今日は家探しにまつわるエトセトラをマド家の基準でまとめてみようと思いますの。たらたらと書き連ねますので、まとまってなくってごめんあそばせ。。。まぁ、良いも悪いもありません、みんなちがってみんないい!でございます!!《金子みすずか!本当に金子みすず好きだよねぇ》

【家探しと日本から引越しのタイミングは】

実は今回の家探し、さっさと決まればさっさと現地校に入っちゃおう!6月末の学期末までにお友達が出来たら嬉しいな!なんてマドは思っていたんですけれども…平日に見つけいいなと思う物件を週末に父上が見に行ってから押さえようと思っていたら目の前でかっさらわれ(他の人が契約しちゃった!)たりなんかして、結局、マド家は8月からしか入居できない物件に決定しましたの。従いまして、学校に入るのは、9月の新学期からに。いたし方ありませんわね。。。

マンハッタンの引越しの時期は、初夏から夏にかけてがピークだそうで、いい物件はあっという間に埋まってしまうんですって。《そりゃそうだよねぇ、真冬の雪深い時に好き好んで引越しなんてしたくないもんねぇ…》

ヌーヨークでは《どうだろう、アメリカ全般に?》退去通告をしたら退去予定日の2ヶ月前からお部屋の内覧OKになる(という契約が一般的な)んですの。だから、入居2ヶ月先の日付のものでも見て回れるので…そして日付が先だと少し割り引いてもらえたりするので…。人のうちの中を許可を貰っているとはいえドア開けて勝手に見て回るのって気が引けますけど、そういうものと割り切って見るのも良いようです。《逆に自分たちもいつかその立場になると思うと気が重いけど》

今回マド家は母上が父上らぶなので《だからそこは否定しないけど以下略》思い切って皆で来ちゃいましたが…、これはこれで時間のロスが多いですの。マドは日本の学校の1学期をばっさり切り捨ててますから…。家庭学習してますけれども…。

もし、4月の辞令で5月着任そこから家を探して2ヵ月後に家族が入居で大丈夫なご家庭ならば、ヌーヨークに来た人が家を決めて、配偶者と子どもは日本に残り、7月下旬の日本の学期末まで日本でしっかり過ごしてから引っ越してくる、というのも一つの方法だと思いますの。そうすれば、船便とかも2便に分けて計画的にできますし。《ただしその間、ヌーヨークに居る人は一人暮らしです、仕事環境も大きく変わるところ、心身のご健康にくれぐれもお気をつけて!そして、二重生活の出費の多さも念頭においておかねばならないところです》

「皆で一度に引越しGOGOGO!」作戦で行くのか、「配偶者と子どもは後から来るよ!」法にするのか…。こういうのって、各家庭ごとの考え方や、子どもの性別や個性、年齢などにもよるので、絶対の正解はないと思います。マド家は入居までの2ヶ月を仮住まいの短期アパート《キッチンがあるので助かってます》暮らしになりました。母上は狭いの気にしないタイプで、マドはインドアでビーズ細工なんかして一日過ごしたって、まぁ、我慢できるタイプだけれど、一日一度は外で思い切り遊びたいお子さんの場合は、今の仮住まいみたいな所だったら辛いだろうなぁって思いますもの。《トモにとっても、ハイハイして遊べる児童館みたいなところが全部有料なのはちょっと痛いのよね》

ちなみに、マンハッタン以外ですと拙ブログですでにご紹介したハリソンやスカースデールなど郊外の日本人が代々住んでいるような物件の場合も、4月に帰任辞令の出た家庭は配偶者と子どもだけ残って6月末の現地校や日本人学校補習校をちゃんと終えてから夏休みに帰国とする方が多いせいもあって、5月に探したって当然のように7月末からとか8月からしか入れないことが多いですの。良い物件は埋まるのも早いので取り合いなのも同じだそうです。

「配偶者と子どもは後から法」を取る場合に大切なのは、家選びの基準を家族でよく確認しておくことです。家を決める人はそれをよくよく考えて決めないと、後から「こんな家いやだった!」って揉めることになっちゃう。。。基準は「部屋はいくつ」「日当たりの希望」「洗濯機部屋に要るかどうか」「生活上絶対に外せない施設は何か(塾、プール、日本食スーパー、それともCostco!?)」「通勤時間と乗換え数」などなどなど。勿論現実には妥協が必要になりますから、優先順位も決めておくといいですの。何を諦めるのか。

