2005年11月09日

■歌謡曲 名曲名盤ガイド1970's

02c7c8cd.jpg60〜70年代の日本のポップスや映画を紹介している雑誌 Hotwaxが手がけた「歌謡曲 名曲名盤ガイド1970's」。

1970年から79年に活動した、様々なアイドル〜歌謡曲のシンガーやグループのディスクレビューが中心なのだけれども、様々な歌手のジャケ写やポートレートが、カラー写真をふんだんに使って掲載されているのが、何とも言えず魅力的。

もちろんレビューも充実していて、作曲家やプロデューサーなどのスタッフワークにも、スポットを当てている点も評価出来るし、どんな洋楽から影響を受けた曲なのかを解説していたりするのも、分かりやすくて良かった。
色々な歌手の代表的なアルバムやシングルをピックアップして、作詞・作曲・編曲のクレジットも、きちんと掲載されているのも嬉しい所(巻末のディスコグラフィー一覧は圧巻!)。

70年代の日本の歌謡曲が好きな人には、初心者からマニアな人まで満足出来る1冊といえるのでは?  

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2005年10月25日

■松崎しげる「私の歌・俺たちの朝」

36ddb147.jpgモノクロのジャケの印象だと、フォークソング風だけれども、なかなかのポップアルバム。
後半の(アナログで言えばB面の)松崎しげる自身が作詞・作曲し、林哲司がアレンジを手がけた楽曲が、かなりイイ感じ。
そんなB面曲の中では、何と言っても「こわれたドアー」かな。この曲すごい好き。
エレピやギターのフレーズが、ちょっと緩めのフュージョン・テイストを醸し出していて、なかなか心地良い1曲。
あと「そんな君に」なんて曲は、ロジャー・ニコルスか、ハーパース・ビザールか、って感じのA&Mテイストが入っていて、個人的にはかなりツボ(ただ、彼らのような華麗なコーラス&ハーモニーは無いのだが…)。
他にも、ちょっとスティーリーダン入ってる(?)「悲しみだけを残して」とかも、なかなか良いです。

アルバム前半では、作詞:谷川俊太郎、作曲:小室等、編曲:チト河内という「俺たちの朝」が、70年代の日本的な雰囲気を醸し出していて、なかなか良かった。
都倉俊一が作曲&編曲を手がけた曲もあるけれど、ちょっと「歌謡曲」よりかな(松崎しげるの一般的なイメージは、こういうタイプの「歌い上げ」の曲なんだろうけど)。

ちなみに「愛のメモリー」の原曲である「愛の微笑」も収録(この曲って、馬飼野康二の作曲だったんだね)。  
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2005年09月15日

■岩崎宏美「パンドラの小箱」

a9535027.jpg全曲筒美京平が作曲・編曲したアルバムで、演奏も、Dr.ドラゴン&サウンド・オブ・アラブ(筒美京平の変名バンド)。
Dr.ドラゴン名義だったので、ディスコティックなサウンドを期待していたらと「ちょっと違うかなぁ?」と言う感じではあったけれども、筒美京平のメロディー&アレンジだけあって、どの曲も良かったです。

自分が一番気に入ったのは、和製AORとも言えそうなメロウ・ナンバー「カンバセーション」。ちょっと「憂い」の入った岩崎宏美のボーカルが、こういう曲では活きてくるように思った。
「南南西の風の中で」という曲は、ウェストコースト風な爽やかなメロディーとアレンジが、なかなか心地良い。
「ミスター・パズル」という曲は、ペダルスティールとクラビネットの音色が印象的な、アメリカンな香りのする1曲。
「思い出は9月ゆき」や「L」なども、ポップなメロディーが、なかなか良かった。
幼い頃TVで聞いていた「シンデレラ・ハネムーン」も、今になって聞き直したら、結構かっこいいサウンド作りだったのだな、と思った。
ディスコサウンドを期待して買った割には、そうではないメロウなナンバーの方が気に入ってしまったアルバムでした。  
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2005年09月02日

