2018年11月07日

またまたネコの話題で申し訳ない。
(書かないだけで音楽も頑張ってますよ)

不明の感染症で熱を出して夜間救急のお世話になったくるみ(キジトラ)は抗生剤が効いてすっかり元気になった。
枯れていた声も元に戻った。

不明の感染症は不明のまま、それが新入りの紋三郎(サバトラ)が持ち込んだ菌なのかどうかもわからぬままに解決した。
なつめ(クロ)への感染はないようだ。

そのなつめは紋三郎に対してとても良いお兄ちゃんぶりを発揮するようになった。
手荒に見えるが、実はぺろぺろ舐めている。
じゃれる中で紋三郎に力加減を教えているようだ。

GIFアニメーション:スマホはタップ
なつめと紋三郎


次なる問題は紋三郎の乳離れ。

生後2ヶ月になろうというのに離乳食に移行できなかったのだ。
のみならず皿も拒むので、ずっと哺乳器。
哺乳器の乳首の先を少し切って穴を大きくし、ミルクに離乳食を混ぜて飲ませていた。

イクメン


昨日、恐れていたことが起きてしまった。

紋三郎は哺乳器の乳首を噛み切ったのだ。
飲み込んでしまったら大変!

もう哺乳器は卒業してもらいたいので皿で与えてみたが、やっぱりダメ。
飢えさせるわけにはいかないので、仕方なく新しい哺乳器を買いに行った。
今までと同じ物が欲しかったが、あいにく他のメーカーの物しかなかった。

紋三郎は新しい哺乳器を嫌がる。
ネコはこだわりの強い生き物だと言われるが、紋三郎はその傾向が強いらしい。

それでも何とか飲み始めた矢先に…

また噛み切った!

紋三郎は乳首を噛み切るという遊びを覚えてしまった。
1,100円の哺乳器は一瞬の命だった。
予備の乳首はあるが、哺乳器はもう恐くて使えない。

こうなったら皿で与えるしかない。
皿のミルクを指先に付けて紋三郎に舐めさせる。
そうして皿にあるものがいつものミルクだと教えてみたが、皿に顔を近づけようとはしない。

心を鬼にして飢えさせることにした。
腹ぺこになったら皿でミルクを飲むはず。

8時間くらい経って再挑戦。

やっと皿でミルクを飲むようになった。

GIFアニメーション:スマホはタップ
離乳食


ドライフードを柔らかくしてミルクに混ぜているが、ミルクだけ舐め取ってフードは残した。
すりこぎで潰してスープのようにしてやると残りのフードも食べた。

成功!

やっと離乳食に移行した。
やれやれ…。
明日からはミルクを減らしていくことになる。

オマケ:紋三郎が眠りに落ちる瞬間の映像

GIFアニメーション:スマホはタップ
紋三郎寝る


maestro_tohru at 00:38コメント(2) 

2018年11月05日

子ネコがわが家にやって来て12日。

ずっと心配の順は…

1.なつめ(先住、クロ)
2.紋三郎(新入り子ネコ、サバトラ)
3.くるみ(先住、キジトラ)

だった。
なつめは神経質で、ストレスで吐くなどしていたから一番注視していた。
紋三郎は子ネコだから当然気を遣う。
体も性格も大きいくるみはすぐに紋三郎を受け入れたので気に留めていなかった。

くるみ


ところがくるみに想定外の問題が起きた。

一昨日、くるみの声が枯れてほとんど出なくなった。
それもあまり心配していなかった。もともと寝起きにはいつも声が枯れていたし、空気が冷たく乾いてきて喉をやられただけなのだろうと。

声が出なくなって2日目の夜。くるみがぐったりしている。
それでもあまり気にしなかった。眠いのだろうと。

おやつの煮干しにそっぽを向いたところで気づいた。
いつもなら大好物の煮干しを見ると凶暴化して飛びついてくるなつめがそっぽを向くのは異常だ!

