福岡八卦掌研究会

福岡県福岡市と太宰府市で活動する福岡八卦掌研究会の紹介と練功日程。福岡八卦掌研究会は、宋長栄派八卦掌、程廷華派八卦掌、馬貴派八卦掌を基盤に八卦掌を体系的、統合的に研究する会です。八卦掌の技法、套路の紹介。講習会ドキュメント!

熊形

今年の初稽古は東京で 馬貴派八卦掌

今年の初稽古は、東京で馬貴派八卦掌の講習を受けてきました♪

1月5日

この日の講習は、東京でも初稽古という事で、初めに李老師から劉万川先師の言葉の紹介がありました。

要約すると、
八卦掌を好きな者は、八卦掌を練習している者には敵わない。 
練習している者は、楽しんでいる者には敵わない。
楽しんでいる者は、迷っている者には敵わない。
最後は、痴(迷) 之者!
という事でした。最後は、どういう意味でしょうね。

そして、龍形走圏から練習が始まりました。

前回参加した時は、目線よりかなり高い位置に手を置いていましたが、今回は目線の位置に戻っていましたね。

個人的には、顎の位置を修正されて、もっと空間を大きく取るように注意されました。今回は反背捶八法以来、半年ぶりの参加ですが、あれは何か意味があってやっていたんだろうなぁ。

単換掌2
続いて単換掌の練習。

いやはや、やはり李老師の単換掌は凄いですね(^_^;)
武術用語に綿中蔵針という言葉がありますが、まさに綿の中に針が秘している感じ、というより針がありますね。

具体的には、李老師の単換掌には○掌が内包されているのだと思いますが、それを知っている者と得ている者とでは、やはり天と地ほど差がありますね。

今年は順勢というものを身に付けていきましょう。また水のように(水は下に落ちていく)などの言葉がありました。

休憩を挟んで、後半は熊形掌の講習。

まずはペンギンの熊形走圏。そして熊形の転換から換掌。

CIMG1097-2
ここから通常の熊形走圏、そして熊形翻身掌。

熊形系の掌法は、外見はシンプルなものが多いのですが、シンプルだからこそ難しい。

上から大きく振り落とす力よりも○○な力のほうが武術的には危険であるとの事。そのためには、やはり全身が落ちていないといけない。

掖掌や下方への帯手も、これらの要求が満たされてこそだそうです。

この日は大きく筋を伸ばしての練習もありました。熊形も走圏からまた練習していかないといけませんねf(^^;) 

この日の講習は全体を通じて「道」についての説明もありました。 

2017年1月5日記す


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縁のある掌法、縁のない掌法

2015年4月2日

先月に引き続き、東京の講習会に参加してきました。
今回の目的は熊形の遊身掌の2に会えるかどうか。
先月参加した際に、熊形の1(翻身掌)と2(遊身掌の1)の講習が行われたので、続きで遊身掌の2が行われるのではないかと、ひそかに期待して行って来ました。

遊身掌の2は、以前〔熊が8匹揃った日〕 に記載したとおり、Tさんに教えた頂いた事があるのだが、同時に教えて頂いた黒熊反背の1は、すぐにイメージが掴めたのだが、遊身掌の2のほうは、どうもイメージが掴めず、直接李老師に学べる機会を狙っていた。

東京は桜が満開な様子。福岡と東京で満開の桜を二度見れた事はラッキーだった。

李老師は講習直前にご到着、やや慌しく講習スタート!

最初は単勾式の走圏、やはり春は単勾式が良いのだろう。やる気が出ない時は単勾式の軽快な掌法から行うと良いとの事。

続いて単勾式の2番をやっていたと思ったら、くるくる廻りだし、円周上を行ったり来たり、連続で回転するので訳が分からなくなっていく(@_@)

皆分からなくなり、動作を止めて李老師の動きを凝視し始めたところで、李老師が区切ってやって見せてくれた。

なるほど(^_^.)、単勾式の2番を開始線側と円の対角線上で繰り返していたのね。納得。

途中、単勾式の用法も見せてくれたが、軽快な燕も李老師が行うとダイナミックですな!

CIMG1458-2
      単勾式 

後半は熊形の走圏からスタート!私自身も最近は、熊形の姿勢を模索中。

まずは、遊身掌の1番。2番をやってくれるかどうか、ひそかに期待。

全回に引き続き、この日も熊形の発力について注意点を挙げられていた。李老師自身が、過去に痛めた事があるのだろう。また発力の際の肩の状態についても説明されていた。私自身もちょうど同じ事を感じていた。いずれにしろ、やはり熊形の発力は、熊形の走圏によって養われるとの事。

CIMG1097-2
     熊形走圏

残念ながら、この日の講習では遊身掌の2の実技は行われなかったが、先月学んだ遊身掌の1の双圏手の回数を増やしたものが行われた。私が最初に学んだ遊身掌の1は、このバージョンだった。
 
