2017年08月01日

知らない世界


皆さんこんにちは。
カウンセラー主任の池亀です。

夏も真っ盛り、毎日暑い日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか?

先日、新江ノ島水族館に行ってきました。
水族館に行くのは久しぶりでした。

いつも水族館にいくと、お魚さんたちは何て優雅に、なんて気持ち良さそうに泳いでいるんだろう?と観ている私たちまで、癒され感動してます。

ある方から、こんな話を聞きました。
水族館で働いている飼育員さんたちは、
毎日、魚の世話で大変ですが、来場者の皆さんに、「もっと魚をゆっくり観て欲しい」と思っているそうです。

私たち来場者は、水族館にいくと、大きな水槽の中で泳いでいる魚たちに、感動しその水槽ごと全体を観ていることが多く、それは、ある意味水の中に意識が向いてしまっているそうなのです。

魚のことをたくさん知っている、飼育員さんたちは、もっと魚の神秘的な生体や、魚たちの生活を、来場者にみてもらいたい。
そんな思いをもっているそうです。

魚や動物って、過去も未来もなく、今現在を、生きている。ということを、聞いたことありますか?

魚には、過去を振り返ったり、後悔することもなく、また未来を想像したり、未来に不安を抱くことはなく、今、目の前のことを、ひたすら一生懸命に頑張って生きているんですね。

私は今回、そんなことを考えながら魚を観てみました。

「綺麗な魚には毒がある」
水族館の中には、綺麗な魚がたくさんいます。しかしその魚たちは、決してお洒落をしたくて綺麗な容姿をしているわけでもなく、その姿を自慢しているわけでもないんですね。

そんな姿をしていることで、敵に油断させて近づいたり、敵を追い払ったり、メスやオスの気を引くため(子孫を残す)にと様々な形で、自分を自分達の命を守るための手段だそうです。

「カメは、砂のなかに産み落とされた時点では、性別がきまってない」
カメは、産み落とされた砂の温度によって性別が違うそうです。これも、種族を残すために、必要なことなんでしょうね。

まだまだ、他にもいろいろと新しい発見や、あらたな気付きがありました。

知らなかった世界、気づかなかった世界、
そこに、一歩入るには、視点を変えてみることは、つくづく大事だなぁ~と、思いました。これは、人間だからこそ、できる技ですかね?

皆さんも、もし水族館に行かれるときは、ほんの少し、魚の気持ちになってみると、世界が変わるかもしれません。

今を、生きる魚たちから、生きることについて、なにかいいヒントがもらえるといいですね。
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magokoroclinic at 22:43|PermalinkComments(0)

2017年07月09日

映画 この世界の片隅に

4月から勤務しています、臨床心理士の畑(はた)といいます。
月曜は外来、火曜はデイケアを担当しています。
まだまだ、まごころクリニック一年生でわからないことが多いですが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、私ごとですが、最近
「この世界の片隅に」という映画を観ました。

太平洋戦争のまっただ中、広島県呉市が舞台で、主人公は、絵が得意でおっとりとした少女、浦野すず(声は「のん」こと、能年玲奈さん)です。

のんさんの声から描かれるすずちゃんが、ぴったりで最後まで引き込まれました。

日常をていねいに、繊細に描いており、アニメの描く景色の美しさに、はっとさせられる瞬間がいくつもあります。

心理学的には、大事な存在を失う「喪失体験」が何度もあり、現実と非現実(イメージ)を行ったり来たりする描き方がされています。

過酷な状況にあっても、心の中に、自分の描く存在や世界が「ある」こと(イメージを持つこと、思い出の記憶を持つこと)で、人は、一歩進めるということを教えてくれている気もします。

主題歌は、切なさとさわやかさがあり、これまた絶妙な余韻が残りました。

原作も映画も、どちらもお勧めです。
戦争が主題ではあり、悲しい場面ももちろんありますが、日常の中にほっこりしたり、キュンとなるシーンがあり、繰り返し見ても味わい深いものがあります。

暑い夏がやって来ますが、みなさんも映画や作品を通じて、素敵な出会いがありますように





magokoroclinic at 11:19|PermalinkComments(0)

2017年06月14日

楽観主義

臨床心理士 宮野です


たま~にEテレを見ます。
だいぶ前ですが、オックスフォード大の心理学者の講義を放送していました。
「楽観主義」についての講義でした。
その先生は
「楽観主義には4つのポイントがある。
1.ポジティブ思考
2.ポジティブな行動
3.根気と粘り強さ(再び立ち上がる)
4.自分の人生をコントロールしている感覚」と話していました。
なるほどな・・・と思い、すぐメモし、しばらくカウンセリングで患者さんや学生にもお伝えしました。

偉大な発明家エジソンは楽観主義だったようです。
偉大な発明をするまで数えきれないほどの失敗をしていると想像できます。
しかし当のエジソンは次のような言葉を残しています。
「失敗ではない。
ただうまくいかない1万通りの方法を見つけただけだ。」

すごいです


magokoroclinic at 20:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)