夜間救急に連れて行くことに。
1年前、わが家に保護されたばかりのなつめが危篤状態になった時に命を救ってくれた北摂夜間救急どうぶつ病院だ。

北摂夜間救急動物病院


発熱があり、血液検査で何らかの感染症であることがわかった。
ちょっと前まではフードを普通に食べていたし、下痢や嘔吐もなく、くしゃみや目やにもないから、ありがちな感染症ではない。

ここで疑われるのが新入りの紋三郎。
Dr.は、紋三郎が何らかの菌を持っていて、それがくるみに感染した可能性が高いとの見立てだ。

抗生剤の注射をしてもらって帰宅。

夜間救急は高額だなぁ。

明細書


朝にいつもお世話になっている動物病院で診てもらう。疑いがかかった紋三郎も一緒に。
ネコたちも大変だが、こちらも大変。2時間しか眠れなかった。

くるみは夜間救急の注射が効いて平熱になっていた。
見立ては夜間救急のDr.と同じ。やはり種類は分からないものの、感染症だと。
同じ抗生剤の注射をしてもらった。

紋三郎は保護猫のボランティアさんの世話になっていたときに動物病院で健康チェックをしてもらっているが、わが家の近くの動物病院は初めて。

待合室で紋三郎はキャリーの中で暴れる。他の飼い主から「激しいですね!」と驚かれた。
診察室ではさっそく診察台の上で遊ぼうとする。
健康状態は良好なので、最初のワクチン接種をしてもらった。注射は嫌がらない。
注射が終わってキャリーに入れようすると激しく拒む。Dr.とナースと私の3人がかりでキャリーに閉じ込めることに。
「元気ですね!」と驚かれた。

家に着いたときには、くるみはほぼ回復していた。
しわがれ声だが鳴くようになったし、紋三郎の相手をする元気も出てきた。

GIFアニメーション(スマホはタップ)
点滴後


この調子でくるみは回復していくのだろう。
が、感染症なら今度はなつめにうつる可能性がある。

今のところは元気だ。

ん、少し声が枯れてきた?!

P.S.
そんなこんなで大学祭には行けず。
ごめん!>学生諸君

maestro_tohru at 01:53コメント(2) 

2018年11月01日

大学で保護された子ネコ(サバトラ)がわが家にやってきて10日目。

初日には先住猫のくるみ(キジトラ)は子ネコに「シャー!」と威嚇し、なつめ(クロ)はストレスで吐いた。

しかしくるみは大らかな性格。「シャー」は初日だけで、2日目には子ネコを半ば受け入れた。飛びつかれても少し迷惑そうな顔をするくらい。
やがて子ネコとの距離はなくなり、兄貴らしく振る舞うようになっていった。

神経質ななつめはダメ。2日目に3回吐いた。食欲不振になってフードを残したり、食べるのが遅くなった。
でも3日目以後は普段通りのなつめに戻っていった。

子ネコのほうは初日からひたすら元気で天真爛漫。先住猫たちに飛びかかっていく。かなりのヤンチャ者だ。
体重が増えて手足が力強くなった。

心配の種はなつめだったけれど、10日経つとすっかり落ち着いた。
今はくるみもなつめも子ネコと追いかけ合ってよく遊ぶ。

飼い主様の膝の上でまったりするのはなつめにとって至福のひととき。
そこに「あそぼ!あそぼ!」とじゃれついてきた子ネコに、今夜のなつめは怒らなかった。

(GIFアニメ:スマホはタップ)
動じないなつめのコピー


子ネコは起きているときはひたすらテンションが高いが、もし落ち着いていればなつめとくるみは子ネコの毛繕いをしたりをしそうな感じがする。
もう先住ネコたちは子ネコを受け入れたと言って良さそうだ。

子ネコは正式にわが家で育てていくことになるのが決定的になったので名前を付けた。

命名:紋三郎(愛称もん)

おでこにMの紋があって、三男として兄たちと仲良くやって欲しいとの願いを込めてそう名づけた。
高橋紋三郎。高橋家で誰よりも重々しい名前だ。

さてその紋三郎だが、生後7週くらいになるというのにまだ乳離れしない。

(GIFアニメ:スマホはタップ)
ミルク


とっくに歯が生えているから、乳首を噛み切って飲み込むリスクがある。
だから皿でミルクを飲ませるようにして離乳食に移行しようと考えているが、なかなか皿で飲もうとしない。
今はミルクに離乳食を混ぜて飲ませている。

なつめとくるみがフードを食べるのを自分も欲しそうに見ているから、ある日突然ということになりそうな気がするが…。

maestro_tohru at 23:25コメント(0) 

