Magnolia Journal

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第2部、点パネ編です。
こちらの記事は上級者には結構好評なのですが、
今から点数計算を志す初学者にはさすがに理解不能なようです・・。

初学者の方はまずは基本編の計算を実戦でスラスラできるようになってから再度挑戦してください!
では以下転載。

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■点パネとは 

カンをしたら(ドラが乗らなくても)とりあえず点数が高くなるというのを知っているだろうか? 

ご存知の通り、麻雀では役以外に「符」という概念が存在している。 

符は上がったときのコーツ・カンツの数や待ち等に応じて与えられる。 

例えば、面前で上がったときに222のアンコがあると4符与えられる。 

例えば、待ちがカンチャンで上がった場合は2符与えられる。 

こうして上がった時に符を全て足して「合計12符」になると「点パネ」が起こるのだ。 

※逆に言うと12符に満たない時は、もう前回の話が100%適用できる。普通は12符ってなかなかいかない。 



点パネが起こると通常より少し得点が高くなる。 

どのくらい高くなるのかは後に回すとして、まずはどんな時に符がつくのかを説明しよう。 



■符は「ピンフ条件以外」でつく 

ピンフの条件は知っていると思う。 

1.全て順子である 
2.雀頭が役牌ではない 
3.待ちが両面である 
4.面前である 

この4つである。 

符というのはこのピンフの条件のうち4番(面前)以外を否定したもの全てにつく。 

どういうことかというと、 

1.コーツかカンツがある 
2.雀頭が役牌である 
3.待ちがカンチャンかペンチャンか単騎である 

この場合に符がつく。つまりピンフ以外の上がりでは常に何らかの符がついていることになる。 

※勘のいい人は3.でシャンポンはどうなるんだ?と気づいたかもしれないが、 
シャンポン待ちは上がった時に必ずコーツができるので、そちらに吸収される。 
シャンポンという待ち自体に符はつかないので注意しよう。 

※ついでに(多分大丈夫だと思うが)待ちは自分に都合のいいように解釈してよい。 
例えば1234から1で上がったら1の単騎と見なして良い。 
例えば12334から5で上がったらどうあがいても123-34からの両面上がりだが、 
2で上がったら13-234から2のカンチャンで上がったと見なして良い。 
ピンフがつく場合は両面と見なして0.5翻もらえば良いし、 
ピンフがつかないならカンチャンと見なして2符もらえば良い。 



もう1つ、ツモにも符がつく。 

ああ、前回の記事ではツモといえば特に断りなく面前ツモのことを言っていたが、 

今回はツモと言えば副露ツモも含むと考えてほしい。 

符は面前・副露に関わらずつくものにはつくし、つかないものにはつかないのだ。 



以上、符がつくのは非ピンフの3パターンとツモの場合、この4つである。 



■符の数え方 

非ピンフの2.3.とツモの場合、つまり 
・雀頭が役牌である 
・待ちがカンチャンかペンチャンか単騎である 
・ツモである 

これらの場合は全て2符ずつつく。例えば今の3条件が全部そろえば6符である。 



分かると思うが、今の3つだけでは点パネの12符には全く届かない。 

つまり点パネが関係してくるのは 
・コーツかカンツがある 

この場合に限られる。 

ではコーツとカンツの符の数え方を紹介しよう。 

ポン : 2~8:2符 19字:4符 ※シャンポンでロン上がりした場合はポン扱い 
アンコ: 2~8:4符 19字:8符 
明カン: 2~8:8符 19字:16符 
暗カン: 2~8:16符 19字:32符 

