2008年02月19日

一方






超嘘予告










「水原、合体よっ!」

「・・・はい?」

「お前いつの間にそんなこと出来るようになったんだ?」

「いや、だから出来ないって。
 合体って何さ。」

「水原が合体することで男になれるのよっ!」

「センセー、もともと男でーす。」

「半分やけどな。」

「言わないで。」

「更に合体することで水原フラッシュが使えるのよっ!」

「目くらましぐらいなら普通に出来るから。」

「最終奥義の惨劇の夜は超・強力よ!」

「ところで誰と合体するんでしょう・・・」

「次回、吸血鬼の旅人
     合体、変形、無敵ロボ!」

「あのー、俺ロボじゃないんですが・・・」










俺は風李と別れた後図書室に居た。
ジェームズたちを避けているわけではなく
単に気になる本があったからという理由なのだけど。
風李に言って借りてもらったこともあるが
自分で好きなように読めるほうがいい。
そして、いつものようにセブルスがそこにいた。

「こんにちわ、セブルス。
 今日も魔法薬学についてですか?」

「あぁ。お前はいつも通り興味が引かれたものを読むつもりか?」

「そうですね。」

「なら、これはどうだ?」

差し出されたのは黒い表紙に金字で文字の書かれた本。
ルーン語などといった特殊な言語ではなく英語で
『アズカバンへ行こう』と書かれていた。

「これはどこをどう突っ込めば・・・」

「だが中身は興味深い内容だったな。」

「そうですか。ところでこれ魔法薬学関係ないんじゃ?」

「ないな。眼についたから読んでみた。」

「そうですか。」

セブルスの隣に座って目を通していく。
内容はこんなことをしてはいけません。
アズカバン送りになりますから。みたいな内容で
その割には詳しくそのやり方について書いてあった。
これは、閲覧禁止のエリアにある本なんじゃないだろうか?
少なくとも普通の精神では読むことは出来ないかもしれない。
途中挿絵がいくつかあるがどれも普通直視できるものじゃなかった。
その癖に文章自体は軽いナンパ男みたいな感じ。
読みやすいのは読みやすいが正直・・・なぁ。
風李にこれは読ませられないな。

「ホグワーツってこんな本いっぱいあるんですか?」

「いや、さすがにそれはないだろう。」

「ですよね?」

闇の陣営がこれをやらないと言い難いので
参考にはなるといえばなるが。

闇の陣営といえばセブルスもそうか。
今のところ何もしていないだろうけど。
いや、ホグワーツにおける情報収集はしているか。
シリウスの弟レギュラスとともに。

「水原。」

「何ですか?」

「お前に兄弟はいるのか?」

「いますけど。」

「以前お前が倒れたところをみたが
 突然お前に似たやつが現れた。」

「そんなこともありましたね。」

セブルスなら話しても大丈夫なのかな?
俺がいつも話している水原でないことを。
こうして俺のことを聞いてくるのは
彼なりに風李に歩み寄ろうとしてるのかもしれない。
若しくは・・・風李の情報をヴォルデモートに売ろうとしているか。

風李と俺の技能を考えれば闇の陣営は俺たちを欲しがるだろう。
異世界から訪れた魔法使い。杖もなく魔法を使うことができる。
絶対にしないがアバダ・ケダブラみたいな即死呪文を使わず
一度にかなりの数の人を殺すことが出来る。
そして何より、俺たちは基本的に寿命は・・・ない。
その事を知ればヴォルデモートは俺たちを・・・

「あれは兄か?」

「誰にも言わないと約束できるなら教えてあげます。」

「あぁ。」

「口約束だからといって簡単に返事をしましたね?
 誓約は完了しました。ふふ、これで誰にも言えません。」

「なっ・・・」

「誰にも言わないんでしょう?なら問題はないですね?」

「そう・・・だな。」

後ろめたさが感じられる。
ということはヴォルに報告するつもりだったか。
まぁ兄がいるということが知れても問題はないんですけどね?
なんせその兄は普段目に見えないんですから。小さくて