2018年10月24日

名前はまだない。
暫定的に「吾輩」と呼ばれている。

新しいネコ


保護ネコである。
生後1ヶ月のオス。毛はサバトラ。
まるで油性ペンで描いたかのようにくっきりと、おでこにMの字があるのが特徴的。マクドナルドのロゴみたい。
耳がとても大きく、脚と尻尾が長い。
日本猫だけれども、少し欧米の血が表れている感じがする。
とても活発だ。

今日わが家にやってきた。

1ヶ月前のこと。
大学で会議を終えた夕暮れ時に歩いているとかすかに子ネコの声が聞こえた。
そのときはあまり気に留めず帰宅した。

その2日後に聞いた話。

私が子ネコの声を聞いた日の夜。大学のA館とB館の間の通路の屋根(大阪音大関係者ならおわかりだろう)の雨どいから1匹のまだ目が開いていない生後1週間くらいのネコが救出された。

雨どい


ある職員が鳴き声に気づき、屋根に行ったが姿が見えない。
声の元をたどると金属に覆われた長さ2mくらいの雨どいの中央あたりだとわかったという。
端の隙間から手を入れてみたが届かない。助けてあげたいが、雨どいを覆っている物を破壊するには施設担当の許可が要る。担当者はすでに帰宅。
諦めかけたところに大学で営繕の業務をしている会社の方が通りがかり、覆いを壊し、救出したのだそうな。営繕のプロだから破壊しても修繕ができるというわけだ。たまたま何かの用で一人だけ居残っていたらしい。

どういういきさつで雨どいの中にいたのかはわからない。
おそらく母猫が子猫を連れて移動中に雨どいの端に子猫を隠したが、子猫が雨どいの中に移動してしまい、母猫は諦めて去ったのだろう。

その日の担当だった警備員の家ではペットをたくさん飼っているということで、連れて帰って世話をし、再び大学へ。
大学の秘書の一人の知り合いに保護猫と保護犬の里親探しのボランティア活動をしている方がいて、預かってくださった。

私が喫煙所で一服していると、事務局長が話しかけてきた。

「高橋先生は前にネコを保護しましたよね。もう1匹どうですか?」

そうしてわが家にやってきたのがこの子ネコなのだ。
母猫とはぐれたのは不運だったが、大阪音大で働く人たちのいくつもの「たまたま」と善意が重なって救命のリレーができたのだから、むしろ幸運のネコだと思う。

学内では有名な子ネコだから今後も協力者はたくさんいる。
私と娘が長時間にわたって留守にするときは大学に連れてくることになるが、私が授業や会議の間に「喜んで面倒見ますよ」と言ってくれているところがたくさんある。
守衛室、秘書室、日本語ライティング支援室、現業職員室といった具合。
皆、温かい。

今日から1ヶ月のお試し期間が始まった。
わが家には先住ネコが2匹いるから、その両方と相性が合わなければ他の方に試してもらうことになる。

「はじめまして」
「おまえ何者にゃ?」

対面


吾輩は無邪気だが、このあとケージから出すとくるみ(キジトラ)は「シャー!」と威嚇し、なつめ(黒)はストレスで吐いた。

ダメかもしれん。

他に「引き取りたいです」と言っているは何人かいるが、私と娘はすでに「吾輩」に情が移っている。
なじんでいって欲しいものだ。

maestro_tohru at 02:03コメント(2) 

2018年10月23日

三田市民オケ20thFlier1


本番を終えて、今、充実感に浸っている。
もちろん反省することはたくさんあるが、本番を終えてこれほどの幸福感が得られることは珍しい。

全力で応えてくれたオーケストラに感謝。
「雪片のワルツ」ですばらしい声を響かせてくれた三田少年少女合唱団に感謝。
しっかり聴いてくださったお客さんに感謝。
コンサートを支えてくれたたくさんのスタッフに感謝。
そしてすばらしい音楽を書いてくれた P.I.チャイコフスキーと F.メンデルスゾーンに感謝である。

