前提知識無しで読める本を紹介する。
哲学科でなくとも、「大学生たるもの哲学書くらい読めねば!」という新入生は多いだろう。


ソクラテス(プラトン)による対話遍。
プラトン以降の哲学は、プラトンに対する膨大な注釈である、らしい。
少しまどろっこしいかもしれないが、大学生になったらこういう面倒臭い議論にもついていかなくてはならない。
活字慣れしていない人は、あまり汚い古本で済ませない事をお勧めする。

方法序説 (岩波文庫)
デカルト
岩波書店
1997-07-16


落合訳の古い版が古本屋で買い叩かれているが、新訳の方が読みやすい。
合理的思考とは何か追求した書。
しかし、この時代の人は神の存在を前提としている為に現代人から見てたまについていけない時がある…

心と他者 (中公文庫)
野矢 茂樹
中央公論新社
2012-11-22


こちらは現代の哲学書。
但し、読みやすいため初学者にもお勧めである。
本書のトピックは言語哲学や科学哲学、認識論等様々な視点に対し、示唆に富んでいるように思う。



2つのシリーズからなる。間違って別のを買わないように笑
入門書ではあるが、京大の講義をもとにしているだけあり、初心者から見て必ずしも「手軽」ではない。
しかし、丹念に問題をたどっている。
一つは心の哲学、もう一つはテクスト論に関するもの。

以下には哲学について解説した「哲学学」の入門書を紹介する。
史上最強の哲学入門 (河出文庫)
飲茶
河出書房新社
2015-11-05


哲学史の概観を分かりやすく紹介した本。
学術書というわけではないが、高校倫理程度の知識が無い人にどうか。

反哲学入門 (新潮文庫)
木田 元
新潮社
2010-05-28


本書は哲学史を独自の観点から概説した本。
その点で、単なる解説に数え入れるべきではない。
高校倫理や「史上最強~」の程度の前提知識があるなら、本書は一風変わった再入門に良いのではないか。
但し、全分野均等化という訳ではなく、ギリシャ等歴史的に古い論者に重きを置いている。
philosophyは「知を愛する」の意味だが、明治期には「希哲学」と訳された事がある。

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