例の2008年7月26日と7月27日に放送された、27時間テレビの視聴メモのコーナーである。今回は記憶に残った部分の全体を通した感想。ただし、私は7:00〜11:00は、睡眠とシャワーと自動車保険の更新に出かけていたのであまりしっかりと見ていない状況での感想になる。

なお、今後、今回の27時間テレビの各時間ごとの感想を不定期に書いていく予定である。時が経って、世間的に27時間テレビの熱が冷めきっていても、気が向いた時にエントリーを投下して行く予定である。

偉そうにお笑いを語ってみたい年頃なんです。

というわけで、ハイパーメディアウォッチャーの私の独断による視聴メモスタート。ちょっと長くなるけれど、今回は、続き部分にわけることなく書いてみる。


まず、長丁場では軸となるギャグがあれば非常に戦いやすいという大原則に対し、「どういうこと?」に対して、しょう油瓶を持って「しょうゆーこと」という、いわゆるさんま+ショージラインの明石家電子台ギャグをお約束化することに成功。エンディングもしょうゆうことで締め。ナイス!

大人の事情でみなぽんはSMAP登場タイムには登場できないということもあって、アヤパンの大車輪の活躍っぷりも目立った。毎年、27時間テレビをやるたびにアヤパン最強説が神格化していくなあ。ここまで何でもこなせるオールマイティーな人も珍しいわな。フジテレビはアヤパンを大事に扱えよ。

以下、録画じゃなくて、記憶を元にした感想。ただし、この感想もダイジェスト版。

OPその他
たけしさんがちゃんと登場したことにびっくり。なんだかんだいって休むのかと思っていたわ。モナさん騒動に対する手打ちの意味があるのか、三宅さんの人徳なのかは知らんけれど。ちなみに、期待通りの水落ちを披露。この人はアホだ、絶対にアホだ。

はねトび
エネルギー満タンのバケモノに対して、キングコングさんがあれだけ戦えたのは見事。実の所、ゲーム自体は刺身のツマであって、本質的には、不真面目な明石家工場長とその太鼓持ちの梶原さんに対して、真面目にやってくれとカリカリする西野さんというコントになっていたのは見てのとおり。

しかも、あれだけ真面目にしろといっていた西野さんが、最後にゲームをミスりまくり、周囲から責められるというほぼ理想的な展開にできたのは見事。対明石家戦は、前に勇気をもって出た人間が勝てる仕組みである。だから、キングコングさんはこれで正解なのだ。

向上委員会
アオブダイとレーザーレーサーくんのアンタッチャブルさんと、王理恵さん押しまくるホンダ医師の河本さんなど、このひょうきん族空間での戦い方をよく理解していた人もいたけれど、そこで討ち死にしていった若手多数。戦場だなあ。

ヘキサゴン
アラジンがまるで一般人に見えてしまうほど明石家多国籍軍の凄まじさが出た。特に、ただでさえポテンシャルが高い上、各種センサーを取り付けたお笑いサイボーグ化しているジミーちゃんはもうバケモノである。

よくよく考えてみれば、玉緒さんが控えめで、浅田さんも妙な動きと反応でコツコツヒットを飛ばす程度で、さらに間プロや村上さんがセンサーに反応する程度で、完全にフォローに回っているぐらいの状況ってどうなのよっていう話である。

結局、この場は、明石家多国籍軍 VS 紳助さん の戦場でしかなかったのだった。これを見てアラジンたちは何か感じ取っただろうか。

鶴瓶+しのぶ+さんまの三者会談
から騒ぎの裏ということで、30分は鶴瓶さんとしのぶさんのトーク。あと30分は3人のトーク。偽装離婚疑惑カップル+浜松に行って孫の顔がみたいおじいちゃんとの闘いは見ごたえあり。とりあえず、この3人はバケモノである。

