解禁日から1週間も置いて今年のボジョレーを飲んだ。
一口目だけはどういうわけか相当の渋みを感じたものの、やはりフルーティで飲みやすい。価格がもっと下がったなら最適のテーブルワインにしている所だ。
ボジョレー・ヌーボーを持て囃すのは日本人だけだ、と嘆く風潮もあるが、私はその様な「日本だけの」祭り騒ぎを敢えて受容したい。新鮮なボジョレーの風味を愛しているからだ。時間が経過して価格が下がったそれには、然程の魅力が感じられない。
流行にしても誰一人知らないにしても、自分が嗜好して止まない酒にはそれ以上自らのイデオロギーないしはその他の内面的要素が入る余地が無いものだと思う。
ただ、残念な事に、そのボジョレーは既に飲み干してしまい、たった今手許にあるのは単に格安の白ワインに過ぎないのである。
一口目だけはどういうわけか相当の渋みを感じたものの、やはりフルーティで飲みやすい。価格がもっと下がったなら最適のテーブルワインにしている所だ。
ボジョレー・ヌーボーを持て囃すのは日本人だけだ、と嘆く風潮もあるが、私はその様な「日本だけの」祭り騒ぎを敢えて受容したい。新鮮なボジョレーの風味を愛しているからだ。時間が経過して価格が下がったそれには、然程の魅力が感じられない。
流行にしても誰一人知らないにしても、自分が嗜好して止まない酒にはそれ以上自らのイデオロギーないしはその他の内面的要素が入る余地が無いものだと思う。
ただ、残念な事に、そのボジョレーは既に飲み干してしまい、たった今手許にあるのは単に格安の白ワインに過ぎないのである。