグを入れると3本)は既に記事を書いた。

特に目立つのはTumblrの活用が多かったこと。Tumblrは主に気になる雑誌の特集記事にフォーカスして紹介することを目的に利用している。
私のTumbogを読んでいれば、中吊り広告などの雑誌広告情報はいらないはず(って本当か?)。

結局、今のところ私のSAの基本はブログ、Tumblr、Twitterが核なのである。
しかし、FriendFeedだけ相変わらず使いあぐねている。なんとか有効な活用方法を見つけねばとは思っているのだが……。

ところで、つい最近、通常の「macume.tumblr.com」以外に、「mega-editor/macume」(最下段URL参照)というURLがあることに気がついた。
これを利用すると今までの投稿情報をサムネイル一覧で表示してくれる便利な機能があることに気がついた。

Googleの画像検索のようで、写真や動画にTumblrを活用している人には便利な機能だろう。また、イラストレーターなどにはありがたいサービスだろう。

最も、そうした人たちはNAVERのサービス “pick”を既に利用している人が多いようなのだが。

しかし、Tumblrも日本語化されて読み込みスピードがもっと速いともっと言うことなしなのだが。


(1)Twitter
http://twitter.com/macume
<9月12日(日)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
身も蓋もないが、X-Fileでなくともあの有名なフレーズ「真実はそこにある」と 言いたくなる。→ 下流食い http://goo.gl/CLPu
皆さん、ご存じでしたか! 今日は「宇宙の日」です。ディスカバリーチャンネルでは、様々な宇宙の特集を流していました、しかし、仕事で見られず残念無念。
 
<9月13日(月)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ■(RT) wcm_jm  ライブドアの検索が、ネイバー統合検索になってるよ!!今頃気付いてちょっとくやしい。やっぱし一般ユーズでの検索はネイバーで間違いな し。
いや〜、本当に「2」と「3」は、常々書くこと・表現すること(アウ トプット)が好きな私にとって、思わず「御意」と同意してしまう。→ 文章力向上のための10の基本的心構え: とみー http://goo.gl/HL3y
 
<9月14日(火)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「スタートレックファン」でなくとも見よう。 本日のNHKクローズアップ現代は「暗黒物質」がテーマ。再放送は、BS2で深夜24:55〜25:21(14日(火)午前0:55〜)。→NHKクロー ズアップ現代:放送予定 http://goo.gl/G1qp
■(RT) ikiben  RT @ITlifehack: ITライフハック : 「夢」に金と人が集まるのはシリコンバレーしかない【iPhone でチャンス掴め】 http://bit.ly/c3tPGt
■(RT) ikiben  RT @ITlifehack: ITライフハック : iPhoneアプリの制作4原則と5つの生き残り方法【iPhone でチャンス掴め】 http://bit.ly/czvezx
■(RT) ikiben RT @ITlifehack: ITライフハック : 引きこもりから脱却する!仲間を作るiPhoneからiPadへの変化【iPhoneでチャンス掴め】 http://bit.ly/dy8lvk
■(RT) hkunimitsu RT @akiharada: 日本ではmixiボタンのライバルはfacebookよりもGREEボタン!?: ソーシャルグラフ戦国時代、mixi・Facebook・twitter・GREEによる『第三次アテンションウォーズ』勃発!:blog.livedoor.jp/gx_socialmedia…
「Windows Phone 7」のマーケティングキャンペーンに4億ドルも費やしたそうだが、果たして成功するのか? → Microsoftよ、 iPhoneの葬式はまだ早い - ITmedia アンカーデスク http://goo.gl/CKWD
■(RT) kawarano 同感。mixiのコアは、マイミクとの近密なコミュニケーションできる場と新しい人との出会いの場の提供かな。そのコアにボイスやチェックは貢献しなそうという予感。ライトユーザーに浸透しそうにない。 RT @yuco: mixiはどこへ行くのか http://bit.ly/9rsEeg
■(RT) masujun pickを徘徊中。pickの中には、これから頑張ろうとしている アーティストさんやモデルさん、ネイリストさんやヘ アメイクさん、フォトグラファーさんなどが結構いらっしゃる。みなさんの夢がかなうよう何かpickがお手伝い出来たらいいな。 http://nav.cx/g1d0rP
■(RT) Lilac_log 出版社はもっと早く電子雑誌に移行しないとイノベーターのジレンマに。いつの間に電子雑誌の新規参入に食われるでしょう。 @jink0222 紙雑誌の販売数より説得力のある雑誌の広告モデルは今は存在しない。数年は紙を売りつつ、電子で説得力のある広告モデルを模索するしかない。
 
<9月15日(水)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Twitter for iPadのオリジナルのアイデアとの噂。 → Twitter本家サイトを刷新=分割画面で情報の深掘り可能に【湯川】 : http://goo.gl/J8VW
米国よりむしろ日本での需要が高いだろう。 → RT:ネットで買って近所のセブンイレブンで現金を払う –PayNearMeをすでにAmazonやFacebookも利用 jp.techcrunch.com/archives/20100… via @techcrunchjapan
御意! 同時に我々一般ユーザーのリテラシーが高くなることも重要。 → ニュースが我々を見つける時代。 RSSからソーシャルフィードへ:In the looop:ITmedia オルタナティブ・ブログ blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/09/… via @toru_saito
■(RT) IHayato マルチポスト問題。異なるソーシャルグラフに同一の「いいね」を流す。 複数のソーシャルグラフに被りがある場合はうざったがれてしまいそう。ソーシャルグラフに流れる情報の総量は増えるけれど、ユーザーはそれを喜ぶか。
■(RT) IHayato いいねボタンがユーザーにもたらすメリットはコミュニケーション。 マルチポストした時コミュニケーションが生まれるソーシャルグラフと生まれないグラフが出てきそう。Twとmixiに連動しても、mixiではコミュニ ケーションがあまり発生しないのと同じく。

<9月16日(木)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■(RT) tokuriki ツイッターの新デザインだと、一つの発言の個別ページに、公式RTをしてくれた人のアイコンがFacebookのLikeボタンみたいに並ぶようになったんですね。アメリカでは、ツイッターとFacebookはやっぱり、ガチで戦ってるんだなぁと実感。
■(RT) knnkanda 昨日のWBSで、3Dに本気なストリンガー「200本もの3D映画を リリースする」を見て、こりゃ、ソニーだめだと思った…。ワールドビジネスサテライト http://j.mp/cB5bMD

