福岡八卦掌研究会

福岡県福岡市と筑紫野市で活動する福岡八卦掌研究会の紹介と練功日程。福岡八卦掌研究会は、宋長栄派八卦掌、程廷華派八卦掌、馬貴派八卦掌を基盤に八卦掌を体系的、統合的に研究する会です。八卦掌の技法、套路の紹介。講習会ドキュメント!

講習会ドキュメント

続・縁のある掌法 馬貴派八卦掌

1月8日

この日の講習で今回の私自身の研修は最後になります。

この日の練習場所は、初めてだったので少し早めに出発 。と思ったら李老師は少々遅刻。何でも会場を間違えていたとの事。まぁ日にちを間違わなかっただけ良かったという事で(^_^;)

練習前には5日の講習と同様に劉先師の言葉の説明がありました。

そして、いつものように走圏と単換掌。 

単換掌については、皆のレベルが上がって来ているので、今年は実技の説明もしていくとの事。実際に馬貴派の特徴を表現した用法例を紹介されていました。

走圏については、除病、健身、強身ときて、体を強くしていく為には、やはりきつい練習もしていかなければならない。

という訳で、この日は昨日の講習で良い感覚を得ていたので、気持ち良く走圏を行っていたのですが、早速腰を押さえられて、いつものよりかなり低い姿勢で走圏をさせられました(^_^;)

これが馬貴派なんですよねぇ…少しでも慢心すると、必ず次の要求がある。

その要求を満たそうとすると、築いたものが一旦壊され、また再構築していかなければならない。その繰り返し…。

休憩後は、熊形の翻身掌と背身掌。

この背身掌という掌法は、以前「縁のある掌法」でも書きましたが、初めは東京で老師から個人指導で学び、次に福岡でも学び、その後も東京で2~3回学んでいて、不思議と縁があります。

直接は学んでいない熊形の掌法もあるのに、何ででしょうね。

CIMG0585-2
李老師の撩陰掌
CIMG0604-2
李老師の挑打!

この日の講習では、この掌法は連絡技(コンビネーション)ではないという事を強調されてました。全て一打必倒のつもりで打つと。

講習後は、新年会にも参加。喫煙者は私一人なので隅のほうで参加。李老師のお話はあまり聞けませんでしたが、これまであまり話したことのない方達と楽しく武術談義が出来ました(^-^)ありがとうございました!

今回の研修では、新しい掌法の習得はありませんでしたが、私自身の中ではやはり走圏と単換掌を学び直せた事が大きかったです。

色々と課題を得る事になりましたし、これを福岡に持ち帰って、どう取り組むかですね。

ここだけの話しですが、手が長くなると、寿命も延びるそうですよ。

2017年1月11日記す


 この記事が参考になった方は、ブログランキングに投票していただけると感激です(⌒-⌒)
  
にほんブログ村 格闘技ブログ 中国武術へ
 人気ブログランキングへ 


  福岡伝統太極拳 湧泉会 公式ホームページ。
  中国武術の時間 湧泉会 公式ブログ
  福岡八卦掌研究会 八卦掌専修教室
  福岡伝統中国武術協会 協会の各教室の紹介
  twitter@yusenkai 当会の練習記。
  湧泉会@facebook 湧泉会公式facebook

1月7日は初心者講習 馬貴派八卦掌

1月7日は、馬貴派八卦掌の初心者講習に参加してきました。

実は私自身の今回の研修のメインは、この初心者講習でした。

というのも、一人で練習を継続していても、さまざまな要訣を高度に要求される馬貴派八卦掌では、どうしても姿勢が崩れてしまったり、甘くなってしまうため、定期的に老師に修正してもらう必要があるからです。

現在、李老師の直接の初心者講習は年に4回程度。そう考えると、非常に貴重な機会です。

初心者講習は、馬貴派八卦掌の根幹である龍形走圏と単換掌に絞った講習が行われるため、初心者に限らず自分を見つめ直す良い機会だと思います。

言い換えれば、走圏と単換掌を修正する事で、必然的に他の掌法も修正されていきます。

この日の講習には、実際に初めての方も参加されていたので、本当に初歩中の初歩から学び直す事が出来ました! 

