昨年の12月ごろに書いていたエントリーの社運を賭けてニュース番組を作りたいなら8:00〜8:45が狙い目 窓野総合研究所 第4回で、7時台のニュースなんて止めとけよという話を出したけれど、実際、TBSは、しょぼいスタートになったようだ。

ZAKZAK:小林麻耶アナたった5.9%…朝ドラ多部ちゃん上々

多部未華子さんのつばさの話は、AK制作なのにBKテイストのドラマになっているのは気になるけれど、それはさておき…

私が見たのは月曜。私の住む地域でやっているVOICEの後から、高橋尚子さんが中継でちょっと喋ったぐらいまでで、ビデオを止めちゃった。

ってことで、総力報道! THE NEWS について、私は駄目な方のテレビ評論家みたいに斬ってみるのである。とはいえ、全部は見ていないので、ちょっと的外れな意見になっちゃうかも知れないけれど、それはゴメンネ。


まず、ニュースネタ一つを引き伸ばしているせいで薄味になっている点。北朝鮮のミサイル問題で、コアとなるニュース部分と、小林さんがミサイルの説明をするパートだけでよかったのに、羽柴誠三秀吉さんを取材する意図がわからない。

情報バラエティ番組で出る分には、なかなか面白いおっさんだよね♪ で笑って済ませてもありだけど、一応、報道の看板をかかげている以上は、あんな情報は、まったくもって意味を成さないノイズでしかない。

こういうどうでもいいことをはさむせいで、情報が薄く見えてしまうのである。


あと、フォローが足りない点。福岡方面だったと思うけれど、高齢の女性が、金属棒を持った泥棒を捕まえたというニュース。その高齢の女性へのインタビューは、多少ワイドショー的なスタイルだけど、そこはいい。

でも、ストレートニュースじゃなくて、多少切り込んだ報じ方をした以上は、フォローが必要である。

この一見、おばあちゃんお手柄だね♪ 的な話も、今回たまたま犯人が弱気なタイプだったからよかったものの、もし、犯人が金属棒で殴りにかかっていたら、この老齢の女性は危険なことになっていたわけだ。

こういう報じ方をした場合は、犯人に向かっていく方法はリスクがある旨と、例えば、犯人の前では抵抗せず、犯人が逃げていったところで、カラーボールを投げつけるといったような、他の対処法を呼びかけ、啓蒙していかないといけない。万が一のことが起きたときにまずいのである。

テレビの影響力の大きさや、視聴者は基本的にアホであるとか、テレビ関係の人はある程度わかっているはずなのに、視聴者に対するフォローが甘すぎるのである。


あと、小林さん自体も、本来持っている声質のせいなのか、気負いすぎなのか、しゃべりが固すぎるように聞こえる。どうしたもんだろう。

だいたい小林さんは、6時〜8時の時間帯にテレビを見ている人間よりは、どちらかといえば、夜深い時間に帰ってくるようなおっさん相手に、いわばジジイ転がしをさせたほうが上手な方だろう。

定型文を読むよりは相手の言葉を受けての対応の方が圧倒的に優れているタイプの人だろう。

だから、著名人と対談して、相手をのせていってまんまと言質をとるコーナーをさせれば、化ける可能性はありそうではある。

今のままだと宝の持ち腐れというか、なんかもったいない。そんなミスマッチ感を見せつけられても、夜中の視聴者は、番組を育てる感覚で温かい目で見てくれるけれど、ゴールデン帯の視聴者はそこまで甘くない。


というわけで、色々と改善すべきところがあって、なかなか大変だろうなあというのが、チラッと見ただけの人間ですら見えてしまっていたのだった。

ただでさえ、NHKが圧倒的に強い状況で、固定客がついてくれるのかなあ。かなり心配である。

それに、固定客がつくまで、TBS自体が我慢できる覚悟があるのかというのは気になる。年単位、少なくとも2年3年は我慢する気でいかないと、こういう番組は育ちにくいわけだ。はてさて、どうなることやら……