点数計算を志したことがある人なら、必ず1度は見た表だと思うw 

まあ何とか工夫して覚えてほしい。 

僕は19字のアンコは8符、19字の暗カンは32符だけ覚えて後はどんどん半分にして数えている。



点パネを数えるあたりでポイントになってくるのは、ずばり19字アンコの8符だと思う。 

19字のアンコがあると12符に達する確率が急に高くなるのだ。 

例を出そう。リーチドラ1で2のアンコと4のアンコがあり、カンチャンでロンした場合、 

点数はいくらだろうか。 

まずリーチドラ1は2翻なんで2600点が基本になる。 

だが、アンコがあるので点パネする可能性があり、符を数えなければならない。 

2,4のアンコはそれぞれ4符ずつ、カンチャン待ちで2符、合計10符だ。 

10符なので惜しくも点パネならず、この場合は2600点が正解になる。 



もし2のアンコが1のアンコだったら合計14符になり点パネとなるのだ。 

ではいよいよ点パネした場合の点数計算を説明する。 



■点パネ計算~ハネ戻しと1段点パネ~ 

12符集めるとどれくらい高くなるのだろうか。 

これは元の点数が半翻系か1翻系かによって少し異なってくる。 

12符集めた時の点パネの大きさは次の通りだ。 

半翻系の場合:0.5翻アップ(ハネ戻し) 
1翻系の場合:0.25翻アップ(1段点パネ/七対子点パネ) 



まずは半翻系から。 

半翻系というのは副露時か面前ツモ時のことである(ピンフは点パネしない)。 

この時12符集めると、副露で失った0.5翻を回復できるというイメージだ。 

例えば食いタンドラ1は1.5翻なので2000点である。 

この時12符あると2翻となり、タンヤオドラ1と同等の2600点に戻るのだ。 

そういう意味で僕はこの半翻系からの12符点パネを「ハネ戻し」と呼んでいる。 



次に1翻系。 

1翻系というのは面前ロン時のことである(ピンヅモは点パネしない)。 

この時12符集めると0.25翻アップする。 

・・0.25翻アップと言われても困るかもしれないが、これは七対子の系列である。 
(実は七対子は1.25翻だったのだ。) 

1.25翻:1600点 
2.25翻:3200点 
3.25翻:6400点 

1翻系から12符集めて点パネすることを僕は「1段点パネ」と呼んでいる。 

また、1段点パネすると七対子の系列になるので、「七対子点パネ」とか呼ぶこともある。 
(どちらも全く同じ意味だ) 

例を出そう。リーチドラ1で12符集まったらいくらだろうか。 

リーチドラ1なら2翻2600点だが、 

1段点パネ(七対子点パネ)しているので2.25翻の3200点となる。 



以上が12符集めたときの点パネの計算である。 

具体例でまとめよう。 

0.5翻+12符=1翻(ハネ戻し) 
1翻+12符=1.25翻(1段点パネ/七対子点パネ) 
※当然だが左辺の翻数は1.5だったり2だったりしても理屈は同じだからな! 

こんな感じである。大丈夫だろうか。 

このハネ戻しと1段点パネは実戦でも1番出やすい部類なのでよく理解してほしい。 



■点パネ計算~2段点パネ以上~ 

さてここからだ。 

今までずっと「12符で点パネ」と強調してきたが、 

実は22符、32符、42符、と+10符ごとに点パネの得点が0.25翻ずつ増えていく。 
(これは元が半翻系か1翻系かによらず同じだ) 

どういうことかというと言葉の通りなんだが、親切に表で書いてやると 

1翻系 
1翻+12符=1.25翻(1段点パネ/七対子点パネ) 
1翻+22符=1.5翻(2段点パネ) 
1翻+32符=1.75翻(3段点パネ) 
1翻+42符=2翻(4段点パネ/1翻アップ) 

0.5翻系 
0.5翻+12符=1翻(ハネ戻し) 
0.5翻+22符=1.25翻(1段点パネ/七対子点パネ) 
0.5翻+32符=1.5翻(2段点パネ) 
0.5翻+42符=1.75翻(3段点パネ) 
0.5翻+52符=2翻(4段点パネ/1翻アップ) 

こんな感じである。 

・・何か2つの表がほとんど同じで正直ややこしいと思う。 

そこで次のように考えよう! 

「元が0.5翻系で点パネする際は10符はハネ戻しに使われ、残りの符で段を計算する」 

こう考えると、 

12符=0.25翻系へ(1段点パネ/七対子点パネ) 
22符=0.5翻系へ(2段点パネ) 
32符=0.75翻系へ(3段点パネ) 
42符=1翻系へ(4段点パネ/1翻アップ) 

とすっきりまとめられる。 



何?まだ良く分からん? 



