マグロザキ「流星さんの噂きいてて実は今日メチャクチャ恐かったんです。講習生が路上で激烈に怒鳴られて街中のみんなに見られたとか笑」

流星さん「あはは、いやいやー。オレそんなこと言われてんの?笑」

マグロザキ(否定…してない!?w)


2017年7月某日、マグロザキは流星道場に入門し第一回の講習を受けた。流星さんのブログやツイッターは前から覗いていたので、流星道場に興味はあった。

実は以前に別の講師から受けた講習が肌に合わなかったマグロザキは、「流星さんなら指導は厳しいだろうが、ダメなやつでもその熱意を汲んでくれそう。」と思い、意を決してマンツーマン講習申し込みをした。

マグロザキは完全な落ちこぼれスト師だった。流星道場入門時点で4年半スト通算わずか2ゲット。多分過去の入門者でもこれほど長期間結果の出てないスト師はいなかっただろう。

マグロザキ(これで芽が出なければストやめるべきだな…)

覚悟と不安が入り混じった待ち合わせ当日、あるカフェの前に流星さんは現れた。初めてみる流星さんは…少し体型が丸かった笑
当時流星さんは自分で言うほど体重が増えていたのが、顔面は絞れていて、顔はイケメンだった。

マグロザキ(これが流星さん…第一印象は穏やかだけど、絶対油断しちゃいけない!)

カフェに入ると簡単な自己紹介から座学講習に入った。そして座学で基礎をカバーしながら容赦ない流指摘が始まった。ファッションや仕草、喋り方、そこから醸し出されるマグロザキの雰囲気・印象について数多く指摘を受けた。

いや、正直いうとかなり優しく指摘してもらったと思っている。指摘の内容自体は容赦ないのだが、言い方はキツい感じでなく助言をくれるように。

この見た目を中心とした雰囲気について厳しく指摘を受けたのは本当に助かったと思っている。今でこそマグロザキは『トークに入る以前の見た目・雰囲気』の重要性を強く意識しているが、当時は「神トーク!!!で女を落とす!」的な教材ばかり目にしていたので、ブサイクなマグロザキはトークこそ生命線だと思っていた。
そうではなかった、違っていた。ブサイクで見た目が刺さらないマグロザキは、だからこそ見た目を0.1点でもあげて足切りラインを超える必要がある。見た目を中心とした雰囲気はストの土台だから、それがないとトークさせてもらえないということを厳しく教わった。

実際流星さんもツイッターやブログでは「小さいおじさん、小じさん」とかフザケているが、見た目はイケメンに仕上げていた。

流星道場あるあるだと思うのだが、実はこの日、自分としては髪型もファッションもバッチリのつもりで行って、流星さんに全ダメ出しを食らった。ショックは大きかった。しかし指摘と改善策は具体的だった「髪型がオジサンパーマ笑。パーマって若く見せるやり方もあるけどマグロ君のは老けて見えちゃう。前髪下ろすといいよ、この俳優さんみたいに…(スマホを見せながら)」
「あとファッションも…白ジャケットは今年はもうオジサン感ある。街の若者は白着てないでしょ?原色のパンツもダメ。変わった人に見えちゃうから警戒されるよ。」

この時までマグロザキは、ストのファッションは強めでやや目立つのが正解だと思っていた。派手めの服を、怪しさを出さないギリギリのレベルで着るのが正解だと思っていた。自分よりスト値の高い女性にアタックするために、ファッションには目立ち要素のある強さが必要だと勘違いしていた。

実のところを言うと第一回講習のあとも捨てづらい自分のファッションのこだわりがあり、心の底からは納得していなかった。
それも今では無難で爽やかなのが基本なのだということがわかっている。何故か?女の子からの反応が全然違ったから。講習後日から灰色のポロシャツにインディゴのジーンズを基本スタイルにしたら声かけオープン率が見違える程上がった。変なこだわりを捨てさせるのは、やはり結果。声かけオープン率が格段に上がってからは昔のようなファッションはしなくなった。

講習の話に戻ると、ファッションの後は仕草の指摘も受けた。流星さんいわく「オジサンは伝染する笑」会社でオジサンとばかり接してると自分の仕草もおじさんになる。マグロザキの場合は特に『流指摘を次々受けてバツの悪そうな顔』がオジサン100パーセントだと言われた。この辺は対面講習じゃないと分かりづらく文章で表すのは難しいが、口をヘの字にまげ、顎を引いて「まいったなー」なんて言い出しそうな顔。

仕草の面も自分では全然気づいてなかったので、これまた本当にありがたい指摘だった。後日マグロザキはYouTubeでイケメン俳優のインタビューや食事シーンなどを見てカッコいい仕草を研究した。
その成果があったのか、今では仕草について女の子からオジサンくさいどころか「やだー、なんかゲイっぽーい!笑」と5連続で言われるまでになった。どうやら努力の方向性を間違ったらしい。

ひと通り流指摘と座学を終えたら街にでて声かけ講習。正直この時点で頭に入りきらないほどの指摘と知識の伝達を受け、脳が消化不良を起こしていた。

そしてそこから最も恐れていた声かけ講習。
マグロザキ(流星さんに激烈に怒鳴られる…僕は街中で泣くかもしれない…)
自分一人で声かけをする時は、地蔵もするが極端な緊張はしなくなっていた。しかし、流星さんに声かけを見せるとなると手のひらからの汗が止まらなかった。いざ声かけをしても声が出ない。
「こ、こんにちは…こんに…」
「あ、あの、ステキな…す…」
なんてこった。これじゃ完全な変質者だ。流星さんにも「緊張が女の子にも伝わってるよ。あははは笑」と言われる。


その後頭真っ白になりながら流星さんから次々指名を受け声かけを続けていたら少しずつ会話がオープンするようになっていった。流星さんはマグロザキが普段声をかけないタイプの子を積極的に指名してきた。多分、僕の当日のファッションやもともと持ってる雰囲気のマッチングを見てのことだろう。
不思議とそうして声をかけた普段と違う子たちはあまり上手くない声かけでもオープンした。

そしてとある女性と二、三分ほど立ち止めトークして放流し、流星さんの元に戻ると流星さんはとてもニヤニヤしていた。なんと、流星さんはこっそりマグロザキのトーク中の様子を録画していた。流星さん「これみて、マグロザキ君。ちょっとマグロザキ君の顔いやらしくない?笑。もうちょっと爽やかな笑顔練習しないと怪しまれるよ。それにこのバッグを頻繁に持ち替える手!自信のなさが伝わるし、あーなんでこれ自分のお腹触ってんの?胃が痛くなったみたいじゃん」
穴があったら埋まって二度と人類の前に姿を現したくなかった。流星さんのスマホにはひたすら怪しい挙動で女性を不安がらせるマグロザキの姿があった。
自分では和めていたと思っていたトークが、こんな情けないものだったとは…。

その後は最後に外人に声かけて平行トークして終了。日本語の喋れる外人だったし、結構会話は続いていたが、もう完全にマグロザキの体力がなくなったし食い付きゼロそうだったので放流。しかし流星さんからは「結構女の子は興味示してたよ?顔をマグロ君の方に向けてたし」と。うーん、食いつき判断もよくわかってないマグロザキ…

とくに容姿面を始めとした「トークを磨く前段階」の指摘を多数受け、消化不良気味になるまで色々教えてもらった第一回講習。その後ゲットがすぐに出来るほど甘くはなかったけど、マグロザキはなにかが変わるきっかけを掴んだ気がし始めていた。