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ライブ配信って何が必要?条件は?


ミュージシャンの発表の場が現時点ではWeb上がメイン、ということになって、ライブ配信も盛んになっていますね。やはり見てもらって、聞いてもらっての世界ですから。

海外のミュージシャンもソロでライブをして、Paypal経由でチップとしてお金を集める形で行っている方も多いですね。

そんな流れの中、これからライブ配信にトライした方に向けて、どういう機材を使えば良いか、というのをご紹介します。

ただただ単純に「配信する」という目的であれば、

・スマホやタブレット
・Webカメラ付きのパソコン

で願いは叶えられます。

とはいえ、さすがに初期設定以上のものは作りたいのではないかと思います。

ライブハウスでの演奏なら、音響さんや照明さんなどもいるわけですから。そこまでの再現性は難しいにしても、シンプルスタイルの中でも、画質や音声、画面切り替えにこだわるなど、もう少し工夫をしていきたいかと思います。

実際、コンテンツとして人気のあるアーティストさんやプログラムとしてライブ配信している人たちを見ていると、BGMやオープニングシーンや、エンディングなどにこだわってブロードキャストしている感覚で作りこんでいる方もいらっしゃいますね。

ということで今回のテーマは「ローコストで、それなりに良い環境でライブ配信したい人向けの機材」ということで解説してみたいと思います。

必要な機材は大まかに5種類ほど

では、パソコン以外に必要な配信機材について、チェックしていきましょう。

ページトップの写真は私がライブ中継用に使っているリアルな機材です。意外にすっきりまとまっている印象かと思います。

もちろん、先述した通り、全てそろえなくても配信そのものはできますので、ご自身にとってどれが必要かを、チェックして決めてもらえればと思います。

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まずはカメラから。映像の主力ですね。

パソコンに最初から付いているウェブカメラが微妙、という方は性能アップさせても良いかと思います。

また、ノートパソコンだと、レンズ位置が決められてしまっているので、人物なり楽器なりをフォーカスしたい時に微妙なポジション調整が難しいこともあるんですよね。

たいていの外付けカメラは、置き場所も角度もケーブルの範囲内であればどこでも設定できるので、自由度も高まります。私もPCカメラを使わずに、あえて外付けカメラを使っています。

▲ーディオ・インターフェイスかミキサーのどちらか

セルフ・レコーディングをしている方はオーディオ・インターフェイスを持っている方も多いかもしれません。
私のは少し古い製品で、レコーディングツールとして購入したM-Audio MobilePreを使っていますが、他社製では、ベリンガーやローランドのものなどもあります。


もう少し細かい音質調整をする場合はミキサーを用意できるとベターです。配信用という限定用途であれば、1〜2回線あれば大丈夫です。USB接続できるものを用意しましょう。

マイクとマイクケーブル、スタンド

せっかくならいい音が欲しいですよね。

マイクは感度を考えると、コンデンサ系がベターでしょうか。無指向性マイクならの特性を生かせれば、歌も楽器もこれ1本で同時にいけます。


安く上げようとして、カラオケレベルのマイクを使ってしまうと、Webカメラについてるので良かったじゃん、というオチになります。音質に関わるところですから、ここはしっかりお金をかけても良いところですね。

また、マイクスタンドですが、座って弾く前提であれば、ショートブームサイズのマイクスタンドが画面構成上、都合が良いと思われます。

立って演奏する場合は標準サイズのブームスタンドを選びましょう。また、デスク用の卓上スタンドを使って、ラジオ局のスタジオ風な演出でやられる方もいらっしゃいますね。

マイクとミキサーをつなぐケーブルも忘れないように。

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音声の入出力などに問題がないかどうかをチェックします。

レコーディングクラスの高級品でなくても、汎用品でも大丈夫です。通常、サウンドチェックしてから配信を行うと思うので、中継時に使うこともないかと思います。

OBS Studio

配信用の無料ソフトウェアです。

画面(シーン)の切り替えや、配信に必要な設定、録画などができます(WIN、Mac、Linux)。

インストールは公式ページでできます。
OBS Studio

ソフト自体の使い方に関しては、youtubeで「OBS 使い方」などで検索してみてください。



この動画で15分ほど勉強したら、使い方が分かると思います。

照明はどうする?

リングライト照明が3000円程度からあります。

ただ、わざわざ照明を使わなくても昼間の撮影なら、日当たりの良い場所を探すことで解決できるかもしれません。逆に、あえて明るい画面にせず、間接照明を利用することで幻想的な空間を作り出すのも良い演出になりそうですね。

背景の問題

背景、気になりますよね。そんな気の利いた背景があるようなオシャレな家じゃないよ。アメリカンな音楽やってるのに、家はれっきとした、純然たる日本家屋だよ、という方も居られるかと思います。拙宅もそうです(笑)。

背景に関しては、どうしても気になれば、パーティションを買ってみるのも良いでしょう。また、グリーンスクリーンを購入してOBS Studioのクロマキー合成機能を使って背景を変えたりもできます。

お金をかけない方法としては、カレンダーなどの裏面、つまり、白いページ面をのりなどでつなげて、白背景(好きな柄などでも良いです)を作るやり方もあります。

カメラに写る範囲内をカバーするように、鴨居や柱、カーテンレールなどにテープで貼り付けるなり、吊るすなりすれば解決です。テープの剥がし後にはご注意を。

まとめ

いかがでしたか?

今回は配信をテーマに機材の話をしてみましたが、これって、同時に自宅レコーディングもできる環境も作ることにもなります。すでにレコーディングをしている人や、自前でPAを持っている方には、ほとんど全て揃っているものばかりかと思います。OBS Studioだけ勉強したら配信できそうだ、という環境の方もいらっしゃるかもしれませんね。

これらの機材の上位グレードが、など言い出したら際限がないですが、給付金の使い道、ミュージシャンとしての初期投資、自己投資という意味では、面白い選択肢の候補ではないでしょうか。全くゼロからでも、3.5万〜5万円ほどで、上記のものはたいてい準備できるかと思います。

ぜひ、Web生ライブ、配信デビューに挑戦してみませんか?