ぐちゃぐちゃ言葉で説明するより、例を挙げよう。 

鳴き白ドラ1で32符の場合、点数はいくらだろうか。 

まず鳴き白ドラ1は本来1.5翻2000点だ。 

まず元が半翻系なんでハネ戻しで10符消費する代わりに2翻となる。 

残りは22符なので2段点パネであり、2.5翻の3900点となる。 

やってみると意外と大したことないだろう。 



もう1つ例を挙げよう。 

リーチドラ1で32符の場合、点数はどうなるだろうか。 

まずリーチドラ1は本来2翻2600点だ。 

32符なので3段点パネであり、2.75翻の4500点となる。 

1翻系の方がハネ戻しがない分もっと楽だろう。めでたしめでたし。 



・・0.75翻の系列を紹介してなかった。 

次のようになる。これは新しいので覚える必要がある。 
1.75翻:2300点 
2.75翻:4500点 
(3.75翻はマンガン) 

3段点パネとかそうそうないんじゃ?と思われるかもしれないが、 

32符とか19字の暗カン一発なので、意外と出ているのを見かける。 

まあ点パネを学ぶからにはここまでは押さえておきたい。 



■一覧表 

だいぶ混乱している人も多いと思うが以上でおしまいである。 

一覧表を載せるので見てほしい。これが読めればもうあなたは点数ドクターだ。 

--- 戻 1段 2段 3段 
子 0 0.25 0.5 0.75 
0 ---- ---- 1000 ---- 
1 1300 1600 2000 2300 
2 2600 3200 3900 4500 
3 5200 6400 7700 
親 
0 ---- ---- 1500 ---- 
1 2000 2400 2900 3400 
2 3900 4800 5800 6800 
3 7700 9600 11600 

実は表は前回と大して変わらない。覚えることは大して増えていないのである。 

基本的に1段点パネるごとに0.25翻ずつアップする。 

半翻系のハネ戻しだけは0.5翻アップなので注意しよう。 



■まとめ 

最後に点数計算の流れを整理しよう。 

1.基本翻数算出。 
2.符計算。12符ある?⇒Yes:3へ No:計算終了 
3.点パネ段数計算(ハネ戻し考慮) 
4.最終翻数算出 計算終了 

まあややこしそうだが、要はコーツがあれば点パネ段数を計算しろということである。 

前回の話が分かっていれば、決して難しい話ではないのだ。 



■注意 

今回の話は5段点パネ以上は適用できない。 

麻雀は理論上7段点パネまでありえるのだが、 

とりあえず5段以上はほとんど出てきたのを見たことがないので良しとしてほしい。 



↓↓以下はどうしても気になる人用の参考情報です↓↓ 

どうしても気になる人は 
5段点パネ:1.125翻アップ 
6段点パネ:1.25翻アップ(第2七対子点パネ) 
7段点パネ:1.325翻アップ 

こんな感じで理解してほしい。6段点パネなら計算できるだろう。 

※0.125翻と0.325翻の系列は正式な呼び名における90符と110符に相当する。 
興味のある人は調べてほしい。僕はここまで覚えていないのでここには載せない。 

ただし子の5段点パネだけは頭の片隅に置いている。 
1翻からの5段:2900点 
2翻からの5段:5800点 

これは親の1.5翻と2.5翻に完全一致する。 

理由は正式な点数計算を勉強すれば分かるのだが、まあここでは詳しくは述べない。 

ここまで覚えれば点数計算で一生困ることはないだろうw 

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すごく長くなってしまいました。 

書いてて思いましたが、やっぱりこれは初見の人には少し難しいかもしれません。 

でも逆に経験者の方には使える考え方になると思います。 

あの一覧表を覚えると点パネ計算も困ることはまずなくなりますよ! 



