孫さんのあれこれ雑記

孫右衛門運営、「郷愁小路」シリーズ 一番アウトサイドに位置するこちらまで ようこそおいでくださいました。 郷愁小路本編で受けるイメージとは 随分違うと思いますが、 むしろこれが私の本来の姿に近いと思います。 こちらでは、古い町並の話は一切なしにします。 私の興味あるさまざまなことを取扱います。

近所を歩いていると、「鎮魂祭」と大きく書かれた貼紙を見かけた。
毎年10月上旬に行われる地域の氏神の祭に関するもので、今年はその名の下、神事のみでイベント等は全て中止と添書きしてある。
貼紙には理由は書かれていないものの、それは明白だ。7月上旬の大雨による災害を蒙ったことに配慮してのことである。

例年この祭では神社下の通りに多くの出店が並び、地元の人で賑わう。しかしその地区は災害時に河川の氾濫で泥水に覆われ、床上・床下浸水となった家もあった。
また町内全体では土砂災害により死者も出るなど大きな被害を受けた。

今年の夏はこの豪雨災害の影響で、花火大会をはじめ多くのイベントや祭が中止になった。
中止か開催かの話題が出るごとに、ネットなどでは賛否両論の意見が渦巻いた。
賛成派は、自粛ムードが高まることで地元民の復興にむけての士気も下ってしまい、いつもどおりであることを示すことで活気付けようとする意見。
一方の反対派は、家屋を失った方もいる傍らでそのような催しを行うべきでないという被災者心理に立った意見。
今回の災害でもそうだが、同じ地域でも大きな被害に遭った家と全く無事だった家が近くに存在し、その対比が激しいことが、事態を複雑にさせているように思う。

どちらに決まっても全員一致の意見など出るはずもないことだろう。ただ結果としては中止の方向になる例が多かったように思う。強行すると被害者感情を逆撫でにするという声が必ず上るし、それよりも賛成派が「まあ仕方ないか」という形で折れるのが、無難な着地点であるというところなのだろうか。

それはいわゆる自粛ムードという形ということなのだが、私はこういう時、何でもかんでも中止の方向に向かうのはいかがなものかと思う方だ。

しかし災害被害者の当事者になったら、実際どう感じるか。
その辺を考えると、どちらが正解かはだれにも解らない問題のように思える。


P1240896

以前、「NHKアーカイブス」という番組を日曜日の深夜にやっていた。
その名の通り、以前放送した番組からピックアップして、解説を挟みながら再放送するというものだった。多くの視聴者は望めない曜日と時間帯で、あえてこの時間にやるという裏番組的なところも好きだった。
時には白黒時代の古い番組が取り上げられることもあり、そのような回は興味深く見た。

この番組自体は昼間放送に移行し存続しているが、以前のものとは随分内容が変ってしまった。
しかし先日、ネット動画でふとであった映像に、久々に深夜に見ていた頃のような感銘を受けた。



私自身が興味のある鉄道をテーマにした番組という事もあるが、それよりも強烈に伝わってくるのが厳かさを感じるナレーションと大袈裟な効果音。
武骨さが露わで、今見るとある意味滑稽にも思えるのだが、それだけに当時の最新の社会事象を一生懸命伝えようという一身で制作しただろうことが伝わってくる。
しかしこれが昭和のドキュメンタリー番組。
最近の軟弱な番組ばかりを見ていると、事実を伝えるとはこういうことなのだと改めて思わされる。
こんな番組・映像を見ていると、直截ということばを思い起こす。
簡潔にずばりと伝えるという意味だ。

先日のある旅先で。
夕方、町を歩いていると急な雷雨に見舞われた。観光地でもあるこの町、外来客の多くは戸惑い、店や商店街のアーケードに身を寄せた。
私は雨宿りを兼ねて小さな食事どころに入った。一応観光客も相手にしているらしく、麺類などのメニューが並んでいた。
ただ私は夜にさしかかっている時間のこと、まずはビールと単品料理を注文したい。
酒を飲む客は冷淡に扱われるのでは?と少々不安になったが、注文して少し経ってから、
『もし良かったら「からし豆腐」を召し上がってみませんか?』と女性の店の人に勧められた。
当地の郷土料理とのこと。これが実に旨い。
ご主人はその間寡黙に目の前で焼き鳥などを焼いていたが、ふと思いついたように、茄子の刺身と「どぶろく」をそれぞれ少量出してくれた。ご主人のサービスとのこと。
ご主人は畑も持っているらしく、朝採った茄子を輪切りにし、刺身醤油で食べてみよという。これもまた美味だった。こういう食べ方もあるのか・・と。
席に座っている間、ご主人と言葉を交わしたのはそれほど多くない。しかし私が酒とつまみの旨みをある程度解る客と判断したのだろうか、とりあえずの雨宿りのつもりが思わぬ大当たりの店となった。