○筋を伸ばす。
○中正を意識する。
○背骨から動く。
○足に力を入れる。
○首筋を伸ばす。

など、どれも私自身が学び始めた頃に繰り返し説明を受けていたものばかりですが、年数が重なっていくと、ついつい分かった(出来ている)つもりになってしまうんだよなぁf(^_^;

そして、この日の私自身のハイライトは、休憩中にYさんと談笑している時に李老師から「あなたは肩が開いていない」と直接注意されました。またその為には何が必要か体のある部分を触らせて説明して頂きました。

感想は、「そうだよなぁ」の一言。

季節的にも冬は、ついつい肩が上がりがち、また重い荷物を背負って上京して5日の講習に参加した後は首や肩がガチガチでした。

休憩後の講習でも同様の説明が全体にありましたが、この注意を受けた事で、ようやく余分な力みが抜けて練習する事が出来ました(^-^)

講習終了後は、Yさんと熊形の掌法を確認する事もできて、良い一日となりました。

2017年1月7日記す

1月8日の練習記へ≫

 この記事が参考になった方は、ブログランキングに投票していただけると感激です(⌒-⌒)
  
にほんブログ村 格闘技ブログ 中国武術へ
 人気ブログランキングへ 


  福岡伝統太極拳 湧泉会 公式ホームページ。
  中国武術の時間 湧泉会 公式ブログ
  福岡八卦掌研究会 八卦掌専修教室
  福岡伝統中国武術協会 協会の各教室の紹介
  twitter@yusenkai 当会の練習記。
  湧泉会@facebook 湧泉会公式facebook

今年の初稽古は東京で 馬貴派八卦掌

今年の初稽古は、東京で馬貴派八卦掌の講習を受けてきました♪

1月5日

この日の講習は、東京でも初稽古という事で、初めに李老師から劉万川先師の言葉の紹介がありました。

要約すると、
八卦掌を好きな者は、八卦掌を練習している者には敵わない。 
練習している者は、楽しんでいる者には敵わない。
楽しんでいる者は、迷っている者には敵わない。
最後は、痴(迷) 之者!
という事でした。最後は、どういう意味でしょうね。

そして、龍形走圏から練習が始まりました。

前回参加した時は、目線よりかなり高い位置に手を置いていましたが、今回は目線の位置に戻っていましたね。

個人的には、顎の位置を修正されて、もっと空間を大きく取るように注意されました。今回は反背捶八法以来、半年ぶりの参加ですが、あれは何か意味があってやっていたんだろうなぁ。

単換掌2
続いて単換掌の練習。

いやはや、やはり李老師の単換掌は凄いですね(^_^;)
武術用語に綿中蔵針という言葉がありますが、まさに綿の中に針が秘している感じ、というより針がありますね。

具体的には、李老師の単換掌には○掌が内包されているのだと思いますが、それを知っている者と得ている者とでは、やはり天と地ほど差がありますね。

今年は順勢というものを身に付けていきましょう。また水のように(水は下に落ちていく)などの言葉がありました。

休憩を挟んで、後半は熊形掌の講習。

まずはペンギンの熊形走圏。そして熊形の転換から換掌。

CIMG1097-2
ここから通常の熊形走圏、そして熊形翻身掌。

熊形系の掌法は、外見はシンプルなものが多いのですが、シンプルだからこそ難しい。

上から大きく振り落とす力よりも○○な力のほうが武術的には危険であるとの事。そのためには、やはり全身が落ちていないといけない。

掖掌や下方への帯手も、これらの要求が満たされてこそだそうです。

この日は大きく筋を伸ばしての練習もありました。熊形も走圏からまた練習していかないといけませんねf(^^;) 

この日の講習は全体を通じて「道」についての説明もありました。 

2017年1月5日記す


1月7日の練習記へ≫

 この記事が参考になった方は、ブログランキングに投票していただけると感激です(⌒-⌒)
  
にほんブログ村 格闘技ブログ 中国武術へ
 人気ブログランキングへ 


  福岡伝統太極拳 湧泉会 公式ホームページ。
  中国武術の時間 湧泉会 公式ブログ
  福岡八卦掌研究会 八卦掌専修教室
  福岡伝統中国武術協会 協会の各教室の紹介
  twitter@yusenkai 当会の練習記。
  湧泉会@facebook 湧泉会公式facebook

李保華老師 福岡講習会ドキュメント まとめ

李保華老師の福岡講習会のドキュメントや
東京で開催された講習会の記事を
分かりやすく、年度別にまとめてみました。

講習会ドキュメントは、写真を多く用い
李老師の講習会の雰囲気が伝わると思います。

〔2010年 夏〕
2010年8月21日 双換掌
2010年8月22日 順勢掌
2010年8月23日 三穿掌

2010年8月 馬貴派講習会 総括

2010年度 成果レポート


〔2011年 冬〕
2011年2月25日 初心者講習会
2011年2月26日 揺身掌
2011年2月27日 穿掌

2011年 8月 東京の講習会に参加してきました!

〔2011年 秋〕
2011年11月19日 磨身掌
2011年11月20日 挑打
2011年11月21日 個人指導編

〔2013年〕
馬貴派八卦掌 128式に挑戦!
老師のご自宅へ 久々の個人指導
動画デビュー!熊が8匹揃った日。
再び、128式に挑戦!
三度(みたび)…東京へ。

〔2014年〕
八卦64大刀に挑戦!

