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まんが日本昔ばなし に参加中!
 昨日、見ましたよ。まんが日本昔ばなしを。坊や〜よい子だ、ねんねしな〜♪と、夜7時頃に寝る子供が今時いるかはどうかはさておき、なかなか侮れない。

 ききみみ頭巾は、雉も鳴かずば(きじも鳴かずば)だったわけで、話の流れは他のブログで結構書かれているようなので割愛。これが私のスタイル。

 絵柄がかわいいことだけに目を向けていてはいけません。きつねかわいい!きつねのかあさんかわいい!じいさまかわいい!なーんて、「ききみみ頭巾」の中で言っているうちに、「雉も鳴かずば」で、いっきにそのテンションがどん底に…、絵柄がかわいいだけにより一層、その内容のハードさが引き立つわけである。

 しかも、余韻の残る終わり方をしているため、ある意味視聴者に投げっぱなしジャーマンなわけだ。

 娘さんのために軽いとはいえ、罪を犯したために人柱になったお父さんの立場、父を人柱にさせてしまうきっかけを作った娘さんの立場、そして、やむ終えず。ささいな罪をした人を人柱にしたため、娘さんの悲しい姿を見ることになり、自責の念にかられる村人たち(猟師)の立場、どの立場に立っても救いようがないわけだ。

 客観的に考えればスパイラルなんですよ。誰も最初は悪気があったわけじゃない。父は病気になった娘のためを思いあずきと米をちょっとだけいただき、娘はうなされながらあずきまんまが食べたいと言い、治った後は、食べたことが嬉しくて歌にしてみただけだし、村人は洪水を静めたいという、村を守ることを考えて人柱の決断をとったわけである。

 私は、この話を、みんなが悪気がなくとも不幸なことが起こりうることがあるという、不条理を表しているという風にとったわけだ。

 もちろん他にも、些細な罪でも悲劇を招くというという風にもとれる。無邪気さが得てして悲劇を生むことがあるともとれる。社会を守るために人を犠牲にするという風潮はよくないとも、考えられるわけである。(もちろん、他にも色々意見はあって当然)
 そう、この物語で与えられた情報に対して、視聴者は様々な価値観を持って、多種多様な考え方をすることができるのである。

 それが、この番組のあなどれない所である。

 そこで、私は考える。最近のテレビ番組でこのように視聴者に考えさせることができる番組はやっているのかと。どうしても、今のメディアは情報過多で、受け取ったものをそのまま鵜呑みにしていませんか?と。情報を咀嚼して、自分の考えに昇華するということを積極的にすすめてくれる番組がありますか?と。

 まんが日本昔ばなしこそが、メディアリテラシーを育ててくれる一番の番組であると信じているのである。もっとも、メディアリテラシーに限らず、「考えること」を育ててくれる番組だと思う。
 ゆえに、子供だけではなく、大人も「まんが日本昔ばなし」を見て、「考えること」を考えていってほしいのである。

 わぁ、今、私、すごく良い事言った!!!
 でも、これはあくまで私の意見。この意見をどう思うかは、読者次第なわけで…

 ここで一句「教育は 考えることを 育てること」
 また、かっこいいこと言った〜♪8点。


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