プロモーター Unluck による最後のイヴェント。 とても残念だ。 さー、だからでしょうか、昨夜ロンドン公演を行っていた Jandek が飛び入り出演! (上写真) 始まる前から、あー、会場にいるなぁと思ってましたが、まさか演奏するとは。 ということで、上の写真は、後で出演の Chris Corsano と Matt Heyner とのトリオ演奏。 最初のバンドがこれでいいの?ってくらいとんでもないパワー。 凄い。 で、Jandek、1曲も歌いませんでした。 かなりのインプロ炸裂ギターを弾いてました。 んー、個人的には、歌よりこっちのが好みだな。
2番目に出た MV Carbon + Sarah's Charity Collab (左写真)は、個人的にはあと一歩だったなぁ。 エレクトリック・チェロの音色を色んな機械(すんません名前分かりません)で操るわけですが、私的には、エレクトロニクス色が強くてちょっとダメだった。
で、お次は、初めて観る Spectre Fire Trio。 というか、この組み合わせでは頻繁に演奏するわけではないだろう。 ドラムには、昨日 Jandek と演奏していた Pete Nolan(Magik Markers)、マンチェスターの Ray Dickaty がサックス、で、ダブル・ベースには、John Edwards。 いんやぁ、これが凄かったです... 特に、John Edwards のベース、あれ、何なんでしょうか??? 動きが速すぎて、写真には綺麗に納まりません! (下写真) これは、百聞は一見に如かず、です。 機会があれば、どんな音楽好きな方にも是非一度観ていただきたい!!! 驚くべきプレイヤーです。 私の知人が、ショウが始まる前に、"John はイギリス一のベース・プレイヤーだから、絶対観なきゃダメだよ。" と Jandek に言ったらしいのだが(あの Jandek にそんな気軽に声かけるの〜?)、終演後、Jandek が John に話しかけていたのを私は見逃さなかった。 うーむ、素敵な光景だ。
さてさて、ここで既にお腹いっぱいになりそうな夜だったのですが、本トリがまだあります! Flower-Corsano のデュオは前回観なかったので、今夜は楽しみにしていた。 No Neck Blues Band の Matt Heyner(ベース)とのトリオ。(下写真) あら、演奏始まったかな?と思っていたら、トイレのほうから出てくる、Matt Heyner。 ドラム用のケースを被り白い布を身にまとって、変な演出だ。 というか、こういう人らしい。 演奏をちゃんと聴きたかった友人は、あのシアトリカルな演出は邪魔だと言っていたけど、確かに、これは好き好き分かれるでしょうな。 彼が時々邪魔で Chris Corsano のドラミングがちゃんと観れない場面はありましたが、いえいえ、演奏が素晴らしかったので、私は大満足。 最前列に座っていたので、Chris のドラム音がでかすぎてベースの音はあまり聴こえなかったけど。 Bjork のツアーでドラム叩いてる Chris はつまらなさそうにしてたと友人が言っていたが、そりゃそうだろ。
おまけ: 昨夜の Jandek 公演も Unluck によるものだったのだが、プロモーターや周りの熱心なファンにそそのかされたのか実は社交好きな人なのか、終演後、Jandekは皆と一緒に飲みに出かけたらしい。 結構 "普通" な人なのかもね、という友人のコメント。 Jandek ミステリーに惑わされてる人達へ、ちょっとしたゴシップでした。
posted by magneticmagpie at
23:30
│
comments(0)