今週の水曜クラスは、本店を見習って獅形掌の1、2と下勢を中心に練習。

後半は88式の復習をしました。

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   獅形掌

88式の復習の際に、偶然挑打を抜粋して練習し、生徒さん各々の欠点を指摘して指導していたのですが、この日の練習後、挑打に関して重大や要訣に気付きました!

武術を学んでいて良かったなぁと思うのは、「過去の無知な自分」に気付ける事。

気付けるという事は、自分自身のステージが一段階上がったという事です。

普通に生きているだけでは、なかなかこういう経験はできないと思います。

老師というのも、すべてを教えている訳ではないし、すべてを伝える事はできないのですよね。

一番重要な部分は、自分自身で会得していかなければならない。

伝統武術を学んで、套路(型)を100個覚えても、どんなに老師の動作をそっくりに真似ても、実は何にもならないのですよね。

結果として老師と同じ動作になっている事が大事。

そんな事に改めて気付かせて頂いた夜でした。

この日、獅形掌や88式を練習したのも、不思議な縁ですね。偶然であり、必然かな(^-^;