帰国後の英語の環境をどう確保するか、というのは皆さまそれぞれにありますわね。大人にも子供にも言えるのは、使う環境にないと錆びるという事です。ましてや伸び盛りの子供の英語力は、伸びて鋭くなるのも早いけれど、錆びるの早いしこぼれた刃はあっという間に土に還ってしまうのよ、おお大地よ。

英語を保持または進化させる手法として帰国子女枠受験や、インターナショナルスクールのお受験をするというのがあります。マドは、帰国子女枠のある学校を受験し、無事合格を頂いて入学しました。米国のみならずいろんなところから帰国している同級生、個性強め、楽しいですの。思ったよりもエンジョイしていると言えるかも。ネイティブの先生がアメリカの学校と同じかそれ以上の進度でガンガン宿題も出してくるし、同時に日本の勉強もあるし、ハードですの。。。

最近は幼稚園程度で帰国した子が通いやすいインターナショナル幼稚園もあちこちにでき、更には帰国子女クラスのある英会話スクールもあり、更には「ゆくゆくの帰国枠受験を見据え、また、英検やTOEICの受験のための小さな子供OK塾」まであって、マドが初めて日本に戻った時と比べると隔世の感があります。マドが1度目のヌーヨークから帰国した時は、こちらの関連英語保持教室に通ったものですが…。
公益財団法人 海外子女教育振興財団
https://www.joes.or.jp/
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≪季節のイベントも楽しかったね≫

ただ気になるのは、先日もチラッと触れましたがそういう学校や塾の選択肢が近くにない場所に帰国後住まわれる場合、です。どうしてるのかを先達に聞くと、できる限り、帰国子女受け入れ経験のある学校を選ぶ、英語のネイティブの先生の授業が多い自治体学校を選ぶ、そして、放課後に英語で自分を解放できる場を確保する。この三本柱で考えるべきなんですって。≪色んなバックグラウンドの保護者の方とお話してみても、一度現地校に子どもがなじんだご家庭は、偏差値至上主義視点ではなく、入学後の様々な心折れリスク軽減を主眼に据えて受験に向かう節が大いにあるように思います≫

自分を解放するために、とにもかくにも好きなことの英語本を読む、できれば音読、オーディオブックを活用するなども良いです。そして、現地校で出来た友達とSkypeやFacetimeビデオチャットをできるようにしておくのも大切です。帰国後の英会話教室も探す場合は実在のお教室もいいですが、今はインターネットがありますからね!オンライン英会話で捜して無料レッスンを受けてみて合うところを使うのも手ですの。≪これまでに利用している人を聞いたことがあるのは、レアジョブ、カフェトーク、クラウティなどでしょうか。小さな子供から大人までOKのところ、結構ありますね≫

英語を「使う」ことを続けるために、夏休みなどは英語のサマーキャンプに行くご家庭も少なくありません。YMCAや、アメリカ大使館などがやっている場合もあります。マドもこの夏は電車を乗り継いで某大学のキャンパスを使って開催されたSTEAM教育を英語でやるデイキャンプに参加してみました。≪普段学校で帰国子女クラスの友達とワイワイやるのとは違う、色んな英語のレベルや普段違う学校に通っている子どもたちとの共同作業を通じて何か学んでほしいなと思い…≫ 
小学生向けだと、都内には東京グローバルゲートウエイなんかもあるわね。
https://tokyo-global-gateway.com/personal/

それから、高校模擬国連(https://jcgc-mun.org/)を始め、​World Scholar's Cup ( https://www.wscjapan.org/) などの大会にチャレンジをする子どもたちも居ますわね!これは帰国子女であるかないかは関係ないので、お友達を巻き込んでやってみるのもいいと思うのよ?こういう大会に出たことは、海外大学進学や留学を考えると、学外活動としてもポートフォリオに書けるのもいいわね。

とか。ちょっと意識高いっぽい事を書いたけど。

ぶっちゃけ、お子様ごとに興味の向かい方が違いますのよ。年齢や性別だけじゃなくって、何歳で海外渡航してどんな感じで過ごしたかでも断然違ってくる。性格も物静かな子とオープンな子で全然受け止め方が違う。そして、実は、日本語でできる能力を伸ばさないと英語も伸びないことを忘れがち。「英語できるなんてすごーい」とか言われても、英語圏では誰もが英語しゃべってますやん。っていう話で。その英語で何を話してる?何を書いてる?というアウトプットのところを置いてっちゃダメなのよね。

何歳でも、一番大事なのは、
あなたは何が楽しいの?
何をしたいの?
それなら英語できたほうがいいね!

