2020年02月07日

富士フイルム プロモーション動画炎上⇒数時間で削除


デジタルカメラ「FUJIFILM X100V」プロモーション動画の配信停止について

鈴木達朗氏の写真はアサヒカメラかどこかで見たことがある。
良い写真だと思う。

当該動画に映っていたような傍若無人な撮り方が世間の反感やバッシングを招くというのは、まあ当然の結果だろう。
富士フイルムの広報もそんなことくらいわかっていたはずだ、
と思いたい。
批判を受けてもこの動画を世に出す価値がある、という
写真文化に対する強靭な理念が富士フイルムにはあるのだ、と。

しかし炎上して数時間で削除⇒お詫びという流れを見ると、
富士フイルムにはそんな理念や見識など端から無かったのではないかという疑念を持たざるを得ない。

それどころか今回の件で富士フイルムは、スナップ写真に対する世間の反感をますます強め、スナップシューターを萎縮させることに加担してしまったのではないか。

残念だ。

maesthek at 19:23|PermalinkComments(0) Camera 

2019年12月31日

Dマウント、さらにはM12マウント

最近はこんな感じで遊んでいます:

PC309094_Fotor001s_compressed

8ミリシネカメラ用のDマウントレンズ(フランジバック約13mm)をアダプターでPentax Q(1/2.3インチセンサー)やPentax Q-S1(1/1.7インチセンサー)に。

DマウントレンズはCマウントよりさらに安価で入手可能。
ケルンやアンジェニュー、シュナイダー、コダックのエクター
などなど、使ってみたい有名玉がたくさん。

Dマウントよりもっと小さなマウントにも:

PC309098_Fotor001s_compressed

アクションカムなどに採用されているM12マウント
GoProなどがこのマウントを採用していることは、あまり知られていないのでは?

監視カメラなどにも用いられているM12マウントは
マウント内径12mm。ネジのピッチ0.5弌
フランジバックは特に規定なく、レンズとカメラの組み合わせによってはまったくピントが来なかったり(距離ヘリコイドの無いものが多い)なかなか扱いが難しいところもある。

格安の中華アクションカムを分解してみると、パンフォーカスになるあたりまでレンズをマウントにネジ込んで、接着剤で雑に固定してあるのがわかる。
中華アクションカムは個体差がかなり大きいようで、おなじ機種でも画質が全然違ったりしてビビるのだが、どこにもピントが合わないハズレ個体に当たってしまうこともけっこうあるようだ。
そういうときはレンズを固定している接着剤を剥がしてピント調整を行うと使えるようになることもあるみたい。

上のはAmazonで3000円くらいで買った中華アクションカム。
現在は7000円くらい? 中華アクションカムは価格も謎だ。
4Kでも撮影可能ということになっているが、実際は水増し4K。
手振れ補正機能もあるがなんだかまったく効いている気がしない。

分解してレンズを外し、2.8-12mm f1.4のズームレンズに
無理やり交換した。
どのあたりまでマウントにネジ込むか、微調整が難しい。

望遠端で35亟校擦垢襪箸世い燭60mm相当の画角。
ピントはパンフォーカスではなくマニュアルで合わせることができるので使っていて楽しい。しかしアクションカムのしょぼい液晶画面でピントを合わせるのは至難の業。


話は変わるが:
inspic-blue

キヤノンが発売したアソビカメラ。

カナビラの穴をファインダーにするところとか、昔のプレスカメラのワイヤーフレームみたいで格好いいのだけれど、なんだか散々な評価を各方面からもらっているようだ。

たしかに、15,000円もだせばリアル4Kで撮れる中華アクションカムが買えてしまう御時世なのにトイデジレベルの画質ではちょっと無理なんじゃないかなあ。最短撮影距離が50cmとかあり得ない。

個人的にはこっちのほうを発売してほしかった:
Canon CP+ MFC_001

CP+で参考展示されていたMulti functionale Telephoto Camera

maesthek at 00:54|PermalinkComments(0) Camera 

2019年07月11日

Foveonではない SIGMA fp



もちろんLマウント。
小さいが、ポケッタブルというわりにはちょっと大きく見える。

普通のフルサイズ・ベイヤーセンサー機らしい。
Foveonセンサーで動画ってのはやはり無理か。

Foveonセンサーを搭載していないのならば
SIGMAのカメラってちょっと手を出しにくいな...
こういうのはパナソニックから出して欲しかった。

maesthek at 17:33|PermalinkComments(0) Camera 

2019年06月27日

DPE店へのテロ攻撃?

