福岡八卦掌研究会

福岡県福岡市と太宰府市で活動する福岡八卦掌研究会の紹介と練功日程。福岡八卦掌研究会は、宋長栄派八卦掌、程廷華派八卦掌、馬貴派八卦掌を基盤に八卦掌を体系的、統合的に研究する会です。八卦掌の技法、套路の紹介。講習会ドキュメント!

走圏

感受性

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走圏で身体を作り、
走圏で気血を練り、
走圏で技の威力の養成も行う

という概念を欧米の方達に言っても、なかなか理解してもらうのは難しいだろうな。もちろん日本人にもね。

しかし、凄いものだとか、良いものだとかは、欧米の方達のほうが直感的に感じ取れるような気がする。

欧米で成功する人達というのは、最低限凄さを持った人達なのだろうね。


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〔八卦掌の特徴〕

八卦掌の演武をご覧になった事のある方は、どのような印象を持たれたでしょうか?また皆さんは八卦掌に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

八卦掌といえば、くるくる回る。何となく神秘的。何だかよく分からない。といった印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

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くるくる回る?

八卦掌を実際に学ぶ以前の私も、八卦掌と言えば、「よく分からないもの。」であると同時に「何だか凄そうだな。」といった印象を持っていました。 そして、それらの疑問を払拭してくれる老師と出会えれば、いつか八卦掌を学んでみたいと思っていました。

では、なぜ八卦掌は分かりにくいのでしょう?

理由としては、他の拳法の演武線は通常、横向き、もしくは縦方向に直線を描くのですが、八卦掌の場合は、走圏を用い円周上を歩きながら套路を行います。また通常の拳法では、一式一式の技法ごとに(門派によって長短の差はありますが)定式にて停止しますが、八卦掌の場合は停止せずに次の技法に進んでしまう事が多いため、どこが定式だか分かりません。更に八卦掌は転身を用いて90度、180度、360度と次々に方向が変わってしまうために、目で追っていても何をしているのか分からなくなってしまうのです。  
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転身が多い?

なぜそのような演武を行うようになったのかは、色々な理由があると思いますが、武術として考えた場合は、当然何をしているのか、他人には分からないほうが良いでしょう。見てすぐに分かってしまうものであれば、簡単に他派に研究されてしまいます。(伝統武術の場合、太極拳も同様ですが他人から見ても意味が分からないが、一定の効果のある練習法が採用されている場合が多いように思います。)また近年では、前述した分からない理由の部分が八卦掌の特徴とされ、より強調されて(意味も無く転身を繰り返したり、やたらと連続して技法を繰り出したりして)、更に訳が分からないものになっているような気もします。

八卦掌を学ぶ上で一番重要な事は、その訳が分からないものに対して、明確な解答を示してくれる老師と出会えるかどうか、そしてその門派に、基礎錬功法や基本技法といった楷書の段階にあたる練習段階があり、それに伴う要訣が整備されているかどうかという点がまず挙げられると思います。

書道の場合でも、楷書の段階を学ばずにいきなり行書や草書の段階を学んでも意味が分からないでしょう。それと同様に基礎の部分を学ばずに、いきなり套路を学んでも意味が無いという事です。

例えば八卦掌の代表的な練習法に走圏というものがあります。いわゆる円周上を歩く稽古です。しかし、ただ歩いているだけでは、何のために走圏をしているのかが分かりません。

走圏を練習するのであれば、走圏は何のために行い。何に注意して行うのか。そして、その結果としてどのような効果があるのかといった明確な目標がなければ、長期間、性根を据えて練習していくのは難しいでしょう。走圏には主として八大形 がありますが、八大形には、それぞれに明確な目的があります。

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走圏

また八卦掌には、当然基本となる技法があります。しかし、一般的な八卦掌の套路では技法を隠している場合がほとんどです。
八卦掌を身に付けていくには、当然基礎的な技法を学んでいく必要があるでしょう。その点でも当会に伝わっている八卦掌には、基本技法の単式練習が非常に多く伝わっていますし、同時に基本技法のみで構成された基礎的な套路練習も伝わっています。

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基本技法 穿掌

基本技法と言うのは、英語で言えばアルファベットの一文字一文字であるA、B、Cの事です。アルファベットの何文字かが連なり英単語となります。つまり基本技法のいくつかが連なり基本套路となります。

その基本套路(英単語)を繋げて文章にします。それが応用套路という事になります。

まとめると以下のようになります。

基本技法(アルファベット)
穿掌、探掌、蓋掌、反背捶、撩掌、圧掌、劈掌、挑打、撞掌、撩陰掌、雲片掌、開掌、鴨子分水など

基本套路(英単語)基本技法で構成されている。
単換掌、双換掌、順勢掌、三穿掌の龍形八大母掌の前半四掌や探掌、蓋掌、反背捶などの母掌など

応用套路(文章)基本套路の組み合わせや変化。
龍形八大母掌の後半四掌や単勾式八法、獅形八掌、熊形八母掌など

つまり、基本技法を組み合わせたものが基本套路があり、基本套路を組み合わせたり、応用・変化したものが応用套路になるということです。こういった段階を得た練習の体系が無ければ、八卦掌を理解していくのは難しいと思います。