とりあえず長々とお付き合いありがとうございました。 

何か質問・意見等あれば言ってください。ではでは('-')ノ 

ちょっと需要がありそうなので、以前mixiに上げた麻雀の点数計算講座を再掲します。
2部構成で、
 基本編:初心者、1から点数計算を覚えたい方向け
 点パネ編: 上級者、後は点パネがなかなか・・と言う方向け
になっています。(但し、役と翻数は分かる事が前提です
あまり他の解説書では見ない独特な捉え方ですが、多くの人にはきっと役に立つと思いますよ!

以下転載です。

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さて、麻雀の点数計算なんですが、これ最近意外ときっちり知らない(特に若い)人が多いですよね。 
(実は麻雀人口の半数近くは知らないんじゃないでしょうか) 

まあ普段は翻数と4,6,8,11,13翻さえ覚えておけば十分なんですが、 

僅差のオーラスとかは点数計算を知ってるとたまーに便利・・なこともあります。 

てかそれ以前に自分の点数くらい自分で申告できたほうが良いと思いませんか!? 

と言うわけで今回は名人戦前にちょっとした麻雀啓蒙記事です(’з’)たまにはこんなのもいいかなw 



・・でも麻雀の点数計算ってほんとに無駄に複雑です。 
(あんなに複雑である必要性は全くないと思うんですが) 

おまけに解説サイトを見ても大概細かい「符」の紹介から始まり、 

30符だ40符だ一覧表だそこにバンバン(?)して翻数を当てはめて・・とそんな流れです。 

こりゃまあよほど強い意志を持って覚えようとしない限り、まず撃墜されるでしょう>< 



でもあそこまでマニアックな知識ってほんとは不要なんです。 

点数計算できる人も「リーピンドラドラ7700な!」とか言いつつ、 

これが30符4翻だと毎回把握しながら打ってるわけじゃありません(多分)。 

単に誰が何と言おうとリーピンドラドラは7700なんです。 



この感覚を身に着けるべきなんですほんとは。 

興味ある人は今回紹介する記事で点数計算の感覚を身に着けてみてください。 

基本的にザーッと読み流してもらえれば理解できるように書いたつもりです。 

点数計算ができると麻雀がもっと楽しくなるもんですよ! 

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■1翻は1300点 

リーチのみの点数を知っているだろうか? 

答えは1300点だ。 

麻雀において「1翻は1300点」なのだ。 

常識だが1翻上がると点数は倍になる。 

リーチドラ1(2翻)は2600点、リーチドラドラ(3翻)は5200点、 

リーチドラ3は4翻でマンガンなので8000点だ。 

当然だが、タンヤオドラ1(2600)や三色ドラ1(5200)も同じように数えられる。 

ここまでは超基本である。何の問題もないだろう。 



■ピンフやツモは安い 

ピンフが他の1翻役よりも安いという話を知っているだろうか? 

実はピンフのみは1300点ではなく1000点なのである。 

僕はこれを「ピンフは0.5翻」だと解釈している。 

リーチピンフ(1.5翻)は2000点、リーチピンフドラ1(2.5翻)は3900点、 

リーピンドラドラは3.5翻でマンガンに届かず7700点。 

これも見たような点数ばかりだと思う。 



同様にツモのみも0.5翻である。ツモもピンフ同様他の1翻より安いのだ。 

例を挙げるとツモのみ(0.5翻)は1000点(清算は300・500)、 

ツモドラ1(1.5翻)は2000点(500・1000)、リーヅモドラ1(2.5翻)は3900点(1000・2000)、 

リーヅモドラドラ(3.5翻)は7700点(2000・3900)。 

※さすがに大丈夫だと思うが、ツモの清算は基本点(例:7700)を半分にして(3900(10の位切上げ))親の支払い、さらに半分にして(2000(10の位切上げ))子の支払いだ。念のため。 



ではピンフツモの場合はどうだろうか。 

わざわざ0.5翻なんて概念を出してるんだから足して1翻なんだろうと思った方は正解。 

ピンフツモは1翻なんで1300(400・700)、リーピンツモ(2翻)は2600(700・1300)、 

リーヅモピンフドラ1(3翻)は5200(1300・2600)だ。 

※豆知識※ 
ピンフツモは点数計算上1翻に相当するのだが、 
現代麻雀では跳満判定の時には2翻として扱うのが一般的である。 
つまりリーヅモピンフドラ3は6翻で12000である。 
ただし関西等のローカルではピンフツモを厳密に1翻とするルールも根強く、 
このルールではリーヅモピンフドラ3は5翻で8000どまりとなる。 



