2008年12月07日

国際情勢の端の真ん中

さてさて、久しぶりの更新です。
とりあえず免許を取りました。まあMTです。乗る機会あるのかなあ。
さて、今回はまたアフリカの主要(?)な二つの情勢を扱ってみましょうか。

まずはジンバブエから
前回は大統領選挙前に書きましたが、その後の経過は
下院選で野党勝利、だが大統領選は「結果が発表されないまま」決選投票へ

例によって野党弾圧、野党指導者が選挙のボイコットを宣言してムガベ当選

近隣諸国や欧米がムガベを怒る

ムガベが野党との連立を宣言

実権が全く野党に行かず、与野党はいがみ合いを続ける

そうこうしている間にインフレが意味不明なレベルに(通貨10桁切り下げのデノミを1回実施)
(一番高いレート[一番話題になる]は1ドル=14京ZWD、日常的に使われるレートは1500万ZWD、政府公式は10万ZWD)

医療とインフラが完全に崩壊しコレラ感染が広がる
拡大するジンバブエのコレラ感染

非常事態宣言
コレラ感染拡大のジンバブエ、非常事態を宣言

…ひたすら最悪の選択をし続けているようにしか見えません。
インフレで給与所得者の生活は極めて厳しいですし、兵士にも不満が広がっているようです。
この国はどこへ行くのでしょうか。
なお、ジンバブエ情勢に関しては、
神馬笛(ジンバブエ)をめぐる冒険
こちらのブログをご覧になるのがお勧めです。上で描いたような情報が、現場にいる実感として伝わってきますし、私なんかは一番高いレートが日常では使われていないということを、恥ずかしい話ですがこのブログで初めて知りました。
この方は自分の意志でジンバブエで援助活動を行われています。月並みな表現ですが、本当に尊敬します。


さて、次はソマリアの話です。
ソマリアは現在海賊であふれかえっております。今年すでに100隻以上が襲撃を受け、うち40隻が乗っ取られました。
特に好況期だった今年前半に船を襲いまくって身代金を手に入れた結果、いい装備を購入して活動範囲を拡大しているようです。
ソマリア情勢
ソマリア沖で発生した08年の主な海賊被害
ちょっと項目が多すぎるので、詳細を知りたい方は上記のリンクへどうぞ。
主要な事柄としては
・戦車などの重火器を積載したケニヤ行きの貨物船が乗っ取られ、実は南スーダン向けのものだったことが発覚
・NATO各国とロシア、インドなど10カ国以上が艦船を派遣、日韓やEUも検討
・海賊の襲撃範囲が拡大し、スエズ運河を通るルートだけでなく、迂回して喜望峰を通るルートすら危険だが、相対的に危険が小さい。しかし日本の全海運のルート変更にかかるコストは100億円
・海賊の根拠地には専用会計士や人質用レストランが存在し、高級車を乗り回す海賊は若者のあこがれの的

…何が問題かといえば「政府が無い」ことなので、領域支配能力のある政府を樹立して治安を確保させて産業を復興させればいいのですが、現状どの勢力も支配権を確立できておらず、厳しい状況です。
また、このような状況に対して有効な支援とはどのようなものか?というのも援助団体が頭を悩ませている問題です。

こういう情勢に目を向けていると、もしかしたらいいことがあるかもしれません。多分無いですが。

mafia720 at 00:28│Comments(0)TrackBack(0)ニュース 

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