プログラム


第20回の記念の定期演奏会。
ホワイエには今までの定期演奏会のフライヤーと立て看板が飾られていた。
立て看板はある団員が描き続けている。すばらしい。

過去のフライヤー


長い歴史を持つオケの関係者が見たら「たった20年」かもしれないが、私はこのフライヤーと立て看板に厚みを感じた。

アマチュアオーケストラは1回の本番のためにたくさんの練習を積む。
三田市民オケの本番は基本的には年に2回だけ。3月のファミリーコンサートに5ヶ月間、10月の定期演奏会に7ヶ月間の練習を積むことになる。

プロだと3回か4回の練習で本番の短期決戦だが、それと比べるととんでもない長期戦だ。
一人でこんなに長い期間の練習を付けていくのは初めての体験だ。
今回の定期演奏会の指揮を依頼された時に、7ヶ月間をどのように運ぶべきか考えた。

当然ながら、最初の練習を始める時点で指揮者の頭の中ではそれぞれの曲のすべての部分の理想的な演奏が響いている。
オケの反応を見ながら軌道修正はあるものの、基本的にはたくさんの指示を出して理想に近づけていく。それが常識的な指揮者の仕事であり、そうして完成度の高い演奏ができあがっていく。

しかし完成度と引き換えに失われるものがある。
ライブ感である。最悪の場合は指揮者とオケが命令と服従の関係になってしまう。

私は段取りっぽい演奏が嫌いだ。
整った演奏なら、わざわざコンサートに出向かなくても家でCDを聴けば良い。
一般的なお客さんも同じではないか。
ましてやアマチュアオーケストラだ。足を運んでくれるお客さんが望むものは整然とした演奏ではあるまい。

切ったら熱い血が噴き出す。そんな演奏にしたい。

練習では「約束をしない」ことを心がけた。
もちろん作品に誠実な演奏でありたい。また、大胆であるためにはそれに釣り合う慎重さが要る。
だから綿密な練習はした。ボウイングにもこだわった。
細かく作り込む箇所もあったが、大半は言葉ではなく指揮で伝えているので固定化されてしまった箇所は少ないと思う。
「ここはこれくらい rit. するのでこのように振ります」などといった段取りは最少にとどめた。
あらかじめ描いた「理想の演奏」は封印。振り方はいろいろ変えた。テンポも毎回変えた。崩壊するまであおり続けた日もあった。
どこまで攻めると崩壊するのか。何がどのように崩壊するのか。そのデータ収集である。

オケは不安だったろう。ストレスもあったと思う。気まぐれな指揮者だと思われたかもしれない。
でも、それはライブ感のため。そしてあわよくばあらかじめ描いた「理想の演奏」を越えるため。
7ヶ月間で三田市民オケは即応性を高めていった。

本番はオーケストラを信じ、限界まで攻めさせてもらった。
オケは私と一緒にライブ感を楽しんでくれたようである。本番を終えた時の彼らは皆、笑顔だった。
また、オケと私のアツ(熱・圧)は客席に届き、お客様方に楽しんでもらえたようである。
拍手とアンケートにそれが表れていた。

三田市民オケは必ずしも上手いとは言えないが、本番での注意力の高さはプロ以上かもしれない。
すばらしいオーケストラだ。

maestro_tohru at 02:26コメント(4) 

2018年10月13日

息子が頑張った。お父ちゃんもしっかり頑張らないと。

本番1週間前になったのでちょいと宣伝を。

10月21日(日)に三田市民オーケストラの第20回定期演奏会を振らせていただく。
14:00開演(13:30開場)三田市総合文化センター 郷の音ホール・大ホール。

三田市民オケ20thFlier1

三田市民オケ20thFlier2


プログラムは、

P.I.チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」抜粋
F.メンデルスゾーン/交響曲第3番イ短調「スコットランド」

の2曲。

「くるみ割り人形」は作曲者自身による組曲版ではなく、私とオケの企画が話し合って決めた独自の抜粋版。作曲者自身の組曲版よりもずっと長く、演奏時間は約45分。
「スコットランド」と合わせると少々長いコンサートになる。

昨夜は練習場に三田少年少女合唱団がやって来て「雪片のワルツ」の合わせ練習をした。

良い!