翌朝。
朝の町歩きのついでに、コンビニで朝食を仕入れて食べるのも味気ないので喫茶店でモーニングセットでも食べようかと探していたら、「モーニングコーヒー」の目印のある小さな店が眼についた。
中の様子はわからないが扉を押した。
カウンターが6席程度。但し、そのうちの1席で60代後半くらいと思われる店主の男性が無造作に野菜サラダを頬張っている。それに、入ってきた私を闖入者のように見ている。
注文時も、ボソボソとした受け答えでやや気まずい思いでモーニングセットを頂いた。食事中は会話なし。ご主人はテレビを見ながらさっきの野菜サラダを食している。
しかし、店を出る前代金を支払った私に「ありがとう」としっかりとした声で言われた。
店をでて気付いた。この店は、基本的には夜の店なのだ。そしてモーニングを注文する客も多くは固定客に違いない。
なので客席に座って野菜サラダをボリボリ食べていても平気なのだ。
初めての客に対しては無愛想だが、何度か通ううちに私も常連客になりえるのだろう。旅先だからそれも無理な話だが。

これは1軒目の店についても共通することだ。

私もこういう店の常連客になりたい。

昨日たまたま過去のプロ野球の映像をランダムに見ていて、中日ドラゴンズに在籍していた近藤投手がプロ入り初登板でノーヒットノーランを達成した時の動画にたどり着いた。
高卒で初先発、それも読売ジャイアンツ戦での達成ということで当時、かなりセンセーショナルに取扱われたのを覚えている。翌日のテレビも朝乗り合わせた客たちも話題にしていたことを覚えている。

確かに大変な記録ではあるのだが、その記録のことが鮮明に記憶に残っているのは、この試合を東北地方にある旅館でテレビ観戦していたからだろう。夏休みを利用した自分自身初の泊りがけでの鉄道遠征で、上野発の夜行急行に乗り、ローカル線を乗り継いで各地を巡っての旅行中で、当日は2泊目の宿だった。1泊目のホテルではオートロック式のドアに慣れず、フロント係員に二度も開錠してもらったなど小さな失敗も多かったのを思い起こす。いずれにせよ世間のことなど全く知らない高校生の私に、よくこんな冒険をする度胸があったものと思う。最近探訪や旅行に出かけても後の強い記憶に残るものは少ないが、この時の鉄道旅行の情景は今も強い印象に残っており、一部は発車時刻や列車番号まで覚えている。

当日泊った旅館のことを思い、調べてみると今でも営業を続けておられるようだ。当日は素泊まりだったこともあり、旅館そのもののことは余り覚えていないのだが、当時の印象とは違い割と大きな旅館のようだ。もう随分前のことだから、改装したのかもしれない。
今なら土地のものでも食べにでかけるだろうが、当時はそんなことはなす術もなく、スーパーで寿司の詰め合わせを買って野球を見ながら食べたのを覚えている。



ふと映像を見たことで様々なことが懐かしく思い起こされた。それにしても、随分以前の話ではある。
近藤投手は調べると現在、中日の投手コーチを務めておられるようだ。

今日7月14日。ここ最近は何とも無しに通り過ぎる事もあったが、松浦亜弥さんのライブに初めて参加した日だ。今年は5年になるということからか、さすがに思い出した。

以前のマニアックライブシリーズの映像をネット視聴していて、もともと音楽ライブに参加することは趣味にない私でも、このライブだけは心から臨席したいと思ったのがきっかけだった。
ファンクラブ限定のこのライブ開催を知ったのも1ヶ月前と遅く、しかもその時点ではファンクラブ会員でもなかった私は参加できるはずがないと最初諦めていたのだが、複数の偶然ともいえる幸運にも恵まれ参加にこぎつけることが出来たのである。
(詳しくは  

今日、このライブのことに思いを寄せている人は少ないと思われるが、私にとっては、そういった経緯もありとても思い入れのあるライブとして今でも強い印象に残っている。5年にもなるのかと改めて思う。
当日の映像は何度か貼付したことがあるが、今回はこの曲。参加した回の最後に歌ったもので、ひとしきり余韻を引く歌声だった。


折しも、先日第二子を妊娠中である旨が報じられ、ファンの間でひとしきりの盛上がりを見せたところだ。もちろん、祝福の気持は私も変わりない。
『来年ぐらい2人目が誕生して、付きっ切りにならなくなる3・4歳頃に、マイペースながらぼちぼち再活動の方向に向うのではないか』との見立てを2016年5月に書いている。やや遅れがちにはなったといえ、そうなってほしいものと願う。

しかし、現状で活動休止状態が長引いてきて、復帰するかどうかも今は全く不透明な中で、復帰の形を思い続けることには正直しんどいものを感じるようになった。
彼女の将来について、これまで時折ややきつい内容の書き方をしたこともあったが、それだけの期待が出来る人と思っているからだ。
しかし最近は、少し迷いが生じていたともいえるだろうか。今回の妊娠報道を受けて、わたしもやや「小休止」といったところだろうか。

しばらくは、以前良く聴いていたアーティストさんの曲を聴き返したりして過すことになるだろう。

しかしもちろん、松浦亜弥さん、松浦亜弥さんの歌声が好きなことは今でもこれからも変らない。

このページのトップヘ