「セブルスが見たのは水原 風李の双子の兄であり
 今ここにいる私は水原 風李の兄、水原 氷李ですよ。」

セブルスの目が大きく開く。
やっぱり驚くか。

「私はいつでも風李のそばにいます。
 今は例外ですけどね。今頃ホグスミードに行ってるでしょう。」

そう、シリウスと楽しくデート中だろう。
なんだかんだいって楽しむつもりなんだろう。
正直、少しイラっとくる。

「そうか。」

「信じてくれますか?」

「嘘ならわざわざ誓約を結ぶ必要はないからな。」

「そうですか。これからも風李をお願いしますね?
 そして忠告を一つ。」

「なんだ?」

「好きな人と対立しているといつか後悔しますよ?
 リリーだけは傷つけるつもりはないんでしょうけど
 貴方がそちら側にいる限り、傷つける可能性はないとは言えません。」

「お前・・・」

「ただの忠告です。
 私たち兄弟は貴方がどんな人でも
 貴方のことを友人だと思っています。
 しかし、私たちの身内を傷つければ
 セブルスでも私たちは躊躇なく攻撃することでしょう。」

俯き沈黙するセブルス。
遠い未来彼は必ず後悔するだろう。
自らが流した情報に。

「やぁ水原こんな所にいたのかい?」

「ジェームズですか。」

「・・・なんでスニベリーなんかと一緒にいるんだい?」

「それは友達だからですよ?
 二人とも喧嘩するなとは言いませんけど
 私の前では喧嘩しないでくださいね?」

「「それは無理(だ)」」

「鬼ごっこ、もう一回してもいいんですよ?」

「わ、わかったよ。」

「水原、あれは鬼ごっこというレベルなのか?」

「ん?ただの鬼ごっこですよ。」

もっとレベルの高い鬼ごっこを体験しているこちらとしては
あれぐらいで根を上げるというのが理解できない。

「そうだ、水原
 シリウスを見なかったかい?」

「見てませんよ?セブルスとずっと一緒に居ましたから。」

「そうか。どこに行ったんだろう?
 次の悪戯の計画を話そうと思ってたのに。」

「女の子と一緒にいるんじゃありませんか?」

「シリウスはこの間レイブンクローの子と別れたばかりだよ。」

へー、付き合ってる子が居たんだ。
でも別れて、風李をデートに誘ったと。
本当に風李に気があるようだ。
風李が怒らなければ妨害するんだけど・・・

「そうですか。でもあの容姿ならいくらでも
 女の子が近寄ってくるんじゃないですか?」

「ここ最近全員振ったね。」

「そうなんですか。
 いずれにしても私としてはどうでもいいですが。」

嘘だけどネ。
危険な犬が首輪をつけずに野放しになっている
という話を聞いて落ち着いていられるはずがない。
あー・・・でも、誰と付き合っていようが
気が向けばどの女の子とも相手しそうだな。
・・・最悪な男だな。

「ジェームズ、忍びの地図を使ったらどうだい?」

「リーマス、それは名案だ。」

・・・まずい。さて、逃げようか。
実は俺忍びの地図に名前でないんだよね。
あれ、妖精さんは対象外らしくて。

「シリウス、いないね。」

「ってことはホグスミードか。」

「あれ、水原の名前もないみたいだけど。」

「そんな馬鹿な。忍びの地図は透明マントを使っていても・・・」

まずい。ここでは人目があるから元のサイズに戻れないし。
俺は図書室から出ようと足を早め

「どこにいくんだい?」

「離してください。」

「君、本当に水原かな?
 君の名前が忍びの地図に浮かばないんだけど。」

「たとえ透明でもこの地図は名前が浮かぶんだよ?」

「・・・兄です。」

「君は氷李かい?」

「そうですよ。私の名前はその地図に浮かびませんから。」

「なんだって・・・」

「でも風李の名前は浮かびます。
 私の名前は浮かびません。理由は説明しませんけどね。
 仮説ですし。なんせその地図の原理知りませんから。」

にしてもこうも早くばれてしまうとは。
忍びの地図さえなければ、ばれずに一日終わったのにな。

「それで、風李はどこにいるんだい?」

「ホグスミードですよ。
 私は図書室に行きたかったので別れたんです。」

本当は風李と一緒に行きたかったさ。
あの年中発情している犬を見張るために。

「誘ってくれれば僕等も一緒に行くのに・・・」

あ、すごく残念そうな顔してる。
風李にホグスミードを案内したかったんだろうか?