〔2015年〕
燕か、蛇か、鷹か、熊か…。
縁のある掌法、縁のない掌法。
進化するライオン〔前編〕
進化するライオン〔後編〕
挑打八法!

〔2016年〕
磨身八法との邂逅 「揺・磨・回・転」の意味

〔2017年〕
今年の初稽古は東京で。
1月7日は、初心者講習。
続・縁のある掌法。


当会の練習記へ 》

福岡八卦掌研究会 トップページへ 》


Copyright(C)2010 福岡八卦掌研究会
All rights reserved. 当会の許可無く転載を禁じます。

磨身八法との邂逅 「揺・磨・廻・転」の意味

2016年3月3日のひな祭りの日に東京の馬貴派八卦掌の練習会に参加してきました。

本当は、2月の李老師の学んでいる老師の講習会に参加したかったのですが、旧暦の春節と重なり、爆買いツアーで旅費がはね上がり、あえなく断念(=_=)

予定を変更してこの日の講習会に参加。そして磨身八法との邂逅となりました。

いつものように講習の30分前に会場に到着。以前はよく忍者軍団と顔を合わせていましたが、最近は見かけないなぁ。 と思っていたら大御所のNさんが来られたので、さっそく大先生の講習会の模様を聞かせて頂きました。見た目は普通の小柄なおじいさん、でも八卦掌をやると雰囲気が変わる。また単換掌も、これまで我々が学んだものとは、ずいぶん雰囲気が違っていたとの事。う~ん、やはり見てみたかったですね。特に走圏が見てみたかった。

と談笑していると李老師がご到着。今回も連絡なしで参加したのでびっくりしたご様子。

時間通りに講習がスタート!

まずはウォームアップを兼ねて龍形走圏。そして、単換掌。

前半の講義で覚えているのは、忙しくて疲れていたとしても、ダラダラと練習するのは良くなく、たとえ5分間でも真剣に練習するようにとの事。

もう一つは、八卦掌全体のムーブで一番難しいのは、やはり単換掌。そしてその次は○○との事。

その後、久しぶりに双換掌を学びました(といっても私だけが久しぶりというだけで、他の会員さんは、磨身八法の講習でほぼ毎回練習していたそうですが…)

何か違うなぁと思っていたら、走馬活携が抜けている。理由は、以前教えていたやり方は、腰の動きを身に付けるためのもので、最終的には走馬活携なしでも、腰の動きを使えるようにしなさいとの事。

個人的には指天挿地からの転身の際の手の位置を修正されました。これも前回の講習で練習していたそうです。(帰ってから中正をちゃんと意識してやってみよう)

もう一つは、蓋掌。最後までしっかり伸ばして、動きを止めずに撞掌へと繋ぐ。

CIMG1431-2
双換掌


休憩を挟んで、いよいよ磨身八法の講習。今日は6を行うとの事。

以下、備忘録。

順勢掌の歩法から低ーく劈掌(この動作は太極拳の海底針と同様の意があるそうです)、そして転身して変形の撩掌(この動作が、私だけ反対側に転身してしまい、感覚的には一番難しかった)、低ーく翻身して圧掌、そこから閉門して、もう一度海底針。下勢から磨身肘(穿掌を隠すバージョン)、腎臓に手を付けての斜身勢→蓋掌、ここから下勢からの撞掌。そして走馬活携から龍形転身。

基本的に私の場合は、講習会参加の第一の目的は覚えて帰る事で、練習は帰ってから自分自身で行うと考えているのですが、これはきついわ('A`|||)

李老師が講習前に「これを練習したら数日間はまともに歩けないよ」と脅し文句で言っていたが、現実に

何とか覚えてほっと一安心と思っていたら、休憩を挟んで更に発展形へ(((( ;゚д゚)))

上記の磨身肘のところを指天挿地して斜身勢の連続でくるくるくる~、後半の構成は同じだが、終了点がほぼ真逆になるので、頭も回る。(そういえば、揺身掌でも葵花宝典とかあったよなぁ)

そして、講習の最後は熊形での走圏。

この時、李老師が近くに来て、やたらと熊の姿勢を見せるので、久しぶりに老師の体に触らせてもらった。外見だけ見ると少し痩せたのかなと思っていたが、実際に触れてみると、以前に増して肩から肩甲骨、背中が逞しくなっており、打とうが掴もうがどうにもならない。というか掴むことさえできない。一体この人を倒すにはどうすればよいのだろうかと思っていたら、講習の最後に「虎背熊腰猿翼」と黒板に書かれていた。確かにもう人間ではないのかも…。

