英語史の入門書を紹介します。
W部とか言う著者は個人的にはどうも細部が気になって好きになれない(苦笑)


知識ゼロから読める文献で、内面史と外面史(言語自体の歴史と歴史上の出来事)のバランスが良い。
最初に見通しを得るのに有用。
前書きや他著からして著者は特に単語に関心があるようだが、文法はちと弱いかもしれない。

小ネタも豊富で、大学受験終わって間もない私に新たな世界の広がりを教えてくれた、思い出の本である。

英語史入門
橋本 功
慶應義塾大学出版会
2005-09-10

やや詳しめな英語史の本。但し中世まで。
本書は文字の歴史にも言及している点が、概説書としてはユニークである。
活用表を焦って一度に丸暗記しようとして火傷しないように(戒め)

歴史から読み解く英語の謎
岸田 隆之
教育出版
2002-09-01






もうちょっとピンポイントに、現代英語の疑問を歴史的に解決しようと思ったら、上記の本が読みやすい。
但し、上記『英語の歴史』程度の英語史に関する基礎知識はあった方が良いかもしれない。



英単語を語根、語源から解説した本は、語源の広がりを示すためにマイナーな単語が増えてしまいがちであるが、上の本は上手いことメジャーな単語を抽出してくれている。
遠藤氏の書は、まさに「楽しむ」と暗記を主目的にせず、ストレス無く眺めるのに最適。

一口に語源と言っても、上の文献は
寺澤: ラテン語等の特定言語からのある単語の流入
vanta(古ノルド語)→want(英語)
小池: 語根に分割して仕組みを解説
pre(前に)dict(投げる)→予想する
遠藤: 印欧祖語などからの抽象的な意味の変遷を辿る

等、切り口は色々である。

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