20181111_093952

 ソングバーズ・ギター・ミュージアム


テネシー州チャタヌーガのダウンタウンにある、弦楽器弾きにしか理解ができないであろう、楽器博物館「ソングバーズ・ギター・ミュージアム」。

場所はチャタヌーガを訪れる人は必ずといって良いほど訪れる観光地、チャタヌーガ・チューチューと同じ建物にあります。チャタヌーガ・チューチューは、グレン・ミラーの同名曲のモチーフとなった列車。駅舎と車両の展示があります。

周辺はライブハウス、カントリーミュージックのダンスホール、オシャレなカフェなどがあって、週末の夜は若者の集まるにぎやかなエリア。

鉄道も音楽も好きな、オシャレな人は、きっと必須な場所です。

 マニアックすぎるギター展示


ヴィンテージという言葉だけでは片付かない文化財クラスののエレキ、アコースティック・ギターをはじめ、貴重すぎるロイド・ロアーのマンドリンやプリ・ウォーのバンジョー、実際に一世を風靡したミュージシャンが使ったというギター各種などを展示している場所なんです。

20181112_033732

総額、2億ドル(1ドル120円として約240億円!)以上とも言われるコレクションは圧巻。そもそもは、この街出身のスーパーリッチすぎる実業家が趣味で集めていたものなんだとか。

スタッフの方が先導して、通路の奥へ。

ルパン3世でも開けるのが難しいのではないかと思われるような、巨大なハンドル&暗証番号付きの重厚な扉の向こうには、壮大なヴィンテージオンリーなギブソン、マーチン、フェンダー、バンジョー、マンドリンな世界が広がります。

スタッフの人も相当楽器好きな人たちしかいない、と思われるだけに、聞けばいくらでも説明してくれます。

sbins

一般入場券にあたるジェネラル・アドミッションで大人ひとり、15.98ドル+税となっています。貴重な楽器たちを試奏、セッションなどもできるオプショナル・ツアーもあり、じっくり回りたい人向けの贅沢コースも用意されています。

ギター雑誌などをワクワクしながら見ている人にはたまらない博物館ですね。

ちなみに、そこまで興味のない方がこのミュージアムに来た場合、

「楽器屋でいいじゃん」

と言われるかも?!
まぁ、ギターを陳列していて、その光景を体験するだけなら、確かにそうですが。

いや、でもですね、

「違うのっ!ここにあるものぜーんぶ最初っからモノが違うんだってば!」


と声を大にして言いたいのです。

コレ系の楽器弾きにしかわからないだろうなぁ。
という、ミュージアム。

このブログを読んで下さってる方、こんなところまで辿り着けてるアナタは間違いなくコッチ側の人とお見受けします。

この場所、絶対楽しめます(笑)

 ギブソン・伝説のルシアー、ロイド・ロアー


私自身、ブルーグラッサーでマンドリンを弾かせてもらっていますので、マンドリンの展示をプッシュさせてくださいね。

この写真ですよ。今や貴重すぎるギブソン・マンドリン、ロイド・ロアー作のギブソンF-5マンドリン。市場では最低2千万円以上での高値取引となる楽器です。

20181112_034258
ロイド・ロアー作のマンドリン(上)とマンドラ(下)。映っていないのですが、さらにこの下にL-5のアーチ・トップ・ギターも展示されていました。このショーケースの中身だけで5000万円くらい?いやもっと?!

ロアーは1919年から1924年までギブソンに在籍していたルシアー。現在、確認できるロアーのサインがあるマンドリンは現在、世界で326本だそう。マンドリン弾きなら誰もが憧れる名器ですね。

ナッシュビルから南東へ車で約2時間の場所にこのミュージアムがあります。
機会がある方はぜひ!