<9月17日(金)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■(RT) MM_morishita RT @kenjieno: 「シェ松尾」倒産しちゃったのかー。 http://bit.ly/9FsPvP
cnet_japan 博報堂DY、電子書籍を自動構成してマルチ配信する「Rocket Press」を開発 http://bit.ly/a5avAP
アーリーアダプターが多いにもかかわらず、世界の“イノベーション" からどんどん置いてきぼりにされていく日本。→ 「アップル」対「グーグル」。「マイクロソフト」の姿はどこ http://goo.gl/hWIC


(2)Tumblr
http://macume.tumblr.com/
「SNSソーシャルネット経済圏〜人の絆が金を生む」ーー日経ビジネ ス9/13号
駅の売店で日経ビジネスの表紙が目を引いた。表紙がAmeba ピグだったからである。
今週号では「SNSソーシャルネット経済圏」として、ネット上の各コミュニティを“ネット社会の経済圏”と見立て、SNSにフォーカスした特集を組んでいる。

SNSを活用して消費者との接点構築(絆づくり)に成功している企業を事例を挙げて紹介をしているようだ。
今特集では、その他にもEvernote、グルーポン、Foursquareの ようなロケーションサービスも取り上げられている。
その他では、「若き野心、起業家8人」「アッ プル、ソニーも日本市場は後回し ジョブス、新商品発表」などの見出しが目をひいた。
・ 日経ビジネス9/13号「SNSソーシャルネット経済圏」
http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbo/base1/index.html?xadid=002

■ついに出てしまったーーディアゴスティーニ 『鬼平犯科帳』のDVDコレクション
うわ〜、これにはまいった。過日に書店であのディアゴスティーニのDVD付き『鬼平犯科帳』創刊号を見てしまった。全第52号の予定で刊行されるらしい。
昨年12月、朝日新聞出版からは『週刊 池波正太郎の世界』が刊行された。 池波正太郎と『鬼平』は根強いファンがついているから、コンテンツとしてのうまみがあるのだろう。

しかも、創刊号〜第52号の応募券を貼って応募すれば、全員に専用「桐製DVDラック」までプレゼントするという“罠”まで仕掛けて購買意欲をそそろうとしている
同社の刊行する分冊百科形式による雑誌は、パートワーク雑誌と呼ばれている。この分野のテーマは無限にあるといっても過言ではなく、まさに現在の百科全書の様相を呈してきた。

以前にも『週刊スタートレック』(全314冊)には随分とお金を費やしたものだ。
現在、雑誌不況と言われる中、これだけ次々と刊行するのは確実な需要があるのだろう。
いまでは、講談社、小学館、集英社などの大手出版“御三家”はもとより、朝日新聞出版から、新規参入のアシェット・コレクションズ・ジャパンまで活況を呈している。
こう いう少しずつ負担にならない金額を小出しにさせ、しかも毎号そろえることで完成するようなものまでつけコレクション心をくすぐり、 最終的には結構な出費になるというのはあざといが賢い。

最近の付録雑誌もそうなのだ、記事を読むだけなら電子雑誌で十分だが、具体的なグッズを付けて目の前にぶら下げて買わせるというのは、案外雑誌 の生き残る道はこうしたところにあるのかもしれない。

デアゴスティーニよ、頼むから『銀河英雄伝説』は刊行しないでくれ!
デアゴスティーニ『隔週刊 鬼平犯科帳DVDコレクション』
http://deagostini.jp/ond/
・徹底した事前リサーチが鍵——デアゴスティーニの「パートワーク」ビジネス
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1006/08/news104.html
【おすすめTumblog】
(1) 「週刊 池波正太郎の世界」が朝日新聞出版から創刊
http://macume.tumblr.com/post/272663199
(2)今度は、「週刊宇宙戦艦ヤマト オフィシャル・ファクトファイル」を創刊
http://macume.tumblr.com/post/368236760


■「マーケ ティングこそすべて」ーー久々の『ハーバード・ビジネス・レビュー』
書店で久々に『ハー バード・ビジネス・レビュー』(2010年10月号)を手にした。
かつては、定期購読とはいはないまでも、ほとんど毎号買っていた雑誌だった。米国の最新マーケティング手 法、マネジメント、経営戦略などのエッセンス情報を入手できるクオリティ誌だ。
特に、最新の手法と具 体的なケースがバランス良く記事として掲載されている。もとより、米国のケースタディであり、それがそのまま日本国内企業に適用可能か という話は別である。

かつて「もはや欧米からは学ぶことはない」などと自惚れていた時期があった(バブル経済期)。
しかし、私は当時にも思っていた。それでは、「何故、未だに米国からマーケティング、マネジメントなどの最新手法が紹介されると、それらを依然としてありがたがって拝聴しているのだ」と。
ましてや現今の我が国は、隣国の韓国にも虚心坦懐に学ばなければならないほど衰退をしている状況である。
以下は、今号の主な目次.
特集「マーケティングこそすべて」
製品マーケティングから「顧客の深耕」への転換
・マーケティング再考
顧客に密着し、顧客も知らないニーズを発見する
・エスノグラフィック・マーケティング
神経科学の知が「顧客理解力」を進化させる
・ニューロ・マーケティングの可能性
ネット事業もリアルな顧客サービスが決め手
・ザッポスの伝説
ほとんどのビジネス・リーダーが誤解している
・ブランド・コミュニティ:7つの神話と現実
消費財メーカーは自社ブランドを守れるか
・ハード・ディスカウンターの脅威
不確実性の時代に唯一最適解は存在しない
・シミュレーションする経営
40地域1万2000人の調査が明らかにする
・女性の消費力が世界経済を動かす
顧客との認識ギャップに注意せよ
・不祥事からブランドを守る方法
『ハーバード・ビジネス・レビュー』(2010年10月号)
http://www.dhbr.net/magazine/backnumber/201010.html

■電子出版:インタラクティブ&ソーシャルで変わる編集者ーー電子書籍の特集
昨年3月号をもって休刊となった『編集会議』は、同社の『広報会議 別冊』として今年の4月に復刊された。