この循環ですのよ。たぶん。

という訳で。一つ目の英語環境の整え方として、
一旦休止、という考え方もあります。
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我が家のおチビ、トモちゃんの場合、帰国したのは幼稚園の年長さんの春。まずは帰国子女クラスの有る英会話教室に通いました。ネイティブの先生がパソコンの操作も教えてくれるスタイルのもので、クラスメイトは同じ年のテキサスからの帰国中国人の男の子。この子が素晴らしい子で、日本語英語中国語ができパソコン使うことにしても何にしても学ぶところが多かったんだけれど、マド家が1年で社宅を出て引っ越したものだから、その英会話教室に通えなくなり、実は、今は…何もしていません。ディズニーチャンネルは英語で見る、ぐらいもので、本当に全く。

そもそも5歳の頃のマド以上に、トモちゃんは日本語と英語の文法がめちゃくちゃ。同じにしているつもりでしたが、どうも個人差が非常に大きいのです。英語の文法で日本語を話していて、家族以外の誰にも通じておらずまたは間違って伝わり、結果幼稚園のお友達をいら立たせてしまったり、あまり帰国子女と接したことがない人たちを困惑させてしまったり。当人も「英語のせいで」うまく伝わらない事がフラストレーションになっている様子でした。「ママ、外で英語で話さないで!」と怒ったことも。小学校に入学したことできちんと勉強をする必要性も感じました。日本語が伸びれば、楽しいことが分かってくる。英語を楽しくないものにしたくない、という考えで、一旦休止した次第です。
≪耳だけは残したくってそれでも相変わらずディズニーチャンネルは英語で見てますが…もうだいぶん忘れちゃってるね。我が家の場合はもう海外に住むことはなさそうなので、"日本で必要とされる英語学習のハードル"を飛べるスタイルに持っていくほうが課題という割り切りでもあります。いったん帰国後また海外に出る可能性が高い方の場合は、完全休止まで割り切るべきか悩ましいと思いますが、英語を嫌いになられては先々面倒ですので、楽しむための英語に振り切るほうがうまくいく気はします≫

つぎに「合格」で学習モチベーションを保つ。
例えば英検。英検は今は小さな子向けのページもあって、英検を受けるにあたって、低学年でも何を準備すればいいかから書いてあったりしますのよ。 https://www.eiken.or.jp/eiken/eikenkids/grades/ それだけ、帰国子女以外もチャレンジする試験で身近なもの。漢字検定などと併せて、うまく使うといいみたい。トモちゃんはどこかのタイミングでこちらを目標にしていこうかな、と検討中です。≪英検はスイミングスクールなどで級が上がることに喜びを感じるタイプには結構有効みたいですよ≫

何度も日米往復しているお友達のところは、公文の英語もお勧めと言ってましたの。公文の場合は、日本語と英語両方の正しい構文をきっちり頭に叩き込んでくれますから、そのまま使えるのが強いんですわね。音声の出るペンも使えるし…。帰国子女とは言うものの実は日本語も英語もどっちも怪しい…みたいな状態の場合は特に有効かも。しかも、公文もレベルUPが目に見えるのが良いわね。

そして、英語を武器にして、やりたいことをやる
ここで先ほどの模擬国連だのサマーキャンプだの、さらにはプログラミングだの色々なことにつながってくるわけですわね。親が先回りして色々な体験を準備するのも良いけれど、何語であっても、あなたは何が楽しいの?何をやりたいの?を自分で考えられる人になることが、実は一番なのよね…。

少し話は飛びますが、今後のAIの成長を考えると「何語でもいいので、文法的に正しく、理解して、オーダーを出せないと、求めた解は得られない」世界がやってくるわけです。ほんのちょっと前まで英語屋さん的仕事が人間にもありましたが、これからはそう簡単ではない。

色んな人がいろんなことを論じて賛否両論出ていますが、最終的には自分がやりたいことがあって、そのために必要な武器をどんどん手に入れていけるタイプが、人生は幸せに過ごせるんじゃないかなって思いますの。
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≪英語の勉強そのものは大きく変わることは無いと思いますが、求められる内容は変わっていくでしょうね…≫

英語ができます。じゃなくって、〇〇を、英語でもできます。になるというか。マド家は帰国後、英語環境を整えるにあたって、まずは何をやるために続けるのかってところを、一旦整理するのが肝要なんだな…という考えに、落ち着いたところです。マドは学校の勉強をきちんとやること、トモちゃんは日本語の確立と同時に耳だけ刺激し続け、英語でもできる、楽しいことを見つける、それが目先のめあて、となっております。

みなさまは、いかがお考えでしょうか。
常に考えは変わります…
Any thoughts?