すばらしい合唱団だ。アドバイスをするたびにどんどん良くなる。
(オケの皆さんもしっかり頼みますよ…)

「三田」と言うと「遠い」と言われる。
(東京のミタではありませんよ。兵庫県のサンダです)
でもそれほどでない。三田は大阪や神戸のベッドタウンだ。

たとえばJR大阪駅から三田駅は快速で39分。
大阪12:20発の快速に乗れば三田には12:59に着く。郷の音ホールまでは徒歩10分だから駅前で食事をしても開演に間に合う。

車も便利。
中国自動車道の西宮北ICから約15分、神戸三田ICから約8分。
ホール西側に巨大な駐車場がある。4時間まで100円。安い!

なんでこんなに宣伝しているのかというと…

お客さんがあまり入らないようなのだ(泣)

去年までの数年間は保科洋先生が指揮をされていた。
それでも客席は閑散としていたのだそうな。
今回の指揮は保科先生よりもずっと知名度が低い私。
めでたい第20回の記念演奏会で閑古鳥が鳴くようでは悲しい(汗)

ぜひご来場を!
聴いて損はさせません!

聴きに行ってやろうという方はメールでご一報を。
tohru@musicstore.jp
チケットを用意しておきます。

maestro_tohru at 23:09コメント(6) 

2018年10月07日

3年に1度行われる国際オーボエコンクール
「世界のオーボエ奏者の登竜門」と銘打っているが、すでに竜門を登って鯉から竜になっているような人もトライする。一流オーケストラの首席奏者も出てくる。
ライブ配信がされていたので、かなりの数の演奏を家や大学の研究室で鑑賞させてもらった。

当然ずっとオーボエばかり。課題曲(PDF)には選択肢があるものの同じ曲を何度も聴くことになる。
でも全然飽きない。
オーボエは演奏者によって音色や表現の違いが大きく、しかも世界中(今回は24の国と地域)から奏者が集まってくるからどの演奏も個性的で魅力的だ。
過酷な課題の数々に全力で取り組む出演者たちの熱演に感動させられる。

とてもハイレベルなコンクールだが、何と息子、高橋鐘汰(しょうた)が奨励賞を受賞した

1次


このコンクールは、予備審査→第1次予選→第2次予選→本選となっている。
今回は予備審査で169名から46名に、第1次予選で18名に、第2次予選で6名に絞られた。
息子はファイナリストの6名には残れなかったが、18名に入ることができた。

予備審査を通った時点でかなり喜んだ。第1次を通ってもっと喜んだ。第2次は持ち時間45分のリサイタル形式。これに出させてもらえるのはとても嬉しい。
息子はここで終わってしまったが、最終結果で奨励賞と聞いて狂喜した。

さてこのコンクールの奨励賞とは…。

日本国籍をもつ出場者の中で、委員会で決定した者に対し贈られる。
但し、該当者がいない場合は適用されない。
受賞者には、次回コンクール終了までに、日本での公演の機会が与えられる。

とある。
2021年までにリサイタルをさせてもらえるということ。かなりおいしい賞だ。
と同時に厳しい賞でもあると言えそうだ。
コンクールの権威は受賞者のその後の活躍が決めるものだから。
もしレベルの低いリサイタルをやらかしたら「国際オーボエコンクール・東京」の名にキズを付けることになる。

前回(第11回)で奨励賞を受賞した副島理沙さんはこの4月にたいへん意欲的なプログラムでリサイタルを催された。(フライヤーはこちら(PDF)

息子はすでにヨーロッパでリサイタルやコンチェルトを何度か経験しているが日本ではまだない。試練は続く。

maestro_tohru at 23:31コメント(6) 

2018年09月04日

なつめとくるみは捨て猫だったから誕生日がわからない。
去年の10月4日に保護しその翌日に動物病院で生後3〜4週間と言われたから、彼らは去年の9月の前半に生まれたことになる。

というわけで彼らの誕生日は9月4日ということにした。

一日早いが祝うことに。

バースデーケーキの代わりにネコ缶。
ろうそくの代わりに大好物の煮干しを1本。
磯野波平の頭みたいだ(笑)

誕生日1


最高だにゃ!