今回は、今が旬の「電子書籍」(電子出版)にフォーカ スした特集号。
「電子出版 混沌を突破するヒント 激動の2010年 迫る第2波 乱立・混戦状態の出版界着地点はどこにある?」と長い見出しもついている。
以下は目次。
・ 出版社アンケート&電子出版の先頭を走る6社の動き
・コンデナスト・パブリケーションズ・ ジャパン
・スターツ出版
・メディア・シェイカーズ
・ダイヤモンド社
・扶桑社
・ディスカヴァー・トゥエン ティワン
解説! グーグルエディション
書 店・取次 紙と電子の融合を目指す
・東京都書店商業組合(booker’s)、トーハン
印刷会社 総合ソリューションで電子化を促進
・大日本 印刷、凸版印刷
特別インタビュー
・グーグル 佐藤陽一氏(戦略事業開発部 ストラテジック パートナー デベロップメントマネージャー)
・植村八潮氏(東京電機大 学 出版局 局長)
世界初! 電書フリマに行ってみた!
電子出版 基本のQ&A
電子 書籍関連本を読み比べ! めくるめく電子書籍の書籍
デジタル化、ソーシャル化で編 集者・ライターはどう変わる?
・『電子書籍元年』 田代真人氏インタビュー
・電子出版をリードする6人の提言
・Web & Publishing 編集会議秋号(2010年広報会議11月号別冊)
http://www.dhbr.net/magazine/backnumber/201010.html

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見ることと見えないことの大きな差異ーーBRIDGE2010 Septemberに参加して(2)

bridge

私的公開日誌@ウェブ暦
:100917.01

前回のブログは、後で読み直してみるとちょっと長く書きすぎて2回分くらいの量を書いてしまい、つい以前のように長く書く悪い癖がでてしまったと反省した。今回から短めにいくことにする。

今回は、着眼・着想とも関連が深い気づき・ひらめきについて考えてみる
人には、他人や大勢が同じテーマや問題について考えている時、思いもよらぬ着想・着眼、気づき・ひらめきを得る人というのがいる。

着眼・着想と気づき・ひらめきはセットである。

ところで、過去のブログに何度も書いたことがあるのだが、ここで再び私が好きなニーチェのかの有名な「独創性」についての箴言を取り上げる。


「独創的ーー何か新しいことを最初に見ることではなく、古い、古くから知られた、誰にでも見られ、見過ごされているものを新しいもののように見ることが、本当に独創的な頭脳のしるしである」(『人間的な、あまりに人間的な』より)


この典型的な例は、ニュートンの万有引力の法則の発見であろう。
物が上から下に落ちるのは誰でも当たり前に思っている。これが逆、すなわち下から上へ上がったら皆が何故かと考えるが、誰もが落下することには何の疑念も差し挟まなかった

しかし、ニュートンは、リンゴの木が落ちるのを見て「誰にでも見られ、見過ごされているものを新しいもののように」見ることで、 万有引力の法則の発見に至るひらめき(気づき)を得たのだ。
このように、同じもの(現象)を見ていながらも、「何」か気づきを得る人とそうでない人はいる

Apple社のスティーブ・ジョブスが、パロアルト研究所 (Palo Alto Research Center:通称PARC)を1979年に見学に訪れ、「コンピュータの未来がここにある」と啓発され、最初のコンシューマー向けのGUIによるPC「Machintosh」開発の着想を得たことはあまりにも有名である。

それまでにもPARCを訪れた人は多々いた(ビル・ゲイツもいた)が、その成果と価値を見抜けず、結局はジョブスの着想と情熱が最初に偉大な歴史的な成果を彼にもたらした


■青春時代のある経験ーー突拍子もない素朴な疑問

実は、私がこうしたことを考える様になったのには、高校時代のある経験に基づいている。私は、元来が倫理・社会の授業が好きだったし、哲学が好きななのも基本的には「思考する」ということが好きだからである。

世界史の時間に先生にある質問をした。何かの戦いについて授業を受けていた時、先生が黒板に「勝利」「敗北」という字を書いた。
前者は勝るに 利益の利なので理解はできるが、後者は敗れるに何故「北」という字を書くのか突然疑問に感じてその理由を質問したのだ。

教室の生徒たちからは「馬鹿なことを聞く奴だ」という嘲笑の声を聞いた。しかし、私を笑った生徒たちとて知っている訳ではない。何の疑問もなく昔からそのように書いてきたから従っているだけで、何故「北」という字を書くのかは理解していない。

その世界史の先生は「国語の先生に聞くように」といい、国語の先生に尋ねると「漢文の先生に聞くように」とたらい回しにされた。
はたして、漢文の先生は、私の疑問への回答を用意してくれた。

その漢文の先生によれば、「北」という字を書くのは、敵に背中を見せることから「背」の上冠からとったという説。また、中国は北からの侵略されることが多かったので北を追いやることが勝利だが、北からしてみれば再びに北へ追いやられるのは敗れることを意味していたことから「北」の字を充てることになったという“2つの説"を教えてくれた
どちらが正しいのかは、その漢文の先生にも正確にはわからないということだったが、私の疑問点は氷解したような気がした。

もちろん、こうした疑問が解決したところで受験勉強には関係がないし、むしろ知らなくても困ることもない。

この経験から学んだことは、一見こうした突拍子もないことにでも気づくということは、実はとても大事なのだなという教訓を当時の私に与えてくれた。

そころで、これは半ば伝説的な話で、マーケティング関係者の間ではまことしやかに伝わっているのだが、味の素が売り上げを増やそうとした時、マーケティング、宣伝・広報・販促の各部門の人たちが集まって、どうしたら売り上げを増やせるかなんとか良い策をと知恵を絞っていたがなかなか良いアイデ アでなかった。
そこにまったく関係のない社員が、「え? 内蓋の穴を大きくして一振りの量を増やせばいいんじゃないですか」と言って、それが採用されたという伝説である。

上記の例こそ、集まった関係者が良策をひねりだそうと全員が同じ枠内(マーケティング枠)で考えいる時、一人まったくそうした枠組みとらわれていない人間の一言が事態を解決に導くということだ。

こうした時、むしろ既存の枠組み思考で鍛えられ、その中で知識や実績、経験や成功を積んでいる人ほどそうした枠内にとらわれる (自由になれない)ということを示唆している。

異質な組み合わせこそ、思わぬ科学反応を引き起こすものである。異質なところから着眼・着想から新たな気づきやひらめきが得られる。しかし、異質なものは日本、特に組織社会では排除される傾向にある。逆をいえば、日本社会では同質化が好まれる

何故、日本社会は同質化されたものが多いのか。これは極めて深くて根源的な問題である。

次回は、これについて私なりの考えを述べてみたい。


ところで最後に、論語のかの有名な「温故知新」(古きを温ね、新しきを知る)は、上記のニーチェの言葉と同様な金言である。
両者の言葉には、数千年の時間の隔たりがあり各々西欧と東洋の違いはあれど、それにしても着眼・着想、気づきやひらめきについて語っていることは驚くほど似ている。

(続く)

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【おすすめブログ】
(1)切り口とアイデアは“セット”の意味とはーーBRIDGE2010 Septemberに参加して

http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1247506.html

(2)プロローグーー近年最高のBRIDGE2010 Septemberに参加して
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1241613.html

