2014年度は、6月、7月、8月、9月と4ヶ月連続して東京へ行ってきた。理由は、タイトル通り「八卦64大刀」を学ぶためである。

八卦大刀と言えば、まさに八卦掌を代表する兵器であり、巨大な大刀を自由に扱う様は、八卦掌の醍醐味とも言える。

大刀1
八卦64大刀

私自身、昔から学んでみたいと思いながら、これまで学ぶ機会が無かった。またこれまで八卦大刀を学びたいと思える老師との出会いもなかった。それが今回、李老師から馬貴派の八卦大刀を学べるチャンスがきた! これは学ばないわけにはいかない。大いなる期待を抱いて東京へ。

李老師にお会いするのは、昨年の11月以来なので、約半年ぶりとなる。現在は、オーストラリア、USA、ヨーロッパと八卦掌の指導に赴き、まさに世界中で活躍されている。ご自身の夢や希望を、ご自身の身一つで実現してしまった。やはり大した方だなと思う。

初めて見た馬貴派の大刀の印象は、「やはり馬貴派だな」の一言。 いわゆる魅せる要素は全く無い。馬貴派の姿勢と身法で大刀を振り抜き、突き刺す。だからこそ難しい。

64大刀は、パ-トにより、いくつかのテーマに分かれるようだ。私個人の感想を少し書いてみよう。

【6月の練習記】
1)前半部分は、横一文字の演武線上に沿いながら大刀を扱う。よって大刀の軌道は、垂直及び直線となる。いわゆる刀法の基本的な動作である 扎、劈、撩、反撩、掛、推などの技法を学ぶ。当然、身法は劈刀であれば素手の劈掌(圧掌)と同様であり、撩刀であれば撩掌や撩陰掌、扎刀であれば穿掌や撞掌、そして推刀であれば双撞掌と同じである。ただし、そこはやはり大刀である。詳細は省くが、大きな刀を操作するための特別なコツが随所に見られる。(6月はここまで)

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素手も刀法も身法は同じ。

【7月の練習記】
2)中盤の前半部分は、今度は演武線を踏まずに斜行(蛇行)もしくは走圏を用いる。歩法が斜行となれば、刀法の軌道も弧を描きながらの斜めとなり、歩法が走圏となれば、当然、刀の軌道もそれに随う。また独立しての反刺もやや斜め下へとなるようだ。(7月はここまで)

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刀は歩法に随う。

1~2の期間の写真は、こちら のページにて公開されているようです。写真はクリックすると拡大されるようです。ご参照下さい。私も少しだけ写っています。

【8月の練習記】
3)中盤の後半部分は、これまた八卦掌の特徴である扣歩を用いた転身で刀を扱う。当然転身に刀は随い、刀の角度を変えての扎刀の三連打。剣や刀でよく用いられる掛の動作で後方を刺すのも馬貴派の大刀の特徴のようだ。

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掛刀で後方を刺す動作。

4)後半の前半部分は、金鶏独立からの刀の持ち替え。

5)後半の後半部分は、直扎から崩刀、扣歩を用いての転身掛による反扎、蹴りの横払い(8月はここまで)から風掃残雪。そして収式。

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蹴りの横払い(分脚掃刀)

3~5の横払いまでの写真は、こちら のページにて公開されているようです。一番下手なのが私です(^_^;)

9月4日の最終日は、果たして今日で本当に最後までやってくれるのかとドキドキしましたが、最後の一手 風掃残雲までやってくれましたね♪

個人的には、大刀がとても気に入ったので、生涯の友となるよう、これから練り込んでいきたいと思っています。

李老師、今回もありがとうございました。また東京の会員の皆様、今回もお世話になりました。

大刀13
最後の一手、風掃残雲

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