2014年11月07日

大都会の路地裏に店を構える行列のできる豚カツのお店。
雑居ビル2階のお店に続く狭くて急で汚い階段は、いつも入店を待つ人に占拠され長蛇の列。
そして自分も、行列ができるお店という噂を聞きつけて階段占拠に参戦してみることにした。

tonchinkan-1このお店の豚カツは美味しいのか?と自問自答しても飛び抜けて美味い訳ではない。値段も特別安くはない。ではお店の雰囲気はどうなのか?
4人席はどこも相席で、料理がいっせいに運ばれると皿やご飯、味噌汁を置くスペースがなく、上手に配置しないと食べることすら出来ないほど窮屈。
そんな窮屈なテーブルで、見ず知らずの客同士が額と膝を突き合わせ遠慮しながら黙々と食べ、食べ終えたら一息する間もなく店を出る。会話を楽しむ空気は漂っていない。
それなのに毎回行列ができるほど混雑するのだから不思議。

行列ができるお店には、何故か独自ルールのような暗黙の掟が存在する気がする。
このお店で例えると、見ず知らずの客同士が相席で窮屈なテーブルを囲み黙々と食べ、食べ終えたらすぐさま帰るという掟。
行列ができる理由は、味やボリューム、安さだけでなく、身勝手な掟を楽しでやろうというお客側の不思議な心理もあるのかも。



mag_science at 23:48コメント(0)トラックバック(0)串揚げ/豚カツ 

2014年10月20日

お客さんに向き合う営業スタイルも、受注を阻害する場面に直面した時の対処の仕方も、お客さんからの質問に対する切り返しトークや喋り方まで、どこを切っても金太郎飴のように同じに見える営業部隊。

そんな営業部隊、営業マンを、不良品もないかわりに突出して質の高い製品もなく、均一化された工業製品のようで物足りないと仰る人がいる。
現場で苦労を重ねてきた営業マンほど、金太郎飴のようにどこを切っても同じ、個性のない工業製品のような営業マンを認めようとしない。
その考え、分からなくはないけれど・・・
でも営業マンの個性は、目標に掲げた営業マンの一挙手一投足を観察し、時にお客様とのやり取り全てメモり、口癖や仕草までコピーした後に発揮されるもの。
金太郎飴は自分なりの個性を発揮するための通過点であり、自分ならではの営業スタイルを開発する手段。
まずは優秀な営業マンの売り方やトーク、行動を可視化して、それと同じことを徹底的に繰り返し習得すること。それは守・破・離でいうところの「守」。
習得ができたら冒険も必要。それが自分なりの個性を発揮するということ。すなわち守・破・離の「破」。
最後に他の営業マンよりも優れた、自分だけの営業スタイルを開発し、自分しかできないスタイルを築く。それが守・破・離の離。

営業マンの育成には、守・破・離というステップが必要なのだ。
そしてまずは工業製品と言われる平均レベルの営業マンを作ることが重要だということ。

mag_science at 10:08コメント(0)トラックバック(0)営業 

2014年10月15日

少しは仕事に慣れましたか?
取引先に入社されて間もない新人さんに発してしまった不用意な一言。
発した直後、相手を見下しているとも取られかねない不用意な自分に気付く。
幸いにもその新人さん、自分が発してしまった失礼な言葉に気付いていない様子。

少しは仕事に慣れましたか?
少しはの「は」が問題なのだ。その時、何故、少し仕事に慣れましたか?と言えなかったのだろう・・・。「は」があるのとないのとで意味は大きく変わるのに。
少しは慣れましたか?
この言葉は、仕事に慣れてなんていないよね〜と言わんばかりの問い掛け。まだ仕事に慣れていないことを一方的に決め付けた上での言葉。
少し仕事に慣れましたか?
この言葉には、新しい職場で覚えることばかりで大変だろうけれど頑張りましょうね〜的な問い掛けで、相手に対する思いやりのある言葉。

「は」があるとないのとで解釈が大きく変わる日本語の難しさ。幾つになっても日本語を上手に話せない駄目な50歳。

mag_science at 05:56コメント(0)トラックバック(0)生活 

2014年09月25日

目的地に到着した飛行機。
シートベルト着用サインが消えたと同時に立ち上がり、頭の上の収納BOXから手荷物を下ろし我れ先に降りようとする人。
飛行機の扉が開かないことには前に進めないのに、前の人の背中を押しながら・・・。
電車のドアが開いたと同時に競争相手を押しのけて、椅子取りゲームのように空席めがけて猛進する人。降りる人が先!なんていう当たり前のマナーを知らないの?
ビルのエントランスでも外に出る人を先に通すのが当たり前なのに、肩で風を切るように外から強引に入ってくる人。

