2020年06月04日

いつも通りの風景

こんにちは。まどかレディースクリニック心理士の竹原です。

すっかりお久しぶりになってしまいました。この2カ月はこれまで経験したことのないことを世界中が体験し、そして今もなおその渦中にありますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。クリニックでは感染対策をしっかりとし、皆さんが安心してご来院いただけるような空間づくりをしております。

 

どこを見ても新型コロナウイルス関連の情報があふれる中で、皆さんのこころは疲れていませんか?「コロナ鬱」といった言葉を見かけたりもしますが、この状況の中でほぼ全ての人の心がなんらかの影響を受けているのではないかなと思います。

 

色々な日常が変わっています。どこに行くにもマスクを着用し、人との距離を意識し、手洗いうがいはこまめに、お店では店員さんとの間を仕切るビニールシート…。

 

変化したことをあげ始めたらきりがありません。

今の状況を過ごすために必要な対処として皆さん受け入れていらっしゃることと思いますが、どんな変化も「いつもと違う」ことには人はストレスを感じるものです。

 

そういう時は「変わっていない風景」を探してみましょう。

桜の季節は終わってしまいましたが…この季節の北海道は多くの植物が一気に花開き、生命力を爆発させています。

個人的には苦手ではありますが…カラスはいつもの年と同じように子育てを始めている気配です。多くの変化の中で少し疲れたときは、変わっていないものもあるんだなと味わってみましょう。

 

「良い変化」として受け止められるものを見つけるのも素敵なことです。

でも+が難しい時には+でも-でもないものを見つけることもいいものです。

 

いつも通りの食卓。

いつも通りの夫婦喧嘩。

いつも通りの子供の笑い声。

 

そういう「いつも通り」があることを味わってみるとちょっと心がほっとできるんじゃないかな…と思います。

 

私は例年通りベランダにビオラを植えました。

いつも通りに元気に咲いてくれていて、毎朝カーテンを開けるのが楽しみです。

今年は初めてきゅうりを植えてみたのですが、植えてからすごく背が高くなるのだと知り…
狭いベランダで大丈夫なのかと毎朝ちょっとドキドキしています…。

いつも通りシソくらいにしておけばよかったかしら…

 

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まどかレディースクリニックは女性のからだとこころに寄り添う婦人科クリニックです

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2020年03月15日

おうちでできるリラクゼーション~筋弛緩法1

こんにちは。まどかレディースクリニック心理士の竹原です。
今日の札幌は青空で、お部屋の中にいても暖かい日差しが心地よかったですね。

緊急事態宣言、外出自粛が続く中でストレスを感じていらっしゃると思います。
大人も子供もたくさんの制約と不安に押しつぶされそう・・・
そういう時は、からだもこころも知らず知らずに力が入って固まってしまいます。
今日は、カチコチに固まってしまったからだをおうちでほぐす方法をご紹介いたします。

筋弛緩法といって、からだの力を抜く簡単な方法です。
(クリニックではリラクゼーションプログラムの中でご紹介しております。)

この方法ではからだの力を抜こうと頑張らないことがポイントになります。

「緊張しないで」「からだの力ぬいてくださ~い」と声がけされても、
もうどこに力が入っているかもわからない、
言われれば言われるほどカチコチになってしまった・・・という経験はありませんか?

人は意識的に体の力を抜くことがちょっと苦手です。
でも、力を入れることはとっても上手。

割れやすい卵を持ち上げるとき、人は特に意識することなく、
卵が割れない力加減を調整して、手の形を整え、優しく持ち上げることができますよね。

だから、まず、体に思いっきり力を入れてみます。

まずは手のひらから。
ぎゅっと握りしめて。思いっきり緊張した状態を10秒くらい味わったら、
一気に力を抜いてください。
手のひらの筋肉が勝手にゆるんでいきます。

人の体は勝手に力が抜くようにできています。
頑張って抜こうとせずに、抜いた分の力を抜いたら、そのあとは反動で緊張がどんどんゆるんでいきます。
その弛緩していく感覚を20~30秒かけて味わってみてください。

本当は手のひら、腕、足…と全身をやっていくのですが…
すべてを1回でご紹介するのは長くなりすぎるので、
まずは手のひらのゆるむ感じを味わってみてください。

それから、ちょっとだけ空を見て、深呼吸をしてみましょう。
窓から見るだけで十分です。
家の中での動作は、下向き、前かがみになっていることが多く、
胸が閉じた状態が続いていることが多くなります。
胸が閉じていると、呼吸が浅くなってしまって、体が硬くなってしまいます。
新鮮な空気を体の細胞ひとつひとつに送り届けてあげるような気持ちで、
ゆっくりと呼吸をしてみてください。

また後日、筋弛緩法の続きはご紹介させていただこうかなと思います。
この記事を読んでくださったら、パソコン・スマホの画面から目を離し、
手のひらぎゅっっとしてみてくださいね。

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2020年03月09日

新型コロナウィルスへのストレス対処について(つづき)

こんにちは。まどかレディースクリニック心理士の竹原です。
今日の札幌は最高気温10度まで上がるとか。着実に春が近づいているようですね。

では早速前回の続きを… 6の「過去に大変な状況を乗り越えた時のことを思い出す」というところ。 「どういうこと??」って思われる方もいるかもしれませんね。

今のような普段と違う状況、
よくわからない不安に長期間さらされると人は無力感を感じるようになります。

自分でコントロールできること、
解決できることがこの世にないような途方に暮れた気持ちになります。

この「自分でコントロールできない」という無力感は非常に大きな心理的な疲労を起こし、
落ち込みやイライラを引き起こします。

少し話はそれますが、課題が3つあるとします。
「課題A・B・Cを今日中にやっておいてね」と言われて、
自分で「A→B→Cの順番でやろう」と決めてこなすのと、
「これやって」、「次これやって」とABCを言われるがままにこなすのとでは
実は全く精神的負担が違います。

先の見通しがわかっていること、
ある程度自分の意思、考えが尊重されていることから前者の方が精神的疲労は軽いのです。

現在の状況が分かりづらい、先の見通しがよくわからない状況に置かれるのは後者の状況になります。 自信がなくなり、自分ではどうすることもできないという無力感にうちひしがれてしまいます。

でも、皆さんにはきちんと過去に様々な大変な状況を乗り越えてきたという事実があります。
状況は違っても「大変な状態」「いつもと違う状況」をきちんと乗り越えてきています。

その時のことを思い出してみてください。

当時、乗り越えるために、あなたはどんな工夫をしましたか?
どんなことがあなたに元気を与えてくれましたか?
誰があなたを支えてくれましたか?

あなたの中にも、そして周囲にも今の状況を乗り越える「資源」がたくさん眠っています。
それを掘り起こすような気持ちで、少し探してみてくださいね。
たくさんの資源が見つかりますように。

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