福岡八卦掌研究会

福岡県福岡市と筑紫野市で活動する福岡八卦掌研究会の紹介と練功日程。福岡八卦掌研究会は、宋長栄派八卦掌、程廷華派八卦掌、馬貴派八卦掌を基盤に八卦掌を体系的、統合的に研究する会です。八卦掌の技法、套路の紹介。講習会ドキュメント!

福岡

福岡八卦掌研究会 団体略歴

2007年6月 当会代表が鄭志鴻老師より、宋長栄派 八卦掌 を学び始める。

太極剣 1
鄭志鴻老師 (写真は古伝太極剣)

2007年9月 当会代表が岡山で開催された李保華老師の「馬貴派八卦掌  講習会」を受講したのを機に福岡県太宰府市で同好会的な活動を始める。2008年以降は、福岡で開催された講習会を繋ぐ場として活動する。

穿掌
李保華 老師 (写真は穿掌)

2008年8月 福岡で初めての李保華老師の講習会が開催される。

2009年2月 福岡で2回目の李保華老師の講習会が開催される。

2009年8月 福岡で3回目の李保華老師の講習会が開催される。

2010年2月 福岡で4回目、太宰府市で初めての李保華老師の講習会が開催される。

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2010年8月 太宰府市で2回目の李保華老師の講習会が開催される。

2011年2月 太宰府市で3回目の李保華老師の講習会が開催される。

2011年11月 太宰府市で4回目の李保華老師の講習会が開催される。

※各講習会の内容は、【講習会ドキュメント】 をご覧下さい。

2013年2月 鄭志鴻老師より、程廷華派 八卦掌 を学び始める。

2013年3月 〔八卦掌専修クラス〕の開設を機に、団体名を「福岡八卦掌研究会」とする。

2014年6月 李保華老師より、八卦64大刀 を学び始める。

2015年4月 鄭志鴻老師より、傳剣秋伝の八卦掌を学び始める。

現在も馬派八卦掌を李保華老師に、宋長栄派八卦掌、程廷華派八卦掌、傳剣秋派八卦掌を鄭志鴻老師に継続して学びながら八卦掌全体の練習体系を研鑽している。


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馬貴派八卦掌 講習会ドキュメント3 2011年2月5

2月27日

本日は、今期の李保華老師による福岡太宰府講習会の最終日である。

この日は、今回李老師が福岡に来られるということで、無理を言って馬貴派八卦掌の88式という套路を個人指導して頂けるように事前に頼んでいた。

88式という套路は、八卦掌の開祖である董海川が編み出したと言われる4つの套路のうち、現存する二つのうちの一つである。

特徴としては、通常八卦掌の套路は、円周上で行なうものが多いが、この88式は太極拳の套路のように直線上で行なわれる。同じように直線上で行なう八卦掌の套路としては、劉徳寛先師が遺した64掌という套路があるが、それとは構成が全く異なる。ただ同じ尹福系の王尚智老師の系統では、帯領掌という名でほぼ同じ構成の套路が伝わっているようである。

帯領掌に興味がある方は、こちらをクリック!

また馬貴派の88式のもう一つの特徴は、李老師とお会いする度に、細かなバージョンチェンジが続くということである(苦笑
まず大まかに太極拳のように動作を大きく明確にするバージョンがあり、次に八卦掌の特徴を表したバージョン、更に少林拳のように早く動くバージョンもあるようだ。
李老師は、88式を何名かの師について学ばれたそうで、88式にも幾通りもの学び方があるそうである。

というわけで、この日は朝10時30分に天拝山の麓の公園で待ち合わせをすることにした。以前にも紹介したが、この場所は、大地の気の通りが良く、李老師は太宰府在住中は、毎朝この場所で練習されているようである。

K原さんとTさんには、以前88式を指導したことがあり、今回は一緒に受講できるように頼んでおいた。また今回東京から参加されたN村さんとN山さんも一緒に指導を受ける事になった。

実際指導を受けてみると、私がこれまで学んできた88式と全体的な套路の順番に差異はないが、より八卦掌の特徴を表した套路に変わっていた。

具体的に言えば、基本的に後ろ足に重心を置き、歩法が所々変更されている。手法も一部変わっている。とてもではないが、一日だけで全ての変更箇所を覚えられる訳はない。印象的な部分の変化を頭に残し、午後からの講習会場へ向かう。おそらく一緒に受講した二人も全ては頭の中に入らなかっただろう。また東京などへ行った際に学べる機会があれば良いのだが。

本日のセミナー会場は、今回初めて使用する小学校の体育館である。当初はいつも練習会場に使用している公民館の予定であったが、嬉しいことに受講希望者が予定を上回ったため、他の会場を探していたところ、たまたまこの体育館が空いていたので助かった。

さてこの日の講習内容であるが、予定を変更して穿掌、挑打、開掌という事になった。雲片掌や撞掌、帯手を学びたかった方達には申し訳ないが、次回以降の講習会に期待して頂きたい。今の我々には李老師が選択した講習内容が適しているということなのだろう。

14:00 講習スタート!