今夜も眠れない
いつものラブメイト10に、しのぶさん、たけしさん、谷村奈南さんと藤本さん、BEGINさんが、入れ替わりゲストとして登場。中居さんは終始まわす役割を演じて円滑に話が進んで行った。こういうところはさすがだ。

ここは色々あったのだけれど、ダイジェストでいうと、しのぶさんとたけしさんの最強っぷり、穂花さんやGSの素人さんはチャンスをつかめないタイプの子、谷村奈南さんとフジモンはちゃんとチャンスをつかめる子だと判断できた。

特に穂花さんは電話出演がわかっているのに、お食事行きましょうねのくだりで、明石家対策の鉄則である「答えはどっちでもいいからテンポよく反応すべき」ということが、できていなかったのが痛い。戦場で闘うからには、そこはきちんとしておくようにマネージャーさんもいっておくべきだったと思う。ここでかなりデキル子という評価になれば、また新たな展開もできただろうに。惜しい。

その他、しのぶさんの反応の早さ、たけしさんのモナ&二岡+森社長ネタや、フジモンのさんまさんへ向かっていく態度や、谷村さんのフジモンに対する選択を促す一言など、なかなか強力なラインナップであった。

ここでBEGINさんへの無茶な注文が入るのだけれど、それはエンディングへ続く。

若手芸人が集まる店
若手芸人さんの死体の山の中から、生き残れる人は極わずか。笑ってくれる客が皆無かつ、見ている客が同業者というとんでもない戦場であった。

ただ、多くの芸人さんが見落としていたのは、現場では笑いがゼロであっても、テレビの向こう側では笑っている人がいるかもしれないという点。だから、ここで勝てるのは、ただただ心が折れずに、前に出たものが勝利するのだ。

観客側のアシュラマンとラーメンマンのタカアンドトシさんはよくやっていたと思う。あと、青山てるまのゴリさんもちょっとおかしくなりながらも健闘していた。

演者側で生き残った代表としては、何があろうが滑ろうが前に出ていた小島よしおさん、マサコで高子ママにからみ続け「鈴木砂羽さんお願いします」と言った鳥居みゆきさん、あの空気で「ひぐちカッター」を披露したひぐち君、ほぼ唯一安定していた柳原可奈子さん、そして、恐怖の集団すべり芸「イチ、ニー」を開発し、堂々とやり遂げたワッキーさんぐらいが、思いあたる。もちろん、他、祈り芸のみょーちゃんや、「オイルショック」のイワイガワさんなど生き残っていた人もいたけれど、大概、討ち死にしていたよなあ。

で、生き残った人を見てみると、やけにサンミュージックの人が多かったりする。多分、失敗を恐れずに前に出るということが、ちゃんと教育されているんだろうなあと思う。ひょっとしたら、サンミュージックの黄金時代はもうすぐかもしれない。

にしおかさんの件は、ネプリーグの話でまとめて書く。

(しばらく未視聴、ただし、さらにでかくなった魚の山崎さんの懺悔や、ワッキーさんの懺悔後の「イチ、ニー」はしっかり見た)

いいとも
タモリさん VS さんまさんの対決。基本的にいいとも思い出トーク。単なる雑談をコーナー化させて、テレビに革命を起こしたことに対する誇りを2人ともが持っていることにやや感動。

さらにタモリさんのさんまさんのフリに対するいなし方は見事。あえて予定調和をくずして、別の展開での笑いを求めるタモリさんならではの技が決まる。ただ、それができるのは、もちろん別の展開になってもちゃんと成立できることを知っているから。はたして、今のいいともメンバーでそれができるのは鶴瓶さんぐらいか、ひょっとしたらSMAPさんぐらいになるのかも…

さんタク
木村さんはよくこの番組を研究している。その姿勢はさすが。あと木村さんの「○イチ」発言に対して、「あれが○か?」と言ったさんまさんに対しての、木村さんの突っ込みが見事。こういうのは好き。