(3)第二弾「BRIDGE 2010 April」は、いま最もホットなテーマ『メディアとマーケティングの革新』
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1148407.html

(4)確かに「身も蓋もない」が、有効かもしれない企画書の書き方に思 う
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/907972.html

(5)企画人における「心得之五ヶ条」

http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/796844.html

切り口とアイデアは“セット”の意味とはーーBRIDGE2010 Septemberに参加して(1)

bridge
私的公開日誌@ウェブ暦:100915.01


今回のブログから、過日に参加した“近年最高のソーシャルイベント”「BRIDGE2010 September」を基に、その時に皆で話し合われたこと、さらにはこれまでの自分の考えてきたことを整理する意味で5回の予定で連載ブログ記事とする。

当日のイベントは、「頭のいい人も新事業で大ゴケ!?事業創造のサイエンスとは」というのがテーマだが、それだけに限らない広範な問題が語られ、有意義であったことは先日のブログ“プロローグ”でも既に述べている。

これは新規事業や経営、マーケティングに携わるものに限らず、ビジネスに携わる人たち全員に有意義な話が詰まった玉手箱のようなunconferenceであった。

レクチャーの冒頭、サイボウズ創業者の高須賀宣さんは、新製品開発や新規事業の出すときにブレストのようにアイデア量に頼るのもロジカルで導かれたアイデアも共に駄目だとばっさりと切りてた。

もちろん、それらの発想や手法が全て有効性を持っていないという訳ではなく、状況によってはもちろん有用だということは分かっているうえでの発言である。

それは、高須賀さんが新規事業創出やイノベーションについていろいろと試行錯誤した中で、良いアイデアを考えつくための方法を徹底的に“考える”ことで、良いアイデアを創出する方法論とは確率を上げる方法こそがキーになるということにたどり着いた1つの結論である。

その確率を上げる方法として、切り口とアイデアがセットが有用だということである。

今回は、この件について書くことにする。


■80年代の徒花ーー新規事業ブームの実態

ところで、80年代半ばから90年代前半にかけて新規事業ブームというものがあった。
1979年のエズラ・ボーゲル『ジャパン・アズ・ナンバーワン―アメリカへの教訓』に端を発し、その後80年代のバブル社会へと邁進する我が国であった。

当時、もはや西欧から学ぶことはなくなった」とうぬぼれていた絶頂期。各企業では新規事業部なるものを設け、新しい事業の種を求めていた。
しかし、そういう一方で最新の経営戦略やマーケティング手法が米国から上陸すると、皆がありがたがって拝聴していたのは何故と私は当時疑問に思っていた。

また、ビジネスマンの勉強会ブームの追い風もあり(私も興味のある勉強会には積極的に参加していた)、そうした勉強会に参加すると必ずそうした新規事業部門の担当者の方々に出会ったものだった。

しかし、そうした中から真の新規事業は育たなかった。それは発想やアイデア以前の問題だったのだ。ちょうど、TwitterやSNSなどソーシャルメディアが流行っているから、という理由で導入してみたが成果の上がっていない企業と同様である。

この80年代の新規事業ブームの折、そうした部門長の肩書きをもった人たちと名刺を交換することも多かった。その当時、私自身が新規事業に関心が高かったこともあり、そうしたマーケティング企画の依頼を受けていくつか提出したことがある。

そうした人たちは真剣に新規事業について考えてはいなかった。担当者は元々が営業部門の次長クラスの人で、業務命令で新規事業部の部長のポストを与えられていた。
会社からは週1本の新規事業のアイデアに関するレポートが課され、その報告書作成のためのネタ探しのためにあちこちの勉強会に出席していた。しかも、参加費は会社持ち。

そうした人たちの中には、3年ほどこの部門でつつがなく過ごせば、今度は営業部へ部長として戻れると語る御仁もいた。

こうした考え方や人では新規事業の良いアイデアを創出できる訳もないではないか、思う人もいるだろう。そう、その通りなのだ。しかし、当時の新規事業部門担当者の実態とはそうしたものだった。

企業としてのビジョンも戦略なく、担当者自身も業務命令どおりにしか動かなければ至極当然の結果である。

まあ、それまでにも斬新な企画を依頼されたので提出したら「前例がない」と言われたり、口では“差別化”とは言いながら他社と似たような企画を要求されたりしたことがあるので、我が国のマーケティング担当者は理解のない上から指示されれば、自身で熟考することなくその通りにだけ動くだけのは現在でも代わり映えしないのだが。


■切り口とアイデアをセットで考えるとはどういうことかーー切り口とは別象限から考えること

これは、一言で言えば「異なる象限」のフレームワークで考えることだ。 
ある業界の問題はその業界内での枠組み内だけで考えていても、根本的な解決策は出ないということ。四象限(α象限/β象限/γ象限/δ象限)基に説明しよう。

α象限内の問題を解決する時、同象限内で発想したりアイデアを出し合って解決するのではなく、まったく別象限から考えるというのが「切り口」である。

より具体的に説明すると以下のようなことである。

例えば、喫茶店業界が抱えている課題を解決する際、その業界団体の人間が集まって業界内の視点だけから考えていたのではだめで、他業界で解決しようなアイデアをベンチマークする、あるいはそうした別業界人の視点や発想からアイデアをもらうようなことである。
逆に言えば、同じ業界人同士(同質性)が集まって、業界人フレームワーク内だけで考えているだけでは、それほど効果的なアイデアは思いつかないということである。
そして確立を上げるためには、そうした違う象限からアプローチする方がイノベーティブで効果的なアイデアの出る確立が高いという訳だ。

ところで、かつて広告代理店の“企画請負人”をしていた頃、イベント企画の仕事で似たような経験をした。

代理店の人間としてはイベント屋的発想とは異なる企画案を求めていたのだろう。私はイベント企画の専門家ではないことを承知で、企画の依頼してきた。

プレゼン当日、はたして会議の席にはイベント制作会社も参加していた。
しかし、私のプランに対して、「それは消防法に抵触するので不可能」とか「道交法上の制約がある」などの発言を繰り返した。

その時思った。その道の専門家(経験豊かなプロ)なのだろうが、それがアキレス腱となってその業界発想枠を突き抜けたり異なる視点(切り口)から企画(アイデア)ができないからこそ、その代理店の担当者は私に声をかけたのだろうと

これが、切り口(別象限発想)とアイデアはセットということの意味である。換言すれば、異なる枠から着眼・着想するということである。いったん、従前の枠組みによる発想をリセットするべきであり、同一枠内で改善することだけで何とか凌ごうという発想は思い切って“削除”すべきなのである。