私は個人的には、これまで八卦掌に疑問を感じてきた方にこそ、当会の練習体系を学んでみて頂きたいと思っています。

また今後、文章での表現には限界がありますが、当ブログにて少しづつ八卦掌を読み解いていきたいと思っています。

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老師のご自宅へ 久々の個人指導

7月5日 この日は、老師に事前にメールで東京の講習に参加する旨を伝えたところ、「家まで来れるなら、個人的に教えてあげるよ」とのお返事をいただき、老師のご自宅を訪ね、個人指導をして頂く予定。

今回の場所は初めて行くので、遅れないようにと早めに出たら駅に2時間前に着いてしまった( ̄▽ ̄;)!!ガーン
仕方ないので駅前で時間を潰し、タクシーに乗ってマンションへ。老師はお一人、しかもかなりお疲れのご様子。理由は後述するが、直前まで休まれていたとのこと。

しばらくの雑談の後、近くの公園に向かい練習スタート。やはり走圏を徹底的に直された。「たぶん、最近あまり練習をしていないだろう」との厳しいご指摘

それでも走圏をしているうちに体が少しずつ〔馬貴派の走圏〕の感覚を思い出す。この丹田の収束感、あぁ馬貴派はこれなんだよなぁと実感。

離れて練習していると、人間は段々と楽なほうへ進んでいってしまうものだ。また老師の写真などを見ていると、ついつい外見的な部分に目が行き、形ばかりを真似て、一番重要な部分をおざなりにしてしまう。

そして、揺身掌と磨身掌の第2段階の練習。

揺身掌は過去に三度指導を受け、毎回細部や方向が異なっていたのだが、一度目と二度目に学んだバージョンは基本的に同じとの事。三度目に福岡の講習で学んだバージョンの後半部に転身掌の第2の後半部分を付け加えたものが揺身掌の第2になるとのこと。

印象としては、揺身一変の動きが、以前学んだ頃よりも、熊形の身法の影響が強いように思えた。

磨身掌の第2は、過去に福岡の宝満山の山頂で川原さんと共に指導を受けた事があるが、今回は転身時の身法と転身後の三角歩の方向、また撞掌の姿勢などの細かい部分の指導を受けた。短い套路ほど身法や歩法の要求は厳しくなる。

最後に昨日覚えた128式を老師に見ていただく。老師は笑いながら見ていた。覚えていないと思っていたのだろう…。

それでも曖昧な部分を確認し、技法の意味も一通り教えてくれた。

「疲れたから、お茶を飲みに行こう。」との事で、再びマンションへ。奥様とご長男と数年ぶりに再会。次男坊とは初対面。

その後、なぜかテーブルをマンションから運び出し、自転車の後部座席に乗せて運んでいく。何をするのかなと思いながらテーブルを押えて歩いて付いて行く。歩くこと約10分。「ここがニューハウスだ。」とのこと。なるほど、引越ししてたのね。教室の合間に何度も往復して自分で荷物を運んでいるとのこと。お疲れな筈だ。また帰国前のヨーロッパのセミナーも大変ハードだったらしい。そういえば、facebookの写真も段々と疲れが増していっていたような…。

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            少しお疲れだった李老師

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新居で老師にプーアール茶を入れていただく。あまりに美味しいので7~8杯も飲んでしまった♪

ご長男は、日本語も中国語もペラペラ、最初は人見知りしていたが、徐々に懐いてくれた。良い子だ(⌒-⌒)

結局、この日は夕食もご馳走になり、奥様ありがとうございました。

次回のオーストラリアでのセミナーも full day や3時間のセミナーが連日続くとの事。体調に気をつけて頑張っていただきたい。李老師、本日は本当にありがとうございました!

 
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追記:李老師のDVDが発売されました。もっとも基本となり奥義にもなる走圏と単換掌を徹底解説。私も観ましたが、まず馬貴派独特の基礎理論を徹底的に解説しています。この独特の理論を基に馬貴派の走圏と単換掌をこれでもかと解説しています。必見の価値ありです!

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八卦掌 走圏 (八大形)

当会に伝わっている走圏の八大形は以下の通りである。

1.龍形
2.熊形
3.獅形
4.蟹形
5.鷹形
6.単勾式
7.指挿式
8.陰陽図

それぞれの走圏の形から、龍形八大母掌や単勾式八法、獅形掌八式のように、大体8種類の掌法(套路)が生まれるようだ。

以下、現段階で当会で練習している走圏の種類を紹介する。


1.龍形走圏

su_06龍形転身

八卦掌といえば、まずこの形を思い浮かべるのではないだろうか。馬派八卦掌の走圏時の姿勢の要訣や特徴は様々なものがあるが、そのひとつに手形がある。いわゆる牛舌掌を用いるが、一般の尹派の手形とも異なり独特の手形を用いる。

2.熊形走圏

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熊形走圏は、馬派では最重要の練功法である。練習者は、この走圏を行い馬派八卦掌を学ぶための姿勢・身体作りを行なう。他流では、一般に下沈掌と呼ばれる事が多いようだが、まさに下に沈むための練功法である。