■副露は0.5翻ダウン 

鳴くと微妙に安くなるのを知っているだろうか?(食い下がりのことではない) 

実は鳴くと一律0.5翻ダウンするのだ。 

例えばタンヤオのみは1翻なんで1300点(そろそろ慣れただろうか)。 

しかし食いタンのみは0.5翻となり1000点なのだ。 

同様に面前白ドラ3は4翻8000点(マンガン)だが、 

鳴き白ドラ3だと3.5翻7700点になる。 



なお、食い下がりがある役の場合もこの0.5翻ダウンは容赦なく利いてくる。 

例えば三色のみは2翻で2600点だが、鳴き三色となるとまず食い下がりで1翻ダウン、 

さらに副露の0.5翻ダウンが入り、結局残るのは0.5翻の1000点のみ。 

三色やイッツー、チャンタが鳴くと損だと常々言われるのは、このように点数が下がりすぎるからなのだ。 



■整理 

一度ここで整理しよう。 

ここまでで出てきたのは 
・1翻は1300点、0.5翻は1000点 
・ピンフやツモは0.5翻 
・副露は0.5翻ダウン 

大まかにこの3つである。ここまで決して難しい話ではなかったと思う。 

実はこれで終わりなのである。これだけで七対子以外の点数計算はできるようになっている。 

なお七対子は1600点、七対子ドラ1は3200、七対子ドラドラは6400なんでそのまま覚えてほしい。 

16の倍数なんで情報系の人とかはなじみの数字だろうw(跳満判定の時は七対子は2翻扱いね) 



ただ一つだけ注意。上で述べたようにツモは0.5翻なのだが、 

七対子の時だけは特例としてツモが1翻扱いになる。 

つまり七対子ツモドラ1は七対子ドラドラの6400点と同じになるのだ。 

七対子の上がりは、マンガン未満の場合は絶対に1600の倍数になるのである。 



つーわけで一覧表。これが読めればもうあなたも点数マスターだ。 

子 0 七対子 0.5
0 ---- ---- 1000 
1 1300 1600 2000 
2 2600 3200 3900 
3 5200 6400 7700 
親 
0 ---- ---- 1500 
1 2000 2400 2900 
2 3900 4800 5800 
3 7700 9600 11600 



■より実戦的に 

点数計算をするにはさっきの表を覚えていればもう十分だ。 

十分なんだが、覚えているのと使いこなせるのは似て異なる。 



じゃあどうすれば使いこなせるのか? 

いい方法を紹介しよう。点数を半翻系列と1翻系列に分けて覚えて、 

どういう場合が半翻または1翻の系列になるのかを把握してしまうのだ。 



まず、半翻系列になるのは下記の場合である。 
・ピンフ時 
・ツモ時 
・副露時 

つまり、「鳴く」か「ピンフ」があるか「ツモ」るかした時は半翻(1000点)の系列になるのだ。 

冒頭で「リーピンドラドラ7700!」と言ったのはこういうことである。 

点数計算ができる人は 
1.役にピンフがあるから半翻(1000点)系 
2.よってリー(1000)・ピン(2000)・ドラ(3900)・ドラ(7700)で7700 

ということを経験的に覚えているのである。何十符何翻だとか数えているわけではない。 



次に、1翻系列になるのは下記の場合である。 
・面前ロン(ピンフ以外) 
・ピンフツモ時 

つまり、「面前ロン」でピンフが絡まなければ1翻(1300点)の系列になるのだ。 

ではリーチドラドラはいくらだろうか。 

1.面前ロン(非ピンフ)なので1翻(1300点)系 
2.リーチ(1300)・ドラ(2600)・ドラ(5200)で5200 

ではリーチピンフツモドラ1はどうだろうか。 

難しく考える必要はない。「ピンヅモはドラ1と思え」と覚えよう。 

つまりリーピンツモドラ1はリーチドラドラ5200と同じなのである。 


大体イメージはつかめてもらえただろうか? 