誕生日2


こんなに贅沢な食事は年に一度だけ!
でも来年は煮干しは2本に、再来年には3本になる。
楽しみにしておれ。ネコたち(笑)

maestro_tohru at 01:46コメント(0) 

2018年08月17日

8月17日は「黒猫感謝の日」。

黒ネコは不吉なものと考えられることがあったりで人気が低く、動物保護施設では引き取る人が少なく殺処分になってしまうことが多いのだそうな。
不遇な黒ネコの人気を高めるために定められたのが「黒猫感謝の日」なんだとか。
イタリアでは今でも迷信を信じる者によって黒ネコが殺されることがあり、その悪習から黒ネコを守るために8月17日とは別に11月17日を「黒猫の日」としているのだとか。

実際の黒ネコの性格は人懐こくて甘えん坊の傾向があると言われている。
わが家の黒ネコもたいへんな甘えん坊。しかも気質は穏やかでマヌケだから「魔女の使い」のイメージからはほど遠い。

ウチの黒ネコの何に感謝をすべきなのかはよくわからんが、「黒猫感謝の日」ということで今日は「なつめ特集」をさせてもらう。

去年の10月4日。くるみ(雉虎)と共に小さな段ボール箱に入れられ捨てられていたなつめ。
娘が保護し、糞尿にまみれていた体をキレイにしてやり、翌日は動物病院に連れて行った。

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わが家に来て4日目。突然フードを食べなくなったなつめ。
衰弱して健康状態が悪かったから仕方がないが、この頃のなつめは「子猫はかわいい」の既成概念を打ち破る革新的な生き物だった。

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この日の夜に容態が急変して夜間救急へ。

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朝まで点滴をしてもらって一命を取り留めたなつめ。

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この頃に名前を決めた。
それまでなつめは暫定的に「黒いの」と、くるみは「しましま」と呼ばれていた。

一日に何度もフードを食べさせるのが大変だった。
仕方なく大学に連れて来たことも。
散らかった研究室の中をよちよち歩きで散歩するなつめとくるみ。

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その後2匹ともに2種類の寄生虫(コクシジウムと猫回虫)がいることが判明し、病院通いをしていた頃のなつめ。
なぜか左目の上がハゲてきて、この後には左耳もハゲてしまった。

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2ヶ月近い病院通いを終えてやっと健康になったなつめ。
この頃は白っぽい毛が混じった縞模様だった。

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年が明けて1月にはほぼ黒ネコになった。目の色も日本の黒ネコらしい金色に近づいてきた。

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この頃は娘のガウンの袖に入るのが大好きだった。
(今は大きくなって入れない)

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2月。完全に黒ネコになった。
この頃は私のジャケットの中に潜り込んだり…

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肩に乗るのが好きだった。
(今は大きくなってこういう感じで乗れない)

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黒ネコらしい甘えん坊の性格が強くなってきた。

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3月。
穏やかななつめとワイルドなくるみは、仲が良いのか…

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悪いのか…

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毎日ケンカを楽しんでいる。

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人間用の昼寝マットをわが物顔で使うなつめ。

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ルンバにビビるなつめ。

(GIF Animation スマホはタップ)
Roomba


4月。
2匹とも動物病院でメスだと言われていたが、共にオスだったことが判明!
去勢手術を受けた

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5月。
黒ネコは変顔になることが多いように思う。
変顔ならすでに上にいくつかあるが、とっておきのを2枚。

窓の景色を楽しむなつめ。

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リラックスしすぎてキバをしまい忘れたなつめ。

20180521


7月。
毛艶が良くなってピアノが保護色になることを知ったなつめ。

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20180704


猛暑なんて知らない。エアコンが効いた部屋でだらけるなつめ。

20180722


8月。
やっぱりピアノがお気に入りのなつめ。

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そのピアノと電話台の間でにっちもさっちもいかなくなって、飼い主に救いを求めるマヌケななつめ。
(このあと落ちた)

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くるみを枕にして熟睡するなつめ。

20180813


こうして約10ヶ月間のわが家の黒ネコの写真を並べてみて2つのことに気づいた。

・子ネコのうちはブサイクでもかなりマシになる。
・イケメンと変顔の両方を楽しめる。

黒ネコは不吉ではない。愛すべき存在である。
そうだ。感謝しよう(笑)

maestro_tohru at 01:25コメント(0) 

2018年08月07日

吹奏楽コンクールを運営する吹奏楽連盟は地方自治で成り立っている。
トップは全日本吹奏楽連盟。その下部に北海道から九州まで11の支部連盟があり、さらにその下部に各都道府県に連盟がある。さらにその下部に地区の連盟があることが多く、中学校と高校が別の連盟で運営されている地域もある。
それぞれの連盟の運営はほとんどが学校教諭の献身的な働きによるものだ。
草の根の構造であり、トップダウンではなくボトムアップの体質がある。