FUJIFILM非正規品_002

「FUJIFILMロゴを不正使用した35mmフィルム非正規品」に関するご注意|富士フイルム株式会社(2019年6月24日)

先日にはコダックでも同様の件が報告されている:
KODAK非正規品_001

KODAKロゴ入り35mmフィルム非正規再生品に関するご注意|コダックアラリスジャパン(2019年6月5日)

どちらも使用済みのパトローネに映画用のフィルムを詰めたもの。DPE店でやっているC-41プロセスでは現像できず、もし現像してしまった場合、現像液がダメになり現像機の洗浄が必要になる。

現像液の交換やラック洗浄しなければならなくなったりしたらDPE屋は大損害だ。

コダックのほうに詰められているのはKODAK VISION3らしい。映画用の撮影フィルムで余ったのを詰めているのだろうか? こういうのを売っている連中は、詰めたフィルムがC-41で現像できず、その結果、知らずに買って使った人のみならずDPE店にも損害を与えるということを理解しているのだろうか。

もしそれをわかって売っているのなら、これは新手のテロかもしれないな。中国にはフィルムを使うなんて退廃的行為だとしてこれを妨害しDPE文化を破壊するための地下組織が存在するのかもしれない... なんて妄想を楽しんでいる午後。

maesthek at 14:43|PermalinkComments(0) Camera 

2019年06月08日

「タムロンの技術を結集した究極の単焦点レンズ」

SP35mmF1.4 Di USD_001

SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)|TAMRON

プレスリリースによれば:
「SPレンズシリーズ40年目の挑戦」
「タムロンの技術を結集した究極の単焦点レンズ」


なるほど、タムロンの気合が感じられる。
上記製品情報ページ掲載の作例をみても、その写りは上々だ。

しかしそれにしても、である。
これはタムロンのレンズを象徴する記念的製品として企画されたのだろう。それが何故、なんとなく今更感のある35mm F1.4なのか。
「究極の単焦点レンズ」が35mm F1.4というちょっと地味なスペックであるところ、これがタムロンらしい奥ゆかしさであり、またそこにタムロンの自信が表れているといえるのかもしれない。でも、もうちょっとスペック的に派手であってもよかったんじゃないの?

35mm F1.4というスペックのレンズは既に他社にも存在するわけでとりたてて目覚しいものではない。
そもそもタムロンには35mm F1.8というスペックのレンズがある。比較的最近発売されたレンズだ。タムロンらしいおっとりとした写りのレンズでしかも手ブレ補正機能付き。純正レンズやシグマとの差別化も図ることが出来ている、タムロンらしい良いレンズだと思う。

今回発売された35mm F1.4には手ぶれ補正が搭載されていない。
これも不可解だ。
同じスペックをもつシグマのレンズと差別化を図るためにも、手ぶれ補正は必要だったのではないだろうか。手ブレ補正機能を省いておいて「タムロンの技術を結集した究極の単焦点レンズ」を謳うのもどうかと思ったり...

そんなことを考えていたら、田中希美男氏がこんなツイートを:
タムロン「SP35mmF1.4 Di USD」の不思議。

そうそう、なぜ一眼レフマウント用のみなのだろう。
今やるなら先ず各社ミラーレスマウント用じゃないだろうか。

最近のタムロンにはちょっと的を外している感がつきまとうし
「イマイチわくわく感が乏しい」というのもよくわかる。
レンズの過剰な高スペック化とは距離をおくというタムロンの見識がそうさせているのかもしれないが…

maesthek at 01:40|PermalinkComments(0) Camera 

2019年04月16日

「究極のスナップシューター」のAF


某地図カメラ店では3月の販売ランキング第一位。
しかも2位のCanon EOS RPにダブルスコアの大差をつけて
なのだそうだ。

リコーのGRブランド戦略は大成功だ。


先日、ようやくGR靴鮠しだけ触る機会があった。
タッチパネルの使い勝手がとてもよいのに感激。

しかしシャッターボタンを半押しにすると...