私個人としては常々そのようしてきたので、基本的には企画やアイデアを求められる人間にとっては常識だと思うのだが。

これについては、昨年の「WISH2009」について記したブログにも、ドレスファイルの例を引きながら“閉じた業界的な発想からでは出てこない部分が重要”と書いたので(下記(5)のブログ)ご参照いただければ幸いである。

AMNの徳力さんもブログで「もっともっとそういった、いわゆるネットベンチャー以外の人たちとも、つながっていくべきだと思うわけです。」と語っているのは、そういう意味できわめて深く鋭い意味を孕んでいるのだ。

次回は、着眼・着想などについてもう少し考えてみたい。

(続く)

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【おすすめブログ】
(1)プロローグーー近年最高のBRIDGE2010 Septemberに参加して

http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1241613.html

(2)「WISH2010」に参加して(1)ーーオープニングセッショ ンに寄せて
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1240000.html

(3)日本に活力がない3つの理由ーーあまねく社会に蔓延する3つの要因

http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1219337.html

(4)昨晩ではなく昨年末の『カンブリア宮殿』に思うーー希望と期待を 持てないこの国の行方

http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1062272.html

(5)熱気、活気、興味にあふれたイベントーー「WISH2009」に 参加して
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/939858.html

週刊ソーシャルWeb通信9/13発言少ない号

socialweb_cover
私的公開日誌@ウェブ暦:100913.01

先週、まるでブログやTwitterを始めた頃のように、最近では一番ソーシャルアクティビティ(以下、SAと表記)が極めて少ない週だった。

夏枯れだったわけではなく、徹夜続きの仕事でSAに費やす時間がまったく取れなかっただけなのだ。ブログも「週刊ソーシャルWeb通信」だけになってしまった。

こうしてみると寂しい一週間だった。現在では、SAすることは私にとってかつて新聞を読んだり、TVを見ていたのと同じように 生活の一部になっているのだなということを改めて実感。
まるでインターネットを始めたころ、お気に入りのサイトやリンク先を毎日ネットサーフィン(死語)していた頃を思い出した。

先週には連載を開始予定だった「BRIDGE2010 Septemberに参加して」を記事にするもの も、まったく手つかずの状態。今週からなんとか開始したい。しかし、扱う内容が深いだけになかなか筆が進まないことが心配なのだ。

さて、今頃気づいたのであるが、ようやくツイート数が3,000を超えていた。先日のブログの記事投稿数が500件越えしていたのも後から気がついた。
各々の数が近づいてきた時はカウントダウンしていたのだが、実際には通過点を過ぎてから知った。
これからも特段、数を競ったり達成するために無意味な記事やツイートをする気はなかった。

これからも有意義SAを継続していきたい。それと、Twitterでは未だ「なう」とつぶやいたことがないが今後も同様の方針。

▼「プロローグーー近年最高のBRIDGE2010 Septemberに参加して」



(1)Twitter
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<9月5日 (日)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■私個人は同機能には全く興味はない。GoogleとAppleはソーシャルには手を出さない方が良いようなが…。 → RT @toru_saito: [news] - iTunes Pingが(少なくとも今のところ)全く期待はずれな件 → http://j.mp/9CMmtO
期待してますよ。今度WPにつ いてご教授を。RT @hakoda: デザインはまだだけどhakoda.jpをMTからWPにした。hako.jpも持ってるのでhako.jpに仮構築して確認後に【da】を追加して差し 替える方法でやってみたところ成功。今度は宇宙観光企画のサイトもやらねば。
■(RT) SatoRichman 日曜の朝はボッドキャスト!【 #AppleCLIP 】本日ワンボタンの魚井教授をゲスト
に迎えました。「大学だってMACで大成功!」 http://bit.ly/bogYJw #applejp
 
<9 月6日(月)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
良いですね。Cafe&Bar化計画。夜 はちょっとしたBarで気軽に立ち寄れるスタンディングが基本。なんて勝手に妄想。RT @momohajime: 恵比寿クリップラウンジを隠れ家カフェにしてしまうかな。エスプレッソマシーンも再稼働させて本格的に。カフェオーナー募集してさ。週替わり
■(RT) kimsongju フェアなはずのビジネスの世界で、許し難い行為です。皆さま、リツイートのご協力お願いします。@officenavi ブログ更新しました。脅迫状 - 信じられないことですが、会社に脅迫状が届きました。? http://am6.jp/a4XjAB

  <9 月8日(水)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日の都内は豪雨ですごい状態になっていたのだな。知らなかった。「青山が海」「表参道が洪水状態」都内襲った豪雨、Twitterに現 http://goo.gl/3bTx?

<9 月11(土)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
■(RT) SatoRichman 今夜、活況を繰り広げる激安酒場を探るマーケティング研究会があります。トークセッ ションで予習して、現状視察ツアーにでます。主催はマーケティング庵。
ソーシャルメディアやアグリゲーターの伸展と普及で、ついに幕を下ろすことになった。→ RSSリーダー時代が終焉か、Bloglines がサービス停止へ - メディア・パブ http://goo.gl/knEG



(2)Tumblr
http://macume.tumblr.com/
美貌の女性日本画家ーーその名は松井冬子
先日ま で、箱根のポーラ美術館で日本画展が開催されていた。
岡倉天心が 大好きな私は、なんとしても見に行きたかったのだが生憎と叶わなかっ た。
何より、アジアの文化で 育ったことを嬉しく感じている私は、こよなくアジア人である。
以前、好きなイラス トレーター・漫画家は、筆を駆使した現代の水墨画のような作風で知られる台湾の鄭問(チェンウェン)だということを書 いた。

さて、今回は第二期だとかで、ポーラ美術館収蔵作品の中から約120点を1期・2期に分け、日本画展を開催した。今回の見所は、杉 山寧(やすし)の絵画コレクションだった。
同展では、横山大観をはじめ、東山魁 夷、?山辰雄、平山郁夫なども 展示された。

ところで、最近、松井冬子という女性画家がいることを知った。作品を通して知ったのではなく、そ の類い希な美貌で知ることになったのだ。
しかし、斯様な人が先生だったら気が散って絵に集中できな いだろうに、と老婆心ながら感じてしまう。
それにしても「天は二物を与える」こと もあるのだ。
・ ポーラ美術館「日本画」(第1期・第2期)
http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/03_16.html
・ 松井冬子
http://matsuifuyuko.com/
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(1)「書」はアートであるーーpen7/15号
http://macume.tumblr.com/post/760775329/pen7-15
(2)『サライ』9月号 ーー「日本美の粋が込められた庭を巡る旅」特集
http://macume.tumblr.com/post/940991794/9
(3)「精神の淫売」としての政治という情況ーーニーチェの箴言に寄せて
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/977751.html

