孫さんのあれこれ雑記

孫右衛門運営、「郷愁小路」シリーズ 一番アウトサイドに位置するこちらまで ようこそおいでくださいました。 郷愁小路本編で受けるイメージとは 随分違うと思いますが、 むしろこれが私の本来の姿に近いと思います。 こちらでは、古い町並の話は一切なしにします。 私の興味あるさまざまなことを取扱います。

今日は松浦亜弥さんの誕生日だ。

もう32歳になるという。早いものである。
ネット界隈はファンのコメントなどでひとしきり賑わいをみせている。

先日から歌声を見聞きした二人の女性歌手に、思わず彼女の将来の姿を重ねてみていた。
古内東子さんと今井美樹さんだ。
古内さんは今年デビュー25周年。ピアノの弾き語りを中心としたライブで初めて生の歌声を聴いた。
今井さんは、久々に歌番組に登場し変らぬ美声を披露していた。
中堅からベテランに差しかかろうとする古内東子さんと、デビューから32年を数えベテランの領域に入った今井美樹さん。
特に今井さんは彼女が生まれた年から歌い続けているわけだ。
二人とも長期間歌うことを止めたことはない。

人にはそれぞれ選んだ、そして歩むべき道程がある。なので素晴らしい歌声を持っているからといって、歌い続けなくてはいけないという義務はない。
ただ私としては、古内東子さんや今井美樹さんを超えるものを松浦亜弥さんの歌声に感じているわけなので、それが残念で、歯がゆくてならないわけだ。

コメントには、幸せで居てくれればそれでよいといったものや、懐かしいライブを見たい、みたいな意味合いのものも少なくない。
しかし私はそれでは満足できない。
再び姿を見せたといってもそういう姿での「復活」なら、私はもう彼女から徐々に離れていってしまうことだろう。

こういう希望要望を持ち続けることは、無駄なことなのか。
古内東子さんや今井美樹さんに仮託して彼女の将来を夢想するのは、もはや意味のないものなのだろうか。

そうは思いたくない。

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この春からまた何度か旅館に泊る機会があった。多くは温泉旅館で2食付の、主に観光客向けの旅館だ。
共通しているのは高級旅館ではないということくらいで、部屋も温泉も、それから食事も様々だった。
今思い出すと、各旅館での食事の印象は随分異なったものだった。その中で突出して強い印象として残ったのは、下北半島の小さな温泉旅館だ。

旅館での食事。多くでは会席料理風の献立で、前菜、汁物、焼物などと続き、鍋物か陶板焼のようなその場で加熱していただく一品がある。そういった構成がほぼどこも似た形になるのはある意味やむを得ないだろう。
あとはやはり、食材がどうかということになる。
ややもするとそれらは全国で調達し易いものに傾き、美味であり豪華に見えても、結局は町中のその辺の店で少しだけ贅沢をすれば食せるメニューになってしまう。

さてその下北半島の旅館、津軽海峡に注ぐ大間川の渓流沿いにある「薬研温泉」の小さな、そして外見はとても地味な旅館だ。
海岸沿いの町からそれほど距離は無いが、旅館の周囲は既に深山の趣で私が訪ねようとした時もカモシカに遭遇した。女将によると熊、猿も見かけるという。
後で知ったが全国紙も取材に訪ねたことがあるようで、「薬研温泉のカモシカ女将」とも称されている、ちょっとした名物女将なのだそうだ。

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この映像に写っている夕食の品々の中で、山菜やキノコ類は全て女将自らが周囲の山々で採取してきたものだという。
例を挙げるとカタクリと海苔の和え物、山菜・キノコ10品の小鍋。付け加えると刺身もとても新鮮で、マグロなど醤油に浸すと脂が染み出すほど乗っていた。

これを大型旅館でやったらどうか。山菜類の採取には人を雇い相当な人件費を計上し、宿泊費は高騰するだろう。ちなみにこの旅館の宿泊費は1万円未満。

最近はネットの口コミもあって、事前情報を随分詳しく得ることも可能になったが、やはり実際泊ってみないとわからない事も多い。
その辺りが、当たり外れということになるわけだが、この旅館は相当な当たりだった。

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旅館はややもすると宣伝や建物の外観・設備に良い印象を得ようと注力し、実際が伴っていないことが少なくない。しかしこの旅館は、逆に良い方に騙されるわけである。

近くに大型のビル旅館が廃墟をさらしているそばで、私が泊った当日は満室だった。

昨日、桜前線が根室と稚内でゴールを迎えたというニュースがあった。

いかにも地味な話題で、ニュースでも他の記事の後で、ちなみにといった取り扱いにも見え、ネット記事のトピックもすぐに消えた。

桜の話題。
本州以南では何日に桜前線が上陸するか、そして東京ではいつ開花して見頃を迎えるか、それらが春先の一大ニュースとして取扱われ、その時期はメディア全体が浮き立った感じになる。
それに反して、何とも寂しい終わり方ではないか?