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     獅形走圏              陰陽魚掌
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      単勾式              蟹形走圏
 大鵬展翅2
      鷹形走圏

他に馬派では指天挿地、程派では托天掌や白猿献果、白蛇走圏が伝わっているが、機会を改めて紹介したい。


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こちら からお願いします。


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馬貴派八卦掌 講習会ドキュメント1 2011年2月

2月25日

本年度も待ちに待ったこの日がやってきた。

本日から福岡県太宰府市で李保華老師による馬貴派八卦掌の講習会が行われる。

今までは岡山講習会の繋ぎとして行なわれてきたが、今回は初めて李老師が直接飛行機で福岡に来られることになった。

東京の馬貴派八卦掌和易筋経研究会の楢崎先生には、航空券の手配など色々とご協力して頂いた。この場をお借りして改めてお礼を申し上げたい。

飛行機は5分送れで無事に福岡空港に到着。

到着ロビーにて待つ。

大勢の乗客の中でも飛び抜けて強健そうな男性が現れる。

李保華老師である。

何度お会いしても彼を見ると武者震いが起こる。決して慣れるということはない。温和な表情をしていても、やはり武人としての凄みが伝わってくる。

簡単に挨拶を済ませ、空港からホテルへは私の車でお連れした。途中ラーメン屋で昼食を共にする。李老師は、麺を食べ終わった後にラーメンのスープにご飯を入れて美味しそうに食べておられた。

ホテルのチェックインを済ませ、私は一旦帰宅し、午後6時に改めてお迎えに行く事になった。

講習会は午後7時スタート!今日は約2年ぶりの走圏や単換掌を主体とした初心者講習会である。

初心者講習会とはいえ、李老師の動きはお会いするたびに毎回進化しているので、今回の単換掌はどれほど進化しているかが楽しみだった。

門派・流派といえども、やはり実存するのは一個人である。その一個人の単換掌が進化する事で他の全ての掌法も進化する。またその進化の度合いがはっきり示されるの単換掌である。

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↑クリックすると拡大表示されます↑

講習会前半の講義では、参加者の大半が初心者だったという事で、八卦掌の走圏による健康上の効果や単換掌の特徴について説明されていた。また本日は女性の受講者が多かったからか、軽身、養顔、駐形、増寿などの紹介もされていた。

そして実技の講習がスタート!といっても我々が行うのは多数の套路を習う事が目的ではない。自分自身で走圏と真剣に向き合い、自分自身を改善させる稽古である。

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↑クリックすると拡大表示されます↑

李老師は、いつも通り走圏の手本をまず示し、その後は参加者一人一人の姿勢や動作を修正されていた。そしてほんの数分走圏を行っただけでなぜ体がこれほど温まるのか、そしてなぜそうなるのかを具体的に説明されていた。

約10分の休憩を挟み、後半スタート!

後半は単換掌及び単換掌を母掌とする探掌、蓋掌、反背捶の講習である。

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      閉門掩肘             推窓望月
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      葉底蔵華             龍形転身
↑クリックすると拡大表示されます↑

とはいえ、やはり想像していた通り、その大半は単換掌の稽古に費やされた。単換掌は馬貴派八卦掌の数多くの掌法の母体となり、外見は一番シンプルだが、もっとも難しい掌法とも言える。前述したように各個人の単換掌が進化する事により、他の全ての掌法に影響が起こる。馬貴派八卦掌においては唯一絶対の掌法である。

そして今回の李老師の単換掌も昨年12月にお会いした時よりも、やはり進化されていた。ほんの些細な変化だが、同じ動きは真似出来ない。真似をして真似をして、いくら追いつこうとしても、逆に遠くへ行かれてしまうのが師というものなのだろう。追いつけないのは分かっているが、それでも志をもって指導を受けるからには追いかけねばならない存在である。

後半30分は、八卦掌及び単換掌の武術的な一面として、単換掌の応用例が数多く紹介された。健康目的の方もこういった応用例を一応でも知っておく事は非常に重要である。

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    投げへの応用           肘打ちへの応用
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    肘関節を極める          走馬活携の応用

今回は普段八卦掌の稽古を頑張っているという事で、初めてK原さん技の受けを譲った。そしたら、この男は、へらへらと笑いながら受けを取っているではないか(怒
まぁ李老師の技を受けると全く抵抗できないので笑うことしか出来ないのも分からないではないが…。真剣さが足りないので、技の受けを譲るのは今回限りにしようと思う。

最後の10分ほどで探掌や蓋掌、反背捶を指導されていたが、やはり今回は初心者が多いという事で、紹介に留めたということだろう。

初心者の皆さんは、今回の講習を糧にまずは走圏と単換掌の習得に真剣に励んで頂きたい。

今回通訳をお願いしたK田さんは、場を和ませながら最高の通訳をして頂きました。謝謝!また翌日に通訳をお願いするMさんも通訳のフォローとして参加して頂きました。明日もよろしくお願いします。

最後は恒例の記念撮影
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