課題曲、制限時間などといった基本事項は全国共通だが、採点方法についてはそれぞれの連盟に任されている。
今夏、私は3つの大会で審査をしたが、やはりそれぞれ違った採点方法だった。
今までに体験した採点方法は以下のようにいろいろある。

・点数で評価/ABCで評価
・ABCに数の制限がある/ない
・課題曲と自由曲をそれぞれ評価/総合的に評価
・技術点と表現点を評価/総合的に評価
・上下カットをする/しない

点数の場合は5点法、10点法などいろいろ。
ABCも、ABCの3段階、ABCDEの5段階、A+からC−までの9段階、などといろいろ。ABCそれぞれの数が決められている場合と自由に付けられる場合がある。
そのABCを数字化して集計する連盟もあるし、AとCの数で決める連盟もある。数字化の場合、その方法はまたいろいろ。
審査員の数も違う。県大会や地区予選ならたいてい5名、多くて7名だ。

全国規模のコンテストなのに地域によって方式が違うのはおかしいという意見もあるが、地域によってエントリー数やレベルなどが違うから、それぞれの連盟がベストな方法を考えれば良いと私は思う。

■点数で評価/ABCで評価
どちらでも良いと思う。
ただ、段階の数は奇数がやりやすい(少なくとも私は)。奇数だとだと中央になる数があるが偶数にはないから。
今夏に審査をした香川県大会は2〜10の9段階で、今まで体験した中で一番やりやすかった。
数字にイメージを持たせやすかったのだ。
6が真ん中になるから「少々の問題はあるが平均レベル」と判断すれば「6」にする(私の場合は)。
その「6」を中心に、メリットがある演奏に7以上を、デメリットがある演奏に5以下を付けていくことになる。
A+からC−の9段階も同じ。平均レベルの演奏をBと考えれば良い。

ABCもイメージをしやすい。
ABCの3段階なら「A=金賞に値する、B=銀賞に値する、C=銅賞に値する」と考えれば良いし、+と−を使う場合は金・銀・銅の中で「上のほう」「下のほう」と考えれば良い。

それを数字化して集計するならもともと点数で評価するのと同じだ。IF関数を入れ子にするかVLOOKUP関数を使えばExcelがやってくれる(笑)

しかし全日本大会の集計方法が、Aが過半数=金賞、Cが過半数=銅賞、それ以外=銀賞というシンプルな方式になってから、それをそのまま取り入れる各大会が多くなった。
それには問題を感じている。

全日本大会とその前の各大会では性質が全く異なる。全日本大会はファイナルだから金・銀・銅を決めるだけ。各大会は代表選考会だ。
代表選考会たる各大会では少なくとも上位団体に対して細やかな方法が必要になる。
全日本大会の集計方法が変わったから各大会もそれに倣うというのは安易すぎないか。

「細やかな方法」のひとつが決選投票なのだろうが、これがどうもすっきりしない。

決選投票ではすべての審査員がAを付けた団体が代表を逃し、BやCが混じっていた団体が代表に選ばれることがある。
論理的に矛盾はない。ABCという3段階だけのまるっとした評価だともともとABCそれぞれに広い幅があり、すべての審査員が「ギリギリで金賞かな」と判断した場合もオールAだから。
しかしオールA評価で代表を逃した団体には釈然としない思いがあり得るだろう。

審査員のほうはどうか。今回の京都府の中学校A部門のように3日間に及ぶような場合でも、全くブレのない順位を出すことができるのか。

私は決選投票に備えてしっかりとメモを取るようにしているが、それぞれのバンドの12分間の演奏のすべてをメモすることはできないし記憶もできない。思い出すことができるのは断片でしかない。
その断片がとてもすばしいものであったり、その逆であったりしたときには…。白状すると、私は自分が完全無欠だとは思えない。

本来、決選投票は同点が出た場合の最後の手段ではないのか。
代表選考会たる各大会では、なるべく決選投票をせずに代表を決められるように、点数やA+からC−までの9段階といった細やかな評価方法が相応しいと思う。

