すイエんサー視聴メモのコーナー。大島麻衣さんと品川庄司さんのトークシーンが好きな今日この頃。毎週見るようになっちゃったなあ。
今回は、高城亜樹さん・松原夏海さん・中塚智実さん・成瀬理沙さんが、テーマを追っていくのだった。
再放送を見るまで今回の話の流れを知りたくない人もいると思うので、内容に関する話は続き部分で
今回は、高城亜樹さん・松原夏海さん・中塚智実さん・成瀬理沙さんが、テーマを追っていくのだった。
再放送を見るまで今回の話の流れを知りたくない人もいると思うので、内容に関する話は続き部分で
清水義範さんの短編小説でもおなじみジャンケンネタである。
前半戦は、高城亜樹さん・松原夏海さん・中塚智実さんが探るターン。
前半戦での結論は、ジャンケンロボを出してきての、「0.03秒で手の動きを見極めて出せば勝てる!」という、人間じゃ不可能な結論。ちなみに、人間が手を出しきるのにかかる時間は0.1秒とのこと。
後半戦は、高城亜樹さん・松原夏海さん・成瀬理沙さんが探るターン。
1対1のジャンケンを50回×3交代でやるという試行(あいこも1回分に含む)。一人当たり100手で、計300手から何が見えてくるのかというお話。
出た手を数えると、グー:チョキ:パー = 114:88:98という結果。
ちなみに、続けて同じ手を出す確率は15%(45回/300回)としていた。
ただ、とったビデオを見ると、連続で同じ手になった部分につけた丸の数が45個だった。ちなみに、2連続だろうが、6連続だろうが、丸は1つというカウントの様子。
おそらく、この丸の数で45という数字を出してきたようだった。うーん、これは確率を扱う数字としては、どうもマユツバっぽい。
だって、これが成立するなら、一人1セット50回につき、全部同じ手だった場合、丸が2×3=6ってことになって、続けて同じ手を出す確率が、6/300で、2%って扱われちゃうっていう、奇妙な話になっちゃうんだもの。
確率なんて言葉を使わずに、45ヶ所/300手みたいな表現にしておけばよかったのにね。
ちなみに、725人対象、11567回試行での結果は、
グー:チョキ:パー = 4054:3664:3849 = 35%:31.7%:33.3%だったとのこと。
続けて同じ手を出す確率は、22.8%(2465回/10833回)だったとのこと。
11567-10833=734で、725じゃないのは、例えば、全く同じ相手で日を改めて、ジャンケンをしてみたとかそういうことが影響しているのかも知れないね。
33%からの2%のズレが、どこまで影響するのかは、アホ理系なのでさっぱりわからんのだけれど、これにそっていくのなら、最初はパーを出して、あいこになったらグーを出せば勝てるかも? という話になるようだ。(あいこのときは、そのあいこの手によって負ける手を出せということ)
怖いときは本能的には拳を作るということらしいという話が乗っかって来た結果、相手を驚かせてグーを出させて、自分はパーで迎え撃つ。そして、あいこなら次にグーを出すと勝てるかもという作戦を組み立てることになった。
そういえば、グー・パーを繰り返す手の動きよりも、チョキを介する手の反復の動きが遅くなるっていう話もプラスされて、チョキの確率も少なくなるかもねという話も加えて紹介されていた。
本能的にどうとか、反復の動きがどうとかっていう話は、確率論とは別の、脳がどうとか、運動がどうとかっていう分野が関わってくるので、広範囲の知識がないと、なかなか研究するには面倒くさそうである。
ちなみに、3人が、実際、町へ出ていって、その作戦を実行してみての結果は、50戦28勝22敗。必勝法ってほどじゃないよなあ。
それに、こういう必勝法(今回はそれほどでもなかったけれど)が出てきた時点で、その必勝法が、ジャンケンシステムに組み込まれていって、ファーストアタックでチョキを出す人が多くなったりする可能性もあるから、なかなか難しい世界だよなあと思うのだった。
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清水 義範
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前半戦での結論は、ジャンケンロボを出してきての、「0.03秒で手の動きを見極めて出せば勝てる!」という、人間じゃ不可能な結論。ちなみに、人間が手を出しきるのにかかる時間は0.1秒とのこと。
後半戦は、高城亜樹さん・松原夏海さん・成瀬理沙さんが探るターン。
1対1のジャンケンを50回×3交代でやるという試行(あいこも1回分に含む)。一人当たり100手で、計300手から何が見えてくるのかというお話。
出た手を数えると、グー:チョキ:パー = 114:88:98という結果。
ちなみに、続けて同じ手を出す確率は15%(45回/300回)としていた。
ただ、とったビデオを見ると、連続で同じ手になった部分につけた丸の数が45個だった。ちなみに、2連続だろうが、6連続だろうが、丸は1つというカウントの様子。
おそらく、この丸の数で45という数字を出してきたようだった。うーん、これは確率を扱う数字としては、どうもマユツバっぽい。
だって、これが成立するなら、一人1セット50回につき、全部同じ手だった場合、丸が2×3=6ってことになって、続けて同じ手を出す確率が、6/300で、2%って扱われちゃうっていう、奇妙な話になっちゃうんだもの。
確率なんて言葉を使わずに、45ヶ所/300手みたいな表現にしておけばよかったのにね。
ちなみに、725人対象、11567回試行での結果は、
グー:チョキ:パー = 4054:3664:3849 = 35%:31.7%:33.3%だったとのこと。
続けて同じ手を出す確率は、22.8%(2465回/10833回)だったとのこと。
11567-10833=734で、725じゃないのは、例えば、全く同じ相手で日を改めて、ジャンケンをしてみたとかそういうことが影響しているのかも知れないね。
33%からの2%のズレが、どこまで影響するのかは、アホ理系なのでさっぱりわからんのだけれど、これにそっていくのなら、最初はパーを出して、あいこになったらグーを出せば勝てるかも? という話になるようだ。(あいこのときは、そのあいこの手によって負ける手を出せということ)
怖いときは本能的には拳を作るということらしいという話が乗っかって来た結果、相手を驚かせてグーを出させて、自分はパーで迎え撃つ。そして、あいこなら次にグーを出すと勝てるかもという作戦を組み立てることになった。
そういえば、グー・パーを繰り返す手の動きよりも、チョキを介する手の反復の動きが遅くなるっていう話もプラスされて、チョキの確率も少なくなるかもねという話も加えて紹介されていた。
本能的にどうとか、反復の動きがどうとかっていう話は、確率論とは別の、脳がどうとか、運動がどうとかっていう分野が関わってくるので、広範囲の知識がないと、なかなか研究するには面倒くさそうである。
ちなみに、3人が、実際、町へ出ていって、その作戦を実行してみての結果は、50戦28勝22敗。必勝法ってほどじゃないよなあ。
それに、こういう必勝法(今回はそれほどでもなかったけれど)が出てきた時点で、その必勝法が、ジャンケンシステムに組み込まれていって、ファーストアタックでチョキを出す人が多くなったりする可能性もあるから、なかなか難しい世界だよなあと思うのだった。