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週刊ソーシャルWeb通信9/6残暑は続く号

socialweb_cover私的公開日誌@ウェ ブ暦:100906.01

先々週の「WISH2010」に続き、先週はBRIDGE2010 September」に参加と、2週連続で面白いソーシャルイベントに出かけた。

それらのおかげもあって、久しぶりにブログの更新頻度が回復し毎日ポストした。特に、31日には 「WISH2010」について2本記事を投稿。またここのところ枯れていたTwitter も潤いたっぷりだった。

さて、その「BRIDGE2010 September」は、2日間で定員の80名に達して早々に締め切 り。当日の参加数70名余り、初の“unconference”に挑戦ということもあり非常に有意義であった。

その濃すぎる充実した内容は、これから縷々当該ブログにアップしていく予定。


(1)Twitter
http://twitter.com/macume
<8月29日(日)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■(RT)SatoRichman #AppleCLIP 今回は「だだ漏れ?そらのちゃんの謎を解く」と題して、USTのだだ漏れで有名なそらのちゃんに、根掘り葉掘り伺いました。 http://bit.ly/ckJYCz

<8月30日(月)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Googleのソーシャルへの執着は未だ衰えず。 七転び八起きになってきた。 → Google、ソーシャ ル技術の新興企業Angstroを買収 - ITmedia News http://goo.gl/x9as
御意! 確かに、電車内で新聞 や雑誌を読んでる人を見かけるのは珍しい光景になってきた。新聞購読は惰性。 私も止めてからしばらくはなんとなく不安だった。→ さよなら、日経 - わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが http://goo.gl/FzL5
デジタル教科書(教材)がもた らすこれからの可能性。→ 小寺信良「ケータイの力学」:先生が変わる、授業 が変わる iPad http://goo.gl/wLCg
記者だけではなく、政治家も、 記者クラブに問題があることすら理解できていない実態。さて、生き残る新聞社 とは以外にも……。→ Business Media 誠:上杉隆の「ここまでしゃべっていいですか」(9):最 http://goo.gl/zFoZ Mon Aug 30 17:46:01 2010 webから
提灯記事、やらせブログと同床異夢。→ 広告主による身分を隠してのレビューは御法度 - 初の適用事例 http://goo.gl/qGKv
日本では就活する側の質を云々 しているが、むしろ企業側の質が問題ではと思わせる話。→ 就活で成功するた めに必要なたった一つのこと−アップル本 http://goo.gl/BUHJ

<8月31日(火)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
iPhoneのライバルが登場か? 日本版の仕様は未定だが期待されるハイエンドデバイス。→ 【レ ビュー】軽快な操作感が魅力の「GALAXY S」 - 日本上陸間近の注 http://goo.gl/49Af
これで“Facebookファ ンページ”が一挙に増えるかも? → マイスペース、Facebookの同期 機能を提供--コンテンツのクロスポスト http://goo.gl/nBC1
武術にも通じる考え方。型は大 事だという話。@inbook_jp: 「表現の型」をまず覚えることが文章上達の王道だからだ。オリジナリティーとか個性とかが問題になるのは、「型」を十分にマスターしてからのことだ。ずっ と先の話である。http://bit.ly/cEegJI
数少ないGoogle Waveユーザーへの救済処置。はたしてGoogle Meなのか? → RT:Google Waveは死んだままだが、2011年まで葬式はない。近くデータのエクスポートが可能に。 jp.techcrunch.com/archives/20100… via @techcrunchjapan

<9月1日(水)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Google依存では差別化できない、短期の収益 を求めずにユーザビリティを優先。しかし、マーケティング の基本に忠実な考え。→ 「とんでもないチャレンジ」 livedoor、検索エンジンをNAVERに変更 広 http://goo.gl/RkrB
プラットフォームと並び、実は 一大問題「口約束に近い契約の不備」に今頃あわてる出版業界。 → 電子書籍 ウォーズ:作家奪い合い、大手出版社も危機感 - ITmedia News http://goo.gl/4ck9
メール管理の時間がそれでもたっ た「6%短縮」にしかならないのか。→ Gmailに「優先トレイ」- 読み逃してはいけないメールを自動選別 | http://goo.gl/WP3C

<9月2日(木)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いよいよ本格的にソーシャルに乗り出してきた。 → Apple社のメディア新戦略:ギャラリー | WIRED VISION http://goo.gl/9hKP
未利用だが、私も早く使ってみたい。→ Gmail の新機能 Priority Inbox が便利すぎて怖いほど http://goo.gl/gfW2
ミュージシャンに続き、今度は 作家も。→ Amazon.co.jpに著者や出版社が情報発信できる「著者 ページ」 - ITmedia News http://goo.gl/zrik
「Twitter for iPad」は複数のパネルで関連するコンテンツを開いて切り替えられるようになっている。→ Twitterが公式iPadアプリをリ リース - ITmedia News http://goo.gl/X6N9
「情報がある程度露出され、新 しいつながりが顕在化する未来に明るさを感じます。」には御意RT @IHayato: ブログ更新。ざざっと思うところを書いてみました。 Appleの音楽SNS、Pingが登場。進む趣味情報の可視化 http://bit.ly/aqmqAM
本日の「BRIDGE 2010 September」のunconference、最近のイベントの中では最高に刺激に満ちたものだった。→ 3つも重なるイベント ラッシュな1日ーー 「BRIDGE2010」、「スマートや http://goo.gl/RlV7
本日の「BRIDGE 2010 September」“unconference”は、ブログに書きたくなる内容の詰まった「玉手箱」だった。これでブロ グを5回くらい書きたくなるほど の質を内包していた。追って、連載ブログとします。次回も楽しみだ。
規模より質。有志によるソー シャルイベントの時代を実感。先週のWISH2010の<日本のウェブはいかに して世界を目指すべきか>、本日のBRIDGE 2010 Septemberの<頭のいい人も新事業で大ゴケ!?事業創造のサイエンスとは>は、ともに相通じるテーマだった。
■ 本日のBRIDGE2010 に参加の皆様に送る金言。「独創的ーー何か新しいことを最初に見ることではな く、古い、古くから知られた、誰にでも見られ、見過ごされているものを新しいもののように見ることが、本当に独創的な頭脳のしるしである」(ニーチェ『人 間的な、あまりに人間的な』より)。
御意、御意、御意! RT @ysugamoto: 美しいマーケティング。嘘の無い。純粋なマーケティング。かっこいいマーケティング。目指すはそこ。
「来年の初旬に大きなヤマがくる」と予想。斉藤さ ん渾身のブログ。読み応えあります。→ RT @toru_saito: [今日のブログ] - Facebookは日本に普及するだろうか? http://bit.ly/diw1PQ
あ、 気がついたらブログ投稿件数が500を越えていた(505)。記念すべき500件目はソーシャルイベン トの WISH2010に関する記事だった。しかし、やはり1,000はまだ遠いなぁ。→ スケールも注目度もアップして今週末いよいよ開催ーーソーシ http://goo.gl/gMT3
ブログカテゴリに「ソーシャル イベント」の項目を追加。それにしても、505件のブログ記事中、なんと41 件も「ソーシャルイベント」記事。正直自分でも意外に多く書いているのにビックリ! → ソーシャルイベント : Bianchiの徒然ブログ http://goo.gl/Sfuq

