2022年07月21日

「加点」してる?「減点」 してる?

みなさん、こんにちは^^
木曜日担当のカウンセラーの矢野です。





いきなりですが、

普段あなたは自分に
「加点」or「減点」
どっちをしてますか?





どういうことかと言うと、
普段、あなたは、
どっちの思考をしているかな?

という事です。





『加点』とは
自分に足していく思考です。





『減点』とは
自分から引いていく思考です。





加点は、自分に足していくので、
どんどん積み重なっていきます。
 




逆に、





減点は、自分から引いていくので、
どんどん減っていき積み重なりません。





どっちの思考のほうが
不安になったり、辛くなったりするかは、
もうお分かりですよね。





普段から、自分につけ足していく思考をすることで、
心が軽くなりすごく楽になっていきます^^





そして、これは、
本当に何でもいいんです。





「○○をやってみた」

「○○を頑張った」

「○○ができた」

などなど、





こんな感じで、
日常の中にある【足せるもの】をたくさん見つけてください。





ちなみに、最初は、
「えっ、そんなの見つけられないよ~」という方が
ほとんどかもしれませんが安心してください。





そういう方には、
良い方法があります。





それは、





・・・





・・・





・・・





人から足してもらうということです。
これはすごく効果があります。





人にほめてもらう、認めてもらうなどの、
肯定的なのフィードバックを受けることで、

「自分につけ足していくことができます」





そして、





それをしているのが
僕のカウンセリングです。




 
ぜひ、
みなさんとお会い出来ますことを楽しみにしております
^^

最後までお読みいただきありがとうございました。
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magokoroclinic at 01:28|PermalinkComments(0)

2022年06月20日

アートセラピー

こんにちは。金曜・日曜日担当カウンセラーの寺上です。
今日はアートセラピーについてお話しさせていただきたく思います。

私はデイケアでもアートセラピーのプログラムを行っているのですがいつもメンバーさんの作品にはその世界観に驚かされています。

みなさんの中にも
「いやぁ、私は絵が下手なので。。。」と
絵を描くことに苦手意識を持っている方も少なくなくありませんがアートセラピーでは上手い下手は関係ありません。

絵を描きなれている、描きなれていないももちろん関係なく、
100円ショップにある画材でただ思いのまま描いてもらうことで自分の気づかなかった自分の気持ちに気づいたり、もやもやした心が晴れたり、楽しかったりするものです。

今回ご紹介するのは
「言葉のイメージを絵にしてみる」というもの。
言葉にはみなさんそれぞれなんらかのイメージを持っているものです。

例えば「あつい」という言葉には赤っぽい「色」
のイメージがあって
「優しい」という言葉には曲線などの
「形」のイメージを持つ方も多いと思います。


アートセラピー109

さてこちらにあげた6名の方の作品。
上に3列、下に3列、合計6枚の絵があり、各々画面を四等分にして「ある言葉のイメージ」をクレヨンで表現したものが描かれています。

6人の方すべて同じ言葉(お題)からイメージを膨らませ描いているのですが
左上、右上、左下、右下それぞれどんな言葉からイメージされた絵なのだかわかりますか?



答えは
左上:リラックス    右上:怒り
左下:ありがとう    右上:不安・絶望

の言葉のイメージから描かれています。
これらの言葉から連想される色は何色だろう?形はギザギザしている?ふわふわしている?などイメージを膨らませてからクレヨンで表現する。

みなさんそれぞれの表現をされていて面白いですよね。
そして興味深いのは共通のイメージが浮かび上がるということ。

もちろん描かれた絵に正解や間違いなどないし、みんなが違うイメージを持ちそれが表されることが面白いのですが、不思議なもので怒りには赤や黒が使われ力強く鋭角的な線が用いられたり、不安や絶望には黒や暗い色でぐちゃぐちゃ、もやもやと重いイメージが表されることが多いのです。

そして今回、不安・絶望にマスクとコロナウィルスの形を描かれた人がいますが、これもまた時代や世相が表れるものですね。


アートセラピーで描かれた作品には必ず自分の中にあるものが出てきます。
当たり前ですが自分の中にないものは出てこないし、自分の中にある感情や考え方、興味など見えないものが可視化されることで改めて自覚したり整理されたりします。


私は個人のカウンセリングの中でもクライアントさんが興味を持ちやってみたいと思われた方には提案することもあります。
デジタル社会の現代、色鉛筆やクレヨンで絵を描くことに新鮮さを覚えたり、幼少期を思い出したりする方もいます。

上手い絵を描く必要も目的もなく、感じたこと、思ったことを絵にしてみる。
ぐちゃぐちゃに無造作に殴り描いたものにも色や筆圧、線のカタチ、大きさ、などたくさんの情報が乗っています。

それについて一緒に対話することで深まったり、ただ手を動かしているだけでエネルギーが発散されすっきりすることもあります。

カウンセリングのシーンでもアートセラピーが活躍する場面も少なくありません。
興味ある方はお声がけくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました

(寺上)




magokoroclinic at 15:02|PermalinkComments(1)

2022年05月19日

相手に合わせすぎてしまうこと

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こんにちは。

新緑ですっきりの青空と雨降りがいったりきたりのこの頃ですね。

季節の変わり目で温度差も大きいですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、前回の続き(大分前ですが)、相手に従ってしまう、合わせすぎてしまうという反応について、書いて見ようと思いました。

前回の重複となりますが、怖いと感じたり、びっくりするようなストレスに対しての身体的な防御反応として、闘う・逃げる反応がよく知られています。

闘うは相手に言い返すこと、怒ることなど、逃げる反応はストレスから遠ざかる、つまり相手を避ける、話をそらすなども。

もう一つあまり知られていないのが、フリーズ(固まる)反応は、何も言えないでぼーっとしちゃうなど。

困った人間関係では、多かれ少なかれ、上記のことは皆さん経験があるのかと思います。

もう一つが従う反応、相手のいいなりになる、合わせすぎてしまう、相手に言い顔をするなど。

自分よりパワー、権力がある方々の中で辛い思いをされたときは、フリーズ反応や従う反応で身を守る事がよくあります。

後で考えたら何で言うことを聞いてしまったっだろう、自分が弱いからだと自分を責めたり、周りからは言い返せばいいのにと、誰にも言えなくなってしまうこともあるかと思います。

 

本当は嫌なのに相手によい顔をして、機嫌を取るのが上手になること、相手をなだめることで、相手が怒らないようにすることは、どれも助けてくれる人がいなかったような環境で生きのびるための大切な身体の智慧だそうです。本当は怒りたかった、逃げたかったももちろんあり、大きな葛藤となるかもしれません。だけど、その時はそれがベスト、一番被害が少なくなる方法だったはずです。

 

その反応が日常的になると無意識に、いろんな人に対して従う反応が出て、気を使い過ぎて疲れてしまうかもしれません。私もその反応がでる一人かなと思います(笑)

性格は適応戦略とも言われています。

間違っていたと思うかもしれませんが、生き延びるためにあなたをここまで連れてきてくれました。

 

頭では相手に合わせなくてもいいとわかっていても、人の顔色をうかがって疲れてしまう方、自分より相手を大切にするのが当たり前になってしまった方、今までとてもがんばってきたことをどうか労ってあげてください。

 

皆様が今は大丈夫だと、安心、自由だと思えることが見つけれて(1%でも)、その瞬間を味わえますように☆

 

カウンセリング、デイケアなど当院の場もよろしければ思い出してください。

 

それでは最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

窪田



magokoroclinic at 19:27|Permalink