ただ、タクちゃんマンに変身する、しないのくだりはどうも好きじゃない。どうせ変身するのはわかっているんだから、「木村さんにお願いして…」のくだりは、お前はナンボのもんやねん!という気分になる。まあ、実際にナンボのもの=スーパースターには違いはないんだけどさ…

こういうことをやりたいなら、木村さんはやりたくてしょうがないけれど、SMAPを育てた敏腕マネージャーのIさんが、あくまで衣装のせいで木村君が暑さで倒れてしまわないかを心配しているという意味で難色を示しているというテイで、Iさんを説得にかかっているという風にした方が、よりスマートで誰も損をしない構図になりそうなんだけどなあ…

レッドカーペット第2部
第1部がかなり大惨事だったらしい。ということで、第2部はどうなることやらという始まりだったけれど、それになりに成功。玉ねぎ早食いの兄さんを特別枠で決勝に進出させた判断は見事。あの人はどうみてもホンモノだもの。っていうか、水川さんか北川さん、ちゃんと選んでよ…

あと、個人的に気になったのは、パティシエを紹介していたメガネのアナウンサーさん。エロい。ただそれだけ。

マラソン
ホリケンさんがまるで目立っていない状況というのがすごい。さすがにアダモちゃんとマイ爺さんと浜村さんがいる状況では邪魔しちゃマズいと判断したのだろうか。隙あれば何かしてやろうという人たちの集まりだからなあ…

ダウンタウン
5時までの時間つぶしかどうかは知らないけれど、いい緊張感をもった戦場。双方ともに今よりもはるかにとがっていた頃に出会っていたりして、腹の中では何を思っているかは知らんが成立していた。

とりあえず、浜ちゃんのツッコミ反応がものすごく速かったり、その一方で松ちゃんがじわじわと責めていく構図は見事、そして、この間、おもいっきり疲れきっていたアミダばばあがどんどん元気を取り戻していく様子は、なんかありがたいものを見たような気分になった。

ネプリーグ
とにかく絶不調のにしおかさんに尽きる。本当に何があったんだろうか。早朝からしてどうしたの? という感じだったもの。

早朝では休日のOLのような姿で登場したかと思いきや、OL姿を生かしたネタじゃなくて、SMの女王様ネタをやったあげく、途中で心が折れて泣き出す始末。泣いている人を見たら、クワー(笑)で済ませる高子ママですら、フォローに回る状況はもうすでに異常だもの。

それから、ネプリーグでも絶不調ぶりを発揮して、最終的に尻拭いをマラソンメンバー+欧陽菲菲の邦ちゃんにさせることになる始末。シュレックしか浮かばなかったさんまさんも、迷いに迷ってミツバチを答えてしまったサブローさんも大変である。

今回の27時間テレビにおけるにしおかさんの情緒不安定気味な点は、女の子だからそういう日もあるのかも… ということで好意的な解釈は可能だけれど、もっと重大な問題がある。

SMキャラが乗っかった状態でやっていたからこそ、にしおかさんの色々な発言が許されてきた面があったけれど、休日のOL姿ではちょっとうっとうしく感じてしまうという点。ここの対策をなんとかしないと、今後ものすごい大惨事になりかねないぞ。早いうちの修正をしておくべきだろう。

サザエさん
魚屋の親戚のお兄さんということで、さんまさん登場。値切りにかかったサザエさんは知る人ぞ知るゴリラで闘いをいどむ… とりあえず、出演できましたよ!という快挙。

めちゃイケ さんまマスク編
からくりTVの裏で、さんまマスクをかぶった人をさんまさんと見立てて、やべっち寿司での反省会。7時53分にちらっと見えたのは誰?とか、そういうことをいうな〜。

小島よしおさんはあらゆるところで爪あとを残せる人間なのだと確信。あの全力でのピコハンのプラスチック部分で、さんまマスクの中の人への叩きは奇跡。あと、ワッキーさんが「イチ、ニー」で、今田さんを引きずり出すことに成功したのは見事。実際は台本どおりだったかどうかは知らん。私はウォッチャーとしての感想として引きずり出したという評価をとる。

