走れ!ケー100 40年後のロケ地探訪の7回目として 福井(三方五湖)を中心に舞台ロケが行われた
第37話:機関車は魚のお家(うち) (三方五湖の巻)をまとめて行きたいと思います(2015年の3月に現地を訪れました)福井のお話はこの話と、前回のペテン師騒動(福井の巻)の2話に渡り扱われますが、今回はその福井県舞台2回目:三方五湖近辺をロケしたケー100のお話しを扱おうと思います


当記事では40年前(厳密には43年前)のロケ地が現代2015年~ において、どのように景色が変わったのかを
探してみようという試みです すでに全く変わってしまったロケ地、今でも当時の面影が有るロケ地
あるいは、取材の途中で変わってしまうロケ地を目撃したりした事をお話しできれば幸いと思います

ストーリーに関しては、走れ!ケー100関連サイトとして中核ともいうべき
発車オーライ!走れ!ケー100様のサイトの放映リスト
を参照していただければ各お話のダイジェストを見る事ができます

====簡単なあらすじ==============
前回の越前海岸で、思いもよらないペテン師のおかげで行方不明になっていたケー100の消息が
判り、被害者全員で三方五湖へやってくると、そこにはタイヤの無くなったケー100がうち廃られるように砂浜に有った

魚の採れなくなった浜の少女(みよちゃん)は、遠洋漁業に出稼ぎに行ってしまった父、兄を思い、近場に魚が帰って来る事を願って、ペテン師からもらったとするケー100をお魚の家にしようと、海に沈めようとしています(遠洋漁業で家族がバラバラに)
ケー100を海に沈めてお魚の家になったら、魚がたくさん採れて父も兄も遠洋漁業に出稼ぎしなくて家族がみんな一緒に暮らせるという考えらしい
ケー100をどうしても沖縄の子供たちに見せたい紋太さんですが、どうしても少女を説得できない

2組の網本達親子は説得できないでいる紋太さんを後に、とりあえずケー100のタイヤを捜索に行きます

あちこち探してケー100のタイヤを見つけ出す越前海岸網本の子供達・・(タイヤをお互いで見つけ出した事で、何時もいがみ合っている自分たちの両親の姿に疑問を抱いたのでしょうか・・)

タイヤを取り付けケー100が動けるようになった後も、網本の父親達が我先にと越前海岸の網本達が相変わらず言い争いする中、
網本の子供達の方が、親よりも先に何をすべきか理解して団結。

親達に少女の家族ごと越前海岸に来ていただくという事で、
(家族一緒に暮らしが立てられる)という、解決策を見つけて一件落着。

事の発端のペテン師もケー100の仕返しで痛い目に合ってギブアップ
少女の母親や家族たちは、越前海岸へ引っ越しする事でめでたしめでたしですが

しかし、物陰からペテン師(石橋)がケー100はやっぱり、お金になると・・不屈のペテン師商売魂を燃やしだします
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三方五湖
パノラマ003
三方五湖は2008年に訪れた時に、たまたま同じようなパノラマ写真を(多分ケー100ロケ当時と同じ場所で)撮影していましたので、その写真を掲載しております

この直後に橋を軽トラックで渡るシーンが有りますが、ケー100の映像を見た瞬間に2013年にアニメーション「中二病でも恋がしたい!」という作品の背景を久々子に探しに行っていたので、この橋が三方五湖の遊覧船乗り場のすぐそばに有る橋だと気が付きました
舞台001舞台002
場所の特定自体は当時の建物も残っていて比較的早く解りました



この後紋太さんと2組の漁師家族はケー100を発見しますがこの場所が2015年の「この夏行きたいビーチ」日本国内おすすめランキングTOP10
というサイトで第4位を獲得している水晶浜に有る、ダイヤ浜海水浴場というところです
海岸線の整備をしたようなので、アングル的に同じ状態では撮影できませんでしたが
石の形などから確定出来ましたが、当時から比べると、砂の量が減ったのか、だいぶ石が露出しているようでした
舞台003舞台004



無くなっていた
ケー100タイヤ捜索に2組の網本が2組に分れて捜索します
舞台005
こちらの二股の分かれ道も、先に記載した「中二病でも恋がしたい!」の作中モデル地区に近かったので
なんとか記憶に残っていたので発見できました
(多分、以前訪ねていなければ、頭から発見しようとしなかった所だとは思います)
その他、二組が合流する場所、三方五湖の遊覧船乗り場など、今でも雰囲気が残るところが何か所か出てまいりました
舞台006舞台007舞台008

舞台010

参考:「中二病でも恋がしたい!」のワンシーン 上記軽トラックで二手に分かれる場所のすぐ傍です合わせて2作品のロケ場所の比較マップも掲載してみます
舞台009

舞台011
舞台012

少女の回想シーンで出てきた大きな港町は
舞台013
敦賀水産卸売市場がロケ場所のようです

ラストシーンはケー100が越前海岸の隧道を帰って行きますが、あくまでも第1部福井の巻で隧道から来て隧道に帰るというイメージを付けるためで、このもの向き的に考えてしまうと金沢の方へ引き返していくように見えるので要注意です



今回、アニメーションのロケ場所との位置比較などもしてみましたが、全国を駆け回るケー100の軌跡には後年、アニメーションの背景ロケ場所などにもなった場所が多多存在するようなので
そんなお話も交えながらレポートできればなどと考えております では今回の三方五湖の巻はこの辺で失礼いたします