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あれ、終わっちゃいました。こんだけなんです麻雀の点数計算。 

あっけないですけど何もごまかしは入っていません。 

実は点数計算できる人ってあの3つの系列を覚えてるだけなんですね。 



もちろん今回は点パネの話が全く出てこなかったので、これが100%全てではありません。 
(点パネが絡んでくるとどうしても符の話を出さないといけないので少し敷居が上がります) 

でも実戦での点数計算の9割以上は今回の話で補えます!! 

まずはあの3つの系列をマスターすることからですね。 

ザンクとかゴッパとかほとんどは聞いたことのある響きだと思います。 




では今回の記事はこの辺で!残り1割弱、点パネの計算もまた機会があれば書いてみます。 
(今回の話をマスターすれば点パネの計算も多分すぐにできるようになります) 

名人戦の後はみんな自分で点数申告できてることを期待します(’з’) 

ではでは('-')ノ

こんにちは。

今日は現在巷を騒がせている先週の神奈川オープン決勝について紹介したいと思います。
結果は皆さんご存知の通り、若干小学1年生で全国小学生グランプリを制した福地啓介君が、それまで公式戦15連勝と無類の強さを発揮していた国内レーティング5位・上倉五段を下し、神奈川オープン初優勝を決めました。
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過去に神奈川オープンを小学生、まして1年生が優勝した等という話は聞いたこともありません( ゚口゚)
更にこれで福地君は国内レーティング60位にランクイン。まさに快挙です。
既に小学生の域を超えていますが、このまま順調に伸びていけば、いずれあのにっくきジャンプを超えるかもしれません。


ちなみに決勝戦、僕は2番テーブルから横目で観戦していたのですが、この1年生本当に強い。大人は何をしていたんだという声も上がっているようですが、棋譜を見て頂ければその強さが分かると思います( ・ω・)

キャプチャ
初手からF5D6C3D3C4F4F6G5E3F3G4H3E6G6
黒:福地三段
白:上倉五段
縦殺の進行から上倉五段が仕掛けた局面。

上倉五段は序盤から積極的な展開を好む上に、読み・研究量共に非常に深く、
並の打ち手では中盤で詰まれない事すら難しいと思います。
加えて終盤力も国内トップクラスのため一言で言うと隙が無い。
若いイケメン系オセラーでは珍しいタイプです。

キャプチャ
黒G3F2H5E2D2C5H4H6E1C1F1D1B1C2
が、福地君ここまで完璧な応対で、形勢は黒やや良し。

福地三段はまだオセロを始めて2年未満。
絶対的に経験値が少ないため大局観にはまだ甘さが見られますが、
一手一手が非常に丁寧で大崩れしないのが強味。細かい損得も怖いくらいに考えています。
こちらも小学生にはあまりいないタイプです。

キャプチャ
黒E7D7F7F8
さて、この応酬は黒が若干損しています。これで白がやや打ちやすくなりました。
辺を取った場合は脇(この場合は左)から崩していく方が大抵良く、
このように対面に飛んでしまうとバランスが取りづらくなります。

キャプチャ
黒E8D8B3
・・と思いきや福地君、粘りの切り返し。
村上九段に勝ったときもそうでしたが、この子はラインの整え方がほんとに上手い。
成立しないラインを頑張って通そうとするプレイヤは非常に多いですが、
この子は明らかに成立するところまでちゃんと読んで打ってます。末恐ろしい。

キャプチャ
白B4A5
この黒a5も意志のある手。普通は当然黒a4と打ちたいところなのですが、
白にはh2の余裕手があってどうせCラインは守りきれないのだから、
であれば次の黒b6との相性がa5の方が良いと判断したのでしょう。

ただ上辺がピュアになるデメリットも非常に大きいのですが、
そこら辺も天秤にかけたのでしょうね。相当考えないと打てないですこの手は。

キャプチャ
白G8B6C6B5
僕は自分の試合が終わり、この辺りから本格的に観戦していました。
試合は完全にライン戦の様相を呈しており、どっちが勝ってるのか良く分かりませんが、
白の方が手段が多いので、読み切れたら白に勝ちがありそうな感じです。
当然、上倉五段もここで時間を使って長考に入りました。