競技場に一番に戻ってくるマラソンのトップランナーは確かに華々しい。
メディアの取材もインタビューも受ける。
一方、最後の選手がゴールする頃には、報道陣はおろか場合によっては観衆の多くが帰ってしまっているかもしれない。
そういった違いを、桜の開花報道には感じる。

それは毎年のことだろうし今年に限ったことではないのだが、あえて話題にしたのは、春が来ることに対する感慨・感動というのは北ほど強いものがあるのではという思いを、実際この時期に北日本に足を向けたことで再認識したからだ。桜の開花に対する感慨というのも、また特別なものがあるのではと。

GW連休前半に東北北部を訪ねたところ、下北半島などではまさに桜が見頃を迎えていた。
日本の南部に住んでいては、全く知ることもなくまた関心外にあることだろうが、この桜をはじめとした早春らしい風景は美しかった。山間部では残雪も堆いところもあるのに、その際からはフキノトウが芽吹き、木々は淡い緑を纏いはじめていた。
北日本では氷雪の冬がようやく過ぎ去らんとする間もなく、春が駆け足でやってくる。

日本の南部に住んでいる私自身、春の北日本を訪ねたのは数えるほどだが、その美しさに息をのむことが何度もあった。それは花の風景でもあり、残雪の山を背景とした田園風景でもあった。
それらが実際、毎年当り前の自然風景として展開する。

冬が厳しい分、劇的で美しい春の到来を感じることができる。
わざわざ報道してもらわなくとも、この美しい春を味わえるのは北日本在住者、そして訪ねたものの特権ではないかと。
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連休前半に見頃を迎える下北半島・陸奥湾沿いの桜
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会津盆地の田園風景(5月中旬)

今朝、カープの赤松外野手についての番組があった。

日の出も早くなっているこの時期、休日は1時間ほど早朝ウォーキングを行うことが多いのだが、それを昨夜知り、今朝はこの番組を見た。

赤松選手は阪神から移籍後、打撃面での派手さこそないが、一級品の守備走塁能力で、特に大飛球をフェンスに登って捕ったあのシーンはファンならずとも記憶に残っている人も多いだろう。

2年前の優勝に貢献した直後、胃癌と診断され手術、それに続く治療を経て今期の復帰を目指している。

手術・治療に伴う身体機能の低下、それは第三者には理解しがたい深刻さがあるだろうし、ましてプロスポーツ選手として復帰するのは容易なものではない。実際、今年のキャンプ中も治療の副作用に悩まされた事もあったそうだ。
前例が無いだけに、本人もコーチも手探り状態だったらしい。

悪性腫瘍からの復帰。私が知る限りは、横浜、近鉄でプレーした盛田投手くらいしか知らない。
しかし復帰となると怪我による故障からの復帰などとは比較にならないほど重みのあるもので、影響力も計り知れない。

ぜひとも達成してほしいものと、一応出身校の先輩たる私は静かに熱く祈っている。

番組内の本人の発言の中で、この言葉が印象的だった。
キャンプ入り当初は、とにかくメニューに何とかついていきたい、こなしたいという思いしかなかったが、キャンプが終了する頃には、ヒットを打ちたい、チームに貢献したいという欲が芽生えてきたと。
確実に上のステップに戻れている。

1軍の試合に出場できるようになるにはまだ少し時間が必要かもしれないが、必ずやその機会が訪れるものと信じて待ちたい。

映画など長らく鑑賞したこともない。一時映画館に足を運んでいた時期もあって、今でも観たい気はなくはないのだが、日常の業務趣味些事を差し引くと映画鑑賞などに時間を割く余地などなくDVDなどでの鑑賞も含めてずっと観ていない。

珍しくも先週末、ふとしたきっかけから1本の邦画をネット鑑賞することになった。
昼間、偶然ホームセンターの1コーナーで安売りの映画DVDを手にとったことが、きっかけだった。
映画など本当に永く観てないなと。

「大いなる旅路」という昭和のモノクロ映画。1960年というからもう相当昔の作品である。
蒸気機関車列車を中心とした当時の国鉄の情景の描写があるので観る気になったものだが、いち国鉄マンの若手時代から退職するまでを、家族に焦点を当てて辿った内容だった。
実際心に残ったのは家族そして人間愛の部分ばかりだった。何度か目頭が熱くもなった。

良い映画に出会うと、人間らしい感性を取り戻したり、ふと我を振り返るきっかけにもなる。

このネット鑑賞、さいわいネットの特典で沢山無料で見られるので、また少し時間を作って何本か見てみようか。

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