■ABCに数の制限がある/ない
ABCで評価をする場合に、連盟からそれぞれの数の制限を指定されることがある。
たとえば「Aは8団体に付けてください。Bは…、Cは…」というように。

審査員は期待レベル(または予想レベル)をもった上で審査を始める(少なくとも私は)。たとえば「県大会での金賞はこのレベル以上であって欲しい」などといったように。
期待レベルはもともと自分の心の中にあるものだからほぼ絶対的と言える。たとえ同部門が3日間続いてもブレることはない。

ところがABCの数に指定があると、すべての演奏が終わった時点でこの期待レベルを上か下にシフトさせて数の調整をしなければならない。たとえばもともとBを付けていた団体のいくつかをCに変更するといった作業だ。
これは審査員の本意ではない。つまり各審査員の評価が正しく各バンドに伝わらないことになる。また、こういう余計な作業が審査の精度を低下させる恐れがある。

さりとて数の制限がないと、審査員によって結果への影響力の違いができてしまう。
つまりAやCをたくさん付ける審査員の評価は結果に強く反映され、Bをたくさん付ける審査員の評価はあまり反映されないことになる。

難しいところだ。

中を取ったような考えになるが、「6から10団体を目安に…」というように幅をもたせた制限を設けるのが良いのではないだろうか。

■課題曲と自由曲をそれぞれ評価/総合的に評価
どちらでも良いと思う。
課題曲と自由曲の評価を別にする場合で、たとえば課題曲で弱いセクションが露呈していて、自由曲は弱いセクションに負担がかからない曲を選び他のセクションでうまくカバーしたバンドがあった場合に、どの審査員も課題曲に低い評価を、自由曲に高い評価をするはずだ。
課題曲と自由曲を通して総合的に評価を出す場合だと、そういうバンドは低めの評価になるかもしれない。

ほとんど結果に差はないと思うが、先に述べた「細やかな」を考えるなら、課題曲と自由曲をそれぞれ評価するのがベターだろう。

■技術点と表現点を評価/総合的に評価
審査員にとっては明らかに「総合的に評価」が良い。今までに一緒に審査をした仲間の中で「技術点と表現点は別のほうがやりやすい」と言う人は皆無だ。

そもそも演奏はまさに「表現」なのであって、技術は表現のためにある。だからそれらを切り離すことはできない。
たとえばバランスが悪い場合はどうか。
音量のコントロールができないのかもしれないし(技術の問題)、注意が足りないのかもしれない(表現の問題)。
そのどちらであるのかを判別するのは難しい。たいてい両方だろう。
シンプルに「バランスが悪い」という結果を評価に反映させれば良いのではないか。

技術点と表現点を別に設定している連盟は「技術とは何か。表現とは何か」の答えを明確に持っていないとおかしいと思うが、打ち合わせ時にそれを尋ねると、決まって「そこは審査員の先生それぞれのお考えで」と回答を避けられてしまう。
審査員は無理やりにそれらを切り離して考える努力をしなければならないのだ。

そこに前項の課題曲と自由曲を別に評価する方法が組み合わさると、審査員は1つのバンドに対して何と4つの評価を出すことになる。
審査員に余計なことを考えさせないほうが評価の精度が高まると思う。

■上下カットをする/しない
私は上下カットに反対だ。
そもそも上下カットは審査員への不信感から生まれる考えである。わざわざ疑わしい人物を審査員にしているのならともかく、そうでないなら上下カットはすべきでない。
最高評価や最低評価は誤った判断ではない。
極端に高い評価や低い評価があったとしても、それはその審査員だけがその演奏の大きいメリットやデメリットを発見した結果である。せっかくの発見を安易に捨ててはならない。
上下カットは審査員が交代で2人ずつ休憩するのと同じことになる。実質的には審査員の数が減り客観性が低下する。
上下カットをすると幅広く点数を付ける審査員の評価がカットされ、狭い範囲で点数を付ける審査員の影響力が高まる。
どう考えても上下カットにメリットはない。

ずいぶん前のことになるが、上下カットについての考えはすでに詳しく述べているので、興味がある方はそちらも読んでもらいたい。

2013年08月21日 悪平等
2013年08月27日 続 悪平等

maestro_tohru at 19:14コメント(2)