まず、普通は白a6なのですが、黒b7の反撃があり、ストナー模様になります。
この子は多分普通に打ってきます。
まあ普段からぷふぁ鉢先生のブログでしっかり勉強していれば、
そこで白c8という応手にも気付けたかもしれませんが、
あまり進んで打ちたい展開でもないのは確かです。

キャプチャ
白A4A6H2A3G2
というわけで上倉五段は白a4から破る展開を選択したのですが、
この局面となっては白完全に仕留め損なっています。形勢は黒良し。
福地君、一旦少し形勢悪くなったものの、崩れずにここは粘り勝ちです。
 
※これは後で検討した結果論ですが、手順中白はh2と黒にa3を取らせたのが悪く、
強気に白a7と取ってライン戦をしっかり読みきるべきだったようです。

とは言え、ここで黒間違うと大変です。
正解は単に黒c7なのですが、c8b8g7とか直でg7とか間違えそうな要素がいっぱいあって
見ていて緊張しました。(どっちも白a2a1b2のライン通し+偶数で黒負け)
強いとは言え、黒はこんなにちっちゃい子。
どこでとんでもない一手を繰り出すか分かったもんじゃありません。

キャプチャ
黒C7B7G7
そんな心配をよそに、当然のように黒c7b7を利かせてからg7に着手する一年生・福地君。
これでも白a2a1b2なら、b7を利かせているので黒c8のストナーが決め手になります。

いや強い、これで白は万事休す。当然福地君もそれは分かっているようで、
この後長考に沈む上倉五段の目を「ん?どうしたの?」とじっと見つめていました。
(将棋でもそうだけど、小学生は勝ち確に入ると殆ど皆そうですw)



ところが・・

キャプチャ
白H8
大長考の末に繰り出した上倉五段の渾身の一手。
狙いは右上を捨てての偶数です。僕も油断して全く見てませんでした。
福地君もそのようで、明らかに顔から余裕が消えていきます。
上倉五段、最近の連勝の裏には、やはりこういった実力がしっかりあります。
これは見ていてさすがだな・・と思いました。

キャプチャ
黒H7
ちゃんと正着。さすがに無駄に7列を取ろうなんてしません。

キャプチャ
白G1H1B2
とは言え・・白ただの形作りと言えば形作りです。
こういうのは数勝負で黒a8a7a2a1b8とライン・2列・b列を全部抜けば足りないわけが



え、黒31石!?

あれ、白勝ちなのこれ?
そんなまさか、黒a2~a8にしても・・ダメだ1石も増えない。
あ、ひょっとして黒a2~b8の方が多いのかな?

等と、僕が混乱した考えをグルグルしている間に

キャプチャ
黒A8
それは黒31石なんだよ!あかんよ少年!!
そして白a7に対し、

キャプチャ
白A7B8
あ・・れ、ハイパー・・偶数?( ゚口゚)

キャプチャ
白C8A2A1
黒:福地三段 34-30 白:上倉五段

・・・( ゚口゚)

強い・・。

最終盤、2人共完全に僕の上を行ってました・・(о´_`о)w
(普通、岡目八目とかで観戦者の方が良く見えてるものなのに・・)



福地君、神奈川オープン初優勝。素晴らしいですね( ・ω・)
見ていて思ったのですが、本当に終始落ち着いています。
最後の上倉君の勝負手にも実戦中に冷静に対応できたのは本当にすごい。

後これは小学生グランプリ決勝の棋譜を見たときも感じたのですが、
ラインの状態把握と緩急のつけ方が非常に上手い。大人顔負けです。
すっかりファンになったので、今後も頑張って下さい( ・ω・)


余談
お母さんによると、福地君はまだ棋譜が覚えられないらしいです・・。
スーパーサイヤ人になれるのに空を飛べない悟天に「順序が無茶苦茶だな・・」
と言った悟飯さんの台詞を思い出したけど、これも本当に天才って感じがしますね。

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