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この日の理論講義では、八卦掌を含めた武術全般の歴史について、春秋時代→宋代→清代の順に説明されていた。また董海川の時代には八卦掌は川掌と呼ばれており、同じ読み方である穿掌の重要性を説かれていた。東京から参加して頂いたN村さんには、詳細な通訳をして頂き誠に感謝致します。

今日もやはり走圏の練習から、実技講習スタート!本日は参加者が多く、走圏をする風景も爽快である。

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続いて、今期最後の単換掌の稽古である。

単換掌の目的としては、まず脊椎(軸線)の運動を強調されていた。脊椎の運動となることで、初めて動作が内臓とも繋がる。よって背骨を強くすることで健康になると説明されていた。

第一段階として単扣単擺の単換掌をじっくり練り、次いで双扣双擺の単換掌へと変化する。双扣双擺の単換掌も今回福岡では初公開だったが、事前講習会で行なっていた分、皆さんスムーズに行なわれていたようだった。

これで今期の単換掌も見納めだと思うと、少し感慨深いものだ。

そして本日のメインである穿掌の講習である。穿掌の講習は、昨年夏の三穿掌の講習でも行なわれたのであるが、前回は平日の講習であったため、今回李老師の穿掌を初めて見る方も多かったようだ。

私自身が学んでいる穿掌は、走圏と同じく這うようにじっくり歩くもの、活歩を用いるもの、寄せ足を用い二歩進むもの、または旋転して行なうものなどがあるが、今回は活歩を用いたものが行なわれたため、初めての方は戸惑われていた様である。

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  李老師の重く鋭い穿掌
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皆さんは、李老師の穿掌を見てどのような感想を持たれただろうか。

実はこの穿掌こそ八卦門の他流試合用の最大の武器だったそうである。八卦門が競争激しい当時の北京で、他門派相手に武名を轟すことができたのは、この穿掌があったからだと言っても良いだろう。

外見上は単純な抜き手による突き技に見えるが、原理上は全く異なり、実際は走圏などの練功により、気血を充満させた指先と身体による事実上の体当たりである。
それを多彩な歩法の変化を用いて、ありとあらゆる方向からぶちこむのであるから、当時としてはかなり画期的な技法だったのだと思う。

穿掌の練習は、広い体育館を往復して延々と繰り返し行なわれた。

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真剣に受講者の穿掌を見守る李老師

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途中、穿掌の応用も一部、紹介された。K原さんは、この日も笑っている。よほど楽しいのだろう

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ダンプカーのような身体で燕のように滑走する李老師
↑上記の画像は全てクリックすると拡大表示されます↑

受講された皆さんは、この李老師の穿掌を目に焼き付けて、今後穿掌の練習に励んで頂きたい。

開始から1時間20分ほど経過して休憩タイム。

休憩後は、穿掌の套路が紹介された。昨年夏の講習会の時と比べると、最初の扣歩の際に圧掌が加えられ、また龍形転身の際に腰の動きが強調されていた。この腰の動きを用いた一例として帯手が紹介されたが、K原さんは5メートル位は投げ飛ばされていた。

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    套路における穿掌          Yさんの圧掌
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この日もあっという間に2時間の講習が終了。

結局、穿掌のみに集中した講習になってしまいましたが、それだけ穿掌が重要だということだと思います。挑打や開掌は私に習って下さいとの事でした(苦笑 参加された皆さんには、復習講習会でお見せします。

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受講終了後、今回も李老師の歓迎会が行なわれました。李老師も無事に講習が終了してリラックスしている様子でした。福岡の女性は美しいので鶴形を教えたいそうです。E口さんは、熊がいいと言っていましたね。 また次回は、李老師の先生方のビデオが見られるかもですね。

ちなみにこの後、李老師とK原さん、東京から来られたNさんお二人は、福岡方面へラーメンを食べに行ったそうです。確か李老師は、今回3日間ともラーメンを食べに行ったようですね。恐るべきbaguaストマック!

翌日、李老師は無事に帰京されたそうです。次回の講習会の予定は未定ですが、参加された皆さんは、今回の講習を糧に頑張っていきましょう!