CIMG0047-2
熊形走圏


「揺・磨・廻・転」の意味

後半の講義で印象に残っているのは一つだけ、「揺・磨・廻・転」(翻)の意味について、馬貴派を学び始めた当初から、前半四掌は歩法を学び、後半四掌は身法を学ぶと聞いており、「古今東西のあらゆる武道や格闘技の動きもこれに当て嵌まらないものはない。」との説明を受けたが、意味がよく分からなかったし、それほど深く考える事もなかった。

そして、この日の説明でも正直を言えばよく分からなかったのであるが(確か転の四声のアクセントによる意味の違いを説明されていた。転身も単なる転身と転身掌では意味が異なる云々)、休憩時間に重鎮のNさんと「全部、転身してるし、どう違うのでしょうね?」と話していたら、「以前来られた時に、劈掌、切掌、削掌とか全部切るという意味だけれども、中国語では微妙にニュアンスが違っていて、色々な切り方があり、また各々に当て嵌まる漢字があるという話を老師がされたでしょう。それと同じような意味じゃないですかね。」とご解答を頂いた。この時に感じるものがあり、以下は私なりの解釈。

後半四掌には、それぞれに基本技法や連絡技法だけではなく特徴的な技法が含まれている。ここでは、転身動作に絞って比較してみよう。

揺身掌では、揺身一変。磨身掌では磨身肘。この二つの技法を見比べてみると、ほぼ同一の技法でありながら、揺身一変では扣歩で生じた力をそのまま平円運動として円の技法として用いる(応用例としては、反背捶や左右に開いての肘打ちなど)。それに対して磨身肘では、同じように扣歩で生じた平円運動を前後に切り開き、結果として直線運動の後方への点撃としている。この際必然的に中心軸(垂直軸)は前後に磨かれる事となる。

CIMG1471-2
揺身一変

次いで翻身と回身であるが、翻身掌では翻身の名の通り(下→上→下の軌跡での)立円動作を生じ、回身掌での劈掌から踢脚(撩陰掌)の動作では、同じ翻る動作でありながら(上→下→上)と翻身掌とは真逆の立円動作となる。

CIMG0585-2
撩陰掌

そして転身掌での転身探掌では、翻身掌と同じく立円動作でありながら、結果的には探掌という点撃の技法になっている。また磨身肘では前後に開く動作で点撃とするが、転身探掌では逆に前後に合わす合の動作で点撃としている。

JPG
転身探掌

このように、陰陽で分類して考えると、揺身と磨身は平円で回身と転身は立円という捉え方もできるし、揺身と回身は円動作をそのまま円撃として用い、磨身と転身は円動作からの点撃と分類する事もできる。また円から点への切り替えも開で行うのか、合で行うのかといった分類もできるし、その点撃を前方に用いるのか後方に用いるのかでも分類できる。

これらの陰陽を組み合わせて四象や六合とすれば、理論上はいくらでも技が作れるが、結果的には「揺・磨・廻・転」のいずれか の要素を含んだ技となる。あくまでも私の自己解釈なので一意見として。(一年後には全く違う事を言っているかも…)

ちなみに掖掌は、平円動作から開の点撃となるので、やはり磨身掌に含まれる技法だと思うし、転身掌に含まれる反撩陰(単撞掌)は、ある意味回身掌(撩陰掌)的な立円動作からの点撃となるが、点撃でもあるから転身掌に入れたのかな。この技法は1と2で発力の方向が異なるし微妙な立ち位置。中国武術は繊細でありながら大雑把だったりするのが良いところ。

JPG
反撩陰

「揺・磨・廻・転」(翻)の意味については、今後も研究課題として探求していきたいと思います。今回は身法として捉えてみたが、やはり言葉の意味自体のニュアンスも重要な気もする。特に回転や翻身とは異なり、なぜ「揺」の字が使われているのかが気になる。


2016年3月5日 記す




 Copyright(C)2003-2016 福岡伝統太極拳 湧泉会 All rights reserved.
 当会の許可無く転載を禁じます。


この記事が参考になった方は、ブログランキングに投票していただけると感激です(⌒-⌒)
  
にほんブログ村 格闘技ブログ 中国武術へ
 人気ブログランキングへ 


  福岡伝統太極拳 湧泉会 公式ホームページ。
  中国武術の時間 湧泉会 公式ブログ
  福岡八卦掌研究会 八卦掌専修教室
  福岡伝統中国武術協会 協会の各教室の紹介
  twitter@yusenkai 当会の練習記。
  湧泉会@facebook 湧泉会公式facebook
ブログランキング
プロフィール

福岡八卦掌研究会

記事検索
QRコード
QRコード
ページランク表示ツール
アクセスカウンター

スポンサーリンク
  • ライブドアブログ