・女神のスプリンター(1)
・かろちー、(原作)原田重光
・講談社
主人公は、高瀬浩太という陸上選手を目指す高校生。兄の雄一はオリンピック出場や日本人二人目の9秒台を狙える選手として期待されていたが、突然引退し、今は海外に単身赴任中。
浩太は、兄嫁で、「トラックのビーナス」と呼ばれていた恭子に、コーチしてもらうが、この恭子、トレーナーを目指しており、スポーツ科学に独自の理論を持っている。この実験台にされたのが浩太というわけだ。
恭子の理論というのが一言で言えば射〇管理。アスリートに不可欠な男性ホルモンであるテストステロンを効果的に分泌させるには、9日毎にリセットすればいいということらしい。つまり発射は9日毎。発射したらテストステロンの値はリセットされる。9日間はひたすら我慢。やりたい盛りなのにひたすら我慢。勝手に出したらすぐわかると首にテストステロンの濃度が分かるチョーカーを付けられる。夢の中で発射しそうになったらすぐ起こせるように、蛇の生殺しのような恭子の添い寝。
でも、9日我慢できたら、ご褒美にあんなことやこんなことを。でも兄嫁なので、おさわりはなし。この恭子、なぜか全裸でトラックを走り回ったり泳いだりする。一応エロさを狙っているのかもしれないが、なぜか笑えてしまう。
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