

今日は仕事の予定だったが、このショウのために無理して休みをもらった。 このThe Macbethは始めてくる会場で、Hoxtonにある。 Squareの近くだと思っていたら、Streetもちょっと北のほうにあって、意外と静かな場所にあった。 ただのパブだったのでちょっとビックリ。 洒落たバーを想像してたのに。 50人も入ればギュウギュウだろうといった広さ。 チケットの売れ行きは良かったっぽいので混雑を予想していたら、なーんだ、結構すいてる。 ちょっと遅れたので、最初のBen Reynoldsが始まっているものだと思っていたら、"まだ始まってないよ"、と入り口の人。 良かった。 友人達が先に到着していたので、ソファーに座れてラッキー。 以前、観る機会があったと思うが、まだ観たことのなかったBen。 スコットランドの人。 アコースティック・ギターのインストだが、なかなか良かった。 後ろに座ってたアホ2人が途中から喋りだしたのはうざかったが。


次のPeter Wrightも、以前観る機会があって結局逃した人物。 ニュージーランド人。 イギリス在住なのかは知らないが、多分そうなのだろう。 彼は、エレクトリック・ギターのインスト。 何も言わずに静かな演奏を始めるので、最初は客の喋りが止まなかったが、どの客も彼の演奏に惹かれたのか、やがて皆静かに聴き入っていた。 ドローン系でこちらもなかなか良かった。


そしてトリのDirecting HandことAlex Neilson。 正直、私はこの周辺のバンドをちゃんと把握していない。 活動があまりにも自由すぎて、誰がどのバンドをやっているとかゲスト参加してるとか、名前を憶えるのも大変。 Alexも多忙な人物だが、Directing Handは彼自身のバンドだ。 バンドと言っていいのか分からないが、彼とそのゲスト、みたいな感じだろう。 今日は、最初に出たBenとPhil Toddが参加の予定だったが、Philが来れなかったらしく、結局Benのみの参加となった。 私は2年前、ScatterとしてのAlex Neilsonを観たことがあるが、その時は彼のことは全く知らなかった。 "凄いドラマーなんだぜー、この前のグラスゴー公演でJandekの後ろでドラム叩いた奴だよ。"とその夜友人に聞かされ、"えぇーそうなん?"と、その人物が只者ではないというのは容易に悟ったわけだがしかし、Jandekが特に好きなわけではない私は、あまり気に留めていなかったのだ。 Scatterは生と作品がかなり違いその両方とも気に入っていたが、メンバーの他の活動までは理解していなかった。 (因みに、唯一目撃した2年前のScatterのステージは彼を含め3人だった。 あのバンドのメンバー編成も流動的なようだ。)
プロモーターからのニュースレターで知らされていた通り、Alexはアカペラで歌を歌った。 純粋にフォーク・ソングだった。 ジーンズ&Tシャツに短髪な若者が、どフォークを歌う。 ちょっと居心地悪そうにマイクの前に立ち、一人で歌う彼。 4曲歌った後、Benが参加。 彼は何のホーンだかを吹き、ドラムを叩くAlexと共演。 その後、Benはギターに持ち替える。 これは、完全に即興なのだろうか? これをエクスペリメンタルと呼ぶのかもしれないが、私にはよく分からない。 Alexのドラミングは本当に素晴らしかった。 もっとロンドンでやってくれよぅ。 グラスゴーは遠すぎるじゃないか。