「今からでも遅くないと思う。」

「ピーターの言うとおりだ。行ってみよう。」

見つからないと思うけど。
どうせ髪の色とか目の色とか変えてるでしょうし。
いくら女子の制服を着ていてもばれるだろうから。
そしてデートの間は偽名も使っているだろう。

「いってらっしゃい。」

「何を言ってるんだい?
 君もいっしょにくるんだよ。」

「許可証もってないですよ。」

「なんだって!なら抜け道からだっ!」

・・・結局こうなるか。

(風李、忍びの地図でばれた。
 今そっちにジェームズが行くけど大丈夫か?)

(忍びの地図・・・か。それなら仕方ないか。
 ジェームズたちなら大丈夫。ちゃんと色変えてるから)

(わかった)










-NG-










take1

「水原、お前のことが好きなんだ。」

「シリウス、風李はあっち。」











take2

「お前のことが・・・っ!」

「シリウス、僕がどうしたんだい?」

「風李ならもう向こう行ったけど。」










take3

「うわっ!」

(階段を踏み外す風李)

「危ない!」

どさっ!

「あ、その、ゴメン・・・」

(真っ赤な顔でシリウスに馬乗りになる風李)

「い、いや、大丈夫だ。」

「ご、ごめんね?私重いから。」

「このままでいさせてくれ。」

(上半身を起こし風李を抱きしめるシリウス)

「・・・・・・・・・」

(真っ赤な顔がさらに真っ赤になる)






「あれ、水原だよな。」

「そやな。」

「ゆでダコみたいだな。」

「まんざらでもなさそうね。」

「あー、カメラもってこりゃよかったぜ。」

「あるわよ?」

「さすがレイリィさんっ!」

「どういたしまして。」











take4

「俺は水原を愛してるんだ。」

「リリー、あ、あのその台本はシリウスの。」

「私、水原のこと好きよ?」

「へ・・・?」











take5

「水原、俺と付き合ってくれないか?」

「ごめんなさい。私好きな人が。」

「誰なんだ?そいつは」

「クロム。」

「ほぉ、ではさっそく式をあげようではないか。」

「へ?な、なんでお前がここにいるのっ!」

「さぁな。それより式の準備だな。」

「嘘だったのにーっ!」











if
〜ありえない未来編〜










「不破、イラついてない?」

「んなことねぇよ。」

「嘘。水原がデート中って聞いてからずっとその調子じゃない。」

「はぁ?なんだって俺があんなやつを意識せにゃならん。
 俺はメンバーには手を出さないって決めてるんだ。」

「そんなこと言ってるといつか水原とられちゃうわよ?
 今のところ水原は貴方のことが一番好きみたいだけど
 あの子、モテるから。」

「しらねぇよ。」

「今頃シリウスの腕に抱きついて
 あちこち歩き回ってるんじゃないかしら?」

「・・・・・・」

「もしかしたら、あんなこともこんなことも・・・」

ばんっ!

「もう、素直じゃないんだから・・・」











作業BGM














見て楽しんでください。



流行っているらしいですが
私にはよく理解できない流行りですね。
見ているとブルースが女性型ナビでいい気がしてきました。
でも多分ツンデレだろうなぁとか考えてしまうあたり
何かに染められてきた気がする今日この頃。






ありえない未来編は本当にありえないことです。
ですが、こういう要望があったので答えました。
誰からのリクエストかはお答えしません。
匿名希望さんからのリクエストですから。

不破くんが別人です。
でもあえて別人のまま通します。
だってありえない未来ですから。







風李の好感度、不破が一番高いのは本当ですけどね。
ただし、友情の域からは一歩もはみ出しません。

不破>(越えられない壁)>シリウス

シリウス>ジェームズ

クロム・・・嫌いではない。どちらかというと好きかもしれない。

氷李は血縁なので除きます(ぁ

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水原 風李

初めまして、伊織川 佐鳥改め水原 風李です。
とあるサイトの管理人でした。 このブログはそのサイトブログでした。。
アイコンですが・・・このアイコンが似合っているらしいのでこれにしました。
誰か私のアイコンを描いてくれる人を募集です。
少々腹黒いところがありますがお付き合いください。
ブログでは時たま小説を載せることもあります。
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Twitterアカウントはyatukinoです。




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