我が家は横浜のチベットにある。
チベットといっても、別に標高が高いわけではない。
古きよき時代の里山の風景を残した、横浜最後の秘境である。
良く言えば、自然が豊か。
ストレートに言ってしまえばただの田舎である。

そんな所に住むようになって、早5年。
我が家周辺の景色には、さほど変化はないが、少し離れたところは劇的に変化してきた。
大型のショッピングセンターが、ここ1〜2年の間に2つも建ったのである。
一つは、北欧系の家具のアウトレット。
国内で2軒目だそうだ。
もう一つは、いまや流通系国内随一を誇る、大型チェーン店のショッピングモールである。
休日ともなると、あちこち大渋滞。
幸い今、私は車を運転することは殆どないので、直接的な被害は殆どない。
むしろ、それらのチェーン店のシャトルバスをちゃっかりと利用させてもらっているので、便利なぐらいだ。

と、まぁ前置きはこのくらいにして・・・・・

俗に「梅に鶯」と言われるように、ウグイスと言えば早春の鳥であると思っていた。
ところが、ここではどうやら初夏の鳥らしいのである。
ただ単に固定概念にとらわれていたのであろうか?

鳴き始めるのは、花見の時期もとうに過ぎ、世の中ゴールデンウイーク気分でわくわくし始めるころなのである。
これも、最初の年だけとか、今年だけと言うならただの異常気象のせいといえたかもしれない。
ところが、これが毎年そうなのである。
たまたま、今気付いたわけではない。ずっと疑問に思っていたことをこうして、たまたま今書いているのである。
初めに書いたように、標高が高いわけではないので、季節感にずれがあるわけではない。
さすがに、この一両日は暑かった。にもかかわらずである。
昼間にも、元気に「ホーホケキョ」。日の暮れる直前まで。

彼らは固有種なのだろうか?
ひょっとしたら、天然記念物並み?
それとも、ここ横浜のチベットは、世界自然遺産の資格アリや?
とりあえず、真相を解明するまでは、この様に呼んでおこう。
「和名:チベットウグイス 学名:ホーホケキョ・デ・チベトゥリス」

どうやらここでは「梅にウグイス」ではなく「梅雨にウグイス」のようだ。