馬貴派八卦掌の単勾式八法について解説する。

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     単勾式走圏

単勾式の外形上の特徴は、片手を円の中心に向かって陽掌で構え、もう一方の手は対角線上に勾手を作る。片方の手が勾手であるがゆえに単勾式と称する。

内面的には燕と双頭の蛇の意を用い、燕のように軽やかに動き、 双頭の蛇が互いに転換しながら攻撃に繋いでいく。またその延長として鷹の雄大な意法を用いる場合もある。

套路の構成としては、私個人の感想としては、龍形の単換掌と双換掌を母体としたものが、それぞれ単勾式の1と4となり、この1式と4式を母掌として揺身的な変化としての2式や5式が生じ、更に四隅の方向への変化していくようだ。また単勾式の3式は、128式などに含まれる技法の単操を用いる掌法としても多く活用される。とにかく単勾式は変化が多く、李老師は約30種ほどの変化を学んだとの事である。

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    単勾横身           麒麟吐書

 もう一つの単勾式の特徴は、八卦掌の四大兵器の一つである子午鴛鴦鉞の使用法(削、掛、刺、撩、翻、圧、劈、蓋など)が、単勾式の掌法に鉞を持つ事で、ほぼそのまま使用する事が出来ることだろうか。実際、私も子午鴛鴦鉞の基本的な使用法は、李老師から単勾式を学んだ際に教わった。

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    子午鴛鴦鉞

単勾式はシンプルがゆえに奥が深い。ちなみに軽やかな燕の意で単勾式を練るには、春が最適との事である。

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