私のように地方から通っている者でも、長くやっていると同じ掌法を4~5回学ぶ事もあるし、逆に全く習う機会の無い掌法もある。ある意味、必然的で学ぶ回数の多い掌法は、自分に合っている掌法なのかもしれない。八卦掌の八大掌が各門派で異なるのも、そんな事が原因だったりして・・・。

最後は熊形走圏、鷹形走圏、そして単勾式の1番を大きめの動作(鷹の意識が加わっているのかな)で行って講習終了。

大鵬展翅2
     鷹形走圏 

5月以降は、教室の体制が変わり、初心者教室は厳選された指導員達が行う予定との事。初心者の方で李老師の初心者教室を直接受講したい方は、4月中に急いで受講してみましょう!

追記:この日は、講習終了後に更衣室がいっぱいだったので、化粧室で着替えていたのだが、着替え終わって下に降りると、もう李老師も他の生徒さん達も帰った後だった・・・。皆さん、ご挨拶もできずに申し訳ありません。

追記2:熊形の遊身掌2は、一週間後の4月9日に行われたそうです。残念(^_^.)また会える機会があれば良いが・・・。

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燕か、蛇か、鷹か、熊か…。

2015年3月15日

昨年の11月以来、4ヶ月ぶりに東京の講習会に参加してきました。本当は2月に行きたかったのですが、確定申告やら福岡教室の準備やらで一月遅れの参加となりました。

狙いは単勾式の蛇形バージョン。単勾式と言えば、これまでは燕の意識で行っており、双頭の蛇の意識も部分的には教わっていたのですが、今年に入って具体的な蛇形の指導が始まったとの事。蛇が釣れるかどうかは、行ってみなければ分からない(^_^;)

李老師の印象は変わらず、この日は経験者のみが参加している講習会となりました。

最初にやってくれたのは、単勾式の八掌目。套路の構成自体は、以前に学んだものと変わっていないが、よくよく観察してみると、やはり少し違う。

CIMG1455-2
       単勾式

1)最初の撩掌が、圏ではなく纏絲を重視した手法に変化。後で聞いたところによると、これは蛇形の特徴とのこと。
2)最初の転身が以前は、揺身掌のようにまず後方90度に向かい、その後更に45度方向だったのに対し、現在では最初から300度以上の転身。というか、ほとんど360度でしたね。初心者には無理だわ。
3)馬歩の鷹勢や転身の鷹勢の前に扣歩を明確に入れていた。(以前も入っていたのかもしれないが、今回はより強調していた)
4)最後の換掌の部分は、鷹を意識して大きく。

 大鵬展翅2
       鷹勢

とにかく単勾式に関しては、クリアに明確に行えとのこと。そして式と形の違いについて説明されていましたね。

休憩を挟んで、この後は熊形の1と2の指導がありました。

套路の構成は以前と変わらず、ただ走圏に関しては、2年ほど前よりも更に中正を徹底したものに。私などは初期の思い切り含胸亀背を強調した熊形走圏が抜けないが、ある程度丹田の求心力ができている人は、この姿勢がベストなのだろう。実際、気感はこの状態のほうが強かった。

CIMG1097-2
       熊形

遊身掌のほうは、最後の転身動作が3→1だったものが、2のみ、もしくは2→2となっていた。要は合計で偶数であれば換掌になると言う事だろう。発力に関しては、床でやるなとの事。じゃあ、どこでやるかは内緒でしょうね。

印象に残った事と言えば、この日規範としてやられた経験年数の比較的長いMさんとYさん。お二人とも姿勢が上下せず、力まずとも腰が落ちており、足先にも力みを感じない。久しぶりに上京すると、上達されている方の姿勢や動作は顕著に感じる。やはりこういった地道な努力をされている方々が今後の馬貴派八卦掌を背負っていくのでしょうね。

東京の教室も4月以降に色々と体制が変わるとの事。私も直接老師の指導が受けられるうちに、今年は上京の機会を増やそうかな。


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動画デビュー! 熊が8匹揃った日。

タイトルを見た方は、何のこっちゃ!?と思うでしょうね( ̄ー ̄)

7月6日 この日は夕方から初心者講習会に参加する予定。しかし、その前に東京教室の会員さん(仮にTさんとする)と会場前の公園で練習することになっていた。

Tさんとは、昨年12月に開催された国際セミナーで知り合いになり、 その日の食事会や帰りの電車でも話をする機会があり、不思議と親近感を感じて、帰福後もfacebook上で交流をしてきた。

実は今回の東京行きも どうしようかなと迷っていたところ、Tさんが「お~いいですね~」と書き込みをしてくれて、じゃあ都合が付けば、少し教えて下さいと返信したところ、快いお返事を頂き、それで決まったようなものだった。

人間迷っている時に、背中を押されると、不思議とやる気が出てくる。縁とはありがたいものだとつくづく思う。「128式に挑戦!」の記事に書いた後押しとはこの事である。

11時に会場近くの駅で待ち合わせ、練習会スタート!

