2018年10月17日

イライラのメカニズムと解消法

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こんにちは。カウンセラーの池亀です。
10月も半ばになりようやく秋らしくなってきましたね。

さて、今日は「イライラ」についてお話しさせていただきます。

皆さんは「イライラ」している時、どのようにそのイライラの感情を解消してますか?

誰かに聞いてもらって吐き出す
誰かにその感情をぶつける
物に当たって解消する
運動してその感情を発散する
ひたすら我慢する

等々と、いろいろなやり方でイライラの感情を、解消しているのではないでしょうか?

確かにこのように「吐き出す」「我慢」の方法で、一旦イライラの感情は和らぎますが、またその感情が沸き上がりそのうち解消しきれずに爆発してしまうくらいに溜まってしまうこともあるかもしれません。

■イライラのメカニズム

では、「イライラ」の感情はどのような時に沸き上がってくるのでしょうか?
実は、この感情の発生元には、二つのパターンがあります。

1、「~のに」のパターン

・私はこんなに頑張っているのに
・私は文句も言わずにやっているのに
・私はこんなに、我慢しているのに
・私は貴方の為を思ってやっているのに
                等々

このように「のに」がつく言葉の先には、反対の思いが受け取れます。

これは、人間が人との関わりの中で必要とされる4つの第一次欲求
・わかってほしい
・理解してほしい
・思いやってほしい
・優しくしてほしい
が満たされない状態となり「イライラ」が発生してしまうのです。

2、「~べき」「~しなければいけない」のパターン

これは、人が生まれてから育っていく環境によって、教えられ身に付けてきた、自分にとっては当たり前と思っている規則(ルール)です。

人によって生まれも育ちも違うことから、それぞれ異なる規則(ルール)を持っていて当然なのですが、このルールの違いが生じたときに、イライラが発生してしまうのです。

・物を使ったらきちんと片付けるべき
・挨拶はちゃんとするべき
・ミスをしたら反省するべき
・交通ルールは必ず守るべき
・宿題はちゃんとするべき
・授業中、仕事中は私語はつつしむべき
・人の話はちゃんと聞くべき  
               
等々と、たくさんの自分なりの規則(ルール)がありますね。

しかし、この自分にとっては、当たり前のルールを相手の人が、簡単に無視して平気でやっているときに「イライラ」が発生するのです。

■イライラの解消法

このようなメカニズムで起こった「イライラ」を、最初に書いた方法「吐き出す」「我慢」だけで消化するのは、なかなか難しいですね。

そこで、もうひとつ、この「イライラ」を解消する方法として「受け止める」という方法を、取り入れてみてください。

とても簡単です。

まずイライラの感情を感じたときに、
「あ、私はいまイライラしているぞ!」
このイライラは、「のに」から発生しているのか?「べき」から発生しているのか?と考えてみてください。

そして、その答えが「のに」の場合は、
「そっか、私は頑張っていることをわかってもらいたいから、イライラしているんだ
」とその感情を受け止めてください。

また、その答えが「べき」の場合は、
「そっか、私だったら当たり前にやらないことなのに、相手が平気でやっているからイライラしてるんだ」と、そのイライラの感情を受け止めてください。

すると、私と相手が分離されます。
私と相手とは考えもルールも違うんだ。
そして、相手が悪いのではなく、私は相手の行動が、許せないと思っているのだと認識できるのです。

実は、これ、私もやっています。
かなり、スッキリしますよ。

このストレス社会では、誰でもイライラすることはたくさんあります。
でも、自分ではない他人の行動ややり方まで責任持てませんね。イライラして自分が犠牲になるのは、おかしいですね。

自分を大切にするためにも、少しでもイライラが軽減して、皆さんの心が元気になれたらいいな?と思ってお話しさせていただきました。

長くなりましたが、ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

カウンセラー 池亀


magokoroclinic at 02:40|PermalinkComments(0)

2018年09月30日

映画「若おかみは小学生!」

秋も近し、ですね。

臨床心理士、畑(はた)です。

芸術の秋、ということで、
最近公開になった映画
「若おかみは小学生!」を紹介します。

両親の喪失というテーマを抱えた6年生の織子(おりこ)ちゃん(通称「おっこ」)が、
新しい環境で適応、新しい役割を模索・再構築していく成長の物語。

子どもしか見えない姿がある。
それが時に心の支えにもなり、時に勇気ももらいつつ、一歩ずつ進める。
心理学的には、補助自我とも言える存在に近いでしょうか。
(のび太くんにとっての「ドラえもん」や、自転車で言えば、補助輪の役割など)。

それも、永遠ではなく、あるときに卒業を迎えるという、切なく寂しくも、晴れやかさもある瞬間が・・・
(続きは作品で)。

ヒロインと対照的な「ピンフリ」(ピンク色のフリフリ)のキャラも濃く、その濃さがまた、劇中では絶妙な引き立つ内容です。

日本の四季の美しさ、
日本の食の美しさ、
親世代祖父母世代から受け継いだものを、
どんな形でつなげていくか、主人公の試行錯誤も写し出されます。
小学生ならでは「あるある!」も、いくつも描かれており、くすっと笑える部分もあります。

喪失を体験した時、人はどんなプロセスをたどるのか。
「実感がわかない」(否認ともいえる)時期、
過剰適応気味に新しい環境に前を見て進む時期、
あるとき、フラッシュバックするシーンには普段意識しにくい形で悲しみが存在していることがわかる時期、
直面せざるをえない現実がやってきた時期の動揺など、
心の機微が、ほっこりするDSC_2560かわいいアニメーションの中に鮮やかに、丁寧に描かれています。
ゆえに、いろいろ考えさせられます。

かつて小学生だった方も、今小学生も、それぞれ味わえる作品ではないかと思います。

どうぞ、今年の秋も、みなさんの日常に、ほっこりする出会いがありますように。








magokoroclinic at 14:27|PermalinkComments(0)

2018年09月15日

筆記表現法

臨床心理士 宮野です


テレビを見ていたら不眠の解消法を紹介していました。

大学でも検証済みだそうです。


それは「筆記表現法」といいます。

寝る前に15分間ストレスを感じた出来事や感情について紙に書き出すだけでいいんです。

その後その紙を破ったり丸めて捨ててもO.K

ストレスを客観的に見つめることで、ストレスを軽減し、自律神経を整え質のよい睡眠になるそうです。


ぜひ試してみてください

magokoroclinic at 23:31|PermalinkComments(0)