<9月3日(金)>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「この地球上にアップルのように絶え間なく革新を 続ける企業はない」まで言わしめる記事。→ iPodの進 化に脱帽! | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本 http://goo.gl/yPuG
■(RT)sasakitoshinao 「本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み」 、Amazonに私のを書き換えて掲載された熱意ゼロの書誌情報はやはり出版社が送ったテキストだったことが判明。あーあ。 http://bit.ly/aS82hv
「スマートフォンやPadを使 うのにPCが必須なのはおかしいというようにも考える」時代は来る。アクセス ランキング1位〜5位まで全てApple情報だ。→ 【レポート】iTunesのロゴからCDが消えた日 - Appleスペシャルイベント詳 http://goo.gl/cwAR
リリース時には話題となった Voxだったのだが。私も解説本を買いましたが。ついにこの時が……。→ Six ApartのVoxが閉鎖へ http://goo.gl/VxHJ



(2)Tumblr
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これから電子書籍を制作する人の参考書ーーはじめの一歩に重宝
Kindleの時はそれほどでも なかったが、iPad発売以降は電子書籍バブルの様相を 呈している。

電子書籍にかんする本の出版ラッシュ、雑誌での特集が続いていることが何よりの証拠である。国内でも、雨後の竹のごとく電子書籍に 関する協議会やら懇親会など、利害関係者同士が様々な団体を立ち上げて主 導権を確保しようと躍起になっている。
しかし、電子出版を行うためには、乱立するデータフォーマットやプラットフォーム の中からどれを選択するべきかなどの知識や技術も必要となる。

「す ぐわかる電子出版スタートアップガ イド」は、初心者で電子出版に取り組んでみたいという人向けのに情報を網羅したガ イドブックだ。主 な内容は以下のようなもの。
・電子出版物を読み込むリーダー端 末やデータフォーマット、プラットフォームの選び方
・ 制作ツールに関する詳細な解説
・電子出版物の具体的な作り方
・電子出版ビジネスの事例
・電子出版物制作会社

日本の電子書籍作成の俯瞰する ためにはちょうど良い本だろう。
それにしても、「プラットホームを考えよう」にはボイジャーやパピレスなが紹介されて いるのだが、イー ブックのフォーマット(ebi.BookReader)が掲載されていない。
なんとなく、最近の存 在感の稀薄さはかつて在籍したものとし ては一抹寂しさを感じる。
・すぐにわかる! 電子出版スタートアップガイド
http://book.mycom.co.jp/mook/68398-62/68398-62.shtml


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プロローグーー近年最高のBRIDGE2010 Septemberに参加して

bridge
私的公開日誌@ウェブ歴:100903.01

昨晩のBRIDGE2010 Septemberは全てが規格外だった。近年これだけ意義深いイベントには滅多に参加できるものではない。これも「ソーシャルイベント」の成せる妙というものだ。

まさに古代ギリシャのプラトン的「饗宴(symposion=シンポジオン)」の21世版のごときだった。
シンポジオンとは、元来が「一緒に飲む」という意味なので超饗宴または超交流会であった。

それに先立つオープニングには、APEC WLN をきっかけに結成された「SPARK!」という魅力的な女性陣たちお披露目があった。

今回のテーマは「頭のいい人も新事業で大ゴケ!?事業創造のサイエンスとは」という、新しい事業を創出するための根幹をなす考え方についての話。

参加者は通常の半分の70名ほど(限定)。先ずは、サイボウズ創業者の高須賀宣さんレクチャーがあり、続いてunconferenceへと突入し活発な議論が交わされた。

私が長らく考えていたことや感じていたことあるいは体験したことなどが、穿つように氷解したり気づきもたくさんあり非常に有意義なものだった。

それにしても、一般的商業セミナーやシンポジウムに慣れている人や形式を重んじる人たち(他だったら一人数万円かも?)にとって、こうした内容や運営方法では逆に文句が出るかもしれないと思うほどだ。
従来のフレームワーク、従前型セミナーで学んできた人ほど、抵抗感を強く感じるだろう“はじけぶり”だった(これはある意味ヒント)。

これに、「まい泉」のおいしい食事まで付いて3,000円というのはお値打ちである。これも有志たちによる「ソーシャルイベント」だからこそ可能なことである(ちなみに「WISH2010」は2,500円)。

さて、実際の話の内容は非常に深い話であり、昨晩の内容はとても1回のブログだけで書ききれるものではない

私としては5回ほどの連載を予定している。これだけの連載は「マーケティング視点で考えたオリンピック」、「マーケティング視点で考えたプロ野球」以来となる(この“視点”という言葉もヒント)。
ご興味をお持ちいただけたなら、左カラムCategoriesの「自立のマーケティング思考と視点」からどうぞ。

一方、同時刻開催だった第2回「スマートやろうぜ!」の方も、なんと230名余りが集い、活気ある交流で大盛会だったようだ(MLで様子が伝わる)。

願わくは、次回は両者の開催日が同じ日にならないように祈るばかり。

さて、ここまで書いてきて、その内容を知りたくてうずうずしている方たちもおられるだろう。暫時ブログにアップしていく予定なので、暫しのお待ちを。

▼ BRIDGE 2010 September
http://eventforce.jp/event/6509

▼BRIDGE 2010 September(イベント報道・レポート・動画)
http://bridge.weblogs.jp/report/


▼「SPARK!」
http://www.spark-net.com/

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【おすすめブログ】
(1)第二弾「BRIDGE 2010 April」は、いま最もホットなテーマ『メディアとマーケティングの革新』
http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1148407.html