公共の場でこんな場面、こんな人に出くわせば腹が立つし、あまりにひどければ睨みつけたくもなる。またあまりの不快感から態度に現れてしまうことだってあるかもしれない。
でもそんな自分を見ている周囲の人もきっと、自分のことを公共の場で不快感をあらわにしている恥ずかしい人、マナーを知らない人、寛大な気持ちのかけらもない器の小さい人と思うかもしれない。そして冷やかな目で見るに違いない。
イライラしちゃっていい大人が・・・とか、そんなことで腹を立てて・・・とか〜。

公共の場で他人のマナーを見て非難している自分がいれば、非難している自分を非難する別の他人もいる。
自分は間違っていない、絶対に正しいと思っていても、他人から正しく評価されないこともある。そんな現実を受け止めることも楽しく過ごすために必要な力。

mag_science at 05:49コメント(0)トラックバック(0)社会 

2014年09月12日

鰻屋があるのは、うなぎだけの固有の価値があるから。
実際、うなぎも食べられる寿司屋や料亭はあるかもしれない。けれど寿司や天ぷらも食べれる鰻屋を聞いたことはない。やはりうなぎは特別なもの。
そして暑かった今年の夏は、いつもよりうなぎを食べる機会が多かった。

unazen-4こちらは善行(藤沢市)のうな善。
予約なしで3回お店に飛び込んでみたけれど、入店どころか店の外で待つ事もできないほど、営業時間終了まで予約でいっぱい。
そして4回目は予約の電話をいれ辛うじて入店。
ちなみに予約電話を入れても、なかなか電話に出てくれないほど忙しいお店。
うなぎの名産地にある訳ではなく、人口42万人都市、藤沢の中心街にある訳でもない。小田急線の急行も停まらない駅の近くで店を構えるうな善。
それなのに昼夜の営業時間内は満席状態が続き予約なしで入店はできない。

うなぎは特別なもので、特別なものを扱う鰻屋の数は少ない。
そんな鰻屋が混むのは、お客の数に対してお店の数が少ないからだけではない。
お店の数が少ないのはそれだけの技が必要だから。そしてそんな技がある鰻屋だから混むのだと思う。



mag_science at 20:31コメント(0)トラックバック(0)鰻/どじょう 

2014年09月05日

ゴルフ場スタートホールの緊張感は誰でも感じ、何年経っても払拭できない。
そしてまたスタートホールで順番を待つ人達が皆、とても上手に見えてしまう。自分より数段レベルの高い人の中に、場違いにも放り込まれてしまった感覚。これと同じ感覚、だいぶ前に何処かで味わったことがあるような・・・。一体、何処で味わったのだろう?

そうそれは入学試験会場で感じたあの感覚。
入試会場を見渡すと、分厚い眼鏡をかけた秀才風の受験生がいる。また試験開始ギリギリまで、手垢で汚れたボロボロの参考書に一心不乱に目を通すガリ勉受験生もいる。
そしてボサボサ頭に、上から下まで学ランのボタンを一つも外さない姿形から、お洒落に無関心な生真面目な受験生だっている。
とにかく入試会場の受験生をぐるりと見渡すと、皆そんなふうに頭が良さそうに見えてならなかった。
ゴルフ場のスタートホールで感じていた感覚と、入試会場のこの感覚が同じだと気付いたのは最近のこと。

入試会場で感じた感覚は、かれこれ30年以上も前のこと。
30年経って無くした記憶、今となってはうる覚えの記憶は沢山ある。けれど肌で感じた感覚は、いつまで経っても忘れないから不思議。

mag_science at 16:55コメント(0)トラックバック(0)生活 

2014年09月01日

日本海に面した国内有数の観光地、そこで何を食べる?
季節にもよるけれど、観光客の多くは日本海で水揚げされた蟹。そして北の冷たい荒海にもまれた魚介を食べたいと言うに違いない。
そして期待に胸膨らませ、美味しい魚介を口に運んだ時の満足感と、満足感に包まれた時間を想像する筈。

hirai-2さ〜日本海の魚介を食べ尽すぞ!
ところが自分の前に出された海鮮丼を見てがっかりし、食べ終えて、とても残念な気持ちになったのだった。
事前の期待感とその後の満足感の差が、あまりに大きかったことがもたらした悲しい現実。
ボリュームだけを求めてる訳ではないけれど、雲丹やイクラが「これでもか〜」と盛られた丼には、やはり期待で胸膨らむもの。雲丹、イクラだけでなく魚介だって同じ。
それなのに、自分の前に運ばれたあまりに小さな丼に驚かされ、不満の一つも言いたくなる気持ちになってしまったのだった。
お店の入口に誇らしげに掲げられた海鮮丼の写真、店内のメニューでは、大きな丼からはみ出さんばかりの魚介の数々。ところが主役の魚介達は、想像とはほど遠い小さな丼からはみ出すこともなく、整然と収まっている。

