October 18, 2005

Rauhan Orkesteri / Jandek / Rhodri Davies @ St Giles-in-the-Fields Church, London - Tue 18/10/05

18oct05jandekflyerJandek - ご存知ない方のためにちょっとだけ説明いたしますと、1978年以来40枚以上のアルバムを録音しておきながらライヴを行ったことがないという、謎に包まれたテキサス男。 その彼が昨年、英国グラスゴーで開催されたInstal Festival(エクスペリメンタル系の小規模フェス。 HPのサブ・タイトルは'Brave New Music'となっている。)でシークレット・ゲストとして初の生演奏、(一部の)音楽界を騒がせたわけです。 雑誌MOJOに写真入りで掲載されたレヴューで知って、本屋で固まった私。 (はい、立ち読みですよ。) なーんて言っておきながら、私は彼の音楽すら知らないのですが、それがとんでもない事件だということくらい簡単に察したわけです。 2000年にSummerstepsから出たトリビュート盤を買って彼の存在を知り、しかし本人の音を聴く機会は今の今までなかったと。 この10月14-16日に行われたInstalに再び出演、プロモーターUpset The Rhythmの汗と涙の努力あって(知らんけど)晴れてロンドン初公演が今夜行われる運びとなったわけです。 因みに、今夜が生涯8度目の生らしい。 てなわけで、こりゃ目撃しとかな、というノリで行ってきましたです。 因みに、他2組もInstal出演バンド。

18oct05church18oct05RhodriDavis今夜の会場は教会。 イギリスでは、今でも使用されている教会でギグが行われることは珍しくありません。 このSt Giles-in-the-Fieldsでは以前Patti Smithがやっていましたが、私は初訪問。 今夜は、ちょっと時間はかかったものの予想通りの完売。 キャパ約500人と聞いていたけど、300人くらいしか入ってなかったと思われる。 とても綺麗な内装でちょっと驚いた。 

まず登場のRhodri Davies。 ハープ奏者。 ゲストでヴァイオリニストも参加。 ハープを弾くというより、色々な手法で音を出すといったパフォーマンス。 席がちょっと遠かったので良く見えなかったけど、弦に何か挟んだりしてた。 興味深くはあったけど、個人的には特に好みではなかった。

18oct05jandek118oct05jandek2Jandek登場前には客もほぼ着席。 キョロキョロしていたら、ギター片手にステージに上っていた彼。 さっと座り、一言もなく演奏を始める。 椅子に座って淡々と演奏を続ける彼。 物珍しさで来ていた私には、正直これがどんなに素晴らしい音楽なのかはよく分からなかった。 ちゃんと作品を聴いたことがないんで一概には言えないのですが。 これが別人による演奏だったら、皆ここまで一生懸命になるのだろうか?とちょっと疑問を抱いたり。 そしてまた、歌詞が全部分かればな、と溜息が出たり。 再び彼を目にする機会があれば、その時はちょっとは違う目で耳で体験することが出来るのだろうか?

当然皆様Jandek目当てだったようで、彼の演奏が終わった途端さっさと会場を去った愚かな客=約3分の1。 (ま、私も何度か同じことやったけど...)

18oct05audience18oct05RauhanOrkesteriトリのRauhan Orkesteriは、フィンランドのジャズ系エクスペリメンタル・バンド。 このバンドがとても気になると知人が言っていたので私もちょっと期待したのだけど、実際私が今夜最も気に入ったのは彼ら。 ドラムとチェロのメンバー各2人は定位置に座っての演奏。 他2人は、トランペットやクラリネットの管楽器の他に、玩具やグラス等で音をクリエイト。 静まり返る客の座った教会内を裸足で走り回りながら管楽器を演奏する2人。 パフォーマンスとして観ていても楽しかった。 それにしても、ここ暫くのフィンランドの動きってすごく面白いみたいですが、私もちょっと乗り遅れでこれからチェックしてみようかと思いますです。

* 今夜のショウは録音(&録画)されていたようで、将来Corwood Industriesから発表になるとのこと。

posted by magneticmagpie at 11:03│comments(0)