(2)「BRIDGE 2010 March」に見るソーシャルイベントの時代ーー有志が創り出す参加者と主催者の共有イベント

http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1124704.html

(3)3つも重なるイベントラッシュな1日ーー「BRIDGE2010」、「スマートやろうぜ!」、「WBS2.0」

http://blog.livedoor.jp/macumeld/archives/1241117.html

3つも重なるイベントラッシュな1日ーー「BRIDGE2010」、「スマートやろうぜ!」、「WBS2.0」

bridge
私的公開日誌@ウェブ歴:100902.01

本日はイベントラッシュな日だ。同時刻に下記のように3つも重なっている。

(1)BRIDGE 2010 September

主催者は、朋友の本荘さんと勝屋さんなどを中心とした数名人の“有志たち”
今回のテーマは『頭のいい人も新事業で大ゴケ!?事業創造のサイエンスとは』

このテーマは、今年6月、京都大学の「超交流会」とBRIDGEがコラボした時のテーマだった。 面白くて参加したかったのであるが、京都だったので参加は叶わなかった。それを今回は東京で行うと聞いては参加しない訳にはいかない。

しかも、今回は初の試みとして「unconference」形式での開催
通常の半分以下の規模、全員参加 で討論で従来的なセミナー、カンファレンスからの脱却を図る。登壇者からの一方通行ではなく、オープンでインタラクティブな場として開催される。

▼(参考記事)アンコンファレンス(Unconference)とはな んだろう
http://blogs.itmedia.co.jp/zenkishimoto/2009/10/unconference-c0.html?



(2)iPhone・iPad ・Android交流会「スマートやろうぜ!」

主催者は、これまた友人のEagle株式会社代表の藤永真至さん。

7月に第1回が開催され、次世代デバイス(iPhone・iPad・ Androidなど)に特化し、セミナー+エンターテインメント+交流会という新しい形で毎回開催される。

今回もオープニングセミナー、セッション、ライトニングトーク、懇親会と盛りだくさん内容での開催。
 



(3)「WBS2.0」
今回のテーマは「電子書籍によって"読書"がどう変わっていくか〜 ソーシャルリーディングサービス"Qlippy" 」

主催者は、株式会社モディファイの小川浩さん、グランドデザイン&カンパニー株式会社の小川和也さん。

インターネットの新しい流れやビジネスモデルに強い関心を持つ人向けのカジュアルスタイルカンファレンスということで、アップルストア銀座で定期的に開催されている。

バブルの様相すら呈している電子書籍について。電子書籍によって読書スタイルがどのように変化するのか。今回は、株式会社SpinningWorks代表の 白形洋一氏を招き、電子書籍、電子新聞、デジタル出版物の読者向けiPadアプリケーション、オンラインソーシャルネットワークサイトを提供する同社のプレゼンテーションが行われる。



どのイベントも既に締め切ってはいるのだが、興味のある方は、各々のURLにてアクセスして詳細のご確認を。

今回、一番最初に情報が届いたBRIDGE2010に参加をする。

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(1)「BRIDGE 2010 March」に見るソーシャルイベントの時代ーー有志が創り出す参加者と主催者の共有イベント

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(2)『BRIDGE 2010 March』に参加してーー志(有志)と思い入れと共有こそが肝要

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(3)第二弾「BRIDGE 2010 April」は、いま最もホットなテーマ『メディアとマーケティングの革新』

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何を今さらと思うかもしれないが「日本企業はソーシャルメディアに取り組むべきか」を見て思う

jokyo

私的公開日誌@ウェブ暦:100901.01

先週金曜日(8/27)、UstreamでITmedia特番として、ループス・コミュニケーションズ 代表取締役の斉藤徹氏、トライバルメディアハウスの池田紀行氏お二方の対談がストリーミング配信された。

題して「日本企業はソーシャルメディアに取り組むべきか」というもの。

何を今更と思う人もいるかもしれない。しかし、とにかく始めなければと焦っている企業や担当者もいることだろう。

累計視聴者数が731人と多いとはいえなかったのが残念である。しかし、未見の人はこれを見てもう一度自社について考えるべきだろう。

約1時間の対談であったが、私にとっては穿つ点が多々あり、是非とも見ることをおすすめする。

手元にメモ書きが残っていたので、ざっくりとまとめてみたのが以下のような点。


(1)はじめにソーシャルメディアありきではない

ブームだからとか、他社が初めているか らなど、理由も目的も明確でない動機で始めるべきではない。明確な企業としてのビジョンをもって臨むべき。

(2)オープンな企業ポリシー
伝えるべきことや知らせるべきは発表する、という覚悟とディスクロージャーなどの企業文化や資質を持たない企業はには向かない。

(3)情報発信者としての性格が顕著に表れる

人間と同様、その活用する企業の性格が表れる。そうした意味では、愛されない人にならないように留意するべき。

(4)情報の統制や管理したがるの企業には不向き
全ての企業ではないが、ブランド価値を徹底してコントロール可能であったメディアとは異なるので、これまでのようにブランド価値 を監視したがるだけでの企業には向いていない

(5)はじめの一歩を踏み出すこと

他社の動向や事例などばかり研究しているだけではなく、今日からはじめること。しかし、その際にいきなり大々的にはじめないこと。


特に(5)は同感である。
確か以前に私もブログでも書いたと記憶しているのだが、メディア担当者が広告や記事が掲載される雑誌をいろいろと見比べたりは するが、実際に自分でソーシャルメディアを開設してそれをを実感してみるという人はほとんどいないだろう。

そういう意味でも、マーケティングや広告宣伝など、コミュニケーション業務に携わっている人間は、自分でソーシャルメディア を始めてみると気がつくことが多い。

かく言う私もかつてはそうだった。レガシーなマーケティング業界に長らく親しんでいる人ほどそうなのだ。
以前にも、あるソーシャルメディアをやっている人に尋ねたのが、会社には内緒で匿名でしかできないと言っていた。

そうした企業には、ソーシャルメディアには向かないと思う。逆に、米ザッポスのような企業文化には最適なツールでありメディアでもあるのだ。


▼「日本企業はソーシャルメディアに取り組むべきか」(Ustream)
http://www.ustream.tv/recorded/9175610?lang=ja_JP
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(1)第二弾「BRIDGE 2010 April」は、いま最もホットなテーマ『メディアとマーケティングの革新』

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(2)Twitterユーザーの半分は実名ーー今後も増加する実名利用
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(3)SNSとパーティー文化に見る「相似性」
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(4)世代により異なる「Web感覚」について
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