昼メシには値のはる、お店イチ押し3,600円の海鮮丼。
この店を訪れる大部分は観光客。財布の紐を緩め、日本海の魚介を求めてやって来るに違いない。
満足度の低下は期待外れで起こり、期待外れは事前の期待度の大きさで起こる、という商売のイロハを痛感した観光地の悲しい丼のお話し。

mag_science at 13:53コメント(0)トラックバック(0)ビジネス 

2014年08月28日

飛行機に乗るのが大嫌いだったのは過去の話し・・・。
どれだけ嫌いだったかと言うと、最遠で広島への出張の時こんなことがあった。
朝一の新幹線では取引先に間に合わない。けれど飛行機なら余裕で現地入りし、ゆっくりお茶を飲む時間もある。
覚悟を決めて飛行機で行くか、前の晩から途中、途中で休憩しながら、自ら車のハンドルを握り800キロを走破するか・・・。

Air-2常識では飛行機を選択するのだろうけれど、自分は迷わが車を選んでいた。
というより初めから飛行機の選択肢はない。理由は飛行機への恐怖心。
しかし飛行機しか選択できない崖っぷちの状況に、スト〜んと急降下することだってある。飛行機がエアーポケットに吸い込まれるように・・・。
新幹線も車も選択できない、飛行機でしか移動できない絶体絶命な状況。そんな時は、仕事だからと言い聞かせ飛行機に乗るのであった。
ところが飛行機で移動するしかない状況が繰り返しおとずれ、月に4回5回と搭乗することが1年以上も続くと恐怖心は麻痺し、やがて泡のように消えていく。それどころか空を飛ぶことに快感さえ感じるようにもなる。
最近では、ボーイング777の広くてホールド感のあるシートの座り心地が良いとか、はやく787に乗ってみたいとか・・・。そんなことまで思ったりもする。

やはりヒトは環境に適応できる動物なのだ・・・と考えさせられるし、それがヒトが人類史の過程で進化し続けた証なのかもしれない。
環境に適応できるヒトの素晴らしい能力をヒトが信じれば、苦境や困難は必ず乗り越えられる。
そしてヒトの集まって形成される組織も、きっと様々な環境に適応できるはず。

mag_science at 07:58コメント(0)トラックバック(0)人材育成 

2014年04月21日

日本人の観察力は凄い。
観察して脳裏に焼き付いた情景を、言葉に置き換える表現力も凄い。
そして単に言葉に置き換えるだけでなく、そこにちょっとした皮肉、ユーモアをスパイスの様に加えてしまうセンスも凄い。日本語を生み出した日本人は本当に凄いと思うのだ。

朝の電車内、目に映ったのは貧乏揺すりしている若者の脚。
車内が混雑しているので、こちらから揺っている脚しか見えないけれど、デニムのダボタボしたパンツをルーズに履くスタイルと足元のスニーカーから若者に違いない。
その若者、数秒間脚を揺すると、びたりと動きが止める。そして止まったと思うと、再びダボダボデニムの脚を揺すり始めるのである。
混雑した車内の人と人のわずかな隙間から、小刻みに震え、揺すられている脚がちょっとでも見える度に、何だかこちらの方が落ち着かない気持ちにさせられる。

イライラしたり焦っている時、ついしてしまう貧乏揺すりという動作。
小刻みに手足を震わせるこの特有動作を、貧乏揺すりと名付けた人の観察力と表現力、センスに脱帽。
もしも自分にこんな力が備わっていたら、やっぱり物書きになりたい。

mag_science at 15:54コメント(0)トラックバック(0)生活 

2014年04月05日

この赤に何故そそられてしまうのだうろ・・・。食欲をかきたてられるのだろう・・・。

mooreya-1興奮させる赤。危険を知らせる赤。恐怖を呼び起こす赤。革命や流血の赤。
赤を連想すると、たいがいそんな事ばかり思い浮かんでしまう。
それは目に焼き付いている赤い記憶が、興奮、危険、不安や恐怖と結び付いているから。
暗い建物の中で、周囲を不気味に照らす火災報知器の赤いランプのひかり。
山々に囲まれた自然の中、景観に溶け込まない物体は赤い鉄橋。そして暗い部屋の中をぐるぐる駆け回る救急車やパトカーの赤いサイレンは不安や恐怖心をかき立てる。

でもこの赤だけは違う。
これは三宮の神戸牛ステーキレストラン、モーリヤで頂いた赤い誘惑。この赤だけは別格だと思うのだ。



mag_science at 22:36コメント(0)トラックバック(0)洋食/ステーキ 
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