2017年03月09日

2015年さが桜マラソン、激沈の理由(解答?編)

撃沈の理由の考察、つづきです。


いろいろ考察した結果、まあこのあたりだろう、というものに行きつきました。
(どう考察したのかはあまりに長くなるので省きます)
それがこの3つ。


(1)春の気温の高さ
(2)長期的なスタミナの枯渇
(3)スピード練習の副作用による感覚のマヒ



まず(1)暑さ。 暑いと言っても3月4月はそんなにたいした気温にはなりません。実際、さが桜マラソンでも、私はさほど暑いとは感じませんでした。 それでも、やっぱり気温の影響は大きいと思います。 なぜなら春だからです。 たとえ同じ気温でも、それが秋だったら、夏の間に身体が暑さに慣れているから十分適応できるはずですけど、春は身体が暑さに慣れていません。だからダメージもケタ違いに多きはずです。暑いと感じなくても、身体に負担がかかっている可能性は高いと思われます。


つぎに(2)スタミナの枯渇。 マラソンのような持久系スポーツのトレーニングでは、「貯める練習」と「吐きだす練習」という考えがあるそうです。 つまり、ある程度の余裕をもって取り組む走り込みなどはスタミナを「貯める」、それに対して、上限いっぱいくらいの高強度で走ると、スタミナを「吐きだす」というイメージです。 このイメージに私の2年前を当てはめてみます。 2月上旬に北九州マラソン、下旬に東京マラソンと2レースを走ったことで、ロング走のいい練習ができた、とおもっていたわけですが、実はスタミナの大部分を吐き出してしまっていたのかもしれません。


実は、その兆候は練習記録にも残っていました。 さが桜マラソンの3週間前に30キロ走をやろうとしたのですが、そのとき、17キロで足が重くなってきて20キロで終了してしまっています。 その翌週、もっぺん30キロにトライしたのですが、このときもまた20キロで終わっています。 さが桜マラソンにむけて走り込みをしたつもりだったのに、フル2レースで減っていたスタミナがこれで完全に消えてしまったのではないかという気がします。スタミナが無ければ、長距離を走れないのはもっともなことです。


そして(3)スピード練習の副作用による感覚のマヒ。 私はあまりスピードをあげて走ることはないのですが、自分の練習日誌に記録している範囲では、3月下旬から、練習のペースが上がっていました。 具体的にはキロ5分40~45秒あたり。 あきらかにサブ4を意識したペースです。 直前のレースが4時間20分以上かかっていることを考えると、この時点での自分の適正レースペースよりもかなり速いです。 速いペースで走れば刺激が入ってよさそうなもんですが、 もしかしたら、これによって実力不相応なスピードに悪い意味で慣れてしまったのではないかという気がします。 つまり、本当は(暑さだとかスタミナ不足とかで)コンディションが悪いのに、速いペースに身体がなじんでいたから、走りだした時のペースを「これは余裕のあるペースだ」と勘違いして、突然の失速につながったのではないか、と。


2年前は今と違って日誌は毎日書いていたわけではありません。 だから自分の練習状況を完全に振り返ることはできなくて、上に書いたことも憶測の域を出ません。 でも、いろんな方の練習記録を見た限り、中間点を待たずに沈んでしまった人が、「レース直前に」「かなりのハイスピードで」走る練習を「高い頻度で」実施している割合は結構高い気がします。 


ここに書いた(1)から(3)、これらが合わさって不可思議な撃沈に至ったのではないか、というのが私の仮説です。 ここで、(3)だけならさほど不思議なことは起こらない、というのは重要な点だと思います。 つまり、調子が良いときならば、スピードに慣れ過ぎていたら、たぶんオーバーペースになるでしょう。 その結果途中で沈んだとしても、「ああ、やっぱり突っ込みすぎたな」と振り返るはずだから、特に不思議とは思わないはずなのです。 不思議な撃沈だと感じるのは、気づかぬままに不調になっていて、自分にとって何でも無いはずのペースが実はオーバーペースだった、というときだけのはずです。 これが私の(そして何人かの)不可思議な撃沈の理由ではないか、と思っています。


このあたりまで考えたところで、「重い足をつくる」というのは、なるほど大事なんだなあ、と思いました。 レースが始まる時には足が重いほうが良い というのはいろんな人が言っていますが、いままであまりピンと来ていませんでした。 しかしようやくその意味が少しわかりました。 あまり軽い足ができていると、適正ペースを見誤ってしまうのですね。 


もっとも、これは加減が難しいです。 レース直前に刺激を入れるのは定石のひとつだと思うし、実際、それでうまく行く人もいると思います。 刺激入れがまったくできないとなると、それはそれで厳しいものがあります。 調整が難しいっていうのは、こういうことなのかなあ、と思います。


ともかく、ここに書いたことが正しいかどうかわからないのですが、10日後のさが桜マラソンに向けて、今回は過度にスピード刺激を入れるのは止めようと思います。 実は、短め速めの刺激をポンポン入れて、一気に調子がひき上がるのに期待しよう、と思っていたのですけど、今回は怖いです。 あまり練習のリズムを変えずに、走る量を少し減らして疲労を減らす程度の調整にとどめようと思います。


 

madanemui42195 at 23:16│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by りょうた   2017年03月10日 08:58
すごい自己分析!
春だからと言うのは何となく分かります
2. Posted by ちょーみん   2017年03月10日 19:03
ありがとうございます!

此方に当てはまるのは1と2ですね!

暑さと疲れってのは思い当る所は少しは有るんですよね



泉州国際でも撃沈してるんですよね!
考えると篠山と同じなんですよね!

ハーフまで走れたので、今回ほど不思議に思いませんでしたし、ストラトさんと歩いたので篠山程きつくなかったのですがね!

泉州国際の前、練習で何故か走れなくて不安だった事!

疲れが泉州国際には残っていて、泉州国際の疲れが篠山に残っていて…


けど、どう対処すれば良いかが分からない(・_・;)

3. Posted by ねむねむ   2017年03月10日 22:07
りょうたさん
コメントありがとうございます。
いろいろ考えるのが練習よりも好きなんです(笑)
春って、いい季節のように見えてなかなか難しいですよね。
その中できっちり結果を出されるりょうたさんは素晴らしいです。
4. Posted by ねむねむ   2017年03月10日 22:21
ちょーみんさん
コメントありがとうございます。
ちょーみんさんの篠山の撃沈は、確実に泉州の影響だと私は思ってます。
ブロガーさんは異様に強い人が多いから、2週間あければ大丈夫、
と錯覚してしまうけど、本当は月に2本も3本もレースに出る
っていうのはかなり無茶なことなんでしょうね。
「なんか調子悪い、走れない」って思った時点で、スパッと
練習を中断するなり次のレースを見送るなりして、疲労回復に努める、
というのが正解じゃないかな、と思います。
もっとも、「これは疲労のせいだ」とは明白にはわからないから、
なかなかその決断はむずかしいのですけどね。



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