■野口五郎「Goro in Los Angels U.S.A/北回帰線」

Goro in Los Angeles野口五郎が、L.A.のミュージシャンを率いて、現地レコーディングを行ったアルバム。
「Light Mellow」のガイド本に載っていた「L.A. Express」と勘違いして買ってしまったのだけれど、これはこれでイイ感じ。
アルバム冒頭の「紀元0年」は、ちょいとプログレっぽいけれど、それ以外は、なかなかの佳曲が揃っていた。
フュージョンっぽいテイストを感じる「薔薇」や、クラビネットがファンキーな雰囲気を演出している「航海日誌」、ベイシティローラーズ風の「新宿午前四時」、それからエレピをバックに五郎が優しげに唄う「グッド・ナイト」などが、なかなか良かった。
「筒美京平ウルトラ・ベスト・トラック」を聞いた時も思ったけど、やっぱり野口五郎を「私鉄沿線」だけで語っちゃいけませんよ。

あー「L.A. Express」の方も気になる‥‥。リシューしないかなぁ‥‥‥。
しねぇか、やっぱり‥‥。  
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2005年08月18日

■浅野ゆう子「ゴールデン☆ベスト」

643fe511.jpg最近、大のお気に入りである「恋のハッスル・ジェット」のカバーが入っていたので購入。その他にも「セクシー・バスストップ」を含め、筒美作品が7曲入ってた。
「ハッスル・ジェット」は、シェリーのバージョンの方が好きかな?
あと、「気分はアカプルコ」という曲が「ニセ大瀧」っぽいと思ったら、アレンジが元シュガーベイブの村松邦男でした‥‥。失礼しました。
林哲司が作・編曲を手がけた「半分愛して(LOVE ME BY MYSELF)」は、和製AOR的な雰囲気が、なかなかの佳曲。
それから、「サマーチャンピオン」という曲は、何とセルジオ・メンデスの曲。
ブラジリアンな雰囲気を期待したけれども、フュージョンっぽい曲で、これはこれでいい曲でした。
初期の「いかにも歌謡曲」的なものよりも、ディスコ〜フュージョン化した時の方が、個人的には好みだったな。
この手の和モノディスコ、もっと聴きたいな。  
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2005年08月02日

■布施明「マイ・ウェイ」

布施明がカバーした洋楽曲を集めたコンピレーション。
バカラックやギルバート・オサリバン、ジム・ウェブの曲などが収録されている。
やはり、バカラックナンバーが素晴らしく良い。
「恋よさようなら」が、意外と布施明のボーカルとハマっていた。
逆に「雨にぬれても」は、もっとハマるかな、と思っていたけど、当時の布施明のボーカルでは、ちょっと物足りない気もする。

やはりこういう企画には、「布施明がバカラックに会った時」を全曲収録してもらいたかったなぁ‥‥。
何しろ、レコーディングはロスのA&Mスタジオ、スタジオミュージシャンもA&M関連で行ったアルバムらしいので。
このアルバムの3曲を聴いただけで、オリジナル・アルバムの方が、凄く聞きたくなった。

それにしても、「オールドファッション・ラブソング」は、盤起こしのノイズがヒド過ぎる‥‥。
こんなの入れるなら、「バカラックと会った時」から、もう1曲入れろよ‥‥。  
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■V.A.「筒美京平ウルトラ・ベスト・トラックス DANCE&DISCO編」

f0d69a0b.jpgBerryz工房の「秘密のウ・タ・ヒ・メ」を聞いてから、ディスコものが聞きたくて仕方なくなり、それに加えて最近の自分内筒美ブームもあって、買ってしまったコンピ盤。これが、なかなか良い。
筒美京平の作家性云々をいう前に、単純にディスコ系コンピとして心地良く聞ける1枚。
普通にいわゆるディスコ的なサウンドの曲もあれば、平山三紀の「熟れた果実」みたいに、フィリーソウル的なストリングスが印象的なポップソングもあったりで、なかなか充実した1枚。
鈴木蘭々がカバーしてた「恋のハッスルジェット」のオリジナルが収録されてるのも嬉しい所。
しかも、それが無茶苦茶良い! クラビネットがカッコ良過ぎ!!!
それから、筒美京平の覆面バンド、オリエンタル・エクスプレスの曲が3曲収録されているのだけれども、このインストが、無茶苦茶「ソウルトレイン」ノリで、どれもサイコー!!!
こりゃ、ええコンピレーションだ(泣)  
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2005年07月27日