ペナルティさんはさすがだと思ったのは、ちゃんと一回目は、ヒデさんが突っ込む形で見本を見せている点。早朝のコーナーを見ていない人でも、朝10時前後もコーナーを見ていない人でも、ああいうルールで突っ込んで滑るようになっているというシステムをちゃんと示しているという、テレビ視聴者に対する配慮がしっかり出来ている点が好感がもてる。

その一方で、ホリケンさんと矢作さんとのあのやり取りは、めちゃイケをちゃんと見ている人はどういうことなのかわかるけれど見ちゃいない人には、何のことやらさっぱりだったんじゃないかと思う。あのやり取りが始まる前に、せめて「ホリケンと矢作は近づけないほうがいいんじゃない」的なことを誰かが一言いれてくれれば、わかりやすいのになあと思ったのだった。

めちゃイケ 車編
ランキングのフリからの車いじり。これは事後の抗議にどう耐えるかという問題でもある。本当は私はこういうのは、レンジローバーの頃からあまり好きじゃないんだけどね。でも、あれはちゃんと役割分担がしっかりできていた様式美が見事で、私の中では好きじゃないけど面白いという評価になっていたのだ。

それを考えると、今回は車コントをやるにしては人数が多すぎた。せっかく今田さんを引っ張り出すのに成功したのだったら、登場人物は、加害者のたけしさん、被害者の岡村さんとさんまさん、そして、傍観者・解説者の矢部さんに、どちらにも参加ができる今田さんの5人で十分なのだ。

人を多く連れてきたせいで、ペンキのところで誰に焦点を合わせたらいいのかぼやけてしまっていたのだ。そりゃ、あの現場に来たら、一緒になって暴れてしまえと思う芸人さんが多くなるのは当然だろう。だから、被害の深刻度などがイマイチよくわからんことになってしまっていて、なんか見えにくいことになっていた。

だからこそ、スタジオ移動の時点で人数を調整すべきだったのだ。ワイプで寿司食べながら、のんきに笑っているその他多数の構図でもいいじゃない。引き算の美学というものを考慮すれば、うまくいっていたのになあ…

唯一、今田さんがたけしさんに車にひかれたのは面白かった。いや、本当はとんでもない事故なんだけれども、こういうことができたのは、今田さんを引っ張り出すことが出来たことによるごほうびだろうなあと思う。

レッドカーペット
とにかく玉ねぎ早食いの兄さんにつきる。とはいえ、関西テレビの関純子アナの後継者に一番近い藤本景子アナのアシストも光っていた。

ところで、玉ねぎお兄さんに好きなタイプの芸能人を喋らせようとして、お兄さんが言葉に詰まったときに、現場のスタッフがわざわざ「上戸彩」と「石原さとみ」という、事実は別として巨大掲示板に対するある種のメッセージを送ったように見えたのが、非常にあざといなあと思った。

エンディングなど
深夜にBEGINさんに、エンディングテーマを作ってくれという無茶を言い出したさんまさんに対して、ちゃんと曲を作った上、ちゃんとさんまさんの生き様が表現されていた歌になっていたという感動の中、それを打ち壊す、たけしさんのポン菓子機。

ただでは終わらない構成に、さんまさんを引きずり出したきっかけである三宅さんの定年がもう2年延びることになったというとんでもないオチの発動に、最後はしょうゆーことで締めるという美しすぎる展開。


多少見ていない部分もあったけれど、ここまで長い時間見たのは、この間のナイナイさん司会のめちゃイケベースでの回以来だったなあ。特に、今回は大規模な戦場を見ることができて、非常に面白かった。

さて、これから2年後、本当の三宅さんの定年のときにどうなるのか、期待しながらとりあえず、ダイジェスト感想は以上。