次の言語資料とその意味から文の規則を記述し、課題文を翻訳せよ。

課題文: I eat so he works.

1 akusum: you eat
2 rikulik: he arrives
3 hat aloq: you buy
4 ihin nikamam: I work
5 akamam ciakusum : you work to eat
6 rex riloq cirikusum : he buys to eat
7 riloq cihat aloq: he buys so you buy
8 akulik ciihin nikamam: you arrive so I work

筑波の院試で、中々面白いですから挑戦してみては?
ブログ掲載上、表現を改めた所があります。
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先ず例文1, 2を見て、一単語で主語と動作、二つの情報を担っていると気付く。
1 akusum: You eat

どうやら、三単現のsみたいな屈折が主語の情報を表すっぽい。
フラ語、ドイツ語やった人は分かりますね?

主語により語頭の形が変わるので、西洋語とは異なり、屈折要素が語尾ではなく語頭についてると分かる。
akusum: you eat
akamam: you work
hat aloq: you buy
cihat aloq: so you buy

屈折要素のみで主語が分かる言語は、主語の明示が義務的でない言語もあるが、これもそうらしい。
rex riloq: he buys
riloq: he buys

主語を敢えて明示した例から、代名詞が分かります。
ihin: I、hat: you、rex: he

接辞の境界に注意しましょう。
一瞬、akまで屈折かと思いましたが、別の例からaだけが接辞でkumanが動詞と分かります。

屈折をまとめると、
ni 一人称、a 二人称、ri 三人称

逆に、接辞を取れば動詞が分かります。
kulik: arrive、loq: buy
kaman: work、kusum: eat

次に、例文後半全てに共通するsoの意味をciが担うと分かります。

しかし、ciの直後に代名詞が付く場合がある…
cihat、ciihinがそうです。

主節と従属節の主語が違う場合に、ciの直後に代名詞を補う必要があるようです。
課題文もsoの前後で主語が違いますから、注意しましょう。

以下が全体を踏まえた解答です。
nikusum cirex rikaman.

個人的には、この手の問題は複数の可能性を考えさせて比較検討させた方が思考力を測れると思います。
akを飽くまで接辞の境界とするなら、子音の前でkが落ちるとか。

動詞4個中3個がk始まりという片寄りも気になるし、例外の無い規則とどちらを取るか、教員の匙かげん次第な所はイラつきます。
私の方で問題文に誤読があり、子音連続を許さないっぽい事からakの方が良いかなと思うんですが。