■松崎しげる「松崎しげる」

5e51ebb0.jpg松崎しげるのベスト盤。
多分、普通のベスト盤なのかな?ライナーがないから、曲ごとの年代などは不明。
1曲目の「Overture〜Sailing Love」が、フュージョンっぽいメロウなグルーヴが炸裂していて、カッコイイ(アレンジは前田憲男、斉藤ノブ、植田芳暁、小笠原寛の連名)。
寺尾聰の「HABANA EXPRESS」や、西城秀樹の「この愛は」なども同じようなグルーヴを持っていたように、こういう感じの曲は、探せば結構あるのかもしれない。
林哲司がアレンジを手がけた「こわれたドアー」も、メロウな雰囲気の佳曲。
松崎しげると言うと「愛のメモリー」のような歌い上げるイメージが強いけれども、この「こわれたドアー」のような、ゆったりした曲でも、なかなか良いのでは?
「ワンダフル・モーメント」も、ハスキーな声ながらも、地味に和製AOR的な雰囲気を醸し出していて、なかなか良かった。

この松崎しげるって人は、オリジナル・アルバムをひも解くと、シティポップ的な感覚で聞ける曲も多い人なのかもしれない。
やっぱり、ヒット曲、代表曲だけで判断するのは良くない、ってことですね。
ともかく「Sailing Love」は、カッコイイです。
誰か、こういう路線だけ集めたコンピレーション、作ってくんないかねぇ?  
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2005年07月23日

■堺正章「しんぐるこれくしょん」

54d00bea.jpg筒美京平がプロデュースを手がけた「サウンド・ナウ!」の全曲が収録されている、マチャアキの「しんぐるこれくしょん」を買ってきた。
そんな「しんぐるこれくしょん」の中から、「サウンド・ナウ!」の部分だけ取り出して、アルバムの曲順通りに聞いてみたのだけれども、名盤と呼ばれているだけの事はあるなぁ、と実感。
「ベイビー、勇気をだして」が、ちょっとソウルっぽい曲調に、A&Mっぽいストリングスとホーンが絡む雰囲気が、なかなかカッコイイ。
「恋人捜し」も、ポップなメロディーにストリングスとホーンが絡んでくる感じが、ジャパニーズ・ソフトロック好きには、たまらない雰囲気。

「サウンド・ナウ!」以外の筒美作品は、「恋人なんて捨てちまえ」が、ファウンデーションズあたりを彷彿とさせるポップ・ソウルって感じで良かった。
筒美作品以外の曲では、バブルガムポップなアレンジがなかなかの「自由なふたり」(作曲:井上忠夫)が良かったかな。
でも、何はなくとも「サウンド・ナウ!」の曲たちですよ、このアルバム。  
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■井上順「ゴールデン☆ベスト」

井上順 ゴールデンベストマチャアキに続いて、ジュンもって事じゃないけど、何気にスパイダースつながり。
またも、筒美関連という事で買ってしまった1枚。
と言っても「お世話になりました」だけなんだけど、筒美京平の曲って。
ベタな歌謡曲が多いのかな、と思ってたけど、意外とバブルガム系のソフトロックな感じの曲が多くて、都倉俊一の書いた「昨日・今日・明日」とか「幸福泥棒」とかがなかなか良かった。
エジソン・ライトハウスとかトニー・マコウレイ関連が好きな人は、気に入るんじゃないかなぁ、と思える曲が、何曲も収録されてるウレシイ1枚。
恐らく70年代後半以降だと思われる楽曲は、あまり面白味はないのだけれど、先の都倉俊一の曲が聞けただけでも、十分「買い」の1枚でした。
あと、「みんなのうた」で使われたと言う「テトペッテンソン」も、楽しげなメロディーと子供コーラスが可愛らしくて、とても気に入った1曲。

けれどもこのアルバム、「お世話になりました」と「なんとなくなんとなく」のカラオケはいらないな‥‥。
その2曲分、別の曲を入れてくれよ‥‥。
  
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