

アメリカのワインを色々飲ませて頂きました。
● Ramey Wine Cellars
新樽由来のバニラ香と蜂蜜の風味が、甘いニュアンスを与えていますが、芯の通ったミネラルと、充分な酸で引き締まった味わい。リッチでオイリーで、樽熟しているシャルドネはこうあって欲しい・・・と思うようなワインだなと思います。
ただ、最近どんどん樽熟のシャルドネが得意でなくなってきていて、美味しいのはすごく判るんだけれど、一杯あれば気がすむ感じですね、個人的に。
そうは言ってても、文句つけるところがとりあえず思いつかないです。
● Saintsbury Pinot Noir Garnet
香りは、温度が上がってくると甘いベリージャム。
グラスのふちを嗅いだだけで、立ち上がってくるタンニンに少し鉛筆っぽい余韻。
そしてピノとしては丸めの酸。
ピノにしては線が細くなく、けっこう強い印象があり、豪華な感じで美味しいです。
● Patz&Hall Pinot Noir
黒い、黒い果実の香り。
果実味が全面に出てて、軽く舌に残るベリーの果実のジャムの甘み、酸はなくはないけど、果実味に綺麗に混ざっておだやか控えめ。
滑らかな厚みを感じる。
● Rafanelli
凝縮感があるけど滑らか、カシスの風味、柔らかい酸、スパイシーさとハーブっぽさが、どれが突出することなく溶け合っています。
アメリカのもたっとした感じがなくて、ワインの中に情報量多めな味わいだけれど、けっこうするする飲めちゃいます。
ジンファンデルってこんな味だった? 美味しい!
基本的にレストラン直行のワインで、酒屋には卸されていないレアめなものらしい。
この日集まったメンバーには一番人気なワインでした。
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