2010年09月06日

「1/4の奇跡」を見て・・

土曜日に「1/4の奇跡」という映画を見てきました。

この映画を観たのは3回目だったけど、
出産前にまた観る機会が来たのは、巡り合わせ?

映画の題名になっている「1/4の奇跡」とは・・
昔アフリカのある村で、マラリアが流行し村が壊滅状態になった時、生き残ったグループがいた。
そのグループは、マラリアが多く発生する地域ではある一定割合で現れる伝染病に強い突然変異の遺伝子を持つ人達。
そしてその人類を救う「強者の遺伝子」を持つ人が生まれる時、高い確率でそのきょうだいに重い障害を持つ人が現れる。その確率が1/4。つまり人間がマラリアとの生存競争に勝つには、マラリアに強い遺伝子と、病気や障害を持つ遺伝子が必要だったということ。障害や病気を「引き受ける人」がいなければその村は絶滅していたという。

みんなが役割を持っていること、そしてそれが科学的に証明されている。
この映画の好きなところは、倫理的な話だけじゃなくて、科学的な事実に基づいて証明されていることだということを伝えてくれるところ。胸に落ちる。

病気や障害を持っている人が弱者で、助けられる存在ではなく、「引き受けてくれた人」がいるおかげで、私たちは存在している。引き受けてくれた人を支えていくことは、たまたま健康に生まれたものの当然のつとめだ。

人はつい、自分に都合のいいことを考えてしまう。
私は自分に授かった命に、「健康な子に生まれてきてほしい」と願ってきたけれど、それも自分の都合のいいように考えてきた思いだな。

命を得て生まれてきてくれただけで、それで十分なんだ、
今は曇りのない気持ちで、そう思える。

ありがたいなー。


magicsea524 at 09:37コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!

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