今回も関東から通訳に来て頂いたMさん、また通訳のフォローをして頂いたN村さん、3日間とも講習に参加して頂いたN山さん、ありがとうございました。そして色々とご多忙の中、太宰府まで来て頂いた李老師に感謝します。


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馬貴派八卦掌 講習会ドキュメント2 2011年2月5

2月26日

講習会2日目は経験者講習会として、龍形八大母掌の第5掌 揺身掌を中心とした講習会である。

とはいえ、何が起こるか終わってみなければ分からないのが李老師の講習会である。実はそれが楽しみでもあるのだが…。

最初の理論講義としては、龍形八大母掌の前半4掌の特徴として各扣擺歩の説明。そして後半4掌は改めて身法が重視されるとのこと。このあたりが今日のテーマなのだろう。そして双換掌と揺身掌の関連性についても説明されていた。

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15分後に実技スタート!

本日の走圏では、やはり経験者講習会ということで、昨日よりもより細かな要求についての説明があった。

そして、双換掌の実技スタート。

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双換掌といえば、昨日行なった単換掌と同じく、ほぼ全ての八卦掌流派に存在する掌法である。馬貴派の特徴を言えば、単換掌では平円を練り、双換掌では立円、それも上下を限界まで練る。

今回も中正を維持しながら、筋を限界まで伸ばすよう注意されていた。
套路上の変化といえば、夏の講習会よりも走馬活携を強調していた。昨年の冬の双換掌でも走馬活携を強調し、夏はそれほど協調されていなかったが、季節も関係あるのだろうか。

また今回の講習会では、全般的に目線・目付けを協調されていた。やはり目付けにより意が変わるので、今後は注意しながら、練習していきたいと思う。

双換掌の応用例も数多く紹介されていたが、K原さんは、昨日へらへらと受けを取っていたせいか、本日は昨日より厳しく技をかけられていた。自業自得だろうか(笑

そして後半は福岡初公開の揺身掌である。

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     揺身掌の撩掌         揺身掌の穿掌
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      揺身一変           揺身掌の走馬活携へ
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私自身は過去に二回揺身掌を学んでいるが、今回の揺身掌も当然というか…、やはり変わっていた。

しかし、よくよく見ると使用されている技法は全て一緒である。

困惑されていた方もいると思うので、説明しよう。

はっきり言えば、一部を簡略化もしくは応用変化していたのである。順に挙げてみよう。

①扣歩蓋掌が180度転身から90度転身に簡略化。
②揺身一変の丁字擺歩が走圏時の擺歩に変化。
③順歩探掌が拗歩探掌に変化。
④走馬活携を強調。

①の転身の角度が変わることで、これ以降の技法の進行方向が全て変わることになる。事前講習会を受講者していた方達は、私が指導した揺身掌と進行方向が変わる事で混乱していたようだ。福岡の受講者には、まだ180度転身は難しいと判断されたのだろう。

②の擺歩の変化は、次の拗歩探掌に繋げる擺歩としては、こちらの方が適切だと考えられる。しかし東京から参加されたN村さんの話だとこちらの擺歩のほうがより高級とのこと。

③順歩が拗歩に変化することはよくあることである。また④今回の揺身掌でも走馬活携が強調されていた。

詳細は、3月20日の復習講習会で説明する予定です。

これで、簡式も含めると私が学んだ揺身掌は4バージョン目だが、昨年末に東京の教室では全く異なる構成の揺身掌を学んだとの事である。

講習の最後には、簡単な八卦図の説明が行なわれた。

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私自身、李老師の講習を受けていてひとつ不思議に思うことがある。それは彼の講習を受けると、なぜだか練功の度合いが一気に進むということである。理由は分からないが、身体の感覚が変わる。この日も受講後は腋から下腹、そして背中の充実感がすごかった。これだけの充実感は、どんなに自分自身で要訣を注意しながら練習していてもなかなか得られるものではない。

私などはその感覚を求めて講習会に参加していると言っても良いかも知れない。今回の講習に2回3回と続けて参加した方は、少し分かる方がいるかもしれない。

大げさに思われる人もいるかもしれないが、やはり山や空気の澄んだ所、神社など練習をすると気分が違うと思う。この講習会の場では、李老師から非常に強い気が出ていて、私達の気に大きな影響を与えているのかもしれない。以前、李老師も講習の場では、参加者の気をコントロールできるような事を言っておられた。

この日の講習は、東京から参加された方や他団体の代表の方も参加して頂き良い刺激になった。こういう交流は大歓迎である。また機会があれば、ぜひ参加して頂きたいと思う。皆様、お疲れ様でした。

この日も恒例の記念撮影
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こうして並ぶと私と李老師の背丈は変わらないが、肩は李老師のほうが10センチ近く落ちている。

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