像面位相差の恩恵がほとんど感じられないAF。
最初なにか変な設定になっているのかと思ったが
こういうものらしい。とくにマクロ域は酷いな。

まあ歴代GRを使ってきたスナップの達人たちなら
ゾーンフォーカス(スナップモード)がデフォルト
だろうから、AFのトロさは使う側の工夫でなんとかしろ
ということか?

否々!
「究極のスナップシューター」を謳う10万円超級カメラが
こんなAFでよいわけがない。

今後ファームアップでマシになるのかもしれないが
そうだとしてもこのレベルで発売に踏み切ったというのは
俄には信じがたい事態。
こういうところにリコーの現状が垣間見えるなあ...
なんて思った次第。


maesthek at 22:55|PermalinkComments(0) Camera 

2019年03月04日

Yongnuo YN450


Yongnuoといえば中国・深センの光学メーカー。
格安EFマウントレンズ(純正レンズに酷似)などをAmazonなんかで見た人も多いだろう。
そういえば昨年末頃にYongnuoがこんなカメラを出すという記事を見たような:

Yongnuo_YN450_001

CP+にハンズオンOK状態で置かれていたらしい。
話題になっていたのだろうか。

Android端末にカメラマウント。
センサーはパナソニック製のフォーサーズ。
なのにマウントはキヤノンEFマウントという謎仕様。
SIMを挿して4Gで通信可能。中国では4月発売予定。

5年ほど前にサムスンがレンズ交換式のGalaxy NXを発売してたりしたが、久しぶりにこういうの見たなあ。
それにしても何故EFマウントなのか? 素直にマイクロフォーサーズマウントにしておけば、ボディも薄くできただろうに。

maesthek at 23:13|PermalinkComments(0) Camera 

2019年03月02日

キヤノンのコンセプトカメラ

CP+ 2019で人気を博しているのはリコーのGR らしい。

DPReviewでは「AFが遅い」という指摘もあるが
製品版ではどうなのだろう。

バッテリーが200枚程度しかもたない、というのも驚きだ。
「究極のスナップシューター」を標榜しているが
200枚なんて1時間程度で撮ってしまう人もいるだろうに。
シグマみたいに予備バッテリーを同梱するべきだな。

フィルム時代からGRを使い、GR Digitalも使い続け、
センサーがAPS-Cになって使うのをやめたという人は多いはず。
そういうかつてのユーザーに買ってもらえるかどうか。

28mmというのはスマホのカメラの標準的画角とほぼ同じ。
巷に溢れていて、たいていの人にとってはもはや見飽きている
ありふれた空間表象を生み出す画角。
今、GRのような28mm単焦点カメラをわざわざ使うというのは
そのうんざりするような空間へ果敢に挑むスナップの猛者か、
単にGR神話に取り込まれた人たちだろう。

CP+の記事をみていて気になったのはコレ:

Canon CP+ MFC_001

「マルチファンクショナルテレフォトカメラ」と名付けられたキヤノンのコンセプトモデル。

100mm/400mmの二焦点レンズとEVFを内蔵し、単眼鏡のように使えるカメラのようだ。動画も撮れるらしい。
接眼することでボディを安定させる構え方なら、こんな形状のほうが使い勝手がよいかもしれない。撮った画像の確認はスマホでやるという割り切りも良い。ズームじゃなく二焦点というのもいいね。これで600mmならサッカー観戦もバードウォッチングもいけるだろうに。

