2004年11月

遅ればせながら

解禁日から1週間も置いて今年のボジョレーを飲んだ。
一口目だけはどういうわけか相当の渋みを感じたものの、やはりフルーティで飲みやすい。価格がもっと下がったなら最適のテーブルワインにしている所だ。
ボジョレー・ヌーボーを持て囃すのは日本人だけだ、と嘆く風潮もあるが、私はその様な「日本だけの」祭り騒ぎを敢えて受容したい。新鮮なボジョレーの風味を愛しているからだ。時間が経過して価格が下がったそれには、然程の魅力が感じられない。
流行にしても誰一人知らないにしても、自分が嗜好して止まない酒にはそれ以上自らのイデオロギーないしはその他の内面的要素が入る余地が無いものだと思う。

ただ、残念な事に、そのボジョレーは既に飲み干してしまい、たった今手許にあるのは単に格安の白ワインに過ぎないのである。

米料理を考える

本稿では、以前から懸案となっていたリゾットと粥の相違について考察してみる。続きを読む

相乗効果

ccdef293.jpg昨日の演奏は散々だった。
要因を省みるに、ヴォーカルが歌詞カードを忘れてきた事が恐らく致命傷だったにしても、展開間違えたのも非常に重大だったにしても、途中で演奏を止める者がいたにしても、兎に角あらゆる良くない要素が複合的に絡む事で酷い何かが其処に生まれたのだと言えよう。

昼間から五指に収まり切らぬ数のビールを飲み比べた後、先輩の持ってきたフォアローゼズを飲みつつほろ酔い加減でご機嫌に叩いていた私は、全く悪くない。

イラク人質事件考察―後編

やはり彼の国では予想通りの人間が勝利したらしい。この4年間で世界はどうなることやら。
それは兎も角、今回は先日イラクの露と消えた青年を旅行者の立場から考察してみようという試みである。続きを読む
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