八卦掌で用いられる基本技法を紹介する。

1.穿掌

穿掌
馬貴派八卦掌 李老師の穿掌
穿掌2

八卦掌全般における最も代表的な技法である。
英名 spear palm の名の通り、槍の意を用い、全身を一本にまとめる。歩法により変化は無限に広がる。

2.探掌

探掌
李老師の探掌
探掌

技法としては穿掌の応用となるが、こちらは、弓を引き矢を放つ意を用いる。また手を引き寄せる際は、袋の中から物を取り出す意も用いる。応用は無限であるが、その代表的なものとして探掌八変がある。

3.蓋掌 

蓋掌4 
大地を蓋い尽くすような気概で
蓋掌2-2

穿掌や探掌が直球のストレートなら、蓋掌の軌道は落ちるカーブ、ドロップといったところだろうか。非常によけにくい軌道を通って襲ってくる。大地を覆い潰すような気魄を用いる。また進歩、斜行、三角歩と歩法の変化も多彩である。

私は以前、老師に肩の側面に打ち込まれたことがあるが、その威力は尋常なものではなかった。

4.反背捶


CIMG0056-2
外見はキックボクシングのバックブローのように反転して振り向きざまに相手を打つ技だが、真の威力を身につけるには、やはり姿勢の安定と扣擺歩の熟練が必要不可欠だろう。

岡山の講習会で初めて見た李老師の反背捶の威力は、今も目に焼きついている。


反背捶

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