また、現地校への入学についても、前もって調べる必要があります。日本人だけでなくアメリカ人も他の国から来る人もみんな「学区の評価が良い=治安がよい」なので、どうしたって殺到しがちですの。

急な人口増でプリスクールは抽選の場合もありますし、学校のHPなどから問い合わせをしておいたほうがいいですのよ。前もって見に行くことができるか《学校のHPにスクールツアーの日が指定されている場合が多く、個別には応じてもらえないことも多いです》。そして、引越し完了後、指定された書類を持って入学の手続きになるので、ただ来週からそこに引っ越すからよろしくお願いしますじゃは入れないって事ですわね。

日本人が多いところはそれなりに治安と学校が保障されていると考えていいので、日系の不動産屋さんを通じての物件紹介は大変有効だと思います。マド家は今回記事にしなかったフォレストヒルズやNJ方面やバッテリーパーク方面も検討に入れました《が物件にめぐり合えず、また、通勤その他を考えて最終的に外さざるを得ず》。

《で、マドちゃんは、後から行けばよかった?》

んー、マドはねー、父上ラブですからねー。
トモも父上ラブですからねー。

離れ離れでSkypeでお話するのは、かりふぉーにゃ引越し前の1ヶ月でとっても悲しかったので、もうイヤですの!父上の居ない夜は、何度も起きちゃうもの!《そうでしょうか?いつもよく寝ているように見えm》 母上!!お黙り遊ばせ!もう、着いてきちゃったんだから、これでいいのです!マド家の場合!《はーい!本当のお引越しまであとちょっと、頑張りましょう…》


【郊外?マンハッタン?それとも?】

これは永遠に答えの出ない問題でしょうねぇ…。これこそ、そのご家庭ごとに考え方が違う、といえます。まず勤務先はどこに位置するのか。通勤手段は何があるのか。お子様の性格や家族の希望する生活のスタイル。そこからさかのぼって考えていくことになるのですけれども…。

・郊外(ex.ウエストチェスターやニュージャージー)のよいところは、広い家と広い空、素敵な学校(グラウンドとか広いし、1クラス辺りの子供の数が抑えられている)。ただしそこに冬の雪かきや光熱費や車の運転もセットでやってくるわけです。また、日本人社会が濃いという話も聞きます。それを上手に活用できる人はとてもいいけれど、せっかく現地校に入れるのだから日本人が多すぎる学校は避けたいなんて話をされる方もあります。また、地域によっては白人社会の中にぽつんと放り込まれる状況になる場合もあります。

・マンハッタンのよいところは、利便性。通勤に掛かる時間を短縮できる分、家族の時間も取れるかもしれません。また、大抵のものが揃います。病院へもタクシーで行けます。でも帰国後の受験を控えたお子さんや、現地校への不安が強い方は、日本的なものが相対的に薄めなので不安になるかも。また、都会生活です。それがストレスになる子もいるかもしれません。

・それとも…今回マド家が見たブルックリンやロングアイランドシティのように、まだまだ成長過程の町では、先ず何よりコミュニティの見定めがとても大切になってくると思います。greatschoolsのようなサイトでも、その学校の子どもの人種比率はつまびらかになっていますが、さらに踏み込んで、近くの公園に行くのも一つの手ですし、学校に申し込んでschool tourに参加するのも手ですの。


思いつくままにずらりと並べましたが、皆様いかがでしょうか。永遠に答えの出ない問題を、家族で何とか落としどころを探して、喜んだり、我慢したり、時には諦めたり、粘ったり、それでも人生は続くのですね…らいふごーずおんですのね…。まぁ、と申しましても、家族で決めた方針、お互いに支え合って頑張ることが正解!きっとそう思える日がやってきます!!《そうだといいな、まだまだ不安でいっぱいです》

以上、色々と悩みに悩んで、最終的にマド家は、マンハッタンの上東側で頑張ることにいたしました。今後ともよろしくお願いいたしますですの!《と言っても、引越しはまだ先です!とほほ。なんてこったい…》