スマホのカメラが望遠側に伸びることは今後もおそらくないだろうから、こういうのは案外需要があるんじゃないだろうか。



maesthek at 15:43|PermalinkComments(0) Camera 

2018年12月17日

続・佃日記

写真家田中長徳氏の新ブログで佃日記の続編が公開されている(有料)。
https://note.mu/chotokucamera

チョートク氏の個人誌『カメラジャーナル』は当初8頁の薄いパンフレットで、毎号楽しみに読んでいたのだが、途中リニューアルされ、以後つまらなくなった。
それでも定期購読をやめなかったのは、毎号巻末に掲載される「佃日記」の存在だった。
銀座の中古カメラ屋を偵察していた次の日にはプラハ、パリ、リスボンといった具合で、チョートク氏が何をどこで買ったのかなど、その動勢が実に興味深くまるで飽きない。

しかしこの「佃日記」も『カメラージャーナル』の終刊によって突如終わりを告げる。2003年のことだ。思えば中古カメラブームが完全に終息し、デジタルの時代が本格化する時期でもあった。EOS Kiss Digital発売の年である。

それから干支が一巡した頃、2015年になって佃日記が出版されることになった。
出版元は琵琶湖の西岸にあった小さな出版社、大隅書店。

佃日記_001

函入の豪華な造本で、チョートク氏のオリジナルプリント(サイン入り)が付いて250部限定。

日記の続編も収められるかと期待したが残念ながらそうはならず。
大隅書店も今はなく(さいはて社に引き継がれた)、もうそのこと自体も忘れかけていた。

現在(2018年12月17日)有料公開されているのは2003年5月から2004年1月までの日記。
チョートク氏もどこかで書かれていたが、写真と日記はどこか親和性があると思う。

maesthek at 15:52|PermalinkComments(0) Camera 

2018年12月02日

いまだに酷評されるE 16mm F2.8の使い道

Sony Alpha Blogが、ソニーのE 16mm F2.8(SEL16F28)のレビューを掲載している。発売は2010年。Eマウント初期のレンズだ。

実に今更ながらのレビューだが、案の定、酷評である。
周辺減光が強く絞ってもダメ、色収差が酷い、解像も悪い...
「ソニーのレンズラインアップの中でワーストの一本」

いやそんなことはもう充分わかっている。
発売された当初から散々指摘されてきたことなんだから。

酷評されてきたレンズであるにもかかわらず、今頃になってこのレンズを買う意義はどこにあるか? これが肝心。

これも今さら言うこともないのだが、E 16mm F2.8は純正のワイドコンバージョンレンズ(ウルトラワイドコンバーター VCL-ECU1およびVCL-ECU2)とともに使ってこそ、価値が有る。

E1628_VCL-ECU1_001

純正ワイコンをつけると焦点距離が0.75倍となり12mmに、フルサイズ換算で18mmの画角となる。

決め手は価格。
フルサイズ換算で18mmというと、ズームでも単焦点でもそれなりの値段。Eマウント用で一番安いのは七工匠の12mm F2.8だろうか。これでも2万8千円、もちろんMFだ。最近出たレンズだが、お値段以上の性能らしい。
E16mm F2.8は2万2千円。ワイコンVCL-ECU2が1万2千円。
中古で揃えると両方で2万円くらい。純正のAFレンズである。
遊びで超広角(でもないか)となるとお手頃価格。

もともとが解像力の低いレンズなので、ワイコンをつけてもたいして画質の劣化は感じられず、ここまで広角になると周辺減光がそれなりにあっても気にならない。AFは静かで高速。

このレンズは当初キットレンズとして多数販売された。
しかしネット上で散々酷評され、写りの悪い単焦点レンズなんて要らない、と早々に手放した人も多かったようだ。
しかしNEXのミニマムボディに一番似合うのがこのレンズであったことは間違いなく、ソニーもNEXボディの薄さを強調するためこのレンズをキットレンズとしたに相違ない。

初期NEX時代のソニーらしい愛すべきパンケーキレンズ。

maesthek at 17:38|PermalinkComments(0) Camera 
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