ROUGH and READY

♪Rock'n Roll ★ Movie Blog 映画に関するオルタナティヴな小ネタを深掘りしてゆきます

Rock

自分にとっての今年のテーマ曲は “Eye of the Tiger”

新年明けましておめでとうございます。

本年も映画を軸として様々なアングルから興味深いネタを探求して紹介する<Rough and Ready >を宜しくお願いします!何気に今年で15年目を迎えますが、まあまあ暇人なので自由気ままにゆる〜く更新して行きたいと思います・・・。



年賀状を書いていて気づいたのですが、今年の干支は虎だったのですね。というわけで、まずは<虎=タイガー>にちなんだネタで切り込みます。

やはり真っ先に頭に浮かんできたのが、Survivor の“Eye of the Tiger” です。



この曲はお馴染みのスタローン『ロッキー3』(82) からの主題歌です。 

“Eye of the Tiger” は、この映画でのキーワードとなっていて、劇中ではタイトルを獲得し、ハングリー精神を失っていたロッキー を鼓舞しようと、かつては敵だった盟友のアポロが放った言葉です。原点回帰でギラギラした虎視眈々と獲物を狙うような虎のような眼の輝きを持つ事の大切さを教えてくれる感じで、今年中にセミ・リタイアを目論んでいる今の自分にも響く言葉です。
 
Survivor のこの曲もドンピシャでタイトなリズムの硬派な感じのエッジの効いたロック曲で闘志が湧いてきますね。トレーニングや何か作業する時にピッタリです。

最近この曲を聴いていなかったのですが、今年の自分にとってのテーマ曲にしてモチベーションを上げて行きたいですね。

トレント・レズナー&アッティカス・ロス&ボウイ・バンドの“Fashion”



昨年も『ソウルフル・ワールド』や『Mank マンク』など映画音楽を手がけていたトレント・レズナーとアッティカス・ロス。

つい先日はデビッド・ボウイのトリビュート・ライブストリームでボウイのバンド・メンバーとのコラボで“Fashion”をカバーしました。

レズナー率いるナイン・インチ・ネイルズ(NIN) は90年代にデビッド・ボウイのコンサートの前座を務めたこともあって、交流があったようです。このビデオ・クリップでもNINらしいスタイリッシュな電子ビートによるデビッド・ボウイの世界観を見事に再現していてカッコいいですね。

このバンドではレズナーの奥さんのマリクィーン・マーディング・レズナーがバック・ボーカルを務めるほか、マイク・ガーソン、カルロス・アロマー、マーク・プラティ、スターリング・キャンベルなど元デビッド・ボウイのバンド・メンバーたちが参加しています。

なお、このトリビュートのライブ・ストリームやビデオ・クリップを配信したRolling Live Studios はデビッド・ボウイが生前に活動に参加していたSave the Children への寄付を呼びかけています。

デイヴ・グロールの描いたアメリカ音楽地図『ソニック・ハイウェイズ』



Foo Fighters が新作アルバムを出しましたが、このTVシリーズと連動したサウンドトラックのような形になっていたのですね。

フロントマン、デイヴ・グロールが監督を務めた『ソニック・ハイウェイズ』。Foo Fighters が新作アルバムのレコーディングで主要都市にあるスタジオを巡りながら、広大なアメリカ音楽の歴史とロードマップを深く掘り下げて行くゆく・・・という音楽ドキュメンタリーです。

前作『サウンド・シティ』ではロサンゼルスの伝説のレコーディグ・スタジオにスポットライトをあてて、そこにいた人々やアナログからデジタル機材へとの変遷によるロック音楽文化の変化などをドラマチックに描いていました。

今回はその拡大版といった感じで、シカゴ、ワシントン  D.C.、ナッシュビル、オースティン、ロサンゼルス、シアトル、二ューヨーク、と6つの都市を巡り、様々なアーティストやレコーディング・スタジオの人々たちのインタビューによってカントリー、ブルース、ジャズからロック、パンク、オルタナティヴといった豊穣なアメリカ音楽の歴史と文化を巡ってゆきます。

それぞれの場所には独特の音楽文化があってそれだけでも興味ふかいですが、様々な音楽が交差してハイウェイのようにつながって、広大なアメリカの音楽のロードマップを作って行く・・・という進化の歴史がデイヴの熱い情熱によってドラマチックに描かれています。

非常に見応えのあるロード・ムービーになっていてデイヴの音楽に対する情熱がひしひしと伝わってきました。

CDの『ソニック・ハイウェイズ』を先に聴いていたので新作アルバムの音楽自体はイマイチに感じていましたが、このドキュメンタリーのサウンドトラックとして聴いて行くと味わいが出てきますね。

ジャック・ブラックのテネイシャス D 来日!



ジャック・ブラックといえば『スクール・オブ・ロック』でもお分かりの通り、“ロックの伝道師”ですが、実際にもカイル・ガスと共にテネイシャスDというコメディ・ロック・デュオを結成して音楽活動をしています。

そのテネイシャス Dが12月4日に新木場スタジオコーストで来日公演を行うようです。確か、バンドとしては初来日だと思いますが、コミカルながらもハードロックの系統を受け継ぐ上手い演奏は鳥肌ものです。ルックスはデブとハゲの暑苦しい二人ですが、パワフルな笑いとロックのパフォーマンスは映画並みに見所満載だと思います。

ちなみに自分は2008年にLAで行われたThe Who のトリビュート・ライブに出演していたテネシャスDを観て感動しました。まさにその迫力を日本でも体感できるチャンスがやってきます。生ジャック・ブラックを見たい人にはお勧めです。

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