今回、Tさんには熊形八法の確認をお願いしていた。熊形に関しては、過去に東京で李老師から個人指導を受け、翻身掌、遊身掌、背身掌の三法は習得していた。その後、昨年の東京セミナーで1と7と8(らしい?)を学んでいたが、残りの二法は未修得のままだった。現在の東京教室のシステムでは、自分が学びたい掌法の教授はいつ行われるか全く分からない。それが学べると聞けば、東京にも喜んで飛んで行くさ! 

 さっそく、Tさんに熊形八法を順に見せて頂き、八法の順番を確認。未修得のものは、4(遊身掌の2)と6(黒熊反背の1)と確定。この二法に絞って教えていただく。

 遊身掌の2は、遊身掌の1と比べると、随分と穏やかな印象。英名のスイミングの由来が伺える。しかし立円で転身し撞掌を打つところは、撞掌の対練と同じ身法でやはり熊らしく勇ましい。最後は熊形の7と同じように順勢の熊形転身で閉める。

 黒熊反背の1は、この掌法を演じる李老師のイメージが、すぐに浮かんだ!こういう時は、なぜか習得が早い。自分でも好きな動きなのだろう。

その後、Tさんから初期の88式の動作について質問を受け、ご披露するが、あまりの練習不足に反省

ここで一旦、食事休憩。

休憩後は、Tさんから太極拳の推手を体験したいとのリクエストを頂いており、せっかくなので私が学んでいる馬貴派の対練(8種)と太極拳の推手を比較しながら、少し説明させて頂いた。

馬貴派と太極拳では、同じような対練が多いが、やはり微妙に感覚が違う。そこが各門派の考え方や原理の違いなのだろう。

その後は、今日も128式の確認。さすが毎回講習を受けているだけあって、Tさんは細かいところまでよく見てらっしゃる。また今日教えて頂いた熊形のビデオ撮りもして頂いた。

というわけで、私の動画デビュー。黒熊反背の1です。う~む、身法と手法のタイムラグがあるな。習ったその場での動画なので、批評はご勘弁下さい。



そして、夕方から老師の初心者講習会に参加。

老師は、昨日のテーブルを運ぶ作業で腰を痛めたとのこと( ̄0 ̄;) あれだけ大きな人間を平気でぶん投げるのに、力仕事は苦手なようだ。

本日の講習も走圏から始まる。昨日得た感覚を取り戻すように集中する。この日は周りは全く気にならなかった。

単換掌は今日も圧掌バージョン、圧掌から立円での転身、さらに金鶏独立のバージョンにまで進む。

 一時間半でこの日の講習は終了。これで三日間の東京研修も終了。

迷っていたが、やはり行って良かった(⌒-⌒)

李老師、Tさんをはじめ、東京の講習会でお世話になった方々ありがとうございました。また上京した際は、よろしくお願いいたします。

ちなみにTさん達は、この後老師の引越しを手伝いに行ったとの事。皆さん、お疲れ様でした。

2013.7.6


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追記:李老師のDVDが発売されました。もっとも基本となり奥義にもなる走圏と単換掌を徹底解説。私も観ましたが、まず馬貴派独特の基礎理論を徹底的に解説しています。この独特の理論を基に馬貴派の走圏と単換掌をこれでもかと解説しています。必見の価値ありです!

八卦掌 走圏 (八大形)

当会に伝わっている走圏の八大形は以下の通りである。

1.龍形
2.熊形
3.獅形
4.蟹形
5.鷹形
6.単勾式
7.指挿式
8.陰陽図

それぞれの走圏の形から、龍形八大母掌や単勾式八法、獅形掌八式のように、大体8種類の掌法(套路)が生まれるようだ。

以下、現段階で当会で練習している走圏の種類を紹介する。


1.龍形走圏

su_06龍形転身

八卦掌といえば、まずこの形を思い浮かべるのではないだろうか。馬派八卦掌の走圏時の姿勢の要訣や特徴は様々なものがあるが、そのひとつに手形がある。いわゆる牛舌掌を用いるが、一般の尹派の手形とも異なり独特の手形を用いる。

2.熊形走圏

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熊形走圏は、馬派では最重要の練功法である。練習者は、この走圏を行い馬派八卦掌を学ぶための姿勢・身体作りを行なう。他流では、一般に下沈掌と呼ばれる事が多いようだが、まさに下に沈むための練功法である。

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     獅形走圏              陰陽魚掌
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      単勾式              蟹形走圏
 大鵬展翅2
      鷹形走圏

他に馬派では指天挿地、程派では托天掌や白猿献果、白蛇走圏が伝わっているが、機会を改めて紹介したい。


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